ペットの仔犬を迎える時、しつけについて悩むという飼い主さんも多いのではないでしょうか?
いつからしつけをスタートするか?何を教えれば良いの?という悩みがたくさんありますよね。
この記事では、仔犬のしつけの基本からスタートのタイミング、仔犬のしつけを行う上で大切なトイレ、散歩、噛み癖などしつける時のポイントについても紹介しています。
飼い主さんと愛犬が共に快適に生活していけるよう少しでもお役に立てればと思います。是非最後まで読んでみて下さいね。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E7%8A%AC-%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B9-%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84-%E5%8B%95%E7%89%A9-644111/)
ペット仔犬のしつけはいつからスタート?
犬のしつけをスタートさせるのは、生後2~3ヶ月後がベストな状態です。生後2~3ヶ月前までの犬は「社会化期」と言われ、脳が未発達で、しつけをしても何のことか理解することができないからです。
しかし、詳細な時期は、犬種、個性により変化する為、生後3ヶ月を経過するまで、まずは愛情を注ぐことに力を入れ気持ちを安定させましょう。もし気になることがあれば、獣医や専門家に指示を仰ぎましょう。
しつけは、トラブルの回避だけでなく、犬と飼い主の絆形成における大切な手段です。
一見、厳しく感じても、お互いにストレスなく幸せに暮らしていくために必要なことです。
ペット仔犬のしつけはいつからが理想?!はじめにするべきこと
犬のしつけは、生後2~3ヶ月後の成長段階に応じて実施していかないといけません。1度にたくさんのことを教えると、仔犬は混乱に陥ります。まずは、飼い主、家族、犬自身の名前を覚えてもらうことです。
方法は簡単で、意識的に固定の名前で呼び合う会話を続けます。例えば、犬の名前が「たま」だとすると「たま」「たまちゃん」「たまこ」など、複数の呼び方だと、なかなか覚えられません。
ですので、1つの呼び方に統一しましょう。きちんと名前に反応した際はエサなどのご褒美をあげるのも手です。
生後3ヶ月を過ぎると犬は好奇心旺盛になり、さまざまな物事を身につけようとしてくれます。しつけは、愛犬のペースに合わせゆっくり進めてあげるのがポイントで、急がせることなく、気長に行いましょう。
ペット仔犬はいつからどのように注意すべき?!
しつけと聞くと厳しくと思われる方もおられるのではないでしょうか。しかし、何より大事なのは仔犬の頃から愛情を注いで注意しながらしつけをすることです。主従関係が必要だからと恐怖を与えるのは絶対にNGです。
愛犬を呼びかける際にはきちんとアイコンタクトを取る、しつけができたらほめる、ダメなことはダメとメリハリをつけて褒めたり、叱ったりと注意するのがポイントです。
また、長時間のトレーニングをすべきではありません。1回のしつけにかける時間が長いと犬はストレスを感じるので短時間で行うことも心がけておくことが大切です。
ペット仔犬と共同生活するにはいつからどのようなしつけをする?
ペットと共同生活をするに辺っては以下の①~⑤のをしつけを仔犬の頃から行うことが大切です。
- ➀トイレのしつけ
- ②ハウスのしつけ
- ➂「体を触る」「首輪やハーネスをつける」「健康管理」などに慣らす
- ④甘噛みの抑制
- ⑤お散歩の練習
仔犬を迎え、初めに直面する課題のトイレ、日課となる散歩、仔犬のしつけの悩みで必ずと言っていいほど聞く噛み癖はしつけで難しいと感じるポイントです。ですので、次にこれらのしつけのコツを解説していきます。
仔犬をしつける時のポイント:トイレ編
生後2~3ヵ月の状態ならば覚えることが出来るので、すぐにトイレの練習をスタートさせましょう。起床時、食事、水飲み後、散歩後など、犬がトイレをしたいタイミングを狙いトイレに誘導してあげましょう。
トイレの上で排泄できたら、しっかり撫でたあげる、ご褒美でエサをあげて褒めてあげるなど愛情表現を心掛けましょう。
また、犬は自分の生活スペースで排泄することを嫌うので、「ここで排泄すれば褒められる」と覚えさせるのが大切です。トイレの設置場所はエサ場、寝床からは離してあげるのがポイントです。
早く成功させたいと焦り、色々試しトイレの場所を変えるのはNGです。犬がいつまでもトイレの場所を覚えられず失敗の原因になります。「失敗はつきもの」と気長に見届けましょう。
仔犬をしつける時のポイント:散歩編
散歩の基本は「リーダーウォーク」です。犬が飼い主から適切な距離で寄り添い歩くことで、道路への飛び出し、拾い食い、人、犬への飛びかかりなどの事態を回避できます。
リーダーウォークはリードを引っ張らせないことがポイントで、飼い主のそばに来たらご褒美をあげる、飼い主から離れるとリードが張り苦しい、そばにいると褒められるということを繰り返し行い習慣化させましょう。
散歩のスタートはワクチンプログラムが完了する生後3~4ヵ月が目安です。それまでは室内で首輪、リードに慣れさせる練習をしておきましょう。
仔犬をしつける時のポイント:噛み癖編
近隣住民とのトラブル回避の為にも、無駄吠え、噛み癖は飼い主であるあなたが責任感を持ちしつけを行いましょう。
吠え、甘噛みは、仔犬の頃からしつけておくのが大切です。吠えたり噛んだりしたらすぐに低い声で「ダメ」と叱り、やめることができたら、エサをあげる、撫でるなどの愛情表現で褒めてあげましょう。
仔犬の頃からしっかりメリハリをつけて叱る、褒めることで、やってはいけないことを次第に覚えてくれるようになります。
まとめ仔犬のしつけは愛情を持って育てよう
愛犬がしっかりとした生活を過ごしていくには、飼い主さんのきちんとしたしつけが非常に重要です。しかし、犬も人間同様、それぞれに個性があり、得意なこと、苦手なことが存在します。
この記事でご紹介した内容はあくまで基本的なもので、一例にしか過ぎません、なので、飼い主のあなた自身が愛犬の様子に合わせたしつけをしていくのが適切です。
そして大切最も大切なのは、誰よりも愛犬に愛情を注ぎベストなタイミングでしつけを進めていきましょう。