「未経験で事務職は難しい?」「未経験歓迎の事務職の求人は本当?」そんな疑問をお持ちでがないでしょうか?
未経験でもどうしたら採用されるのか気になりますよね。この記事を読んでいただくと採用されるために何をしたらよいのかがわかります。
記事の前半では事務職の仕事内容や種類について、後半では未経験でも事務職で採用されるコツや必要なスキルについて話していきます。ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e4%ba%8b%e5%8b%99%e6%9c%ba-%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%9a%e3%83%bc%e3%82%b9-%e5%90%8c%e5%83%9a-6952917/)
事務職の仕事内容
事務職はオフィスワークの中では最も基本的な職種です。簡単に言うと他の社員の仕事や会社自体がうまく回るようにサポートする仕事です。
具体的には、パソコンを使用しての書類整理や電話対応、備品の管理をしています。
他にもエクセルやワードを使ってのデータ入力や書類の作成などの業務が事務職全般での主な仕事になってくるでしょう。
専門的なスキルを使う場合は少ないですが、幅広い仕事を柔軟にこなすことが必要になってきます。
事務職の種類
一口に事務職と行ってもたくさんの種類があります。1つずつ簡単に見ていきましょう。
- 一般事務・OA事務
- 営業事務
- 経理事務
- 総務事務
- 貿易事務
- 法務事務
- 医療事務
- 学校事務
一般事務・OA事務
一般事務はおそらく皆さんが想像しているものに一番近いものだと思います。先にあげた事務職の仕事がほとんどです。プラスで企業ごとに担当する仕事があるかもしれません。
営業事務
営業事務は営業のサポートを行う事務です。見積書や発注書、契約書といった書類を作成しています。
営業の方と連携を取って効率よく仕事をこなしていきます。またメールなどを通してお客様と直接関わることもある大事な仕事です。
経理事務
会社のお金の管理をする事務仕事です。取引先とのお金の動きや自社での経費など様々な仕事があります。
決算の時期には膨大な量の事務作業があり、慣れるまでは大変な思いをするかもしれません。
総務事務
総務事務は社員と会社のためにする事務です。会社の備品から始まり、オフィス全体の管理なども行います。
株主総会の運営やイベント事手配など多種多様な仕事があります。会社によって仕事内容は大きく変わってくるでしょう。
貿易事務
輸出・輸入に関わる事務作業です。専門的知識や語学のスキルが必要とされる場合が多いです。
他の事務職に比べると未経験となると語学の知識がないと内定は難しいでしょう。
法務事務
法にかかわる事務職です。法務事務に関しても幅広い法律に関する知識が必要になってくるので未経験だと厳しいです。
医療事務
病院などの医療機関で働く事務職です。医療事務の仕事は3種類に分かれています。順に①受付・会計業務②レセプト業務③クラーク業務
①はそのままなので割愛します。②はレセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成する仕事です。③は患者と医療スタッフをつなぐための仕事です。医療事務も未経験では少し難しいです。
学校事務
学校法人や予備校、学習塾で行う事務職のことです。書類や資料の作成に加えて、「生徒や保護者への対応」が必要です。
場合によっては地方公務員試験を受ける必要もありますが、全てが必要なわけではありません。未経験でも十分目指せるでしょう。
未経験の人におすすめの事務職の求人の種類
事務職の種類について話してきましたが、ここでは未経験の人におすすめできる事務職は何なのかについて話していきます。
- 一般事務・OA事務
- 営業事務
- 経理事務
- 学校事務
上の4つをおすすめできる理由は、どれも専門知識がなくても目指せるからです。
他の貿易や法務といった事務職は、専門的な知識やスキルがないと書類すら通らなかったり、受ける資格がなかったりします。上記4つの中から自分が興味ある事務職を検討してみましょう。
未経験で事務職の正社員になれるのか?
