急に子犬を飼うことになって、しつけで困っていませんか?いつから?なにを始めるといいのかな?今のところ問題はないけど……、このまま育てていっても大丈夫かな?トラブルが起きないかも心配ですよね。
私も昔、子犬と急に暮らし始めて10年以上飼ったことがあります。正直、犬が小さいうちに教えておけばよかった、と後悔したこともあります。
この記事は、犬のしつけに関する基本的な考え方を簡潔にまとめました。見落としのないようにチェックリストもあります、事前に確認しておきましょう。
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今すぐしつけがいる理由ーいつからだと遅いかも
しつけが必要な理由は、①何といっても緊急時に愛犬の命を守るため②犬が人間と犬の社会で安心して暮らすためです。
犬が問題行動を起こして他人に迷惑をかけてしまうと、飼い主さんの意識の低さも問題となりますし、地域社会で犬が暮らしていけないとみなされることにもなりかねません。
犬のしつけを始めるのに適した時期は、一般的に生後2〜3カ月、家に迎えたらすぐに開始することが望ましいと言われています。
子犬の時期は、「社会化期」と呼ばれるほど、さまざまなものに対する慣れや知識の吸収が早いため特に大切にしたい時期です。
しつけを始める時の考え方
しつけはすぐに身につくものではありません、犬種や生育環境、その子の性格などの差があること。教科書通りにはいかないことをあらかじめ理解しておきましょう。
例えば、子犬の時に、飼い主が「チャイムが鳴った時に吠える」行動を全く注意していない場合、その犬はそれがいけないことだと考えずにずっと吠え続ける可能性が高いですよね。
しつけが飼い主や犬にとってストレスとなる場合もあり、どうしてもうまくいかない時もあります、近所の犬友達や専門家に相談できるようにしておくと安心です。
しつけの注意事項ーいつから注意する?
しつけの際の注意点について解説していきます。生き物に新しいことを教えるのは大変だということを、今から忘れずにいましょう。
焦らず愛情をもって行う
子犬の場合、まずは飼い主との信頼関係を深めることが大切です。焦って信頼を損なっては、しつけがやりにくくなってしまいます。
失敗しても厳しく怒らない
しつけがうまくいかなかったとしても、怒鳴ったり、叩いたりすることは絶対にやめてください。このような接し方は、逆効果になることもあります。
犬のしつけのチェックリスト
飼い主が次のチェックリストにかかげることを「しつけ」の対象と認識することで、必要なことを徐々に身に着けさせることができるかもしれません。(外出の前にはワクチン接種を済ませておきましょう。)
- 自分の名前を覚えさせる
- 噛み癖をつけない
- チャイム吠えや人吠えを防ぐ
- トイレトレーニング
- 待て
- 家庭内のルール
- アイコンタクト
- ボディコントロール
- だっこでの外出
- 短時間の散歩
- 歯磨き、ブラッシング
- ハウス
- 散歩
- 社会化
すぐに始めたい犬のしつけー名前とアイコンタクト
まずは子犬に自分の名前を覚えさせる必要があります。家に迎え入れた時から家族内で呼び方を統一して、何度も呼びかけてあげましょう。
家族全員が統一した呼び方をするのがポイントです。名前を呼んだときに子犬が近寄ってきたら、褒めてあげましょう。
今後のしつけの基本を作るためにも、自分の名前にいいイメージを持ち続けてもらうことが大切です。悪さをしたからといって、名前を大声で呼んで叱りつけるのはNGとされています。
犬のしつけー社会化はいつから?
社会化とは、新しい光景、音、場所などを子犬に体験させていくこと、新しい状況でも落ち着いて行動できるように、人間やほかの犬と大きな問題をおこさずに暮らせるようにすることです。すぐに始めたい項目です。
生後数ヵ月に学んだことは、生涯使える手引きとなります。具体的には人と犬になれることです。社会化を失敗しないために大事なことは、「たのしい経験を積み重ねること」と言われており、あせりは禁物です。
犬のしつけー散歩はいつから?
動物病院でワクチン接種をした後であれば、基本的には散歩に出かけても大丈夫です。動物病院では散歩に出られるタイミングについても相談できます。
散歩は犬とともに飼い主も、犬と暮らす生活に慣れるために大切なのだと考えましょう。散歩の前に必ず首輪とリード(引き綱)、袋と水を持参します、安全への注意と屋外での排泄の後始末は必ずしましょう。
散歩のときの問題行動としては、引っ張り癖や人やほかの犬に吠えるといった行動があげられます。
まとめ:犬のしつけはいつから始めるべきなのか
犬のしつけは、人と犬がお互いに幸せに暮らしていくために必要なものです。犬のしつけの方法はたくさんの種類があり、どの方法が適切かは犬の性格によっても異なります。
しつけに不安がある場合は、しつけ教室やドッグトレーナーに相談してみるのもおすすめです。近所の犬を飼っている人と仲良くできればそういった情報も集まりやすいです。
人と安全かつ快適に暮らせるようにしっかりとしつけを行いましょう。