iPhoneとWi-Fi(フリー)は生活に欠かせない時代になり、ほとんどの家にWi-Fiルーター・モデムが設置されていて、フリーWi-Fiの設置場所も増加傾向にあります。
「フリーWi-Fiって危険じゃないの?」「タダで使えるって怪しくない?」と思い、なかなか一歩踏み出せない方や「使ってみたいけどやり方がわからない」といった人の後押しになれば幸いです。
この記事では自宅・外出先でフリーWi-Fiを利用したい、Wi-Fiの接続方法を知りたい人向けの記事となっておりますので、手順を追いながら最後まで読みすすめてみてくださいね。
出典:https://pixabay.com/ja/photos/wlan-%E7%84%A1%E7%B7%9Alan-%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1-3152662/
自宅でiPhoneをWi-Fiに接続する際に確認すること
まず自宅のWi-Fiを使用する際に必要なのは、ルーターのSSID(ネットワーク名)とパスワードです。
ルーターの両側面か背面、底、いずれかにステッカーが貼ってあります。
パスワード入力の際、「ネットワーク”XXXXXX”のパスワードが違います」と表⽰される場合があります。
パスワード入力を間違える原因と考えられることを以下にまとめました。
- 数字のゼロ「0」とアルファベットのオー「O」
- 数字の二「2」とアルファベットの「Z」
- 全⾓/半⾓が誤っている
以上のようなパスワード間違いはよくあることなので、照らし合わせながらゆっくり入力しましょう。
自宅でiPhoneの端末にWi-Fiを接続する方法
iPhoneで自宅のWi-Fiに接続する方法の流れを紹介します。
- iPhoneのホーム画面で設定を選択
- Wi-Fiを選択
- Wi-FiをONにする(みどり色)
- 自身のSSID(ネットワーク)をタップ
- パスワードを入力し接続を選択
- 画面上のステータスバーにおうぎ形の(Wi-Fiマーク)が表示
- 設定完了
以上の流れにそってすすめれば、誰でも簡単にWi-Fi接続ができます。
パスワードはステッカーと照らし合わせて、ゆっくり確実に入力しましょう。
常にWi-Fi接続をONしていると、バッテリー消費がはやくなる傾向にあります。
ルーターのSSID(ネットワーク名)とパスワードは、メモやスクリーンショットで残しておくと後に確認しやすくなりますよ!
自宅でiPhoneがWi-Fiに接続できない際の対処法
iPhoneがWi-Fiに接続できない場合の対処法を紹介しますので、試してみてください。
- ルーター・モデムがコンセントから外れていないか確認
- iPhone再起動
- ルーター・モデムの再起動
- パスワードを間違えて入力していないか
意外と多いのが、ルーター・モデムがコンセントから外れていることです。
iPhoneの再起動は、サイドボタンと音量調節ボタンどちらか1つを同時に長押し>電源オフスライダが表示されたら離します。
iPhone端末の電源が切れ10秒ほど待つ<サイドボタン(右側)を Apple ロゴが表示されるまで押し続けます。
ルーター・モデムの再起動のしかたは以下の通りになりますので、手順にそってすすめてください。
- ルーター・モデムのACアダプタをコンセントから抜いて電源を落とす
- そのまま10ほど待つ
- 再度コンセントに入れルーターの電源を入れる
- 完全に起動するまで3分ほど待つ
- PC・端末でWi-Fiに接続できるか試す
- 再起動は以上で完了
手順を追ってインターネットに接続できるかどうか確認してみてください。
自宅にあるWi-Fi接続が必要な端末で試してみる
次に紹介するのは、iPhoneがWi-Fiに接続できなかった場合の確認法です。
あなたの自宅にSwitch、プレステなどのWi-Fi接続が必要な端末やゲーム機はありますか?
