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【コーヒーのシミはスピード命】落とし方と外出先での応急処置

 
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外出先でコーヒーをうっかりこぼして大事なスーツやお洒落着にシミがつくと、ガッカリしてしまいますよね。

この記事では外出先で洋服にコーヒーをこぼしてしまった時の対処法や、自宅で実践できるシミの落とし方を紹介します。

さらにシミ落としに特化した洗濯グッズもまとめました。

ぜひ、大事な洋服についたコーヒーのシミを綺麗にするために、落とし方を一緒にチェックしましょう。

アイキャッチ画像出典：https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%B8%8A%E3%81%AB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E8%B1%86%E3%81%8C%E5%85%A5%E3%81%A3%E3%81%9F%E7%99%BD%E3%81%84%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97-TbqCtSzaRKE

目次
  1. 【応急処置】外出先でコーヒーをこぼした時の落とし方
  2. コーヒーのシミの特徴
  3. コーヒーのシミを落とす前のチェックポイント2つ
  4. 自宅でのコーヒーのシミの落とし方4つ
  5. 【用途別】コーヒーのシミ落としに便利なグッズ4選
  6. 【まとめ】コーヒーのシミは応急処置で落としやすくしよう

【応急処置】外出先でコーヒーをこぼした時の落とし方

もし外出先で洋服にコーヒーをこぼしてしまっても、すぐに対応すればシミになりにくいと聞いたことはないでしょうか。

大切な洋服にシミを残さないためには、スピーディーな応急処置が大事です。

また、ブラックコーヒーとミルクコーヒーでは対処法が変わるため、あなたが飲んでいるコーヒーに合わせて応急処置を実践してください。

コーヒーをこぼした時の応急処置

ブラックコーヒーをこぼしてしまった場合は、汚れた箇所をすぐに水洗いするのが効果的です。

水洗いができない時は、以下の手順で早めに応急処置をしてください。

  1. 乾いたティッシュやハンカチでコーヒーをふきとる
  2. 1とは別のハンカチを用意する
  3. ハンカチに水で薄めたハンドソープを染み込ませる
  4. 3のハンカチでコーヒーのシミをぽんぽんと叩く
  5. ハンカチを水で濡らす
  6. 5のハンカチでコーヒーのシミをぽんぽんと叩く
  7. 最後に乾いたハンカチやティッシュで水分をふきとる

