「毎日頑張って仕事をしているのに、残業ばかりでなかなか定時で帰れない」といった悩みを抱えていませんか?
定時で帰れない日が続くと、頭の中が仕事のことでいっぱいになり、仕事に対するモチベーションが下がってしまいますよね。
「定時で帰れない」という悩みを持つ人は半分以上いると言われています。あなた以外にも同じ悩みを持っている人はたくさんいます。
本記事では、定時で帰れない主な理由と定時で帰るための方法を解説しています。定時で帰れる生活を実現させるために、ぜひ最後までご覧になってくださいね。
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定時で帰れない一番の理由は「仕事量」にある
定時で帰れない150人を対象に定時で帰れない理由を聞いた結果が下の表です。
仕事量が多い 82.7% 業務効率が悪い 18.0% 他の人が残っているから帰りにくい 17.3% 会議が多い 14.0% 人の仕事を手伝ってしまう 12.0% 出典:https://www.staffservice.co.jp/cheer/jobs/overtime.html
「仕事量が多い」と回答した人が全体の82.7%と、他の理由と比べて圧倒的に多いことがこの表から分かります。
定時で帰れない人のほとんどは仕事量に悩まされています。あなたも仕事量の多さに頭を抱えていませんか?
仕事量を工夫して減らしていくことが、定時に帰れるようにするための一番のポイントになるでしょう。
仕事量が増えるとスケジュール管理が雑になる
仕事量が多いと「何から終わらせていくか」といったスケジュール管理が雑になり、完璧な状態で仕事を終えることができなくなってしまいます。
定時で帰れるように急いで仕事を終わらせても、手直しが入ってしまうとその修正作業で残業してしまい、結果として定時で帰れなくなってしまいます。
「定時までに仕事を全て終わらせる」というざっくりとした目標を立てるのではなく、「この仕事は○○時までに終わらせよう」といった細かなスケジュールを立てることが重要です。
職場の環境も定時に帰れない原因の1つ!
定時で帰れない原因は自分だけでなく、他人の存在による影響もあります。
例えば「上司や同僚がまだ仕事をしていて帰りにくい」と思ったことや「残業しないと頑張っている人だと評価されない」と仕方なく残業したことはないでしょうか?
上司や同僚の視線、さらには職場の環境が「残業をして当たり前」の風潮があると、なかなか定時に帰る勇気が出てきません。
「自分がダメだから定時で帰れない」と落ち込む必要はなく、自分以外のところでも定時で帰れない原因があることを知っておきましょう。
定時に帰れないときの対処法①仕事を分担してもらう
では、どのようにしたら定時で帰れるようになるのでしょうか。まずは、仕事量を減らす努力から始めてみましょう。
仕事量を減らす方法として「仕事を上司や同僚にお願いして分担してもらうこと」をオススメします。
例えば、100案件分の仕事を任されたときに、1人で100案件分の仕事をするのと、2人で50案件ずつ仕事を分担するのとでは、分担したほうが仕事量が減ります。
仕事量が減るとその分仕事をする時間が減り、定時で帰れる可能性がグンと上がりますよ!
定時に帰れないときの対処法②無駄な作業がないか確認
気軽に仕事を分担できる上司や同僚がいない場合は、自分の仕事の中で無駄な作業がないか確認してみてください。
例えば「オフィスの移動を短時間に何回もしている」や「探し物をしている時間が長い」といったことはありませんか?
時間を無駄にする作業が多いと、定時で仕事を終えることができなくなってしまいます。小さめなバッグに必要なものを入れたり、デスク周りを整理整頓したりしてみてください。
また、パソコンを使っている人は、タイピングの速度を上げるために練習したり、ショートカットキーを覚えたりすると、格段に作業スピードが上がりますよ!
定時に帰れないときの対処法③作業に優先順位をつける
仕事量を減らせない人は、やるべき作業を紙に書き出して、優先順位をつけてみてください。
優先順位をつけるときは、納期の早さと責任の重さを軸に考えてみると決められやすくなりますよ!
- 納期の早い取引先ごとに優先順位を決める
- 上司から割り当てられている仕事は優先度を高めにする
- 急ぎではない仕事は優先度を低くし、すき間時間に終わらせる
作業の優先順位をつけた後は、優先度の高い作業から終わらせていきましょう!
定時に帰れないときの対処法④スケジュール管理を徹底
1日の作業をスケジュールで組むと、これからやるべきことが明確になり、定時で帰りやすくなります。
スケジュールを組むときは、先ほど考えた作業の優先順位に加えて、それぞれの作業にかかる時間も考えると良いですよ。
作業の時間を考慮してスケジュールを考えると「この時間までにこの作業を終わらせると定時で帰れそう」という計画が立てられ、効率的に仕事を進めることができます。
特に締切を控えている作業については、スケジュールを組むことで、締切前日になっても焦ることなく定時までに仕事を終わらせることができるでしょう。
定時に帰れないときの対処法⑤周りの視線を気にしない
定時で帰れる努力はしているけど、周りの視線が気になってなかなか定時に帰れないという人もいるでしょう。
しかし、上司の中には「部下がまだ作業をしているのに自分だけが帰るのは申し訳ない気持ちになる」といったように、あなたと同じ思いをしている人もいます。
部下が最後まで仕事を終わらせたのを確認してから帰る上司のためにも、定時で帰る意識を持っておきましょう!
自分の上司がそういう人か分からないときは、始業前に上司に「本日は定時の後、用事が控えていますので定時で帰らせていただきます」と一言断っておくと、定時で帰りやすくなりますよ。
改善しないときは部署異動や転職を検討してみる
ここまで定時で帰るための方法について解説してきましたが、「職場の環境が悪すぎて自分が意識しても改善しそうにない」と感じた人もいるでしょう。
その場合は、部署異動や転職を検討してみてください。世の中にはたくさんの会社があり、会社ごとに違った社風があります。
定時に帰りたくても帰れないのは、あなたの働き方と会社の働き方が合わない可能性が非常に高いです。
環境は自分1人だけで変えることは現実的ではありません。あなたの働き方に合った職場を転職エージェントから探すことが最も効果的ですよ。
時間内に終わらせる意識を持って定時に帰ろう!
定時で帰れない理由には、無駄な作業の多さやスケジュール管理ができていないことといったあなたに関すること、そして上司や同僚の視線といった他人が関わることがあります。
しかし、本記事で紹介した定時で帰れるようにするための方法は、いずれもあなたが定時で帰ろうとする意志がないと実現できません。
定時で帰りたいと思うのならば、まずは定時で帰る覚悟を持ってから定時で帰るための行動を起こしてください。
あなたの生活がより充実したものになるために、仕事を定時までに終わらせるように頑張ってくださいね!