スマホの月額料金が高いと悩んでいませんか。格安スマホに変えるとかけ放題がないと携帯の料金が高くなるのが心配だったり、大手キャリアじゃないと通信速度が遅くなるかもと色々不安がありますよね。
今ではかけ放題オプションが用意されている格安スマホキャリアは数多く存在します。この記事では格安スマホキャリアの中でも特徴的な6つのキャリアに絞ってご紹介します。
この記事を読んでいただくことで、それぞれの格安スマホキャリアにはどのようなかけ放題プランがあるのか、また大手キャリアとの差もわかります。ぜひ最後までご覧ください。
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格安スマホキャリアにもかけ放題プランがある
近年で急激に通話機能のあるアプリが普及したおかげで、いわゆる電話番号による通話プライベートでする人は減っています。ですが、仕事となるとそうはいかないでしょう。
大手キャリアでもかけ放題プランを用意していますがご紹介する格安スマホキャリアでかけ放題を用意しています。オプションであったり、すでにプランの中に含まれているものだったり、それぞれ違いがあります。
また、かけ放題の時間が短いものから無制限のものまで幅広く用意されています。データ通信も合わせて使えるものかどうかによっても料金は大きく異なってきます。
格安スマホキャリア6社ご紹介!
格安スマホのキャリアは現在存在するだけでも10社を超えます。ですが、ここではあえてその中でもよく知られている6社に絞ってご紹介します。
- 楽天モバイル
- ahamo
- Y!mobile
- UQモバイル
- LINEMO
- mineo
楽天モバイル
楽天モバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクに続いて国内4番目の携帯電話キャリアです。
デビュー当初は1GB未満の月額料金0円など衝撃的な料金でした。現在でもその安さはデビュー当初とまではいかずとも健在です。
ahamo
ahamoはNTTドコモが提供するモバイルサービスのひとつで、月額料金を抑えながら、ワンプランでシンプルに利用できるのが特徴です。
月額2970円で20GBが使えるというわかりやすいプランがユーザーに優しいですね。
Y!mobile
ソフトバンクのサブブランドという位置付けの通信キャリアです。現在はLINEやpaypayと連携を行い、さらに家のインターネットも一緒に使用することで月額料金を安く抑えることができます。
UQモバイル
UQコミュニケーションズの親会社はauを運営するKDDIで、UQモバイルはauのサブブランドとして展開されています。
また、プランも3つとシンプルです。それぞれのプランでデータくりこしができるのもいいですね。
LINEMO
LINEMOはソフトバンクが開始したオンライン専用ブランドです。またブランド名にLINEが含まれているように、通信アプリLINEとの関わりも強いです。
LINEを通信手段のメインに使う人には大きなメリットがあるのも特徴です。
mineo
mineoは、関西電力グループのオプテージ(旧ケイ・オプティコム)が提供する格安スマホブランドです。
ドコモ・au・ソフトバンクと大手キャリア3社の回線が利用できるので、使いたい回線を自由に選択することが一番大きな特徴です。
格安スマホの使用電波って繋がるの
格安スマホはどこの電波を使っているのでしょうか。もし格安スマホ専用回線のみだと繋がらなかったり、通信品質が落ちるなどの悪影響が出るのではないかと心配になりますよね。
ですがそこは楽天以外の各社は大手キャリアの電波を使用し、特に繋がりにくいということはありません。ただし、エリアによっては基地局が少ないなどの影響が大きいエリアもある場合も。
使用頻度が高いエリアにそれぞれのキャリアの基地局が多いかを事前確認してみるのも良いでしょう。
キャリア | 楽天 | ahamo | Y!mobile | UQモバイル | LINEMO | マイネオ |
通信回線 | 楽天 | docomo | softbank | au | softbank | docomo ,au ,softbank |
格安スマホと大手キャリアの通信速度の違い
格安スマホは「格安」とあるだけに、色んな制限があったり、大手キャリアより不便なことが多く本当に繋がるのか不安ですよね。
時間帯によっては大手キャリアが優先される場合もありますが、実際の使用感としてはあまり変わりませんので普段使いの中で心配になるようなことはありません。
ただし、イベントや休日のテーマパークなど混み合う場所だと、著しく通信速度が落ちる場合もありますのでご注意を。
格安スマホのかけ放題の時間と設定料金
格安スマホでもある程度十分と思われる通信速度が確保できるとわかったところで、気になるのは料金です。
格安っていうけど、かけ放題つけたら大手とあんまり変わらないんじゃと思いますよね。では設定料金を見てみましょう。
キャリア | 楽天 | ahamo | Y!mobile | UQモバイル | LINEMO | マイネオ |
月額基本料金(税込価格) | 1078円〜 | 2970円〜 | 2365円〜 | 3278円〜 | 990円〜 | 250円〜 |
かけ放題 | 専用アプリを使用で無制限/オプション | 5分/オプション | オプション | 10分/オプション | オプション | オプション |
データ容量 | 3~無制限 | 20GB | 4~30GB | 20GB | 3~20GB | 0~20GB |
楽天モバイル
楽天はわかりやすくワンプラン。データの使用量に応じて料金が変わるのみです。どんなに使っても最大で3278円で収まるのが安心です。
専用アプリ使用でかけ放題になります。データ通信も専用アプリを使用して通話すると使用量としてカウントされないのも大きなメリットです。ただし、電波によっては繋がりづらいこともあるので注意が必要です。
ahamo
月額料金が2970円で決まっていて、データ通信20GBまで使用できます。そしてかけ放題も5分までなら無料でついています。
普段電話はあまりしない方や、LINEなどのアプリで完結するということであれば問題ないと思います。