コーヒーがついた箇所を強くこするとシミが落ちにくくなるため、軽く叩くようにふきとりましょう。

もしハンドソープがなくても1→5→6→7の手順だけでも応急処置になるため、シミになってしまう前に実践してください。

ミルクコーヒーをこぼした時の応急処置

ミルクコーヒーをこぼしてしまった場合は、乾いたティッシュやハンカチでふきとります。

水やお湯に浸したティッシュやハンカチでふいてしまうと、ミルクの乳脂肪が固まり、かえって落ちにくくなってしまいます。

そのためミルクコーヒーをこぼした時の応急処置は、ミルクコーヒーをふきとることにとどめ、自宅に帰ってからシミを落としましょう。

コーヒーのシミの特徴

コーヒーのシミには主に2種類あり、ブラックコーヒーのシミは水に溶けやすい「水溶性」で、ミルクコーヒーのシミは油に溶けやすい「油溶性」になります。

そして、それぞれの特徴に合わせてシミの落とし方を変えることによって、シミが落ちやすくなります。

コーヒーのシミの特徴をチェックして、シミが落ちる理由を理解しましょう。

コーヒーのシミは水溶性

ブラックコーヒーのシミは水溶性で水に溶ける汚れのため、水洗いで簡単に落とせます。

しかし一度シミが乾燥してしまうと色素が沈着して、ちょっとやそっとではとれなくなってしまいます。

コーヒー色素の沈着の強さは、紙や布、さらには木材の染料に利用されるほどです。

そのためブラックコーヒーのシミには、すばやい対応が大事です。

ミルクコーヒーのシミは油溶性

カフェラテやカプチーノのミルクコーヒーのシミには、ミルクやコーヒーフレッシュの脂肪とタンパク質が含まれているため、油溶性の汚れに分類されます。

ミルクコーヒーのシミは水やお湯でつい洗い流したくなりますが、水を含むとミルクの脂肪が凝固して落ちにくくなります。

ですからミルクコーヒーのシミにはまず洗剤をつけて、汚れを浮かしてからシミを落としましょう。

コーヒーのシミを落とす前のチェックポイント2つ

筆者作成

コーヒーのシミを落とす前に、必ずチェックしてほしいポイントがあります。

もしポイントを確認せずに洗濯を始めてしまうと、大事な洋服が縮んでしまったり、黄ばみや色移りで汚くなったりする恐れがあります。

コーヒーのシミに限らず他の汚れであっても、大事な洋服を守るために、以下の2つのポイントを確認してください。

  • 洗濯表示タグ
  • 服の色落ち

洗濯表示タグ

まずは洋服の「洗濯表示タグ」をチェックして、シミ落としをする洋服が家で洗濯できるか、また漂白剤を使用しても大丈夫かを確かめます。

洗濯できるかどうかは桶のマーク、漂白剤を使ってもいいかは三角マークを確認してください。

桶に×印があるものは洗濯ができないため、シミをピンポイントで落とす必要があります。

そして三角マークに×印があるものは、漂白剤が使用できないため、洗剤だけでシミを落としましょう。

参考：新しい洗濯表示｜消費者庁（https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/household_goods/pdf/laundry_symbols_161111_0001.pdf）

服の色落ち

洗濯表示タグが洗濯可になっていても、シミ落としの前には「服の色落ち」を確認しておくとより安心です。

色落ちの確認方法は、まず色移りしても大丈夫な白い布または綿棒に洗剤をつけます。

そして洋服の裏側や縫い目などの目立たない箇所を、洗剤がついた布か綿棒で軽くこするか叩きます。

布・綿棒に色が移っていなければ色落ちの心配はないため、すぐに大事なお洋服のシミを落としましょう。

自宅でのコーヒーのシミの落とし方4つ

出典：https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E6%B4%97%E6%BF%AF%E6%A9%9F-5cpBWEl6y6c

応急処置をしてもコーヒーのシミが残ってしまった場合は、帰宅後に以下の4つのパターンで本格的にシミ落としをしましょう。

  • 洗濯機での手順
  • 手洗いでの手順
  • 頑固なコーヒーのシミの場合
  • ミルクコーヒーのシミの場合

ミルクコーヒーのシミは、応急処置と同様にコーヒーのシミとは手順が異なるため注意が必要です。

簡単な方法から紹介しますから、シミの残り具合をみて他のパターンも実践してみてください。

洗濯機での手順

洗濯機でコーヒーのシミを落とす場合は、洋服のシミに洗剤の原液をつけてから、いつも通り洗濯機を回します。

そして洗い終わったら、乾燥させる前にシミが残ってないか確認してください。

洗濯機だけでシミを落としきれなかった時は、『手洗いでの手順』や『頑固なコーヒーシミの場合』も実践してみましょう。

シミに洗剤を直接つけるとシミが落ちやすくなり、汚れてから時間が経っていないシミであれば、シミに直接洗剤をつけて洗濯機で回すだけで綺麗に落とせます。

手洗いでの手順

洗濯機で回しただけでは落ちないようなコーヒーのシミは、以下の4つを使って手洗いで丁寧に落とします。

  • 水
  • 歯ブラシまたは綿棒
  • 台所用中性洗剤
  • あて布（汚れても良いタオルや布）

準備ができたら、手作業で大事な洋服についてしまったシミを綺麗にしましょう。

  1. 水で下洗いをする
  2. シミにあて布をして洋服を裏返す
  3. シミの裏側に台所用中性洗剤をつける
  4. 歯ブラシまたは綿棒でシミの外側から内側へ叩く
  5. あて布にシミがうつったら別の布に変える
  6. 4と5をシミが無くなるまで繰り返す
  7. 水で洗剤を洗い流す
  8. 洗濯機で洗濯する

