大手通信会社のドコモ・au・ソフトバンクではく、通信料が安くなる「格安SIM」とはどんなものなのでしょうか。
「よくわからないけど安いよ」と言われただけでは怪しいだけです。また「通信が遅い」、「アフターサービスがない」といった嫌なことだけを聞くと、格安SIMにすることをためらってしまいますよね。
大事なことは、「格安SIMとはなにか」という仕組みをしっかりわかること、メリット・デメリットを理解した上で使用することで対処できます。
なにもわからない人、今一つ理解できていない人にわかりやすく説明して、お店の選び方まで詳しく説明するので最後まで読み進めてください。
アイキャッチ画像出典:httpswww.pakutaso.comphoto2767.html
そのそも格安SIMとは?かんたんに説明
よくいう「格安SIM」とは、ドコモやau、ソフトバンク(大手3社もしくは3大キャリア)の通信網を借りて運用している通信会社のサービスのことです。
ちなみにSIM(シム)はご使用のスマホや携帯電話に入っている小さなチップのことで、どこのキャリア(通信会社)かをスマホや携帯電話に認識させています。これがなければ電話やメールができません。
上記のように大手3社のすでにある通信網(電波塔や基地局)を借りているのが格安SIM会社であって、設備の維持管理は大手3社に任せています。負担金を支払って通信網を使わせてもらっている状態です。
そして格安SIMの会社は店舗を持たないことが多く、人件費を削減できるなどの理由から、月々の通信費が安くなるので「格安SIM」と言われています。
なぜ料金がやすくなるの?大きな理由3つ
「そもそもなぜ安くなるの?」「なにかよくない理由があるのではないか」と疑って、格安SIMにできない人もいるでしょう。大きな理由が3つあるのでそれを知れば納得するでしょう。
- 独自の通信設備をもっていない
- 店舗がなく人件費がかからない
- データ使用状況に合わせた契約ができる
独自の通信設備をもっていない
基本的に格安SIM会社は電波塔や通信基地などの設備をもっていません。
昔から通信会社として業務をしていた大手3社は莫大な資金を投入して設備を設置してきました。格安SIM会社は負担金を支払うことによってその設備を使わせてもらっています(賃貸のようなもの)。
よって設備への初期投資をしなくて済んでおり、維持管理費もかからないことから、大手3社よりも安く値段設定できるということです。
店舗がなく人件費がかからない
格安SIM会社は各種手続きがネット上でできるのので基本的に店舗がありません。※一部小規模に店舗を構えている会社もある
商売をしている人ならよくわかるでしょうが、店舗のテナント料って驚くほど高いですよね。しかも大手3社は広い一等地で、しかも駐車場まで用意していることがあります。
店舗もそうですが、スタッフの人件費も考慮するとどれほどの負担になっていることでしょう。それが全くかからないとなると、安く抑えられるのも納得がいきますね。
データ使用状況に合わせた契約ができる
LINEなどのSNSやインターネットで使うデータ使用料は人それぞれです。3GBいかない人もいれば20GB、50GBほしいといったユーザーもいます。
月々の使用量は多少上下があっても、固定的になることが多いはずです。そうであればそれに見合ったギガ数のプランがあればいいですよね。契約プランの種類の多さを大手と格安SIMで例を挙げて比較してみます。
- ミニフィットプラン+(3GBまで)
- メリハリ無制限 (無制限)
出典:Softbank 料金プラン
- 500MB/月コース
- 1GB/月コース
- 3GB/月コース
- 6GB/月コース
- 10GB/月コース
出典:OCNモバイル 料金プラン
ほんの一例ですが、大手に比べて格安SIMの方が細かく契約プランが分かれていることが多いです。
この中ではソフトバンクのメリハリ無制限が一番使用料金が高いので、もしあなたが7GBだけ使いたいときに選ぶとしたらOCNモバイルの10GB/月コースですよね。
格安SIMのメリット3つ
格安SIMのメリットは各社サービスが様々なのでたくさんあります。その中でも共通した3つのメリットがあります。
