「月々支払っている通信費が高くて、格安のスマホに移行したい」「1000円くらいで格安スマホを契約したいけど、どの格安スマホを選べばよいかが分からない」と頭を抱えていませんか?
スマホをそこまで使っていないのに、月々に何万も通信費に払うのは家計的にも大変ですよね。「通信費を抑えれば、趣味にも家族サービスにも使えるのに…」と考えてしまいますよね。
本記事では、1000円台で契約することが出来る格安のスマホを紹介していきます。通信費を今までの10分の1以下に抑えることができれば、嬉しいですよね。
また、格安スマホを契約するメリットやデメリット、相場などについてもご紹介していきますので、最後まで読み進めていってください。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/photos/iphone6plus-subway-business-meeting-538898/
1000円前後で使える格安スマホが向いている人
まず初めに、格安スマホが向いている人はどんな特徴があるのかをご紹介していきます。折角、格安スマホに乗り換えたのに使いづらくてしょうがない、という風にはなりたくないですよね。
- スマホの事を熟知していて、オンラインでのやり取りや契約に抵抗がない
- 家や職場にWiFi環境があり、外で動画を見ない
- 電話やネットの品質は平均でいいから、とりあえず通信費を安くしたい
紹介した上記の3つをそれぞれ詳しく解説していきますね。格安スマホに乗り換えて、後悔しないために、自分が格安スマホの乗り換えに向いてるのかを見極めましょう。
格安スマホの契約やサポートはオンラインでやり取りをする
格安スマホを利用する際は、基本的にオンラインでのやり取りでサポート受けることになります。対面でのサポート体制を無くすことで、コストの削減をして格安スマホを提供しています。
ちなみに、楽天モバイルは初回のみ店頭での契約が出来ますが、その後のサポートはオンラインでのみです。
例外として、対面でのサポートをしてくれる格安スマホが2社あります。それは、「OCN モバイル ONE」と「トーンモバイル」です。
この2つの格安スマホはNTTドコモと提携をしているので、ドコモのお店に行ってサポートを受けることができます。
データの通信料が少なくても問題がない
データの通信料が少なくても問題ないという人は、格安スマホに向いています。なぜなら、1000円台でスマホを利用すると考えたら、データの通信料を抑えなければ、利用することが出来ないからです。
1000円台のデータ通信料は、大体1GB~3GBです。下の段落で3GBの通信で何が出来るのかを紹介しますが、動画の視聴や長時間のビデオ通話をしてしまうと、一気に3GBに達してしまいます。
簡単な連絡だけをする人やスマホを日中利用しないという人は、データの通信料が少なくても問題ないでしょう。また、自宅や会社にWiFi環境があり、移動中にスマホを利用しなければ、格安スマホがおすすめですね。
格安スマホにするということは、ある程度スマホの利用が制限されるということなので、普段から連絡を頻繁にする人や動画の視聴を楽しみたいという人にはおすすめできません。
通信速度や通話の品質が落ちても大丈夫
格安スマホというのは、通信設備や通話の中継器を大手から借りているため、大手のスマホの利用者が多くなる出勤時間や昼休み、夕食の時間帯に通信が遅くなったり電話の品質が下がったりしてしまいます。
どうしても人が多く利用するような時間帯になると、利用できるネットの幅が狭くなり、格安スマホを利用している人がいつもよりスマホが使いにくくなります。
最近では、以前に比べて通信速度や品質の人も格段に上がったとされているそうなのですが、どうしても格安スマホではない普通のスマホと比べてしまうと、劣ってしまうそうです。
月1000円の格安スマホで何が出来るのか?