結論から言いますと、先に述べた4種類の事務職であれば未経験でも採用してもらえるでしょう。
詳細までは見ていませんが、求人サイトのIndeedで「未経験 事務職歓迎 正社員」で検索したところ23,862件もの求人結果が出てきました。
しかし、誰でもすぐに採用してもらえるというわけではありません。未経験から事務職に転職するのは可能ですが、難しいと思っておいた方がよいでしょう。
未経験で事務職の正社員になるのが難しい理由
事務職が人気の職種だからというのが理由です。事務職が人気の理由を見ていきます。
ライフワークバランスが良い
事務職は土日休みや残業の少ないことが多いです。社内向けの仕事が多く、休みの日まで出勤しないといけない急な対応がないので、完全週休二日制を採用しているところも多いです。
専門知識やスキルがいらない
事務職を志望するのに専門知識やスキルは必要ありません。仕事をこなして行けば覚えられるので、人気があります。
未経験でも契約社員の求人であれば比較的簡単
未経験でも、正社員ではなく契約社員としてであれば比較的採用されやすいでしょう。なぜなら、企業の中には事務の仕事を契約社員で募集しているところも多いからです。
正社員のみで考えてしまうと倍率も高くなり、内定をもらうことが難しくなります。契約社員から正社員を目指すことも視野に入れておきましょう。
正社員と比べて給与や保障の面で劣りますが、事務職になる難易度はぐっと下がります。契約社員から正社員を目指せる企業もあるので契約社員として働くことも考えておきましょう。
事務職の未経験OKの求人で採用してもらうコツ
ここでは内定獲得のためのコツについて紹介します。以下のポイントを頭に入れて転職活動に取り組みましょう。
- 気になった求人には応募する
- 正社員以外も検討する
- エージェントを活用する
- 条件を見直す
気になった求人には応募する
少しでも気になる求人があれば応募しましょう。事務職は人気なので求人が出ると多数の応募が殺到することがあります。
応募が多すぎると早めに掲載を終了してしまう可能性もあるのですぐに応募しましょう。
正社員以外も検討する
先にも述べましたが、正社員で事務職は求人数の割には応募者数が多い傾向にあります。
契約社員として採用を検討している企業も視野に入れることで事務職として働ける可能性は高くなります。
エージェントを活用する
履歴書や、職務経歴書、面接対策などのためにエージェントを活用しましょう。また、未公開求人も紹介してくれるので採用の倍率が下がるので内定獲得できる可能性がぐっと高まります。
おすすめの転職サイト・エージェントはdodaとリクルートです。どちらも登録しておきましょう。
条件を見直す
内定獲得のためには時には条件を見直すことも必要です。例えば、「残業なしで探していたところを月20時間までは許容する」など条件を緩めることで求人数も増えるので内定獲得できる可能性が上がります。
未経験で事務職に転職するにはエージェントを活用しましょうと話しましたが、具体的にどのサイトやエージェントを活用したらよいのか次で話していきます。
おすすめの求人サイト・エージェント
それでは、転職活動をする際におすすめのサイトとエージェントについて紹介します。以下の2つを押さえておけば間違いないでしょう。
doda
数多くの求人数と、非公開での求人があるので登録しておきたいところです。dodaにしか掲載していない求人もあるので有効活用したいところです。
リクルートエージェント
リクルートは業界最大手の求人サイトです。最大手ということもあり、求人数が多く転職活動を進めていくうえで登録必須のサイトです。
上記の2サイトに登録して、エージェントはどちらか1つあなたが使いやすい方を活用して転職活動を進めるとよいでしょう。
事務職の求人に応募するときに身に着けておきたいスキル
応募の際に身に着けておきたいスキルについて紹介します。未経験でも採用の可能性はありますが、以下のスキルは身に着けておくべきです。
- コミュニケーションスキル
- PCスキル
- 臨機応変に対応できるスキル
コミュニケーションスキル
事務職は社内の人との連携や、お客様とのやり取りを行うのである程度のコミュニケーションスキルが必要です。
社内でも多くの人とかかわるので、苦手な人でもコミュニケーションをとり仕事を円滑に進めなければいけません。話すのが苦手という方には事務職は向いていないでしょう。
PCスキル
事務職ではパソコンを使った仕事が多数あります。パソコンに詳しい必要はありませんが、基本的な操作はできておいた方がよいです。
パソコンに触ったことがない、苦手という方は事務職はやめておいた方がよいでしょう。
臨機応変に対応できるスキル
基本的に事務仕事はルーティンワークに近いですが、臨機応変に対応できるスキルも必要です。
普段の仕事をしながらも、電話対応や問い合わせに対応しなければいけません。毎日決まったことだけをしたい人には向いてないでしょう。
まとめ:未経験でもOKな求人に応募していきましょう
事務職で働くイメージはつきましたか?未経験でも事務職として働くことは可能ですが、難しいことは事実です。
エージェントや転職サイトを活用して、しっかりと対策を取って転職活動しましょう。最後に簡単にまとめておきます。
- 未経験者には一般事務・OA事務・営業事務・経理事務・学校事務がおすすめ
- リクルートとdodaに登録して転職活動を進める
- 未経験で事務職は難しいが、条件の緩和や応募数を増やすことで内定獲得の可能性が上がる。
以下にリクルートとdodaのリンクを掲載しておきます。早速登録しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。希望の仕事ができることをお応援しています