まずは端末、ゲーム機でWi-Fiに接続できるか試して、繋がればiPhoneに不具合があると考えられます。
iPhone・ルーター・モデムの再起動をしてもWi-Fiに接続できなかった場合は、ルーター・モデムに不具合があると考えられますのでサポートセンターに相談しましょう。
外出先でiPhoneをフリーWi-Fiに接続する方法
今回は、セブンイレブンのフリーWi-Fiを使う前提で接続する方法を紹介します。
- Wi-FiをON
- 「7SPOT」のSSIDを探し選択する
- 初めての方(会員登録)を選択
- メールアドレスを入力(Facebook・GoogleアカウントでもOK)
- 利用規約に同意して必要情報を入力
- 登録内容を確認して「登録する」を選択
- 「セブンスポット」の接続画面を表示させる
- 利用規約に同意して接続する
おもに安全なフリーWi-Fi設置場所は、コンビニやイオンなどの大手グループ店、家電専門店などがあげられます。
Wi-Fiネットワーク名(SSID)の横に、カギのアイコンが付いているものと付いていないものがあります。
カギのアイコンが付いていないSSIDの場合は、暗号化されていない接続先なので、個人情報が筒抜けになってしまい危険です。
「7SPOT」は暗号化されていないので、クレジットでの支払いなどは個人情報の漏洩のためにも避けましょう。
外出先であると便利なフリーWi-Fiアプリ
今回は、「タウンWiFi by GMO」WiFi自動接続アプリを紹介していきますが、コチラは「GMOタウンWiFi株式会社」が提供しサービスしている会社です。
タウンWiFiは、街中にあるWiFiを自動的に接続(対応35万箇所!)してくれるアプリです。コンビニやカフェでの登録や設定が必要なくなり、外出先でもWiFiが使えて非常に便利なアプリです。
しかし、「自動的に接続されてセキュリティー的にどうなの?」と思われる方もいると思いますが、安心してください!
セキュリティーに関するアプリは後ほど紹介しますので、まずは「タウンWiFiの初期設定の流れ」から読みすすめてください。
タウンWi-Fiの初期設定の方法
タウンWi-Fiのインストールから初期設定までの流れをご紹介します。
- App Storeで「タウンWiFi」を検索しインストール
- アプリを起動>位置情報取得設定をON>「アプリの使用中は許可」を選択
- 通知画面に移動>WiFiの接続先・通信量の情報を知りたい方はONを選択
- アシスト画面>「自動接続するWiFiを追加する」から設定や変更が可能
- 「自動接続するWiFiを追加する」(あとで設定してもOK)
- 「どこでWiFiを使うか」「どんな時にWiFiを使うか」(複数選択可)を選択
- 住居地周辺、よく行くショップを選択すると登録されたスポットで自動接続される
- 初期設定の完了
タウンWi-Fiのメリット
初期設定が終わったところで、タウンWi-Fiのメリットをご紹介します。
- 事業者ごとの面倒な登録作業が不要
- アプリでの操作は不要
- 自動接続したいWi-Fiの場所をリクエストできる
事業者ごとの会員登録をする必要がなく、フリーWi-Fiが利用できます。
本来はその都度、接続の入力をしなければいけないWi-Fiもあるので、自動接続できるのはありがたいサービスです!
フリーWi-Fiスポットに入るだけで、自動的にWi-Fiに接続されるのも魅力です。
自身でよく行くショップなど、自動接続したいWi-Fiの場所をリクエストすることも可能ですよ!