月に1000円台でスマホを契約すると、利用できるGB数は3GB程です。3GBといっても、何が出来るのかよくわからないという人に向けて、下の表を使って簡単に紹介をします。
ホームページ閲覧 | 約7500ページ |
LINE(トーク) | 約150万回 |
LINE(通話) | 約170時間 |
LINE(ビデオ通話) | 約10時間 |
メール | 約6000通 |
YouTube | 低画質:5時間 高画質:3時間 |
月3GB=30日で割ると1日100MBしか使えず、足りないと感じる人も多いと思いますが、大手のスマホを使っているユーザーの内3GB以上使っている方は、約半数しかいないそうです。
※出典:野村総合研究所「携帯電話料金に関する意識調査結果(2018年)」
動画の長時間での再生や他の電子機器とのテザリング、スマホやゲームのアップデートを利用しない限りは月3GBを超えることは基本的にないでしょう。
LINEでの簡単なやり取りや通勤時間でニュースを確認するくらいであれば、1日に100MBも使いません。
もし自分の1日のデータ量が気になるのであれば、契約しているスマホのデータ量を確認してから格安スマホに移行しても良いですね。
月1000円台の格安スマホを選ぶときのポイント
次に、月1000円台の格安スマホを選ぶときのポイントをご紹介していきます。今や通信費を大幅に削減する時代、格安スマホを打ち出している会社は数多くあります。
実際にニュースやテレビを見ていて、格安スマホの情報は入ってきますが、どの格安スマホを選んで契約すれば良いのか分からないですよね。
格安スマホを選ぶときには、以下の4つのポイントを抑えておきましょう。これらのポイントを抑えて比較をしていけば、自分に合った格安スマホが分かります。
- 繰り越し
- 5G対応
- 通話定額/かけ放題
- 容量追加
それでは上記の4つのポイントを抑えるためにも、ひとつずつ詳しくご紹介していきます。
繰り越し
契約する格安スマホによっては、繰り越しというのが出来て、余ったデータ量を翌月に繰り越しが可能です。
データ量を上手くやりくりして1年間通して格安スマホを使っていきたいという人は、チェックすべき項目です。
例えば、3GBで契約をしていて、今月は2GBしか使わなかったという場合は、来月に1GB分繰り越しが出来ます。会社の仕事で出張をよくする人や変則的な仕事をしている人におすすめです。
5G対応
契約をしようとしている格安スマホが5Gに対応しているかというのも、格安スマホを選ぶうえではポイントです。
5G対応のスマホを持っているのであれば、5G対応の格安スマホを契約したいですよね。もちろん、4G対応の格安スマホでも契約することもできます。
5Gにするメリットは以下の通りです。デメリットは4Gのスマホに比べて、電池の減りが早くなってしまうことです。
- 高速かつ大容量の通信が出来る
- 遅延が少ない
- 複数の端末に接続が出来る
通話定額
ほとんどの格安スマホにオプションとして追加の料金を払うことで、かけ放題の機能が付いてきます。契約をする人によっては、電話を沢山使いたいと考えていると思います。
オプションでかけ放題機能がある格安スマホは、5分以内・10分以内・永久かけ放題といった様に、様々なプランがあるので契約したい格安スマホのオプションを詳しく見てみてください。
容量追加
今月は出張が重なり、容量の追加をしたいと考えている人は、オプションで容量の追加をしましょう。契約する格安スマホによって容量の追加を出来るスマホと出来ないスマホがあります。
容量の追加が出来る格安スマホの可不可。また、値段の違いは格安スマホによってバラつきがありますが、容量の追加が出来るのであれば大体の相場は1GBが550円、3GBが990円の格安スマホが多いです。
また、通常のスマホのように契約時に使えるデータ容量が決まっているのではなく、自分が使いたいときに、データ容量を購入して契約更新するような格安スマホもあります。
1年間を通して、使うデータ量が異なるという人は、データ容量をその都度購入できる格安スマホを検討してみてください。
1000円台で契約できる格安スマホ① LINEMO
まず初めにご紹介するのは、ソフトバンクが運営をしているオンラインブランド「LINEMO」です。データ量3GBを月額990円(税込み)で利用が出来る格安スマホ。
