「現職が忙しくて定時の職場に転職したい…」「いざ履歴書を前にしても、志望動機の書き方がわからない」「例文を参考に書きたい」と頭を抱えていませんか?志望動機の書き方って悩みますよね。
この記事では、「志望動機の書き方」で悩んでいる人たちに向けて「志望動機の書き方やポイント」「志望動機に書くべきではないこと」を紹介します。
ぜひ最後まで読んで、明日から自信を持って、志望動機を書いてみましょう。
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3829413?title=%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%81%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88&searchId=2607126057
転職時の志望動機から何を伝えるのか?
履歴書に志望動機を記載する理由は、「なぜ自分の会社を選んだのか」を知るためです。採用担当者は書類を審査する際に合否基準として以下の点を注視しています。
- なぜ当社を選んだのか
- 当社で何がしたいのか
- 当社でどう貢献できるか
採用担当者が書類審査する際に判断材料として以上3つの点を注視することが理解できたのではないでしょうか?
では、以下で1つ1つ解説していきますので、どうぞご一読ください。
なぜ当社を選んだのか
採用担当者は、「志望者がなぜ数多くある会社の中で、自分の会社を選んだのか」を知りたがっています。
「当社を選んだ理由」として、「福利厚生がいいから」や「お金を稼ぎたいから」と答えてしまっては、元も子もありません。
福利厚生や制度の良い会社が現れたら、転職してしまうのではないかと、警戒して採用を拒むでしょう。なので、志望動機の欄には、「なぜ応募先を選んだのか」を書きましょう。
当社で何がしたいのか
「当社で何がしたいか」を書く理由は、志望者の当社に対する熱意や具体的な将来像を理解したいからです。
当社でしたいことがなければ、「どこの会社でもいいのか」「とりあえず応募しただけなのか」と悪い印象を与えてしまい、採用を拒絶されてしまいます。
なので、志望動機の欄には、「応募先に入社したら何がしたいのか」を書きましょう。
当社でどう貢献できるか
会社は自分の会社の需要に合う社員を求めて採用活動をしています。どれだけ良い社員だとしても、スキルや経験が自分の会社の需要に合わなければ、採用されないでしょう。
なので、志望動機の欄には、「応募先で何をどう貢献できるか」を書きましょう。
【例文あり】転職時の志望動機の書き方・手順
この章では、志望動機の書き方について紹介します。どうぞ一読ください。例文は以下に載せておきます。
SNS広告運用を強みとする貴社であれば、ライティングや集客の経験を活かしつつ、SNSの運用担当としてのスキルが身につけられると考え志望しています。副業で培ってきた知識や情報収集力を活かし、貴社においても集客に貢献したいと考えています。
引用:筆者作成
上記で例文を載せたのですが、志望動機の書き方についてカンタンに解説します。
- 「応募先の魅力な点」と「現職で達成できないこと」を記載する
- 実体験を基礎にオリジナルな内容を書く
- 記入欄の7割以上を目安としてていねいに書く
上で志望動機の書き方・手順についてカンタンに3項目解説しました。以下では、書き方のポイントを解説しますので、最後まで一読ください。
転職時、志望動機の書き方のポイント3つ
履歴書の志望動機の書き方には以下のようなポイントがあります。
- 「転職したいと決意した理由」と「応募先の魅力な点」を記載する
- オリジナルな内容にする
- 培ってきた経験とスキルを合わせて記載する
志望動機の書き方のポイントを3つ紹介しました。以下では、1つ1つくわしく見ていきましょう。
SNS広告運用を強みとする貴社であれば、ライティングや集客の経験を活かしつつ、SNSの運用担当としてのスキルが身につけられると考え志望しています。副業で培ってきた知識や情報収集力を活かし、貴社においても集客に貢献したいと考えています。
引用:筆者作成
「転職理由」と「応募先の魅力な点」を記載する
志望動機を書く際は、「転職理由」と「どこに魅力を感じたか」を書きましょう。
多くの人は、「応募先の魅力な点」だけを記載しがちです。ですが、「魅力な点」だけでは「志望理由」としては足りません。なので、「応募先の魅力な点」+「転職理由」をセットで書きましょう。
オリジナルな内容にする
志望動機を書く前に、応募先に関する情報収集をして、オリジナルな内容で書きましょう。
情報収集することで、より熱意が伝わります。またオリジナルな内容を書くことで、採用担当者の目に留まりやすくなります。
培ってきた経験とスキルを合わせて記載する
志望動機を書く際は、「自分の強み」や「実績」、「会社に貢献できること」を書きましょう。
自分の強みや実績、会社に貢献できることを記載することで、「努力家で、仕事をきちんとこなせることができる社員」だと印象を与えることができます。