- 通信費が安くなる
- データ通信容量が大きくなる
- ネットで気軽に申し込みやプラン変更ができる
通信費が安くなる
月々の使用量が安くなることは間違いないです。上記のなぜ安くなるの?大きな理由3つで述べているとおりです。
通信費は固定費なのでどうしても出ていくお金です。それを月1,000円安くできたら年間12,000円得したことになります。しかもデータ容量を減らさなくて済むのであればいいことしかないですね。
データ通信容量が大きくなる
仮に大手キャリアから月々の値段を据え置きで格安SIMにしたとしましょう。格段に格安SIMの方がデータ使用ギガ数が多くなるでしょう。大手キャリアと格安SIMを比較してみます。
- データ容量 1GB
- 月使用料金 3,465円(税込み)
出典:au 料金プラン
- データ容量 12GB
- 月使用料金 3,740円(税込み)
出典:BIGLOBEモバイル 料金プラン
一例ですがほぼ同じ月額でデータ使用料に大きな違いが出ます。純粋にデータ容量を増やしたいときにも格安SIMを活用した方がいいです。
ネットで気軽に申し込みやプラン変更できる
格安SIMの契約やプラン変更は全てインターネットで完結します。
店舗がない分、ネットでせざるをえないという言い方もできますが、ネットユーザーからしたらありがたいことであって、それで充分なのです。
ネットでしかできない分、わかりやすいページ作りをしているし、わからないことはチャット(会話形式のメール)で質問もできます。
なおスマホアプリで、月のデータ使用状況や料金も見ることができるので、現状を把握して節約できたりと、データ使用のいい意識が生まれるでしょう。
格安SIMのデメリット3つ
格安SIMを使うにあたって必ず知っておかなければいけないのがデメリットです。不安やもやもやがあっては快適に格安SIMを使えないし、もしものトラブルがあったときに対処できません。
大きなデメリットを3つあげたので、これをクリアできないひとは格安SIMは避けた方がいいでしょう。
- 店舗スタッフに相談できない
- キャリアメールが使えない
- 通信速度が遅い時間帯がある
店舗スタッフに相談できない
購入したスマホのトラブルやメールの設定などで困ったときに、店舗に駆け込んだことはありますか。「頼りになった」、「助かった」という経験が私にはあります。
店舗スタッフに相談することができれば、携帯電話に関するすべての問題が解決します。
スマートフォンの取り扱いがあまりわからないといった人や、インターネット全般に詳しくない人にとっては直接相談できる店舗があった方が絶対便利です。
格安SIMにあってはそのような駆け込み寺はないと考えておいてください。※一部小規模に店舗を構えている格安SIM会社もあるが、店舗数が少ない。
キャリアメールが使えない
キャリアメールとは以下のようなアドレス(ドメインともいう)のことです。
- ドコモ 〇〇@docomo.ne.jp
- au 〇〇@au.com
- ソフトバンク 〇〇@softbank.ne.jp
ドコモやau、ソフトバンクの契約で与えられるメールアドレスがキャリアメールです。LINEなどのSNSでやりとりができなかった時代はキャリアメールで連絡を取り合うことが多かったはずです。
古くからの知り合いでキャリアメールでやりとりをしている人がいる場合、それがなくなるのは不便ですよね。
Gメールなどのフリーメールを使うというのも一つの手なのですが、メールアドレスの変更をお知らせするのも面倒な一手間なのかもしれません。
通信が遅い時間帯がある
「格安SIMは通信速度が遅い」と勝手なイメージをもっている人がいます。それは間違っていて、格安SIMは大手キャリアの通信回線を使用しているので、ドコモやau、ソフトバンクと同じといえます。
ただ、回線の使用に余裕があるときは遅くなりませんが、通勤時間帯や昼休みで通信を使う人が多いときはそうはいきません。
では質問です。同じドコモ回線を使用している三者を例に出します。
- docomoユーザー
- OCNモバイルユーザー
- ビッグローブモバイルユーザー
回線混雑時、この三者が同時に同じ動画を見たときに誰が一番通信が速いと思いますか?
