看護師の方が転職する時に、志望動機を履歴書にどのように書いたらいいか悩んでしまいますね。志望動機は採用担当者が重要視するところなので、履歴書に適当に書いたり面接ではいい加減に答えるわけにはいきません。
この記事では、あなたが望む志望動機を履歴書に書けるようになる事と、口頭で上手に伝えれるように解説していきます。是非、参考にしてください!
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看護師の転職の志望動機の書き方①活かせる経験を記載
まず最初に自分の活かせる経験を記載しましょう。採用担当者はあなたがどのような人材なのか、どこに配属したら即戦力として活躍できるか検討します。最初に目に付きますので丁寧に書くよう心掛けてください。
例えば、「これまでに脳外科で3年、外科病棟で入院患者の看護を5年、経験を積んできました。」「前職では介護保険施設で2年勤務していました。」等、冒頭に自分の経験を書くとよいでしょう。
看護師の転職の志望動機の書き方②志望先の情報の記載
次に、志望先の情報を調べて書きましょう。「経営理念」「医療体制」「教育制度」など、志望先の情報を織り交ぜておくと話が通りやすくなるでしょう。志望先の情報を示すことでミスマッチはなくなってきます。
また、志望先の情報を調べておけば自分の働くイメージも沸きやすいと思います。「病床数、患者数」「医療機器や医療技術の特徴」を確認しておくとなおイメージが沸くと思います。
看護師の転職の志望動機の書き方③長く働く事を記載
次は、長く働ける事をアピールしましょう。採用担当者は長期間働いてくれる人材を望んでいます。仕事に慣れてきたころに辞めてしまったり、ある程度仕事ができるようになって辞めてしまわれると非常に困るからです。
そのため、長く働いてどのようになりたいか書くとよいでしょう。「将来的に看護師長、看護部長になっていきたい」「貴院で認定看護師から専門看護師になっていきたい」など長い間働ける事を書いていきましょう。
看護師の転職の志望動機の書き方④前向きな表現
そして最後は、前向きな表現を入れる事です。当たり前の事ですが、ポジティブな表現を入れると印象が良くなります。ネガティブな表現をポジティブな表現に置き換えるとよいでしょう。
人間関係がよくなかったという表現や、やりたい仕事が出来なかった表現」は「より一層チームワークを大切にして職務に専念します」「経験を活かして積極的に職務を全うしたい」と置き換えると印象が良いですね。
志望動機の書き方のポイント
ここからは志望動機のポイントを2つ紹介します。上記の書き方を参考にして志望動機を書いてみましょう。
- 文字は300字以内で書くこと
- 口頭でも伝えれるようにすること
文字は300字以内で書くこと
志望動機の文字数は300字程度にしましょう。文字が短すぎると採用担当者に言いたい事が伝わらず、長すぎても伝わりづらくなってしまいます。一般的に300字程度がわかりやすい文章となります。
口頭でも伝えれるようにすること
志望動機は口頭でも伝えれるようにしましょう。志望動機は履歴書のみではなく、面接でも答えなくてはならないからです。書面上と口頭で志望動機が合ってないと本心ではないと受け取られてしまいます。
志望動機の例文①転職回数が多い場合
それでもなかなか志望動機を書けずに悩んでしまう方はいらっしゃると思います。そんな方のためにこれからよくある志望動機の例文を紹介します。1つ目は転職回数が多い方の例文です。
これまで5つの病院に勤務し、病棟、外来、内科、外科と異なる領域・診療科を経験したことで、幅広い知識・スキルを身に付けることができました。
この強みを生かし、今後はジェネラリストとして地域医療に貢献できる看護師を目指したいと考えております。
貴院は◯◯地域の基幹病院として、多様な疾患の患者様に医療を提供し、在宅分野にも力を入れていらっしゃいます。
これまでの経験を生かしながら、さらに看護の幅を広げられると思い、志望いたしました。じっくりと腰を据え、ジェネラリストを目指して励みたいと思います。
志望動機の例文②ブランクのある方
2つ目はブランクのある方の例文です。子育てが落ち着いて現場復帰される方は多いので、この例文を参考にしてください。
私は前職では消化器内科病棟で7年間経験しました。一旦子育てにより現場を離れましたがそれが一段落し、今後、看護師を続ける上で長く働ける環境で心機一転しこちらの病院でがんばりたいと考えています。
貴院は、復職者向けの研修や院内勉強会をはじめとするプログラムが充実しており、自らの看護力を継続的に高められると思い、志望いたしました。
実際に子育てをしながら働いていらっしゃる先輩方が多いことにも魅力的に感じております。私もこのチームの一員となることで質の高い看護をしていきたいと思います。
志望動機の例文③介護施設への転職
3つ目は介護施設への転職です。高齢化社会が進むにつれて介護施設の看護師の募集が多くなりました。介護施設も増えているので、みなさんの関心もふえています。
これまで内科病棟で10年間勤務しておりましたが、高齢者の患者様と接する機会が多く、これから高齢化社会になっていく中で、高齢者の生活全般を支えるケアと看護をより深くしていきたいと思うようになりました。
貴社では、利用者の皆様の第二の家と思って頂けるよう、様々な取組みをなさっており、その環境づくりに携わっていきたいと思い志望致しました。
今までの経験を生かし、利用者様の暮らしをサポートしていけるようなケア・心に寄り添った看護を実践していきたいと思います。
看護師専用の転職サイトを利用する
どんなに考えても志望動機が思いつかない、書き方を調べてみたけどうまくまとまらないという看護師さんは、看護師専用の転職サイトに相談するとよいでしょう。
無料で転職の相談ができ、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策までまとめて受けられるサービスです。
看護師の転職に精通しているキャリアアドバイザーが在籍しており、あなたのキャリアから一緒に志望動機を考えてくれたり、書き方のアドバイスをしてくれます。
下記におススメの転職サイトを3つ載せておきますので、お困りの際は利用して下さい。
看護師の転職の志望動機の書き方のまとめ
看護師の転職の志望動機について解説しました。看護師の志望動機は、経験、志望先の情報、ポジティブな表現、長く働ける事をアピールする事が重要になります。そして、志望動機を口頭で伝える事も大切です。
また、自分だけではどうしようもなくなった場合は下記におススメの転職サイト3つ載せてありますので必要に応じて利用してみてください。
この記事を参考にして新たな勤務先で自分らしく活躍できたら幸いでございます。