値段が安い上に、LINEMOはLINEのアプリの使用時はデータの使用量が増えないというのが便利です。
LINEのトークや電話、ビデオ通話といった3つの機能がデータ量なしで、利用が出来るので、LINEのアプリをよく利用している人はおすすめです。
デメリットは、オンラインサポートのみとなっていて、対面サポートを受けることが出来ない点です。また、データ量の繰り越しが出来ないため、データ量を上手くやりくりをしたいという人にはおすすめできません。
料金 | 990円 |
データ量 | 3GB |
繰り越し | × |
通信速度 | ◎ |
5G対応 | 〇 |
通話定額 | 5分かけ放題:550円 |
容量追加 | 1GB:550円 |
1000円台で契約できる格安スマホ② UQ mobile
次にご紹介するのは、auが運営をしているオンラインブランドでUQ mobileです。UQ mobileはデータ量3GBを、1628円(税込み)で利用することができます。
自宅セット割という、自宅の電気やWi-Fiの契約を対象のものとセットで利用をしていれば、UQ mobileの利用料金も安くなるというものです。
ちなみに自宅セット割を用いると3GBのデータ量の価格が990円(税込み)です。下記の表に、自宅セット割の対象を一覧にして載せるので参考にして下さい。
光サービス | auひかり(@nifty、@T COM(アットティーコム)、ASAHIネット、au one net、BIGLOBE、DTI、So-net)、auひかりちゅら・コミュファ光・eo光・ピカラ光・メガエッグ・BBIQ |
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ケーブルテレビ | J:COM・提携先ケーブルテレビ |
光コラボレーションサービス | ビッグローブ光・so-net光・@nifty光・@T COM(アットティーコム)ヒカリ・ひかりゆいまーる・ひかりJ |
上記のサービスを自宅で利用している人は、UQ mobileの利用料金がさらに安くなるのでおすすめです。
また、UQ mobileはauがネットワークを提供しているので、ネットや電話の品質が落ちるという心配もありません。
契約とサポートの両方とも全国のauショップやUQ mobileの店舗で、受けることが出来るので、操作や契約に不安が残る人はおすすめです。
デメリットとして、自宅セット割で利用する人以外の値段が少し高くなってしまいます。セット割が使えない人は、値段も他の格安スマホと比較をして高くなってしまうので、注意が必要です。
料金(通常プラン/自宅セット割プラン) | 1628円/990円 |
データ量 | 3GB |
繰り越し | 〇 |
通信速度 | ◎ |
5G対応 | 〇 |
通話定額 | 10分かけ放題:770円 |
容量追加 | 0.5GB:550円 |
1000円台で契約できる格安スマホ③ povo2.0
次にご紹介するのは、KDDIが運営をしている基本料金無料のpovo2.0です。povo1.0が2021年9月29日に終了し、同じ日にpovo2.0が始まりました。
基本料金は無料ですが、トッピングというデータ容量の追加をするオプション機能を使います。一定期間トッピングをしなければ解約になってしまうという、少し特殊な格安スマホです。
ちなみに一番安いトッピングで半年が有効期限の”smash使い放題”を契約すれば、月平均37円でpovo2.0のスマホを利用できます。
また、povo2.0はいつでもトッピングができるので、今月は3GB使いたいという人は、990円の追加料金を支払うだけで、データ通信が可能です。臨機応変に最低限の料金でスマホを使いたい人はおすすめです。
料金 | 0円/390円/990円 |
データ量 | 基本料金/1GB/3GB |
有効期限 | -/7日間/30日間 |
通信速度 | ×/◎/◎ |
5G対応 | 〇 |
通話定額 | 5分かけ放題:550円 |
容量追加 | 1GB:390円/3GB:990円 |
1000円台で契約できる格安スマホ④ 楽天モバイル
次にご紹介するのは、独自の通信ネットワークを構築し、1GB未満の人であれば月額無料で格安スマホを利用することが出来る、楽天モバイルです。