決して格安SIMの方が速く見れるということはありませんよね。容量の限られた回線はそれぞれ割り当て範囲が決まっていて、大手キャリアの方がシェアが大きいのです。
やはり回線混雑時には大手キャリアが強いということは間違いありません。
格安SIMにしたほうがいい人とは
ではどんな人が格安SIMにしたほうがいいのでしょう。すべての人が格安SIMにするべきかといったらそうではありません。
やはり大手キャリアの信頼とサポートの安心感は大きいです。それでも特に格安SIMにした方がいい場合を5つあげます。
- とにかく通信料を安く抑えたい
- 月の使用容量が少ない
- 家族割のプランを使っていない
- スマホの機種はなんでもいい
- ネットにある程度慣れている
とにかく通信料を安く抑えたい
家賃や保険など毎月家計の支出になるのが固定費で、通信費もその一つです。格安SIMが世に出てきてその通信費を減らせる時代がきたので、これを使わない手はありません。
通信費を少しでも抑えたいと考えているなら、すぐにでも格安SIMにしましょう。ネット全盛の現代では通信費は必須ですが、少しでも家計を楽にできればいいですよね。
月の使用容量が少ない
家にWi-Fiを繋いでいる人で、外でほとんどデータ容量を使わない人もいます。もしくは動画や大容量のデータ通信をしない人などは、データ容量を低く設定してお得になる格安SIMにした方がいいです。
普段使用が少ない人は少々の通信の遅延は気ならないのではないでしょう。それより値段を安く抑えた方が絶対いいですよね。
家族割のプランを使っていない
auやドコモは家族割があります。これは一種の囲い込みですが、データ分け合いや割引もあり、家族割の恩恵はを受けている人も少なくありません。
もし家族割がなく、一人だけの契約であれば格安SIMにした方がいいです。格安SIMは家族割プランのない会社が多いですが、安さはそれに匹敵するか、さらに安くなる場合があります。
スマホの機種はなんでもいい
ソフトバンクのバルミューダフォンなどのキャリア限定モデルというものがあり、機種にこだわりをもっている人はいます。一方で…
- 「iPhoneでもAndroidでもどっちでもいい」
- 「国産じゃなくて中華スマホでもいい」
このように、特にスマホの機種についてこだわりがなければ格安SIMにして問題ないです。
もちろん格安SIM会社も機種はたくさんあるし、SIMフリースマホはたくさん出回っています。しかも端末大幅割引のキャンペーンをしている会社も多く、その恩恵を受けることがでるでしょう。
ネットにある程度慣れている
スマホでインターネットが使用できる時代になって久しいので、すでにネットに慣れている人は多いです。
その中でもインターネットで買い物ができる人は格安SIMの契約はできるでしょう。Amazonや楽天でも初期設定は少しだけ大変だったけど、決められた項目を入力していけばば登録ができましたよね。
格安SIM契約も似たような要領です。ただ旧契約と新契約に分かれているのでややこしいというだけです。ということで詳しい契約の方法を説明します。
格安SIMにするための方法
格安SIMにするための出発点は2つあります。通常の新規契約と、今の電話番号をそのままで使う新規契約です。「新規」or「のりかえ」といった言い方をします。
やはり電話番号をそのまま使うのりかえで格安SIMにしたいといった人がほとんどです。2つに分けてその方法を説明します。
電話番号はそのままでの契約方法
電話番号そのままでののりかえ方法を以下の順番で説明します。難しい横文字があるかもしれませんが、ただのしなければいけない作業というように認識しても大丈夫です。
- MNP予約番号を発行する
- ANP設定をする
- のりかえ前の端末はいつまでつかえるか
MNP予約番号を発行する
MNP(Mobile Number Portability)とは携帯電話番号ポータビリティーのこと
MNPをかんたんにいえば、のりかえ先でも電話番号が変わらない仕組みのことです。
そしてMNP予約番号とはのりかえる前の携帯会社からもらわないといけない10桁の番号です。予約番号は3大キャリアでもHPやマイページからとれるのですが、わからなければ電話で案内してくれます。
発行の申請時間により、問い合わせの当日に伝えられないということがあるので注意してください。
MNP予約番号には15日間の有効期限があります。しかも新規契約時に「有効期限が10日以上ないといけない」といった条件がある場合があるので、迅速な手続きが必要になってきます。
APN設定をする
APN(Access Point Name)はスマホにどの回線を使用するか認識させるための名前(記号)
格安SIMとして通信を開通させるためにはAPN設定をしなければいけません。大手3社はあらかじめAPN設定ができていますが、格安SIMは自ら入力する必要があります。
契約ができたら数日で説明書等が届きます。その中にSIMが入っているのでそれを挿入して、APNを設定をします。入力する名前は説明書に書かれている通りです。おおまかな手順は以下の通りになります。
- 「設定」の「APN(アクセスポイント名)」を開く
- 指定のアクセスポイント名を選択、もしくは入力
- 「認証タイプ」を選択(CHAPもしくはPAP)
以上の流れですが、詳細は最初に届く説明書に記載されていますのでその通りに行うのみです。
なおiPhoneの場合はAPN設定を行う前に「プロファイルをダウンロードする」という操作が必要になります。AndroidとiPhoneの設定の違いをご注意ください。
説明書どおりしてもうまくいかないということが稀にあります。そういったときは再起動をしてみてください。私はスマホのトラブルがあったらまずは再起動を試します。それだけで問題解決することはありますよ。
のりかえ前の端末はいつまでつかえるの?