叩くだけで落ちないコーヒーのシミは、つまんで軽く揉みほぐすと繊維の奥まで洗剤が行き届き、シミが落ちやすくなります。

しかしデリケートな洋服は、つまんで揉みほぐすとかえって衣類を傷めることになるため、気をつけましょう。

頑固なコーヒーのシミの場合

コーヒーをこぼしてから時間が経ってしまった頑固なコーヒーのシミの場合は、漂白剤を使用します。

ただし漂白剤を使用する場合は、先に洋服の「洗濯表示タグの確認」と「色落ちテスト」をして問題ないかを確認してから、以下の2つを準備してください。

  • 水
  • 漂白剤

粉状の漂白剤で洗剤が水に溶けにくい場合は、40〜45℃までのゆるま湯を使用してシミを落としましょう。

  1. 水に漂白剤を入れる
  2. 1の水にコーヒー汚れのついた洋服を15〜30分浸す
  3. 2で浸した洋服を水でよくすすいで漂白剤を落とす
  4. 洗濯機で洗濯する

金属製のボタンがある洋服はつけおきができないため、シミに直接漂白剤をつけて、歯ブラシか綿棒で軽く叩いてください。

最後は水でよくすすいで、漂白剤を落としてから洗濯しましょう。

ミルクコーヒーのシミの場合

ミルクコーヒーのシミ落としは、ブラックコーヒーとは手順が変わるため注意が必要です。

水につけてしまうとミルクの脂肪が凝固して落ちにくくなるため、水は用意せず以下の3つのグッズを用意します。

  • 歯ブラシまたは綿棒
  • 台所用中性洗剤
  • あて布（汚れても良いタオルや布）

ミルクコーヒーの場合は、洗剤で汚れを浮かしてから水で洗い流すのが鉄則です。

  1. ミルクコーヒーシミに台所用中性洗剤を直接つける
  2. シミにあて布をして洋服を裏返す
  3. 歯ブラシまたは綿棒でシミの裏側から叩く
  4. あて布にシミがうつったら別の布に変える
  5. 2→3→4の手順を汚れが浮いてくるまで繰り返す
  6. 洗濯機で洗濯する

しかしミルクコーヒーのシミは、上記の手順だけでは落ちにくい可能性があります。

シミが落ちない場合は『頑固なコーヒーのシミの場合』を参考にして、漂白剤を使用してシミを落としてください。

【用途別】コーヒーのシミ落としに便利なグッズ4選

出典：https://pixabay.com/photos/objects-plastic-bottle-white-5324168/

シミ落としの手順がわかったところで、コーヒーのシミを落としやすい洗剤も知っておきたいですね。

そこで、シミ落としに便利なグッズ4つを用途別に厳選しました。

  • 外出先でも安心「携帯もできるシミ抜きペン」
  • コーヒーシミには「ステインデビルス2 コーヒー/赤ワイン用」
  • ミルクコーヒーシミに「マックスフォース スプレー」
  • おしゃれ着に「RINENNA Pro 0 #ZERO」

各商品の特徴の良い点と悪い点の両方をチェックして、気になったものがあれば、ぜひ使ってみてください。　　

外出先でも安心「携帯もできるシミ抜きペン」

外出先でうっかりコーヒーをこぼしてしまっても、「携帯もできるシミ抜きペン」があれば安心です。

洗技 「携帯もできるシミ抜きペン」
料金（税込） 内容量 洗剤の形状
968円  シミ抜き剤：1.4ml

すすぎ液　：1.4ml

 液体洗剤

参考：洗技 携帯もできるシミ抜きペン – LIBERTA ONLINE STORE（https://liberta-online.jp/shop/products/06004503）

