うっかりコーヒーをこぼしてしまい、シミを作った時は、とてもショックですし焦りますよね。
コーヒーのシミは取れにくいイメージなので、付いてしまった色がちゃんと落ちるかとても心配です。
そんな困った状況のあなたのために、今回はコーヒーのシミの落とし方をご紹介します。
何もせずに放っておくと、コーヒーのシミは確実に残ってしまいますよ。
コーヒーのシミの落とし方をマスターして、早めの対処で今すぐあなたの服を救いましょう!
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92%e3%83%bc-%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92%e3%83%bc-%e8%89%b2-1868462/
【応急処置】コーヒーのシミの落とし方
たった今コーヒーのシミを作ってしまったという時には、ハンカチやタオル、ティッシュ、おしぼりを使って行う応急処置方法が効果的です。
まずはコーヒーのシミの裏側に乾いたハンカチやタオル、ティッシュを当てます。次にシミの表側から、濡らしたハンカチやティッシュ、おしぼりで叩きましょう。
何度か繰り返し、裏側に当てたハンカチ(タオル・ティッシュ)にシミの汚れを移していきます。
出先で洗剤がない場合は完全にシミを落とすのは難しいかもしれませんが、こちらの応急処置を行っていれば、自宅に帰ってからのシミ落としが楽になります。
シミへの対処はスピードが命、すぐに対処しましょう。
そもそもコーヒーのシミってどんなもの?
そもそも、コーヒーのシミとはどんなものなのでしょうか。汚れの種類を理解しておけば正しく対処できるので、この機会に覚えておきましょう。
コーヒーのシミには、水溶性と油溶性の2種類があります。
基本的に、ブラックコーヒーのシミは水溶性で、ミルクが入っているコーヒーのシミは油溶性です。
水溶性の汚れは水に溶けるので、シミを作ってすぐであれば水と洗剤で落とすことができます。
しかし油溶性の汚れは水と洗剤だけでは落としにくく、漂白剤などの強力な洗剤が必要です。
このように、コーヒーのシミの種類によって洗い方や洗剤が異なります。
確認することと事前準備
コーヒーのシミを落とすために、確認することと事前準備があります。
コーヒーのシミのついた生地や素材がどんなものかによってシミの落とし方が違ってきますし、場合によっては自分で落とせないのです。
確認や準備は少しの時間でできますし、とても簡単です。
確認することと事前準備を行い、準備万端の状態でコーヒーのシミを落としていきましょう。
確認すること
まず最初に行うのは、洗濯表示タグで水洗い可能であるかの確認です。
洗濯表示タグに、水が入った桶のマークに✕がついている表示がある場合は水洗いできないので、自分でシミ落としができないのです。
コーヒーのシミを落とすためには水洗いが必要ですので、必ず水洗い可能か確認しましょう。
水洗い可能と確認できたら、事前準備に進みます。
事前準備
次に行うのは、コーヒーのシミを落とすための準備です。
どのご家庭でも簡単に準備できるものでコーヒーのシミを落としていきます。
準備するものは、以下の3つです。
- 食器洗い用台所洗剤(生地を傷めにくいので中性がおすすめ)
- 汚れてもよいタオル
- 歯ブラシ
その他、頑固な汚れの場合に用意しておくとよいのは、酸素系漂白剤とスポット洗剤です。
また、使用する食器洗い用台所洗剤を服の目立たないところにつけて、色落ちしないか確認しておきましょう。
コーヒーのシミの落とし方3つの方法
コーヒーのシミの落とし方には、3つの方法があります。
いずれにせよ、コーヒーのシミへの対処はスピードが命です!