データ容量、かけ放題の時間が足りない場合にはオプションもあります。データ容量に関しては+80GBで+月1980円=4950円。かけ放題は月1100円で可能になります。
Y!mobile
Y!mobileは3プランあり、データの使用量に応じてプランを変えていきます。そのままのプランですと他のキャリアより割高に見えますが、インターネット等を一緒に使用することで割引が効きます。
かけ放題のオプションは月880円で1回10分以内の通話が、月1980円で時間無制限のかけ放題が使用可能になります。
UQモバイル
UQモバイルも3プランあります。割引を何も使わずに使用できるプランであれば、月3278円でデータは20GBまで、かけ放題も1回10分以内であればかけ放題がついています。
またオプションとして無制限のかけ放題が月1100円でつけられるので、こちらも安心です。
LINEMO
LINEMOでは2つのプランから選べます。3GBか20GBのプランで月990円か月2728円。LINEの使用に関しては通話をしてもビデオ通話をしてもデータ使用量ゼロ。
通話がLINE経由であれば一択と言っても過言ではありません。かけ放題もオプションで使用可能で、1回5分以内であれば月550円、無制限であれば月1650円です。
mineo
mineoは細かくプランが設定されていて、利用者の使用頻度によってプランを決めることができます。
大きく分けると、毎月のデータ使用量に応じてのプランとデータ容量は無制限ではあるが、通信速度に応じたプランがあります。
一番安いものだと月250円から使用できますが、その分通信速度は遅く、使用用途は限られてくるでしょう。
かけ放題はオプションがあり、一般的なかけ放題であれば月550円で1回10分以内の通話が、月1210円で無制限で使用できます。
大手キャリアの料金プランとかけ放題の料金
大手キャリアの料金も見ていきましょう。ここではdocomo、au、softbank3社の代表的なプランとかけ放題のプランを確認していきます。
キャリア | プランと料金 | かけ放題料金 | 制限つきかけ放題 |
---|---|---|---|
docomo | プラン:eximo、データ容量:1GB~無制限、月額料金:4565~7315円 | 1980円 | 1回5分以内:880円 |
au | プラン:使い放題MAX 5G/4G、データ容量:無制限、月額料金:7238円 | 1980円 | 1回5分以内:880円 |
softbank | プラン:メリハリ無制限+、データ容量:2GB~無制限、月額料金:5775~7425円 | 1980円 | 1回5分以内:880円 |
大手キャリアはほとんど横並びの料金を出しています。それぞれ割引もあり、インターネット等とセットで契約することで割引料金で契約することができます。
かけ放題に関しては、完全に3キャリアとも同じ料金になっています。大手キャリアから選ぶのであればインターネットをどこで使っているのか、電気の支払いや、決済方法も関係してくるのでよく吟味した方が良いです。
格安スマホでどれぐらいかけ放題使うと得か
大手キャリアの料金体系も確認したところで、大体の料金の相場感が掴めたかと思います。大手ですと、データをある程度使うのであれば、それだけで7300円前後になります。
対して格安スマホであれば大体のキャリアで20GBぐらいまでであれば3000円程度でおさまります。さらに電話回線を使用した電話を無制限に使うかけ放題を使用するとしても月5000円程度にはおさまります。
このことを考えると、大手キャリアに強いこだわりがなければ格安スマホに変えてしまうことで料金は少なくとも2000円以上安くすることができます。
格安スマホと大手キャリアとのサービスの違い
ここまで説明してきた格安スマホと大手キャリアの金額や電波品質の差はどこで生まれてくるのでしょうか。大手キャリアと格安スマホの大きな違いとしては3つあります。
大手キャリアはどこも店舗を持っています。何か不安なことや疑問質問、相談など気軽にできる場所があるのは安心感があります。
この点に関しては、Y!mobileやUQモバイルを選べば店舗でのサービスも受けることができます。
ここはデータ使用を主に考えている方にとっては大きなメリットとも言えるでしょう。ですが、日本人の月間平均データ使用量は約10GBという調べもあります。
このことから考えると、ある程度データ使用量が限定されていても問題ないかと思われます。一度自分自身のデータ使用量を確認してみましょう。
ここもやはり大手キャリアの大きなメリットでもあります。格安スマホに優先してデータ回線が割り当てられます。動画やゲームをサクサクストレスなく使用したいという方にとっては非常に重要になるかと思います。
普段メールやインターネットを使用する、時々動画を見るぐらいのユーザー層であれば格安スマホを使用しても特に大きな問題にはなりません。
かけ放題の必要性
ここまでかけ放題の料金など説明してきましたが、かけ放題が必要な人は限られます。仕事でもプライベート用の携帯を使う人や、長電話が多い人です。
さらに最近はアプリを使用することで通常の電話回線を必要とする電話は少なくなる傾向にあります。特に家族や親しい人や、友人との連絡や電話などはLINEなどのアプリを使うことが多いでしょう。
このことから、本当にかけ放題が必要かどうかも確認することが大事です。確認した上でも必要ということであればかけ放題のプランをつけることを検討してみましょう。
【まとめ】格安スマホかけ放題に今すぐ変更を!
これまで紹介してきた通り、格安スマホでもかけ放題のプランはあります。かけ放題のプランも短い通話のみカバーしているものや、無制限のものまであります。
また、通話品質やデータ通信でも基本的に大手キャリアの回線を使用しているため、テキストでの連絡や通話、インターネット閲覧など通常の使い方をする分には全く問題ありません。
さらに、自分の使い方に合った選び方をすれば大手キャリアよりも料金をグッと抑えられることも理解できたと思います。
スマホの使用料金を少しでも安くしたいのであれば今すぐ格安スマホに変えることを検討してみましょう。