「携帯もできるシミ抜きペン」は洗剤とすすぎ液のツインペンになっており、すすぎ液が入っている分、他社の商品より洗剤の容量が少なく割高です。

しかし遊園地やキャンプなど、綺麗な水が用意しづらい場面ですすぎの工程までできるため、お値段相応の内容です。

「携帯もできるシミ抜きペン」があれば外出先でコーヒーをこぼしてしまっても、すぐに応急処置ができます。

コーヒーシミには「ステインデビルス2 コーヒー/赤ワイン用」

時間が経ってしまった頑固なコーヒーのシミには「ステインデビルス2 コーヒー/赤ワイン用」がおすすめです。

ドクターベックマン「ステインデビルス2 コーヒー/赤ワイン用」
料金（税込） 内容量 洗剤の形状
664円  50g 粉末洗剤

参考：Dr.Beckmann (ドクターベックマン) 原因別シミとり剤 コーヒー/赤ワイン/果汁/紅茶用 去年のシミも落とすスゴ腕 ステインデビルス 50g | Amazon.co.jp（https://amzn.asia/d/cdqIanM）

レビューには「諦めていた1年前のシミがとれた！」という声があり、コーヒー用と記載されているだけのことはあります。

ただし「ステインデビルス2 コーヒー/赤ワイン用」は粉末洗剤のため、冷水には洗剤が溶けにくいことに注意が必要です。

諦めきれないシミは「ステインデビルス2 コーヒー/赤ワイン用」を使ってシミを落としましょう。

ミルクコーヒーシミに「マックスフォース スプレー」

ミルクコーヒーシミをよく飲むあなたには、オキシクリーンの「マックスフォース スプレー」がおすすめです。

オキシクリーン「マックスフォース スプレー」
料金（税込） 内容量 洗剤の形状
798円  354ml 液体洗剤

参考：オキシクリーンマックスフォーススプレータイプ｜プレケア｜酸素系漂白剤【オキシクリーン(OxiClean)】公式サイト（株式会社グラフィコ）（https://www.oxicleanjapan.jp/oxiclean-max-force-spray）

「マックスフォース スプレー」は詰め替え用の商品がなく、スプレー本体を毎回買う必要があるため、少し割高です。

しかしスプレータイプで洋服に吹きつけやすく、ドロっとした洗剤で汚れにしっかり付着します。

ミルクコーヒーや食べこぼしの油溶性のシミを落とす時は「マックスフォース スプレー」があると心強いです。

おしゃれ着に「RINENNA Pro 0 #ZERO」

デリケートなお洒落着をもっているあなたには「RINENNA Pro 0 #ZERO」がおすすめです。

リネンナ「RINENNA Pro 0 #ZERO」
料金（税込） 内容量 洗剤の形状
3,000円 100mg 液体洗剤

参考：おしゃれ着洗剤 RINENNA Pro 0 #ZERO 100g (リネンナ)（https://rinenna.jp/products/rinennaprozero100）

他社のシミ落とし用の洗剤に比べて価格が高いですが、ウールやシルクの動物性繊維の洋服にも使用できるのが嬉しい点です。

さらに漂白剤成分を配合していないため、色柄物にも使えます。

デリケートなお洒落着のシミを落としたい時は「RINENNA Pro 0 #ZERO」を使って、スッキリ綺麗に落としましょう。

【まとめ】コーヒーのシミは応急処置で落としやすくしよう

出典：https://pixabay.com/ja/photos/%E7%89%A9%E5%B9%B2%E3%81%97-%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9-804812/

今回はコーヒーの水に溶けやすいという特徴を利用して、水と洗剤を使ったシミの落とし方を紹介しました。

ブラックコーヒーのシミは水で洗い流せば落とせますが、ミルクコーヒーのシミは最初に洗剤をつけてから落としましょう。

そして、コーヒーのシミを残さないためには、シミの種類に関係なくすばやい応急処置も大切です。

ぜひ外出先でお気に入りの服を着て、コーヒーのシミを気にすることなくコーヒーブレイクしてください。

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