フリーランスとして活動しているなら、確定申告は避けて通れない重要な作業です。
確定申告は複雑な手続きが必要で、煩わしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
確定申告アプリやソフトを利用すれば、確定申告の負担を軽減し、効率的に作業できます。
本記事では確定申告アプリやソフトの選び方と、おすすめのツール9選をご紹介します。
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フリーランスが使いたい確定申告アプリ・ソフトの選び方
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今回は分かりやすく、アプリ=スマートフォンで使えるツール、ソフト=パソコンで使えるツールとしてご紹介します。
アプリやツールを選ぶ際の大きなポイントは以下の3つです。
- アプリかソフトか
- 無料か有料か
- 使いやすさ
それぞれのポイントについて、ひとつずつ解説します。自分のスタイルに合うものはどれか、考えながら読んでみてくださいね。
アプリかソフトか
アプリはスマートフォンで操作できて手軽な反面、機能が限定される場合があります。
一方ソフトはアプリよりも豊富な機能がありますが、その分操作も複雑になる傾向にあり、慣れるまでに時間がかかる人が多いです。
とにかく簡単に、手軽に使いたい場合はアプリを、多少操作が難しくとも幅広い機能が欲しい場合はソフトを使うとよいでしょう。
また、インストール型のソフトはWindows OSしか対応していない場合があるので、サービスの動作環境には注意が必要です。
無料か有料か
ほとんどの確定申告アプリやソフトには、無料プランと有料プランが存在します。
無料プランは初期費用がかからず手軽に始められますが、一部の機能が制限されてしまうのがデメリットです。
有料プランは費用がかかるものの、機能に制限がなく、より多方面でのサポートが受けられます。
自分の使いたい機能が無料プランに含まれているかどうかが、プラン決定の鍵といえます。
使いやすさ
ツールの使いやすさは、作業効率に直結する重要なポイントです。
使いやすさは実際に操作してみないと分からないため、デモ版や無料プラン、トライアル期間などを利用してみるとよいでしょう。
直感的に操作ができるか、必要な機能がすぐに見つけられるかなどツール自体の使いやすさだけでなく、困った時のサポートが充実しているかどうかも確かめるべきポイントです。
フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフト9選
確定申告アプリやソフトは数多く存在し、選択肢が多すぎて迷ってしまう方も多いでしょう。今回ご紹介するおすすめの確定申告アプリ、ソフトは以下の9つです。
- やよいの青色申告
- やよいの白色申告
- クラウド会計ソフトfreee
- Money Forwardクラウド確定申告
- 円簿青色申告
- 確定申告 Kaikei
- Taxnote
- CalQ Share
- aoiro
それぞれのツールの特徴と、用意されているプランをご紹介します。
やよいの青色申告
やよいの青色申告は、クラウド申告ソフトでシェアNo.1を誇るクラウド型青色申告ソフトです。
会計ソフトで長年多くのユーザーに愛されている弥生が提供しているため、信頼度が高いサービスといえるでしょう。
シンプルで分かりやすい操作性と、知識がなくても青色申告ができるサポート体制が特徴です。
クラウドサービスのため、インストールもバージョンアップも不要なうえ、セキュリティ対策も万全です。
やよいの青色申告には3つのプランが用意されています。
すべての機能が利用できるセルフプラン、すべての機能に加えて電話、メール、チャットでのサポートが回数制限付きで受けられるベーシックプラン、すべての機能とサポートが制限なしで使えるトータルプランです。
セルフプランとベーシックプランは初年度無料で利用できます。
やよいの白色申告
白色申告は青色申告のような節税効果がない代わりに、青色申告承認申請書の提出が必要がなく、青色申告に比べて簡単に手続きができます。
フリーランスになって間もない方や、青色申告による特典を活用するほどの所得がない方は、白色申告がおすすめです。