1GB未満の人は無料で、1GB~3GBの人は月額1078円(税込み)、3GB~20GBの人でも月額2178円(税込み)で利用ができます。
楽天モバイルは、利用するデータ量によって料金が変動していくので、オプションの追加をしたり繰り越しの事を難しく考えたりせずに、利用することが出来る格安スマホです。
ですが、サポートがオンラインでのみの対応になっているので、契約後分からないことがっても店頭で対応してくれないのが、デメリットです。
料金 | 月0円/月1078円 |
データ量 | 1GB未満/1GB~3GB |
繰り越し | × |
通信速度 | 〇 |
5G対応 | 〇 |
通話定額 | 10分かけ放題:1100円 |
容量追加 | 1GB:550円 |
1000円台で契約できる格安スマホ⑤ TONE MOBILE
次にご紹介するのは、ドコモが運営をしているTONE MOBILEです。月額1100円(税込み)でインターネットの利用が使い放題なのが、特徴の格安スマホです。
インターネットは使い放題なのですが、動画の視聴やアプリのダウンロード時はオプションの”高速チケット”というものを、別途に購入しなければいけません。
一方でネットや電話の使い放題や格安スマホには珍しい対面での契約やサポートがあり、格安スマホを契約する上で不安があるという人には、おすすめの格安スマホです。
料金 | 1100円 |
データ量 | 使い放題(動画視聴を除く) |
繰り越し | × |
通信速度 | △ |
5G対応 | 〇 |
通話定額 | 10分かけ放題:550円 |
容量追加 | – |
1000円台で契約できる格安スマホ⑥ OCNモバイルONE
最後にご紹介するのは、こちらもドコモが運営をしているOCNモバイルONEです。OCNモバイルONEは、3GBまで月額1000円以下で利用することが出来る格安スマホです。
3GBは月額990円(税込み)、1GBは月額770円(税込み)。Wi-Fiが自宅や職場にあり、全くスマホを利用しないという人は、1GBで最低限の契約をするというのも可能です。
また、OCNモバイルONEは1GB以上の契約をした人に人気のスマホの購入ができます。
約1万円~2万円ほど安くスマホを購入することが出来るので、欲しいスマホの機種がある人は公式のHPに行って、チェックしてみてください。
料金 | 770円/990円 |
データ量 | 1GB/3GB |
繰り越し | 〇 |
通信速度 | 〇 |
5G対応 | 〇 |
通話定額 | 10分かけ放題:935円 |
容量追加 | 1GB:550円 |
格安スマホにするなら1000円台で抑えるしかない!
今回は、月額の通信料を1000円台で抑えることが出来る、格安スマホを6つご紹介しました。料金やデータ量を始めとしたポイントをしっかりと押さえて、格安スマホを選んでいってくださいね。
Wi-Fi環境が自宅や職場でしっかりしている人、外出先で動画での視聴をしないという人にとって格安スマホは、今までの通信費を格段に抑えるチャンスです。
今までスマホの通信費に1万円以上支払っていたという人は、この機会にまずは格安スマホのHPを見に行きましょう。
LINEMO | UQ mobile | povo | 楽天モバイル | TONE MOBILE | OCN モバイル ONE | |
料金 | 990円 | 1628円/990円 | 0円/390円/990円 | 月0円/月1078円 | 1100円 | 770円/990円 |
データ量 | 3GB | 3GB | 基本料金/1GB/3GB | 1GB未満/1GB~3GB | 使い放題(動画視聴を除く) | 1GB/3GB |
繰り越し | × | 〇 | -/7日間/30日間 | × | × | 〇 |
通信速度 | ◎ | ◎ | ×/◎/◎ | 〇 | △ | 〇 |
5G対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
通話定額 | 5分かけ放題:550円 | 10分かけ放題:770円 | 5分かけ放題:550円 | 10分かけ放題:1100円 | 10分かけ放題:550円 | 10分かけ放題:935円 |
容量追加 | 1GB:550円 | 0.5GB:550円 | 1GB:390円/3GB:990円 | 1GB:550円 | × | 1GB:550円 |