コーヒーの茶色い色素が繊維の奥まで入り込んで、なかなか落とせない頑固な汚れになってしまう前に、できる限りすぐに行動しましょう。
放置しなければ、コーヒーのシミは怖くありませんよ。では、コーヒーのシミの落とし方3つの方法をご紹介します。
- 水洗いして部分的に食器洗い用台所洗剤で洗う
- 液体タイプの酸素系漂白剤で洗う
- スポット洗剤で洗う
水洗いして部分的に食器洗い用台所洗剤で洗う
ブラックコーヒーのような水溶性のシミの場合は、水洗いして部分的に食器洗い用台所洗剤で洗いましょう。
シミの下にタオルを敷き、シミの部分を裏側から水で濡らし、シミの部分に食器洗い用台所洗剤をかけて指で馴染ませます。
タオルへコーヒーのシミを押し出すように、歯ブラシでトントンとたたきます。この時、シミが広がるのを防ぐため、外側から内側に向かって行いましょう。
きれいな水ですすぎ、洗濯機で洗って完了です。
液体タイプの酸素系漂白剤で洗う
ミルク入りコーヒーのような油溶性のシミや頑固なシミの場合は、酸素系漂白剤を使って洗いましょう。
使用する酸素系漂白剤を服の目立たないところに少しつけて、色落ちしないか確認しておきます。
液体タイプの酸素系漂白剤は、薄めて使うものかそのまま使うものかを確認してから使用しましょう。
シミの下にタオルを敷き、もう1枚別に用意したタオルに酸素系漂白剤をつけて軽くたたいて漂白します。シミが落ちるまで、何度か繰り返して大丈夫です。
シミ抜きが終わったら漂白剤をつけた部分を水ですすぎ、洗濯表示タグを見て、陰干しか日なた干しをして完了です。
スポット洗剤で洗う
持っていて便利なのは、スポット洗剤です。
スポット洗剤は、様々な種類のシミに特化した洗剤なので、コーヒーのシミを落としやすいのです。
洗い方は食器洗い用台所洗剤の場合と似ています。コーヒーのシミにスポット洗剤をつけて歯ブラシで軽くたたいた後、5分ほど置いたらそのまま洗濯機に入れます。
いつものように洗濯をすれば完了です。
時間が経ったコーヒーのシミの落とし方
すぐに洗うことができずに時間が経ってしまったコーヒーのシミには、衣類用の酸素系漂白剤とドライヤーを使ってシミを落とす方法が効果的です。
事前に使用する酸素系漂白剤を服の目立たないところにつけて、色落ちしないか確認します。
酸素系漂白剤をシミに塗布したら、ドライヤーを当てて10秒程度温めましょう(高温にしすぎると生地を傷めるので注意)。
そのまま洗濯機に入れ、いつものように洗濯をすれば完了です。
頑固なコーヒーのシミならクリーニング店に頼ってみよう
どうしても落ちなかった頑固なコーヒーのシミや、洗濯表示タグで水洗いできない生地の場合は、クリーニング店に頼ってみましょう。
クリーニング店は、クリーニングのプロです。落とせなかったコーヒーのシミでも、プロなら落としてくれる可能性が高いです。
普通のクリーニングとは違いシミ抜きの料金になりますが、その料金を支払ってでもコーヒーのシミを落としたい場合は、ぜひ試してみましょう。
【まとめ】今すぐコーヒーのシミを落としてお気に入りの服で出かけよう!
今回ご紹介したコーヒーのシミの落とし方3つの方法は、どれも簡単な方法です。
はやくコーヒーのシミを落とすために、まずは今あなたが用意できる洗剤で洗いましょう。
- 水洗いして部分的に食器洗い用台所洗剤で洗う
- 液体タイプの酸素系漂白剤で洗う
- スポット洗剤で洗う
他に、時間が経った場合は酸素系漂白剤を使う方法、そして頑固なコーヒーのシミはクリーニング店を頼る方法をお伝えしました。
いずれにせよコーヒーのシミを落とすにはスピードが非常に重要です。洗剤がない出先などでは必ず水洗いで応急処置を行ってください。
今すぐコーヒーのシミの落とし方を実践し、コーヒーのシミを落として、お気に入りの服でまた出かけましょう!
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