やよいの白色申告を使えば、自動取り込み、仕訳機能で帳簿付けから電子申告まで簡単に手続きできます。
すべての機能がずっと無料で使えるフリープラン、電話、メール、チャットサポートが回数制限付きで使えるベーシックプラン、サポートが制限なしで受けられるトータルプランの3種類のプランがあります。
ベーシックプランは初年度無料で利用できるため、サポートを受けながら確定申告を行いたい人はぜひ利用してみましょう。
クラウド会計ソフトfreee
クラウド会計ソフトfreeeは、確定申告をはじめとした面倒な経理、会計作業を簡単に済ませられる会計ソフトです。スマートフォンでレシートを撮影してお金の動きを一元管理でき、○×形式の質問に回答するだけで確定申告が行えます。
freeeはスタータープラン・スタンダードプラン・プレミアムプランの3つがあり、すべてのプランが30日間無料でお試し可能です。
スタータープランでは確定申告書類の作成と提出、銀行やクレジットカードの明細取得、見積書・請求書の作成ができ、チャットとメールでのサポートが受けられます。スタンダードプランはスタータープランの内容に加えて消費税申告と詳細レポートの出力、撮影できるレシートの枚数増加が可能です。
プレミアムプランはスタンダードプランの内容に加え他社からの乗換代行、税務調査サポート補償、組織向けの経理業務機能と電話でのサポートもついています。
Money Forwardクラウド確定申告
Money Forwardクラウド確定申告は、初めてでも簡単に確定申告ができるサービスです。PCでもスマートフォンでも利用でき、ステップに沿って進めていくだけで確定申告が完了します。
パーソナルミニプラン、パーソナルプラン、パーソナルプラスプランの3つのプランがあり、どのプランも1ヶ月の無料トライアル期間が設けられており、その後の支払い方法は月払いと割安な年払いの2種類です。
パーソナルミニプランは確定申告書類の作成と提出、口座とカードの明細取込、無制限の仕訳登録、メールとチャットでの操作サポートが利用できます。
パーソナルプランはミニプランの機能に加えて消費税の集計と申告、経営状況のレポートが確認できます。パーソナルプラスプランはパーソナルプランの機能に加え、電話で操作方法のサポートが受けられるプランです。
円簿青色申告
円簿青色申告はクラウド上で提供している個人事業主向け青色申告ソフトで、すべての機能を無制限・無料で利用できるのが強みです。
インストール不要なのでどの端末からでも利用でき、法改正後のバージョンアップも自動です。
個人情報の入力は不要で、データは国内で二重管理されていて安心、しかも過去3期分のデータを保持できます。
確定申告に必要な書類はすべて作成でき、コストをかけずに確定申告したい方におすすめです。
現在は実質永久無料ですが、厳密には新規登録から1年間が無料期間となっている点と、マニュアル以外の公式サポートがない点に注意が必要です。
確定申告 Kaikei
確定申告KaikeiはiPhone、iPad、Androidすべてに対応した会計アプリです。シンプルで使いやすいUIで、誰でも簡単に帳簿付けや確定申告ができます。
収支状況の登録とカレンダーでの収支表示、収支レポート、CSV出力がスマホから簡単にでき、テーマカラーの変更やパスコードロックなどのカスタマイズも可能です。
また、CSV形式で出力したデータを他の会計ソフトに移すこともできます。初回インストール時は無料お試しプランとなり、CSVファイルの出力回数やデータ登録の上限があります。
スタンダードプランはデータ登録、出力回数無制限で初年度2,800円、翌年以降3,500円と業界最安値です。
固定費の自動登録や最大5冊までの複数帳簿、限定テーマカラーが使えるオプションプランは月額300円、年額3,000円で利用でき、初月は無料です。
Taxnote
Taxnoteは個人事業主向けの仕訳アプリで、起業したばかりの人やお金をかけたくない人、パソコンでの作業が苦手な人におすすめです。家計簿アプリのような使用感で、スマホひとつで簡単に仕訳作業ができ、損益表やグラフで収支を確認できます。
仕訳件数が15件までの無料プランと、仕訳登録が無制限のスタンダードプラン(月額292円、年額3,500円)があり、どちらもすべての基本機能が使えます。
入力したデータは確定申告に必要な複式簿記の帳簿として出力できますが、確定申告書の作成や電子申告はできません。
