「子犬のしつけはいつから始めればいいだろう?」「しつけは何からはじめよう?」と悩んでいませんか?
初めて子犬を飼うと分からないことが多くて大変ですよね。特にしつけは大切なことなのでとても悩むと思います。
この記事では、犬のしつけはいつから?犬のしつけは何から?について説明していきたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
出典:https://winnova.net/wp-content/uploads/2021/07/puppy-1207816_1280.jpg
何故しつけが必要なの?
犬のしつけが必要な理由って考えたことはありますか?何も考えなしにしつけをしても意味がありません。
簡潔に言うと犬のしつけは犬と人の共存のために行います。例えば他人の犬が吠えてきたり、道端で排泄をしているところを考えてみてください。
とても不快ではないですか?特に犬が苦手な人からすれば犬の印象がもっと悪くなってしまいますよね。
しつけは犬が人間の社会で生活する中でルールを守れるようにすることです。つまり、犬と人がお互いに幸せな生活を送るためにしつけをするのです。
犬のしつけはいつから?
犬のしつけを始める時期について悩んでいる方は多いかと思われます。先に結論を言ってしまうと”生後2~3ヶ月経ってから”と言われています。
犬は生後2~3ヶ月までの間は脳が発達しておらず、しつけをしても覚えられません。そのため、生後1ヶ月くらいの子犬にはしつけをする必要がないです。
しかし、法律では生後56日以下の犬や猫の販売が禁止されているため、基本的には、犬を家に迎えたらすぐにしつけを始めることが望ましいです。
犬のしつけは何から?
犬のしつけには優先した方がよいものがあり、はじめから「お手」や「お座り」などを教えることはあまり良くないです。では、初めにやるべきしつけについて説明していきます。
- 名前を覚えてもらう
- トイレ
- ハウス
- 体を触れられることに慣れてもらう
名前を覚えてもらう
この記事で紹介するしつけの中で、まず初めにやるべきことが犬に飼い主や飼い主の家族、犬自身の名前を覚えてもらうことです。
犬に名前を覚えてもらうことは犬とのコミュニケーションの第一歩で、信頼関係の構築につながります。
犬に名前を覚えてもらうときは、しっかりとアイコンタクトをとってください。そうすることで犬が自分の名前を認識しやすくなります。
また、呼び方は統一させましょう。ポチ、ポチちゃん、ポチくんのように複数の呼び方をしてしまうと覚えにくくなります。これは家族の名前を覚えてもらうときも同じです。
トイレ
一度間違った場所でトイレをしてしまうとおしっこの臭いが染みついてしまい、次も間違った場所でトイレをしてしまいます。そのため、トイレを覚えさせることは犬だけでなく、一緒に暮らす人にも大切なことです。
トイレを教えるときは、犬のトイレをする場所を用意して、犬が排泄をするタイミングでトイレに連れていきトイレの場所覚えさせます。これは、犬がトイレの場所を覚えるまで繰り返し行う必要があります。
ハウス
室内に犬専用の場所を作り、犬にそこが寝床だと教えるしつけです。ただ寝床だと教えるだけでなく、犬にとって安心できる場所を提供する意味もあります。
ハウストレーニングの方法としては、ハウス内にエサを置き、ハウスはエサが食べられる場所だと思わせるといったことをやります。
体を触れられることに慣れてもらう
体中を優しくなでたりマッサージしたり、抱っこをすることを毎日少しずつ繰り返し行うことで、犬が体を触れられることに慣れることができます。
体に触れられることに慣れておくと、トリマーさんや獣医さんに触れられても気にしないようになります。
いつから?よりも大切な犬のしつけで気を付けるポイント
犬のしつけでは気をつけなければならないポイントがあります。このポイントを理解しないままでは、しつけが逆効果になってしまう場合があるので、しっかりと覚えましょう。
- 愛情をもつ
- しつけは短時間で行う
- むやみに怒らない
愛情をもつ
しつけは厳しくしなければいけないと思う方もいるとは思いますが、何よりも大切なことは、犬に愛情をもって接することです。
犬に恐怖を与えず、アイコンタクトをしっかりとして、上手にできた時は褒めてあげることが必要です。
しつけは短時間で行う
長時間のしつけは犬にとってストレスになります。1回のしつけで1~3分程度の時間にすることが望ましいです。
むやみに怒らない
しつけの際に怒りすぎると、犬にとって嫌なものになってしまいます。
例えば、名前を呼んだ直後やトイレ中に怒ると、名前やトイレが犬にとって嫌なものになってしまうので気をつけましょう。
しつけがうまくいかないときはどうする?
犬のしつけがうまくいかないときは飼い主にとってもストレスになってしまいます。そのため、プロから教えてもらえるしつけ教室に通うことをお勧めします。
しつけ教室には、犬を預けるタイプと飼い主も一緒に通うタイプがあります。オススメは、飼い主も一緒に通うタイプのしつけ教室です。
しつけがうまくいかない原因には、飼い主自身に問題があることが考えられます。そのため、プロから犬との正しい接し方を学ぶことがいいかもしれません。
いつから犬を飼う準備をするの?
この記事を読んでいる人の中には、まだ犬を飼っていない人もいると思います。では、いつから犬を飼う準備をした方がいいのでしょうか?
答えは簡単です。家に犬を迎えることが決まったらすぐに準備をしましょう。
犬を飼うときには知識だけでなく、エサやトイレ、ベッドにおもちゃなど用意するものがたくさんあります。犬が家に来た時には、すぐに快適に過ごせるような環境を準備することが必要です。
犬について困ったときは
犬について困ったときは、素直に専門家に頼ることがいいと思います。ペットショップの方にお話を伺ったり、ネットや電話でペットについて相談できるサービスがたくさんあるので利用してみてください。
犬を飼う前の人は、「飼う前カウンセリング」と言って、犬を飼う前に大変なことや必要なことを教えてもらえるようなサービスが行われている動物病院やドッグスクールあるので利用するといいと思います。
犬のしつけはいつから?まとめ
犬のしつけについて解説しました。犬のしつけは犬を迎えたらすぐに始めましょう。ただし、気を付けるポイントやしつけは何からやるのかについて理解しておくことが大切です。
思うようにしつけができなくても、焦らず愛情をもって愛犬に接してあげましょう。そうすることで、犬と人の関係性がより良いものとなり、愛犬との幸せな生活を送ることができます。
犬は大切な家族の一員なので、正しい知識を持って接してあげましょう。