お気に入りのカバンを久しぶりに開けたら、内側が汚れていてショックを受けた…そんな経験はありませんか。外側はキレイなのに中が汚れていると、使うのもためらってしまいますよね。
この記事では、カバンの内側の汚れを種類ごとに分けて、自宅にあるものでできる落とし方を紹介します。
お金をかけずにキレイにして、気持ちよく使い続けられるようにしていきましょう!
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カバンの内側のベタベタ汚れの落とし方
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- 手にくっつく
- ペタペタ音がする
- ホコリがつきやすい
特に合皮(ポリウレタン素材)やナイロン加工の内布は、湿気や経年劣化によってベタベタしやすいのが特徴です。
そのためベタベタしている場合は、水で丸洗いする、強くこするという方法はかえって状態を悪化させてしまうことがあります。
劣化のため完全に元に戻すことは難しいですが、ベタつきを軽減させる方法があるので紹介します。
- アルコール(消毒用エタノール、除菌シート)
- 乾いた布(柔らかいもの)
- キッチンペーパー
- カバンの中身を全て出す
- 目立たないところで色落ちチェックをする
- 布や除菌シートにアルコールを含ませる
- ベタついている部分を軽く押さえるように拭く
- 乾いたキッチンペーパーで水分を拭き取る
もし以下に当てはまる場合は、自分でなんとかするのは難しいので、張り替えや修理を検討してみてください。
- 触るだけで黒いカスが出てくる
- ベタベタ+粉状に崩れてくる
- 広範囲が同時に劣化している
カバンの内側のカビの落とし方
カバンを開けた時に、以下のような状態になっている場合は、内側にカビが発生している可能性があります。
- 黒や白の点々がある
- なんとなくカビ臭い
- 長期間しまっていたカバンが気になる
特に、湿気が多い場所で保管していたカバンや、使った後に中を乾かさずにしまったカバンは要注意です。
表面にうっすらついているだけのものや点状に少しだけ見えている場合であれば自宅で対処できるので、やり方について紹介します。
- 消毒用エタノール(またはアルコール除菌スプレー)
- 柔らかい布、キッチンペーパー
- マスク
- 風通しのいい場所に行く
- カバン中身を全て出す
- 布にアルコールを含ませる
- カビ部分を軽く叩くように拭く
- 拭き取ったら、しっかり乾燥させる
もしカビが内側全体に広がっていたり、素材がボロボロしていたり、カビとベタベタが同時に起きている場合は、張り替えや修理を検討してくださいね。
カバンの内側のシミ汚れの落とし方
カバンの内側に、黒ずんだシミやペンの跡、化粧品の跡があると、もう落ちないかもと不安になりますよね。
しかし諦めるのはまだ早いです。シミの種類によっては自分で落とせるものもあります。まずはどんなシミか見極めていきましょう。
カバンの内側によくできるシミの種類は、次のようなものがあります。
- 飲み物(コーヒー、お茶、ジュース)
- 化粧品(ファンデーション、リップ)
- ペンやインク
- 手垢・皮脂による黒ずみ
この中でもできるできないがあるので、まず飲み物のシミと化粧品のシミの落とし方について紹介します。
- 中性洗剤(食器用洗剤)
- ぬるま湯
- 柔らかい布、キッチンペーパー
- 目立たない所で色落ちチェック
- 洗剤をぬるま湯で薄める
- 布に含ませて、シミ部分を軽く叩く
- 汚れが布に移ったら、キレイな部分で繰り返す
- 最後に水拭きをしっかりする
ペンやインクのシミについては、にじんだり広がったりする可能性が高いので、自宅でのケアは難しいでしょう。無理に触らず、修理やクリーニングを検討しましょう。
カバンの内側の粉の汚れの落とし方
カバンの内側に、白や黒、グレーの粉が出てきたり、触るとポロポロ崩れたりする場合、内側の素材がかなり劣化してきているサインです。特に合皮(ポリウレタン素材)に多く見られます。
この粉は汚れというよりも寿命を迎えてしまっている状態で、完全に元通りにすることはできません。ただ、応急処置として対処する方法があるので紹介します。
- 掃除機
- 柔らかいブラシやハケ
- 乾いた布
- マスク
- 風通しのいい場所に行く
- ブラシやハケで粉を浮かせる
- 掃除機で軽く吸い取る
- 乾いた布で残りの粉を拭き取る
強く擦ると粉が増えるのでNGです。また、粉が出ている状態でアルコールや水を使うと一気に劣化が進んでしまいます。
粉が治らない場合は、内側に布を敷いたり、インナーバッグを使ったりするのもおすすめです。もしくは張り替えや修理を検討してみてください。
カバンの内側の剥がれの直し方
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もし端が少し浮いている程度であれば、以下の方法で応急処置は可能なので、参考にしてみてください。
- 布用接着剤、手芸用ボンド
- 綿棒
- クリップや洗濯バサミ
- 当て布(薄い布)
- 剥がれた部分のホコリを軽く取る
- 綿棒で接着剤をごく少量塗る
- 元の位置に戻す
- 当て布をして、洗濯鋏などで固定する
- 半日から1日ほど乾燥させる
もし剥がれた部分が広かったり、触ると粉が出たりする場合はボンドで固めることが難しく、逆に劣化が進んで見た目が悪くなってしまいます。張り替えか修理を検討しましょう。
カバンの内側の張り替えは自分でできる?
