「未経験でwebデザイナーになれるの?」「未経験からwebデザイナーになるにはどうしたらいいの?」とお思いではないでしょうか?
全くスキルがないのにwebデザイナーなれるのか、自分にできるのか、採用してもらえるのかと不安になりますよね。
この記事を読んでいただくと、全くの未経験でもwebデザイナーは目指せるということがわかります。
記事の前半ではwebデザイナーを目指す前の心構えについて、後半ではwebデザイナーを目指す方法を4つ紹介し、それぞれのメリットデメリットについて話しています。ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/5668885/)
未経験でもwebデザイナーになれるのか。
結論としましては、未経験でもwebデザイナーになれます。未経験でも採用してくれる企業はたくさんあるからです。試しに、転職サイトで「webデザイナー 未経験求人」で調べてみてください。
どうでしたか?意外と多くの企業が未経験でも募集していたと思います。特別なスキルや経験がなくても採用してもらえる可能性があるので未経験でもウェブデザイナーになれるのです。
未経験だからという理由でやりたいことをあきらめるのはもったいないです。チャンスはあるのでwebデザイナーを目指しましょう。
未経験からwebデザイナーを目指す前に知っておきたいこと
未経験でもwebデザイナーになれることわかっていただけたと思います。「よし、webデザイナーを目指すぞ」となっていると思いますが、ちょっと待ってください。
未経験からwebデザイナーを目指す前に知っておきたいことをお伝えします。
- 未経験でもなれるが経験者と比べると選考で不利になる
- 需要は大きいが給与は低い状態から始まる
- 活躍するために必要な知識が多い
- webデザイナーになるのにセンスはいらない
未経験でもなれるが経験者と比べると不利になる
未経験者でもwebデザイナーになれると話しましたが、やはり経験者と比べると不利になってしまいます。どうしても働きたい会社がある場合は何かしらの経験を積んでから転職に臨みましょう。
需要は大きいが給与は低い状態から始まる
webデザイナーは専門的な知識やスキルが必要となってきますが、給与はそれほど高くありません。ましてや、未経験となると満足できる給与を得られるかわかりません。
しかし、実績やスキルをどんどん身に着けていくことで収入は上がってくるでしょう。最初は低いですが、自分のものにしていくことで十分高収入も目指せます。
活躍するためには必要な知識が多い
webデザイナーで活躍していくためには思った以上に必要な知識が多いです。まったくの未経験の方からすると膨大な量に苦戦するかもしれません。
しかし、会社で働く場合は作業を分担しているところも多いのですべてを完璧にする必要はありません。
webデザイナーになるのにセンスは必要ない
webデザイナーはセンスがなくてもなれます。決まった型や法則を意識して取り組むことで見栄えの良いものに仕上がるのです。
「絵心がない」だとか、「センスがない」といったことで諦めるのはもったいないです。
webデザイナーの3つの働き方種類
一口にwebデザイナーといっても大きく3種類の働き方に分かれています。
- インハウスデザイナー
- 制作・受託会社
- フリーランス
インハウスデザイナーとして働く
インハウスデザイナーとは社内のデザイナーのことです。働いている会社自体のwebデザインを担当することになります。
webデザインに関わる業務全般理解している必要があります。問題が出ても、周りに頼れないので自分で解決しなければいけません。
制作・受託会社でデザイナーとして働く
次はお客さんからの依頼を受けて制作する働き方です。みなさんがイメージされている働き方だと思います。お客様とのやり取りなので納期や要望をきちんと満たす必要があります。
フリーランスとして働く
最後はフリーランスとして働く方法です。ウェブデザイナーとして経験を積んだ後に独立する流れです。
一番自由な働き方ですが、スキルや実績がなければ収入を得るのが難しいです。守ってくれるものが何もないので営業からデザインから税金の手続きまで自分で行わなければなりません。
仕事がなくて困らないように、しっかりと下積みをしてからフリーランスを目指すといいでしょう。
未経験からwebデザイナーになる流れ
webデザイナーになる方法を見ていく前に大まかな流れを把握しましょう。未経験からwebデザイナーになる流れは大きく分けて2つあります。