のりかえるときは異なる会社同士の引継ぎになるのでどうしてもタイムラグが生じます。ではいつまでのりかえ前の携帯やスマホ(以下端末という)が使えるのでしょうか。
- MNP予約番号を発行した瞬間から使えなくなる?
- 契約の書類が自宅に届いたら使えなくなる?
- 自分で解約手続きをしないといけない?
上記の3つとも間違いで、使えなくなるタイミングは、新しい端末の開通手続きをしてからになります。
通信会社が開通手続きをしている間(30分程度)、電話やネットが使えなくなる状態になりますが、なるべくタイムラグがないようにしています。
ただし受付時間が各会社で決まっていてその間にネットか電話で行うので、余裕のある時間を設けておいてください。
なお旧契約の端末は新しいスマホの開通ができたと同時に解約になるので、自分での操作は必要ありません。ただ、使えなくなる前にバックアップやデータの移動はしておいた方がいいでしょう。
新しい電話番号での契約(新規)
新しい携帯電話番号が発行される新規での契約であればMNPは必要ありませんが、APN設定を行わなければいけない場合があります。送られてきた説明書をよく読んでその通りに開通手続きを行ってください。
格安SIMで使用できるスマホ
今まで使っていたスマホをそのまま格安SIMでも使いたいといったひとは多いです。その時に気をつけてもらいたいのが対応する回線と会社を調べておくことです。以下の3つが格安SIMでも使えるスマホです。
- 格安SIMに適合する3大キャリアのスマホ
- SIMフリースマホ
- 格安SIM会社で購入したスマホ
格安SIMに適合する3大キャリアのスマホ
大手キャリアは基本的に自社でしか使えないようにSIMロックがかかっています。
SIMロックは手続きを行えば解除できるものが多いのですが、解除せずとも格安SIMとして使えるものがあります。それは格安SIMがどこの回線を借りているかが大きく影響します。
例えばOCNモバイルはドコモの回線を使用しているのでドコモ端末が使えるといったことです。
- OCNモバイル ← docomoスマホ
- UQモバイル ← auスマホ
- LINEMO ← Softbankスマホ
一部例外もあるので、格安SIM会社のHPで適合チェック済み機種の一覧を確認するようにしてください。
SIMフリースマホ
SIMロックが解除されたものか、最初からSIMフリーとして発売されているものを使うことができます。基本的にどのキャリアでも使用することができるのがこのSIMフリースマホです。
SIMフリー端末を準備できれば安心してどこの携帯会社でも通信することがでるので、おススメです。
格安SIM会社で購入したスマホ
新しく契約する格安SIM会社でスマホを買う場合は確実に使えるものになります。SIMフリー端末として発売しているものが多いので、もし違うキャリアにのりかえるときも安心して使用できますね。
自分に合ったお店、料金プランの選び方
最も大事なのが、どの格安SIM会社にするかということです。格安SIMであればなんでもいいということではありません。
格安SIMの業務を行っている会社は多くて数えきれません。サービスやプランも様々です。その中で気に入ったものを見つけたらチェックしておいた方がいいことが3つあります。
- 使用状況を把握して最適なプランを選択
- 実績・評価やアフターサービスの有無
- 端末の割引
使用状況を把握して最適なプランを選択
まずは自分の毎月の使用状況(傾向)を把握しておきましょう。以下のようなケースがあります。
- 電話が主でネットはほぼ使わない
- 電話はほとんどしなくてネットが多い
- ネットは20GB以上使っている
- 特定の人しか電話をかけない
格安SIMの契約において、自分の使用傾向を把握することによって、それに合わせた最適な契約を選ぶことができます。主に重要視されるのは「電話」か「データ容量」の2つになります。
電話重視
電話の料金を気にせず使いたいといったときは、格安SIMにもかけ放題のオプションは用意されています。かけ放題があるプランや会社を選びましょう。
データ容量重視
