「光回線工事で新居に穴をあけたくない」「賃貸に住んでいるから穴あけは避けないといけない」という悩みを抱えてはいませんか?
さまざまな事情であれ、自宅に穴を開けて傷つけるようなことはしたくありませんよね。私もできれば開けたくありません。
ですが、最近は99%穴あけをしなくて済むそうです!この記事では、光回線の穴を開けない工事内容と作業時間を一戸建て、集合住宅に分けてそれぞれお伝えします。
素敵な新居に穴を開けたくない方も、賃貸で壁を開けられない方も光回線工事を済ませ、快適なインターネット環境を手に入れましょう。ぜひ最後までご覧ください!
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/ノート-タイピング-コーヒー-1850613/
【朗報】光回線工事に穴あけの必要はありません
多くの方が心配する光回線工事による穴あけですが、実際に壁に穴を開けるケースは1〜2%ほどになります。つまり、99%の家は一戸建てや集合住宅であれ穴を開ける必要がありません。
「じゃあどうやって穴を開けずに工事するの?」という声が聞こえてきそうですが、それは「もともと空いている穴を利用」という方法で対処します。
もともと空いている穴というと、「電話線の配管」や「エアコンのダクト」などがあり、これらが家の構造などにより使えない場合に限り、新たに穴を開ける必要性が出てきます。
基本的に、光回線の工事では電話線を引き込むための電話線の配管を活用した工事が最優先で検討されます。そのため、自宅に固定電話がある方は穴を開ける工事にはなりません。
自宅に固定電話がない場合や、何らかの理由で電話線の配管が利用できない場合、次のさらなる選択肢としてエアコンダクトなどの穴を活用する工事を検討することになります。
その場合、家の外から中まで貫通する穴を開けることはありませんが、光ケーブルの固定具を壁に据え付けるために小さなビス穴をあける場合があります。
- 電話線の配管
- エアコンのダクト(小さなビス穴を開ける可能性あり)
- 代用できるものが無ければ新たに穴あけ
ビス穴を開けるかどうかは状況によって変わるので、実際に工事を行う人に聞いてみないと分かりません。ちょっとした小さな穴でも開けるのが嫌であれば工事担当者に確認しましょう。
光回線の工事って何をやるの?基本となる一軒家の工事内容で確認
そもそも光回線を引き込む工事がどのようなものなのか理解しておきましょう。基本となる一軒家の工事内容で確認していきます。
光回線を引き込む工事でやることは大まかに分けて次の3つになります。
- 電信柱から屋内に光ケーブルを引き込む
- 引き込んだ光ケーブルを光コンセントに接続
- ホームゲートウェイを設置
これが光回線工事の大まかな流れです。この3つの工程について詳しく解説していきます。
作業①電信柱から屋内に光ケーブルを引き込む
まず最初に、電信柱から屋内に光ケーブルを引き込む作業をしていきます。
実は電信柱には、わたしたちがよく使う電力ケーブルと一緒に「電話線・光ケーブル」が張り巡らされています。
この電話線・光ケーブルを家の中に引き込むことにより、光回線が利用でき、インターネットに接続できるようになるのです。
作業②引き込んだ光ケーブルを光コンセントに接続
次に、引き込んだ光ケーブルを光コンセントに接続する作業をしていきます。
この光コンセントを家の中に設定する作業により、光ケーブルから「LANケーブル」への切り替えができるようになります。
なぜ切り替える必要があるのかというと、光ケーブルは非常に硬く、家の中では非常に扱いにくいからです。
折り曲げることができないほど硬い光ケーブルよりも、取り回しが良い柔らかいLANケーブルに変換することにより、家の中で思うように取り回すことが可能になります。
作業③ホームゲートウェイの設置
最後に、ホームゲートウェイ(写真右側の四角い機械)の設置をしていきます。これは光回線のインターネットサービスを使うために必要な装置です。
簡単に役割を説明すると、ホームゲートウェイは光ケーブルを伝って家に届いた情報をパソコンが理解出来るように変換するためのものになります。
専門用語が多く出てきて難しいのですが、興味のある方はコチラのフレッツ光の公式ページをご覧ください。
ちなみに、ホームゲートウェイはレンタルするのが主流で、購入する人は少数です。これらの設置が完了すれば、作業は終了となります。
マンションタイプで光設備ありの場合の工事内容
もし、あなたが集合住宅にお住みで希望する光回線の設備があればラッキーです。工事時間もわずか1時間ほどで終わってしまいます。
- 共有スペースに引き込んだ光ケーブルを室内に引き込む
- 光コンセントを設置して光回線を接続する
- ホームゲートウェイを設置
作業は一軒家バージョンの「電信柱からの光ケーブルの取り込み」がすでに終わっている状態からのスタートです。
光の設備があるマンションでは、「スプリッタ」と呼ばれる1つの光回線を全ての部屋に分配するための装置が共有スペースに設置されています。
そこから自室に光ケーブルを引き込んでいくだけの作業なので、作業時間はおよそ1時間と短時間で終わります。もちろん壁に穴を開ける心配もないので安心です。
マンションタイプで光設備なしの場合の工事内容
マンションに備え付けの光設備がない場合、共有スペースの「スプリッタ」へ光ケーブルを接続する作業が必要になってきます。
- 電信柱から共有スペースへ光ケーブルを接続
- 共有スペースのスプリッタから光ケーブルを室内に引き込む
- 光コンセントを設置して光回線を接続する
- ホームゲートウェイを設置
共有スペースまで光ケーブルを引き込めれば、あとは光設備があるマンションと同じ流れで進みます。作業時間は順調にいけば2〜3時間ほどで終わるでしょう。