一つは、しっかりと基礎を身に付けてから働く方法です。もう一つは、未経験者を採用している会社に就職して実践を通して学びながら働く方法です。
いきなり働くのが不安という方はある程度学んでから働くのがおすすめです。とりあえず実践して、給与をもらいながら働きたいというかたは転職活動を始めましょう。
どちらが向いているかは人によりますが、何かしらの経験をつんでからの方が採用されやすいでしょう。
未経験からwebデザイナーになるための4つの方法
webデザイナーになる人は以下の4つのパターンのどれかを選ぶことになります。どれもメリットデメリットありますが、自分にあった方法でwebデザイナーを目指しましょう。
- スクールで学ぶ
- 独学で学ぶ
- アルバイトやインターンから始める
- 未経験歓迎の会社に採用してもらう
スクールで学ぶ
まずはスクールで学んでから就職する方法です。スクールで最低限の知識やスキルを身に着けてから就職する流れになります。
メリット
- 効率よく短期間で学べる
- 最新の技術を学べる
- キャリアの相談ができる
デメリット
- お金がかかる
- スクールに行くだけでじゃスキルがつかない(自分での努力が必要)
時間とお金に余裕がある人や短期間で効率よく学びたい人におすすめです。ただ、自分でも学ぶ努力をしないといけません。
独学で学ぶ
続いては独学で学ぶ方法で、ネットや教材を使って知識やスキルを身に着けていきます。初めに話しておきますと、デメリットを考えるとこの方法はあまりおすすめしません。
メリット
- 費用が掛からない
- 自分のペースで勉強できる
デメリット
- 自己管理しないと続けられない
- 困った時に頼る人がいない
- モチベーションが続かない
独学で学べる人は学べるに越したことはないです。しかし、一人で学び続けるのはなかなかにつらい部分もあります。成功させるには自身のモチベーションを保つことが大事です。
アルバイトやインターンから始める
次はアルバイトやインターンから始める方法です。実務的な経験を積んでから正社員に転職する流れになります。
メリット
- 収入を得ながら知識やスキルを身に着けられる
- 現場での実践経験を得られる
- そのまま正社員に昇格できる可能性がある
デメリット
- 学べる範囲が限定的な場合がある
- 雑用を任されることがある
働きながら学べるのは良い点です。しかし、正社員ではないので任せられる仕事内容が成長に繋がらなかったり、限定的だったりします。業務になれてきたら、辞めるタイミングを見極めましょう。
未経験歓迎の会社に採用してもらう
最後は「未経験歓迎」で募集をしている企業で働くことです。仕事量が多すぎると自身の負担になるのでどこの会社を選ぶかが決め手になってきます。
メリット
- 収入を得ながら知識やスキルを身に着けられる
- 現場での実践経験を得られる(バイトよりも密な経験)
- 実践で活躍できる
- 実績がつく(~年働いた)
デメリット
- 会社によってはほったらかしにされるかも
- 覚えることやすることが多い
実践的な面でいうと断トツで学ぶことができます。しかし、研修が少なかったり、忙しすぎて頼る人がいない場合はつらい環境になってしまうかもしれません。
どういった会社を選べばよいのか、後ほど、選ぶポイントや確認しておくことをお伝えします。
未経験からwebデザイナーになるおすすめの方法
何が一番合っているのかは人によるというのが結論ですが、私は以下の2つのパターンがおすすめです。
- スクールに通う
- 未経験で採用してくれる会社で働く
スクールに通う
スクールに通って知識やスキルを身に着けてから働くのがおすすめです。まったくの未経験のまま入社すると仕事について行けずに最悪の場合退職してしまうかもしれません。
企業は未経験でも募集していますが、経験者が欲しいのが本音です。少しでも知識を付けて学ぶことで採用してもらえる可能性を高めましょう。
未経験で採用してくれる会社で働く
次は未経験で採用してくれる会社(アルバイトも含め)で働くことです。やはり、実践を通して、現場で使える知識やスキルを身に着けられることが大きなメリットです。
しかし、まったくの未経験だと採用試験の際に経験者と比較された際に不利になってしまいます。採用されたとしても激務で学べる状況じゃないかもしれません。
webデザイナースクールの選び方
スクールに通うのがおすすめな説明してきました。ここではスクールを選ぶ時のポイントをお伝えします。この2点はしっかりと確認しておきましょう。
- 卒業生のキャリアが自分とマッチしているか
- 自分の学びたい内容が充実しているか
卒業生のキャリアが自分とマッチしているか