カバンの内側の張り替えは、条件がそろえば自分でできる場合もあります。以下の条件に当てはまる場合は、自分での張り替えができるでしょう。
ただし時間や手間がかかってしまうので、作業自体を楽しんでできるかどうかが大きな判断基準になります。
- トートバッグやシンプルな布バッグ
- 内側が一枚布で、構造が単純
- ミシンか手縫いができる
- 見た目よりも使える状態を重視したい
これに当てはまる場合は、内張りを一度全部剥がして新しい布を縫い付ける方法になります。やり方を簡潔に説明すると、以下の手順になります。
- 劣化した布を全て取り外す
- 外した布を型紙代わりにして、新しい布を裁断する
- ポケットがあれば先に縫い付ける
- バッグ本体に縫い合わせる
裁縫に自信がなかったり、ブランドバッグ・合皮素材を直したい、縫い目が見えない作りになっている場合は、無理に自分で張り替えようとすると、元に戻せなくなるリスクがあります。
自信がない方は、インナーバッグを使ったり、修理専門店に見積もりだけ出してもらったりしてみましょう。
カバンの内側の修理を自分でやるには
カバンの内側に小さな穴が空いていたり、布が薄くなって破れそうだったりする場合、穴の大きさや場所によっては自分で補修できるケースもあります。
- 穴が小さい(1cm未満)
- 布素材で、周囲がまだしっかりしている
- カバンの底や角ではない
上記に当てはまるのであれば、自分で修理が可能です。ただし穴が広かったり底全体が薄くなっている場合は、無理に行うと余計破れてしまうのでしっかり見極めていきましょう。
- アイロン接着タイプの補修布
- 布用接着剤か裁縫セット
- 当て布
- ハサミ
- 穴より少し大きめに補修布を切る
- 穴の裏側から当てる
- 当て布をしてアイロンで接着する
- しっかり冷まして固定する
- 穴の縁を内側に軽く折る
- 目立たない色の糸でまつり縫いをする
- 補強したい場合は裏から当て布を追加する
このように補修ができますが、素材が劣化している場合は無理をせず、直すよりもインナーバッグなどで守る・隠すという選択をした方が長く使えますよ。
カバンの内側の汚れを防止する方法
せっかくキレイにしたカバンは、できるだけ長く清潔な状態を保ちたいですよね。ちょっとした使い方の工夫で汚れや劣化は防ぐことができるので紹介しますね。
インナーバッグやポーチを活用する
もっとも手軽かつ効果的なのは、インナーバッグやポーチを活用する方法です。使っているカバンにそのまま入れるだけなので、特別なことは必要ありません。
汚しやすい飲み物や化粧品、ペンはカバンに直接入れずにポーチに入れるだけでも汚れは防げますよ。
他にも汚れやすいものはポーチに入れたり、カバンの内側に直接触れさせないようにしたりするだけなので、今からでもすぐ実践できます!
使用後は中身を出して乾燥させる
特にカビに対して効果があります。カビは湿気が原因で発生するので、中身を出すだけでも効果的です。
また、カバンを閉めたままにせずファスナーや口を開けて風を通したり、湿気がこもったまま収納しないようにしたりするのがいいでしょう。
毎回でなくても、定期的に意識して行うだけで、劣化の進み方が変わってきますよ。
定期的に内側をチェックする
汚れは軽いうちに気付けば対処も簡単になります。最低でも月に1回は中を確認するようにしましょう。
もし汚れに気がついたら、早めに対処しましょう。気づいたら手遅れだったという状態だけは避けられるようにできるといいですね。
カバンの汚れでクリーニングに出す場合の相場
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3696083&title=%E7%B7%91%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A4%E6%89%8B自分で汚れを落とせなかったり、張り替えや修理をクリーニングに出す場合、どれくらいの金額がかかるかが気になりますよね。
店舗やカバンの種類、大きさや修理の内容によってかなり前後はしますが、相場を参考として紹介します。実際にかかる金額はお近くのクリーニング店で確認してくださいね。
| 料金の目安 | |
| 布・ナイロン系 | 3,000~15,000 |
| レザー・合皮 | 10,000~20,000 |
| ブランド品・本革 | 20,000~40,000 |
まとめ:カバンの内側の汚れは自分で落とせる!
カバンの内側の汚れは、見つけた瞬間もうダメかも…と思ってしまいがちです。でも実際には、汚れや状態に合わせて対処すれば、自分でできることもたくさんあります。
| 状態別の振り返り | |
| ベタベタ | 素材の劣化が原因。アルコールで拭き取る |
| カビ | 軽度ならアルコールで除去。乾燥させるのが◎ |
| シミ | 飲み物、化粧品のシミなら洗剤で対応 |
| 粉 | 寿命のサイン。掃除と使い方の工夫が必要 |
| 剥がれ | 軽度なら応急処置。広範囲なら無理しない |
| 穴あき | 小さければ補修可能。状況次第で判断 |
全てを完璧に直す必要はなく、今より快適に使える状態にすることが大切です。
少し手をかけるだけでも、まだ使えるカバンも多くあると思います。まずは無理のないところから試してみてください。
あなたのお気に入りのカバンが、これからも活躍できるよう祈っています。