志望動機に書くべき4つの事柄
大切な転職活動の幕開け。転職に合格するため、履歴書の「志望動機欄」に記載するべき4つの事柄があるので、以下で抑えておきましょう。
- 会社に惹かれた理由を書く
- 成長意欲をアピールする
- 経験・スキルを強調する
- 仕事のことのみ触れる
履歴書の「志望動機欄」に記載するべきではないことを3つ挙げました。
採用担当者は志望者のことを「自社の需要に合うのか」「自社のどの分野でどう貢献してくれるのか」を気にしています。くわしくは以下で解説します。
【例文】転職時の志望動機の書き方①会社に惹かれた理由を書く
志望動機を記入する際に、「~に惹かれました。」だけではなく、「惹かれた理由」も添えて書きましょう。
なぜなら、「~に惹かれました。」とだけ書くと、「どんな点に惹かれたのか」や「なぜ惹かれたのか(理由)」が明確にならないからです。
会社は「自分の会社のどこに惹かれ、転職したいと決意したのか」を把握したいと思っています。ただ「~に惹かれました。」と記載すれば、具体性がないので、評価がマイナスになるでしょう。
マイナスにならないために以下のように記載するといいでしょう。
SNS広告運用を強みとする貴社であれば、ライティングや集客の経験を活かしつつ、SNSの運用担当としてのスキルが身につけられると考え志望しています。副業で培ってきた知識や情報収集力を活かし、貴社においても集客に貢献したいと考えています。
引用:筆者作成
【例文】転職時の志望動機の書き方②成長意欲をアピールする
志望動機を記入する際に、御社で学んで、成長したいという意欲をアピールをしましょう。
なぜなら、成長したい意欲をアピールすると、応募先に熱意が伝わり、好印象を与えることができるからです。
会社は自分から積極的に仕事を進めてくれるアクティブな社員を求めています。なので、以下の例のように、「自分から学びたい」という意欲をを志望動機に記載すれば、採用確率は上がるでしょう。
自分の培ってきた経験を活かすだけではなく、常にアンテナをたて、色々な情報を吸収していきたい。
引用:筆者作成
【例文】転職時の志望動機の書き方③経験・スキルを強調する
志望動機を記入する際に、自分の経験や保有しているスキルをアピールしましょう。
なぜなら、自分の経験や保有しているスキルを強調することで、「応募先の求めている社員像ですよ」と知らせることができ、いい印象を与えることができるからです。
なので、自分の経験やスキルをアピールし、応募先に「自分は当社の求める社員像」であることを知らせてあげましょう。書き方の例文は以下にあります。
私は前職の副業でwebライターを5ヶ月間していました。ライティングを行う際、マーケティング知識も必要になります。御社ではさらにマーケティング知識を深められるとお聞きし、惹かれました。今、私が持っているマーケティングの知識を活かし、さらにサイト集客に努めたいと思います。
引用:筆者作成
【例文】転職時の志望動機の書き方④仕事のことのみ触れる
志望動機を記入する際に、プライベートのことではなく、仕事のことのみ触れましょう。
なぜなら、会社は「あなたのスキルや経験をどう発揮してくれるのか」や「会社に対し、どのように貢献をしてくれるのか」の答えを求めています。
つまり、プライベートのことではなく、仕事でのことを記載するように求めているでしょう。
なので、「プライベートを両立したい」を志望動機として書くのをやめ、「自分の経験やスキルを元に仕事でどうこなしていきたいのか」、「応募先に対して、貢献できること」を記載しましょう。
SNS広告運用を強みとする貴社であれば、ライティングや集客の経験を活かしつつ、SNSの運用担当としてのスキルが身につけられると考え志望しています。副業で培ってきた知識や情報収集力を活かし、貴社においても集客に貢献したいと考えています。
引用:筆者作成
志望動機を書く前に”自己分析”をしよう!
志望動機を書く前にするべきことは、自己分析をしっかりとすることです。
なぜなら、自己分析をしないと、自分が本当に歩みたい道が分からなくなるからです。
自己分析をする際、企業を選ぶにあたって自分が大切にしていることやどうしても外せないことを別紙に書きだしてみましょう。
書きだすことで、自分の頭の中の思考が整理され、自分の意向に沿った選択ができるようになり、志望動機が書きやすくなります。
例文を参考にし、志望動機を書いてみましょう!
「現職が忙しくて定時の職場に転職したい…」「いざ履歴書を前にしても、志望動機の書き方がわからない」「例文を参考に書きたい」と頭を抱えている人にこの記事を書きました。
「志望動機の書き方やポイント」「志望動機に書くべきではないこと」等を紹介しました。
志望動機を書く際は、「応募先の魅力な点」だけではなく、「転職理由」とセットにして書くのと、「自分が発揮できるスキルや経験」や「会社に対して、貢献できること」を書く必要があります。
応募先に選ばれるように、事前に応募先の情報収集や自己分析をしっかり行いましょう。