SNSで色んな種類のモルモットの動画が流れてきて「可愛い!うちでも飼ってみたいな」と思うことがあると思います。でもいざ調べてみると、どんな種類があるの?と迷ってしまいますよね。
これから初めてモルモットをお迎えしようとしているあたににとって、飼いやすさや性格の違いはとても大事なポイントです。
この記事では、モルモットの代表的な種類とその特徴を一覧で紹介します。それぞれの違いをわかりやすくまとめ、初心者でも飼いやすいおすすめの種類も解説します。
この記事を読むことで、あなたにぴったりのモルモットがきっと見つかるはずです。お気に入りの子をイメージしながら、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/33291289&title=%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88#goog_rewarded
モルモットの種類の一覧
モルモットは13種類ほどいますが、飼うのに向いていない種類もあります。中でもペットショップでよく扱っていて、飼いやすい5種類を紹介します。
- イングリッシュモルモット
- クレステッドモルモット
- アビシニアンモルモット
- テディモルモット
- ペルビアンモルモット
次の章からは、上記5種類の違いなどについて触れていきながら紹介していきます。比較的ペットショップで扱っている種類なので、ぜひ違いを押さえておきましょう。
モルモットの種類ごとの大きさ
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/33061086&title=%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88モルモットは種類によって見た目の印象は変わりますが、体の大きさ自体には差がありません。一般的な成体モルモットの体長は 20〜30cm前後、体重は 800〜1,200g程度が目安です。
長い毛のモルモットだと、毛が全体を覆うため実際よりもふっくらと大きく見える傾向があります。毎日のお手入れも欠かせません。
短い毛のモルモットだと、体のラインがハッキリするため小柄に見える傾向があります。その分手入れはあまりしなくても済みます。
| モルモットの毛の長さの種類 | |
| 長い毛のモルモット |
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| 短い毛のモルモット |
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| 中間の長さの毛のモルモット |
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モルモットの種類ごとの値段
モルモットの値段は、種類や入手先によって異なります。短毛種より長毛種のほうがやや高価な傾向がありますが、差はありません。ペットショップでは5千〜2万円程度が相場です。
- 毛の長さや模様の珍しさ:長毛・巻き毛・希少な色柄は高価になりやすい
- 販売ルートの違い:ペットショップは平均的な価格、ブリーダー直売は品質や毛並み重視でやや高め
- 月齢:生後2〜3ヶ月は人気があり高め、成体は比較的安価
モルモットの種類ごとの寿命
モルモットの平均寿命は5〜7年です。ハムスターなどの小動物に比べると少し長く、しっかりお世話すれば8年以上生きる子もいます。
種類による大きな差はありませんが、長毛の方がやや寿命が短い傾向があります。
- イングリッシュモルモット:約5〜8年
- クレステッドモルモット:約5〜7年
- アビシニアンモルモット:約4〜6年
- テディモルモット:約5〜7年
- ペルビアンモルモット:約4〜6年
元気に長生きしてもらうには、ストレスを減らす環境作りと食生活が大切です。急な温度変化を避けて、ケージの掃除も定期的に行い、毎日新鮮なチモシーと水を与えましょう。
モルモットの種類ごとの性格
モルモットは見た目だけでなく、種類ごとに性格や行動の特徴も少しづつ異なります。おっとり・好奇心旺盛・甘えん坊など、性格の違いを知っておくとピッタリの子を選びやすくなりますよ。
| モルモットの種類ごとの性格 | |
| イングリッシュモルモット | おっとりで人懐っこい。スキンシップも取りやすく、初心者向け。警戒心も比較的少なく、飼い主に慣れやすい。 |
| クレステッドモルモット | マイペース。好奇心もあるが、慣れるまでは静かに観察している。 |
| アビシニアンモルモット | 好奇心旺盛で遊ぶのが大好き。表情やリアクションも豊か。やや神経質な一面もあるので急な音や動きには注意。 |
| テディモルモット | 甘えん坊。抱っこが好きで人が好きな子が多い。名前を呼ぶと反応したり鳴き声で気持ちを伝えてくる。 |
| ペルビアンモルモット | マイペースでおっとり。のんびり過ごすのが好きで、慣れると甘えてくる。 |
モルモットの種類ごとの色
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/33668046&title=%E6%92%AB%E3%81%A7%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88モルモットは種類によって毛の長さや質だけでなく、色のバリエーションが豊富です。見た目の好みで選ぶのもいいでしょう。
- イングリッシュモルモット:茶・黒・白・クリーム・グレー・茶×黒など
- クレステッドモルモット:茶・白・黒・クリーム(+白い冠毛)など
- アビシニアンモルモット:赤・金・チョコレート・茶×黒・赤×黒など
- テディモルモット:クリーム・グレー・白・チョコレート・オレンジ系など
- ペルビアンモルモット:白×茶×黒・ベージュ・クリーム・金など
モルモットの種類で餌は変わる?
結論から述べると、モルモットの種類によって基本の餌は変わりません。どの種類も草食性で、主食はチモシーとペレットが基本です。
ただしほんの少し種類によって注意点が異なるので、確認しておくといいでしょう。
| モルモットの餌の注意点 | |
| イングリッシュモルモット | 活発で消費エネルギーが高いのでチモシーは常に切らさないように |
| クレステッドモルモット | 活発で消費エネルギーが高いのでチモシーは常に切らさないように |
| アビシニアンモルモット | 基本の餌に加えて、生野菜も与えるように |
| テディモルモット | 毛が密なので特に夏は水分補給を意識 |
| ペルビアンモルモット | 長毛種は毛繕いで毛を飲み込みやすいのでチモシーで毛球対策を |
| 全種共通 | ビタミンC不足になりやすいのでペレット+生野菜で摂取するように |
モルモットの種類ごとの柄
モルモットの柄は、種類によって個性豊かです。模様が違うと同じ種類でも印象が異なるので、好みの柄を見つけてみてください。
- 単色:1色のみ
- ツートン:2色でハッキリ分かれている
- 三色:3色以上が混じっている
- アグーチ:毛1本に2色以上の色が入っている
- ブリンドル:赤系と黒系の色が混じった模様
- イングリッシュモルモット:単色・ツートン・三色・アグーチ
- クレステッドモルモット:単色・ツートン
- アビシニアンモルモット:三色・アグーチ・ブリンドル
- テディモルモット:単色・ツートン
- ペルビアンモルモット:ツートン・三色・アグーチ
モルモットの飼いやすい種類は?
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/25177292&title=%E6%95%B4%E5%88%97%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%83%E3%83%88モルモットはどの種類も愛らしいですが、性格や毛の長さなどによってお世話のしやすさや飼育の手間が変わります。
ここでは初めてモルモットを買う人でも安心してお世話できる飼いやすい種類を紹介します。
- イングリッシュモルモット:短毛でお手入れが簡単。性格も人懐っこい。
- クレステッドモルモット:短毛でお手入れが簡単。落ち着いた性格で慣れやすい。
- テディモルモット:ブラッシングは必要だが、甘えん坊が多くたくさん触れ合える。
まとめ:モルモットの種類は多種多様
モルモットは種類によって、毛の長さや色、性格などたくさんの個性があります。どんな子と暮らしたいかをイメージしながら選ぶといいでしょう。
この記事で紹介した5種類は、どのペットショップでも比較的出会いやすく、それぞれに魅力があります。
見た目や性格の違いを知ることで、この子だ!と思えるモルモットに出会えるはずです。あなたの暮らしにピッタリの子を見つけて、楽しいモルモットライフを始めてください。