とくに電話は必要なく、もっぱらLINE通話やSNSの通話をしている人は、かけ放題に加入せずにデータ容量がたっぷりの20GBや30GBに加入することをすすめます。
格安SIMにはデータ無制限プランが少なく、あっても実際は通信制限がかかってしまうという場合があるので気をつけてください。
BIGLOBEモバイルはYouTubeやTwitterなど特定のSNSが使い放題の「エンタメフリー」というサービスがあるのでチェックしてみてください。BIGLOBEモバイル エンタメフリー
実績・評価やアフターサービスの有無
長年、格安SIM業務の実績があるとか、知名度があるといったことは、お店選びで重要なことです。有名人をコマーシャルで使うことで顧客にいいイメージを与えることは商売では重要なことです。
しかし実際のところどうなのでしょう?契約してみたはいいものの、実際は「つながりにくかった」とか「アフターサービスが遅いし悪い」などと、後悔してしまうことがあるかもしれません。
格安SIMでわからないことがあった場合の問い合わせは電話ではなくチャットでのことが多いので、それが不安であれば駆け込める店舗がある格安SIMを選んだ方が安心ですね。
徹底的に評価や実情を調べたいならTwitterなどのSNSで検索してみてください。批判や評価などのリアルな声が出ています。個人のつぶやきなので信じるかどうかはあなた次第ですが、参考にはなるはずです。
端末の割引
私は格安SIM契約での醍醐味はこの端末割引にあると考えています。
SIMフリー端末を大幅割引している格安SIM会社がたくさんあります。1円で買えるものがあったり、数万円の割引があったりでこんなおいしい話はありません。
もちろん1年縛りや2年縛りといった条件付きの場合が多いので注意が必要です。
〇〇年縛りとは決められた期間より早く解約したら違約金が発生する仕組み
格安SIMはCMや大々的に広告を出していないことが多いので契約者に安い使用料でサービス提供できたり、端末を割引できたりします。もう格安SIMに移行したら大手にはもどれません。
格安SIM契約後にしたいこと
格安SIMにした後、「通信費が安くなった」と満足するだけではもったいないです。してほしいことは以下の3つです。
- 通信使用料に応じたプラン変更
- さらにお得な会社へのりかえ
- 家族・友達への紹介
一度「のりかえ」ができた人は、さらにお得な格安SIMに移行することもできますね。
通信使用料に応じたプラン変更
必ずやってほしいのがプランの見直しです。データ容量が足りずに速度制限が生じてストレスを感じていませんか?もしくは余り過ぎていませんか?
そういった時はネットやアプリから気軽にプラン変更できるのが格安SIMのいいところです。ただプラン変更の開始日が月初めなのでデータを増やしたい月の前月までにプラン変更をしておいてください。
さらにお得な会社へのりかえ
格安SIMを一度契約できたら二度目三度目は必ずできます。会社は変わっても契約方法はぼほ変わりません。
気になる格安SIMがあったら積極的にのりかえをしてみてください。端末割引キャンペーンやキャッシュバックがありますよ。
気をつけてもらいたいのが解約手数料がかかるかどうかです。端末割引適用の条件として〇〇年縛りなどがあったら解約手数料がかかる場合があります。契約時の条件を確認してから解約するようにしてください。
家族・友達への紹介
いいものであれば知り合いに紹介したくなるものです。格安SIM会社としても紹介してくれることはうれしいことなので、お礼としてポイントや現金のキャッシュバックなどのサービスがあったりします。
家族であれば2回線目の追加が大幅に割引されるものがあるので紹介しやすくなりますね。
格安SIMとは?メリットとデメリットを理解することのまとめ
格安SIMがどんな仕組みでなぜ安くなるのかがわかったと思います。同時にデメリットも説明しました。
大事なことはデメリットをしっかり把握しておいて、それでもメリットの比重が大きいといった場合は迷わず格安SIMにしましょう。なんでも安いに越したことはありません。
格安SIMでの快適でお得な生活ができるようになったら、たくさんの人に紹介してあげてください。その情報を求めている人はたくさんいます。