Taxnoteは会計ソフトfreeeとのセット利用を推奨しており、Taxnoteスタンダードプラン3,500円とfreeeのスタータープラン1,980円の年額5,480円で確定申告が完了します。
パソコンでも仕訳作業がしたい方、口座やクレジットカードの明細取得、確定申告書の自動作成機能が欲しい方は、freeeとのセット利用または他のサービスを検討するとよいでしょう。
CalQ Share
CalQ Shareは会社員をしていて、副業からフリーランスを目指している人向けの完全無料の会計・確定申告アプリです。副業をしていて確定申告をする場合、フリーランスや個人事業主とは異なる部分が多く、誤った認識を持つ人も少なくありません。
CalQ Shareでは副業向けの確定申告の基礎知識を漫画で解説していたり、使い方に迷った時はお問い合わせフォームから気軽に相談できたりと独自のサポートが魅力です。
スマホひとつで簡単に帳簿付けと閲覧、確定申告書の作成ができますが、給与所得、雑所得、事業所得以外の確定申告には対応していないので注意しましょう。
また、複式簿記や消費税の勤労学生控除、セルフメディケーション税制、事業所得の損失申告にも対応していません。あくまでお金をかけずに確定申告したい副業、シェアリングエコノミーでの収入がある人におすすめです。
aoiro
aoiroは青色申告に必要な帳簿と決算書の作成に特化した会計ソフトです。
シンプルな設計と機能で初心者にもわかりやすい反面、経営分析レポートや部門管理、自動仕訳には対応していないので、最低限の機能だけ欲しいという方におすすめです。
無料のスタンダードエディションでも基本的な機能は問題なく使えます。
総勘定元帳PDF保存、勘定科目の追加、家事按分の割合設定、バックアップの復元が可能になるプレミアム・エディションは買い切り3,900円です。macOS 版は有料のプレミアム・エディションのみなのでMacをご利用の方は注意してください。
無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点
無料で使えるアプリ・ソフトは魅力的ですが、以下の3つの注意点があります。
- サポートが受けられない場合もある
- 制限されている機能がある
- トライアル期間が設けられている
利用を始める前に理解しておきましょう。
サポートが受けられない場合もある
無料プランの場合、操作に迷ったときのサポートが利用できないことがあります。
先ほどご紹介したやよいの青色・白色申告の無料プランはサポートがありませんでしたね。
また、freeeやMoney Forwardはプランによって使えるサポートが違いました。
サポートが受けられないと不安な方は、有料プランを検討してみると良いでしょう。
制限されている機能がある
無料プランは使える機能が制限されるため、注意が必要です。
また、機能自体はすべて使えても、項目数やレシート枚数などに制限がある場合もあります。
完全無料のアプリ・ソフトの場合も利用件数に制限が設けられていたり、機能自体がシンプル過ぎたりして使いたい機能がない可能性もあります。
使いたい機能が無料の範囲で使えるのか、事前に確認しておきましょう。
トライアル期間が設けられている
無料のプランではなく、トライアル期間だけ無料というアプリ・ソフトもあります。
先ほど紹介したなかでは、やよいの青色・白色申告は1年間、freeeは30日間、Money Forwardは1ヶ月間の無料トライアル期間が設けられています。
ずっと無料で使えるのか、トライアル期間限定で無料なのか、事前によく確認しておきましょう。
【まとめ】アプリやソフトを使ってフリーランスの確定申告を楽にしよう!
今回は確定申告アプリ・ソフトの選び方とおすすめのアプリ・ソフト9選をご紹介しました。
確定申告アプリ・ソフトを選ぶときはスマートフォンを使うのかパソコンを使うのか、コストをかけるかどうかが大きなポイントです。
無料アプリ・ソフトや無料プランでは、欲しい機能がついていない場合があるため、どんな機能が使えるか検討時にしっかり確認しましょう。
有料サービスを使う場合でも、まずは無料プランやトライアルで使用感を確かめることをおすすめします。
面倒に感じていた確定申告も、アプリ・ソフトを使ってさくっと済ませてしまいましょう。
- 名前:YouHal
- 連絡先:youhal.96220@gmail.com