しかし、共有スペースに光ケーブルを引き込む際に代用できる穴がなければ、新たに穴を開けなければならない可能性があります。
集合住宅の場合、どのような作業内容なろうとも大家さんからの許可は必須です。事前にしっかり話を済ませ、許可をもらっておきましょう。
アパートなど規模の小さい集合住宅では、戸建てタイプと同じ工事方法で光ケーブルを引き込むことが可能な場合もあります。(代用できるものがなければ、穴を開けなければならない可能性あり)
光回線工事に穴あけが必要になる3つのタイミング
光回線の工事で開ける穴の大きさは、3mm程度のビス留めと10mm程度のケーブルを通すための穴の2種類です。
あまり目立つ大きさではないうえ、穴には防水加工が施されますが、それでも建物を傷つけるのは嫌ですよね。ここでは光回線工事で壁に穴を開けるタイミングを3つ紹介します。
- 外壁への光キャビネットの取り付けのとき
- 光ケーブルを室内に引き込むとき
- 引留金具を取り付けるとき
もちろん、これらの作業内容を電話線の配管などで代用できれば穴を開ける必要がなくなります。
しかし、それらが代用できなかった場合に「いつ、どこに、どのくらい大きさ」の穴が開くか知らないと工事後に後悔する可能性もありますよね。
リスクを頭に入れておくことで、自分の気持ちの整理がついたり、大家さんに許可を貰いやすくするためにも知っておきましょう。
光回線工事による穴あけ①外壁への光キャビネットの取り付け
光キャビネットとは、家の壁に取り付ける箱状の器具であり、電柱から引いたケーブルを室内につなげるための光ケーブルの分岐点となる装置のことです。
工事の際には、この光キャビネットを取り付けるタイミングで、3か所程度のビス留めが必要になります。穴の大きさは、いずれも3~4mm程度です。
3か所程度、3〜4mm程度の光キャビネットを固定するビス留めの穴
もちろん最初の方でもお伝えしましたが、電話線の配管が使用できればキャビネットを取り付ける必要がなくなり、壁に穴を開ける必要もなくなります。
光回線工事による穴あけ②光ケーブルを室内に引き込む
続いて必要になるのが、光ケーブルを室内へ引き込むための直径10mm程度の穴になります。こちらはビス留めと違い完全に壁を貫通するため、位置や大きさをしっかり確認しましょう。
光ケーブルを室内に通すため、直径10mm程度の壁を貫通する穴
穴には雨風を防ぐための防水加工をするほか、カバーも取り付けられます。工事の際には、このカバーを固定するためのビス留めの穴も必要になってきますので、ご注意ください。
他にもシリコンなどで穴を埋める場合もあるので、雨水やすきま風などのトラブルは問題ありません。
光回線工事による穴あけ③引留金具の取り付け
最後に必要になる穴は、電柱から引いた光ケーブルを固定するためのビス留めの穴になります。大きさは黒い四角が2cm程度です。
光キャビネットから、室内へつながる穴までの距離にもよりますが、ビス留めによるケーブルの固定は2~3か所行われます。
外壁に2〜3か所程度、ケーブルを固定する3〜4mmのビス留めの穴
一部業者では、器具の固定にビスではなく両面テープによる対応も選択できます。
外壁によっては、両面テープが使用できないこともありますが、穴開けがどうしても嫌だという方は、工事前に事前に工事業者へ相談してみてください。
光回線工事の申し込みから作業終了までの期間
光回線工事は、申し込みから作業終了までおよそ1ヶ月から1ヶ月半で終わることが多いです。
光回線を詳しく知れるメディア「ヒカリク」が「申し込みから開通までにかかった期間は?」というアンケートを500人に行いました。その結果をご覧ください。
申し込みから開通までにかかった期間は?(参照:https://ieagent.jp/liveli/hikari-kikan) | |
開通までにかかった期間 | 該当者数(割合) |
2週間以内 | 171名(34.2%) |
2週間〜1ヶ月 | 198名(39.6%) |
1ヶ月〜1ヶ月半 | 76名(15.2%) |
1ヶ月半〜2ヶ月 | 26名(5.2%) |
2ヶ月〜3ヶ月 | 21名(4.2%) |
3ヶ月以上 | 8名(1.6%) |
1ヶ月以内に工事が終わった人は369名で73.8%でした。1ヶ月半までかかった人を合わせると、445名で89%になります。およそ9割の人が1ヶ月半以内に工事が終わるという結果が出ています。
しかし、これはあくまで平均的な結果でしかないので、業者の繁忙期に当たってしまうとさらに遅くなる可能性があります。余裕を持って申し込みをするようにしましょう。
業者の繁忙期は3〜5月の新生活シーズンです。この時期は年のうちで最も申込者が多いシーズンなので、開通までの期間が長引いてしまいます。
まとめ:光回線工事による穴あけは99%ありません
この記事で一番お伝えしたい内容はなんといっても、光回線工事による穴開けは99%避けることができるということです。
工事タイプ | 穴あけのリスク | 作業時間 |
一軒家タイプ | ほぼ無し
(代用できるものがあれば無し) |
約4〜5時間 |
マンションタイプ(光設備あり) | 無し | 約1時間 |
マンションタイプ(光設備無し) | ほぼ無し
(代用できるものがあれば無し) |
約2〜3時間 |
建物の構造が特殊でなければ、電話線配管やエアコンのダクトを代用することができますし、マンションであれば穴開けの心配はほとんどありません。
アパートのような集合住宅の場合は一軒家タイプを採用する場合がありますが、これも代用できるものがあれば問題ありません。
また、工事には立ち合いは必要になりますので、工事当日は予定を空けておきましょう。
業者によっては条件を満たすことで工事費用が実質無料となるケースもあります。費用や穴あけのことを担当者とよく話をして、後悔のない工事にしてください。