卒業生のキャリアが自分とマッチしているかが大事です。卒業生は自分の未来の姿に近いものです。
自分のなりたい姿になれているか事前に確認しておくことで自分にあったスクールを選ぶことができるでしょう。
自分の学びたい内容が充実しているか
学びたい内容が学べるかどうかも大事です。例えば転職で考えている場合、キャリアのサポートが充実しているかどうかも大事な要素です。
他にも、価格や期間、授業形式等比較するポイントはいくつかあります。
しかし、まずは今回話した2点を満たしていないと、自分が思っていた成果が得られない可能性があるので、最重要ポイントとして2点あげました。
最需要ポイントを満たしたうえで他の要因を比較しながら選びましょう。他の比較要因を以下に簡単にまとめておきます。
- かかる費用
- かかる期間
- 無理なく通うことができるか(オンラインでない場合)
- どんな授業形式(オンライン、マンツーマン、大人数、少人数)なのか
おすすめのオンライン対応スクール
ここではオンラインに対応しているスクールを紹介します。時間の取れない方はオンラインで受けられると便利なので見ておきましょう。
- ヒューマンアカデミー
- コードキャンプ
- テックアカデミー
ヒューマンアカデミー
オンラインも対面も行っているスクールです。サポートが手厚く、まったくの未経験から学ぶ人にとってもおすすめです。
教室も全国にあり、通いやすく、万人におすすめできるスクールです。就職・転職のサポートも手厚く就職率90.9%を誇ります。
また、実績が求められており、国から「授業料等の最大20%(最大10万円)」の補助も受けられます。
コードキャンプ
コードキャンプは完全オンラインのスクールです。マンツーマンの授業形式なのでオンラインでもモチベーションを保つことができます。現役のエンジニアから教わるので講義の質も文句なしです。
受講可能時間が、毎日7:00〜23:40ととても長いです。好きな時間に受けられるので忙しい人にはありがたいですね。
レッスンごとに講師を指名できるので仮に合わない人が出てきたとしても安心です。
テックアカデミー
テックアカデミーも完全オンラインのスクールです。副業や在宅ワークを目的にwebデザイナーになりたいのならテックアカデミーがおすすめです。
独立やフリーランスといった個人でのサポートが手厚く、15:00~23:00のチャットサポートもあるので行き詰ったらすぐに聞くことができます。
まったくの未経験で就職する時の会社の選び方
ここでは未経験歓迎の会社で就職する場合、どんなことを意識して選べばよいのかをお伝えします。
- 研修制度が充実しているか
- 会社の規模は大きすぎず小さすぎず
- 残業の度合い
研修の制度が充実しているか
未経験で入社する場合は研修がきちんと準備されているのか確認しましょう。まったくの未経験で入社する場合研修は必須です。
研修があったとしてもおそらく理解しきれず躓くことが多いです。日々のサポートが充実しているかどうかも確認しておきましょう。
会社の規模が大きすぎず小さすぎず
会社の規模が大きすぎると仕事が回ってこずいつまでも経験を積めないかもしれません。逆に少なすぎると人手が足りておらず、未経験の社員を育てる余裕がないかもしれないです。
程よく仕事が回ってくる中規模の会社を候補に入れましょう。人数でいうと100~1000名を基準に考えるとよいでしょう。
もちろん規模だけで判断はできないので、迷った時の一つの基準くらいに考えてくれてたらいいです。
残業の度合い
残業がどの程度あるのか事前にわかる範囲で確認しておきましょう。あまりにも激務だと育ててもらう時間がなくいきなり実務をすることになり得ます。
実務経験が多いことはメリットでもあるのですが、あまりにも知識がない場合にはデメリットにもなり得ます。
まとめ:未経験でもwebデザイナーになれます
未経験でもwebデザイナーになれます。始めは誰もが未経験。未経験だからといってしたいことを諦める必要はありません。最後に簡単にまとめておきます。
- webデザイナーになる方法は「学んでから働く」か、「働きながら学ぶ」かの2通りです。独学以外の方法で目指しましょう。
- おすすめのスクールはヒューマンアカデミー・テックアカデミー・コードキャンプ
- 未経験歓迎の会社の選ぶ基準は、研修が充実しているか、程よい忙しさで仕事が回ってくることの2点です
スクールは無料体験もしているので悩んでいるのなら一度体験を受けてみましょう。悔いの残らないよう行動すると楽しい未来が待っています。最後までご覧いただきありがとうございました。