タウンWi-Fiのデメリット
タウンWi-Fiはメリットだけではなくデメリットも存在します。
- 勝手に知らないWi-Fiに接続する
- フリーWi-Fiがどこにあるか分かりずらい
- 各Wi-Fi事業者の規約が確認ができない
勝手に知らないWi-Fiに接続されるのは、セキュリティー的にもリスクがありますが、そういった場合は使用する時のみWi-FiをONにするとよいでしょう。
フリーWi-Fiは地図上で小さく表示されるので、拡大してみる必要があります。
次に、セキュリティー対策のアプリを紹介しますので、そちらも併用して利用することでリスクも大幅に減少します。
無料で利用できますのでぜひ!インストールはコチラからどうぞ
外出先でiPhoneを安全に使うための(VPN)アプリ
さきほど、「自動的に接続されてセキュリティー的にどうなの?」という話をしました。
※VPNとは:通信内容を自動的に暗号化し、悪意のあるユーザーから通信を見られたり、データを盗まれて悪用されるのを防ぐことが可能なシステムです。
それが、これから紹介するセキュリティー対策アプリの「VPNネコ」です。
「VPNネコ」(VPN)の初期設定の方法をご紹介していきますので、手順にそってすすめていきましょう。
- App Storeで「VPNネコ」を検索しインストール
- アプリを起動>プロファイルの登録>許可
- 「VPN接続」をON
- 画面にメッセージが表示される
- 「OK」>「Allow」の順にタップ
- 「Allow(許可)」をタップ後iPhone設定に飛ぶ
- Touch ID・フェイスIDで設定
- 接続したい国を選択>「VPN接続」をON
- iPhone画面左上のWiFiのマーク隣に「VPN」表示される
- 初期設定の完了
初期設定が終了すれば、次回からアプリを開いて「VPN接続」をオンにするだけで接続できるようになります。
無料で安全に利用することができますよ! インストールはコチラ
フリーWi-Fiのメリット・デメリット(VPNなしの場合)
フリーWi-Fiは、「気軽に使える」「セキュリティー」が心配など、人によって賛否両論あります。
それぞれのメリット・デメリットを、それぞれご紹介しますので参考にしてください。
フリーWi-Fiのメリット(VPNアプリなしの場合)
フリーWi-Fiを利用する際のメリットは以下の通りですので参考にしてください。
- 無料で利用できる
- パケット代の節約になる
- 対応しているWi-Fiスポットが多い
やはり1番のメリットはWi-Fiを無料で利用することができることですね!
そしてパケット代の節約になるので、ギガ制限中でも安心して利用することもできます。
対応しているWi-Fiスポットも増加傾向にあるので、今後もさらに便利になるでしょう。
タウンWi-Fiを利用すればパスワード入力がなくなり、さらに便利になります。
フリーWi-Fiのデメリット(VPNアプリなしの場合)
フリーWi-Fiを利用する際のデメリットは以下の通りですので参考にしてください。
- 個人情報がもれる可能性がある
- 位置情報をONにしておくと家が特定される危険性がある
- 人混みの多いところでは通信速度がおそくなる
個人情報を守るためにもネットワークにカギのアイコンが付いているものにしましょう。
家が特定されることを防ぐためにも、必要以外のときは位置情報をOFFに設定しておきましょう。
当然ですが、人が混みあう場所ではWi-Fi通信が遅くなったりストップしてしまうこともあります。
Wi-Fiプロテクトを利用すれば、以上のデメリットのリスクが軽減します。
外出先でiPhoneをフリーWi-Fiに接続する際の注意点
誰でも気軽に使えるフリーWi-Fiだからこそ、危険がともなう恐れがあります。
フリーWi-Fiに接続する際の注意点を以下にまとめましたので参考にしてください。
- 認証情報を送信するログイン画面などへのアクセスはしない
- 知らないフリーWi-Fiスポットの利用はしない
- 暗号化されていない(カギなし)フリーWi-Fiスポットの利用はしない
- ログインが必要なページへのアクセスや個人情報の送受信の利用はしない
ログインなど個人情報を入力したり、暗号化されていない(カギなし)のネットワークを利用しないようにしましょう。
安易に知らないフリーWi-Fiスポットを利用すれば、個人情報を全て抜き取られる可能性があるので利用しないようにしましょう。
iPhoneで外出先や自宅でWi-Fi接続する方法のまとめ
自宅のWi-FiでiPhoneに接続する際はステッカーでネットワーク名・パスワードの確認して入力、ダメならiPhone、周辺機器の再起動をしてみましょう!
フリーWi-Fiスポットはセキュリティーアプリ(VPN)を利用しても絶対に安全とはかぎりません。
しかし、以上でご紹介した2つの無料アプリを併用することで、セキュリティー対策におおきく反映されます。
これを期にインストールをしておきましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。