「愛犬が散歩中にどうしても吠えてしまう」「しつけを覚えさせて、安心して散歩させたい」と悩んでいませんか。
愛犬とせっかく散歩しているのに、通りかかった他人に吠えてしまっては、安心して歩けませんよね。
愛犬に「待て」を覚えてもらうと、散歩中で吠えずにストレスなく愛犬と歩けます。
そこで、当記事ではしつけ初心者が簡単に実践できる「待て」のしつけ方法を徹底解説しています。
また、しつけを実践する時期や教えるポイントを、細かく紹介した必見の内容です。
愛犬のしつけ方法に悩んでいる方は、当記事を読むだけで解決するため、ぜひ以下からご覧ください。
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犬に「待て」はどうしても必要?
愛犬と散歩するときに、急に吠えてしまい困っていませんか。愛犬が突然、吠えてしまうと、近くにいた通行人が驚いてしまうため、しつけをしなければなりません。
犬は、家族以外の人間や他のペットが近づくと、危険を察知して本能から吠えてしまいます。
また、吠える以外にも、身を守るために愛犬が噛む可能性があります。
家族や近所の人々に迷惑をかけずに、安心して散歩を楽しむにも「待て」のしつけが必要なのです。
犬に「待て」のしつける手順とは
では、実際に「待て」のしつけを行うためには、どのような手順が良いのでしょう。待てのしつけで悩んでいる人は、以下の3ステップで行うのがおすすめです。
- 犬の前にしゃがむ
- ご褒美の手のひらに乗せる
- 「よし」の掛け声で、ご褒美を
上記を行うと初心者でも簡単に「待て」ができることから、早速やってみましょう。
犬の前にしゃがむ
まずは、犬の前でしゃがみましょう。「待て」を覚えさせるには、愛犬に「おすわり」してもらう必要があります。
飼い主のあなたが座ると、愛犬も飼い主と同じ行動を取りますよ。「おすわり」を覚えてくれると、愛犬が「待て」を覚えるのもスムーズです。
もし「おすわり」してくれない場合には、しつけに集中しやすい場所を選ぶのもポイントです。
部屋や自宅前などの集中しやすい環境なら、確実に「おわすり」してくれて以下のステップへ進めますよ。
ご褒美の手のひらに乗せる
いつも食べているエサの一粒を手のひらに乗せて、愛犬に見せましょう。
ここでのポイントは、愛犬がお座りの姿勢になっていることです。「待て」の状態をキープさせてみましょう。
愛犬によっては、食べたくて近づく可能性があります。飼い主のあなたも我慢して「待て」を言いながら指示しましょう。
「お座り」の状態が長く続くように、ご褒美を見せるとうまくいきます。
「よし」の掛け声で、ご褒美を
愛犬の「待て」姿勢が、1秒から5秒ほど続いたら「よし」と声を掛けて、ご褒美をあげましょう。「待て」のしつけの成功です。
最初は1秒くらいでご褒美をあげますが、ここまでの手順を何度も繰り返すと、愛犬も安心して待てを長く続けられます。
「待て」が長時間続くことを目標に、繰り返し行ってみましょう。長く続かなくても、叱らずに待てたときだけ褒めるのがポイントです。
しつけを教えるときのポイント
大切な愛犬が確実にしつけを覚えてくれるためにも、ここでは4つのポイントを紹介していきます。
- 「待て」ができたら褒める
- 失敗しても叱らない
- 長時間のしつけはやらない
- 愛犬に呼びかける言葉を家族で統一する
愛犬が「待て」をしてくれたら、しっかりと褒めてあげるのが大切です。ただし、愛犬が「待て」をできずに、座ってくれなくても叱ってはいけません。
叱らずに、飼い主のあなたが優しく教えて、愛犬が「待て」をできたときには必ず褒めましょう。
また、しつけは長時間かけると愛犬が疲れてしまいます。空いている時間に少しずつ教えるのもポイントです。
最後に、家族で愛犬と散歩する場合には、愛犬に呼びかける言葉を揃えるのも大切ですよ。上記のポイントを頭に入れて愛犬に教えましょう。
犬に「待て」はいつから?
愛犬に「待て」のしつけをするにも、急に行って良いのか迷いますよね。「待て」のしつけは、生後3〜4ヶ月目の状態から「待て」を行うと理想的です。
ただし、愛犬が自宅に迎えてからすぐにしつけを行うのではなく、自宅の環境に慣れてからにしましょう。
環境に慣れずにすぐにしつけをすると、愛犬が怯えてしまう可能性があります。
まずは自宅で安心して遊べるようになってから、当記事のしつけ方法を試してみましょう。
なかなか「待て」ができなかったら?
ここまで実践しても、愛犬がなかなか「待て」を覚えてくれないときもありますよね。
愛犬の中には、好奇心旺盛でアクティブに動く犬もいます。もし、覚えてくれなくて困っている場合には以下を試しましょう。
- 静かな環境でしつけをする
- おやつのランクを下げる
- ゆっくり愛犬から離れる
どうしても「待て」を覚えてくれない場合は静かな環境でやってみましょう。好奇心旺盛の犬は誘惑があるとすぐに、興味ある方向に行ってしまいます。
何もない部屋や道路など、場所を選んで教えるのもポイントです。また、おやつを見てどうしても近づく場合にはランクを下げてみましょう。
おやつを見せて、ゆっくり愛犬から離れながら「待て」を教えると、スムーズに覚えてくれます。
もし「待て」で悩む場合には、上記のポイントを意識してやってみましょう。
まとめ:ご褒美で犬に「待て」を覚えさせよう
今回は愛犬のしつけ「待て」の教えるポイントを解説しました。教えるときは、いつも食べているご褒美のエサを使ってしつけするのがポイントです。
また、すぐ「待て」を覚えてくれる愛犬もいれば、他の興味や誘惑に負けてしまう愛犬もいるでしょう。
そのため、しつけは静かな環境で行うのもポイントです。
しつけで困った場合には、愛犬が喜ぶご褒美を手にチャレンジしてみましょう。
- 名前:まーsa。
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