コーヒーを飲んでいたら、うっかりこぼしてしまった経験はありませんか？
特に忙しい朝や人に会う前にコーヒーをこぼすと、焦ってどうすればいいのか分からなくなりますよね。
今回は、自宅で簡単にできるコーヒーのシミの落とし方を紹介します。
時間が経ったシミを落とす方法や、外出先でコーヒーをこぼした時の対処方法も教えますので、ぜひ最後までご覧ください。
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https://pixabay.com/photos/spilled-coffee-coffe-cup-2543133/
外出先でコーヒーをこぼした時の対処方法
出典：https://pixabay.com/photos/cafe-gourmande-french-caf%c3%a9-bistro-258201/外出先でコーヒーをこぼしてしまった時は、以下の対処方法を取りましょう。
- シミ部分の裏に、乾いたハンカチを当てる
- 濡らしたハンカチでシミを裏側から叩く
- ステップ②をシミが無くなるまで続ける
乾いたハンカチに汚れが移ってきたら、ハンカチをずらして、汚れが付いていない面を当てましょう。ハンカチが無ければ、タオルやティッシュでも代用できます。
ミルク入りのコーヒーをこぼした時は、ステップ①の前に乾いたハンカチをシミの裏表から当てて、ミルクに含まれている油分を吸い取りましょう。
ミルク入りのコーヒーにシミに水をかけると、汚れが固まって落ちにくくなります。
参考：【コーヒーの染み抜き術】うっかりこぼしても大丈夫！即効・簡単な応急処置|Holly’s café公式サイト（https://hollys-corp.jp/about_coffee/20191031922/）
コーヒーのシミを落とす前に確認する3つのこと
コーヒーのシミを落とす前に、次の3つを確認しましょう。確認を怠ると、服が色落ちしたり、シミが落ちにくくなります。
- 水洗いできるか
- 色移りしないか
- コーヒーにミルクが入っているか
1つ目は「水洗いできるか」です。洗濯表示タグに、桶にバツマークが付いている服は水洗いできません。下の画像の1番左にあるマークが水洗い不可の表示です。
水洗い不可の服にシミが付いたら、クリーニング店へ持ち込みましょう。
出典：ライター撮影2つ目は「色移りしないか」です。色移りしやすい服をシミ抜きすると、服の色や模様が損なわれます。洗剤を付けた白いタオルで、服の目立たない部分を軽く叩いて確認しましょう。
3つ目は「コーヒーにミルクが入っているか」です。ミルク入りのコーヒーのシミは油溶性です。油溶性のシミに水をかけると汚れが固まってしまうので注意しましょう。
中性洗剤では、ミルクに含まれているたんぱく質を十分に落とすことができない場合があるので、酸素系漂白剤を使いましょう。
塩素系漂白剤を使うと服が色落ちしやすいので、酸素系漂白剤を使ってください。
自宅でできるコーヒーのシミの落とし方
出典：https://pixabay.com/photos/coffee-stain-paper-texture-text-968849/水洗いが可能で、色移りしなければ、コーヒーのシミは自宅にある物を使って落とせます。
自宅でコーヒーのシミを落とす手順は、次の通りです。忙しい朝にコーヒーをこぼしても、5分あればコーヒーのシミは簡単に落ちます。
- 中性洗剤・タオル・歯ブラシを用意する
- シミ部分を裏返して下にタオルを敷く
- シミの裏側から中性洗剤をかけて歯ブラシで叩く
- すすぎをする
コーヒーの色素は濃いので、時間が経つにつれて落としにくくなります。次の見出しから紹介する方法を使って、できるだけ早く落とすようにしましょう。
コーヒーのシミの落とし方①：中性洗剤・タオル・歯ブラシを用意する
出典：ライター撮影コーヒーのシミを落とすのに必要なものは、中性洗剤・タオル・歯ブラシです。
中性洗剤は服への影響力が弱く、色移りの心配がないので、応急措置に適しています。中性洗剤には台所洗剤やおしゃれ着用洗剤があります。
シミを落とす際には、服についたシミをタオルに移しますので、汚れてもいいタオルを用意してください。タオルも服と同様に、色落ちしないものを選びましょう。
歯ブラシは繊細な口の中を傷つけないようにできています。デリケートな服を傷つけないために、シミを落とす時には歯ブラシを使いましょう。
コーヒーのシミの落とし方②：シミ部分を裏返して下にタオルを敷く
出典：https://pixabay.com/photos/towel-clean-bathroom-relaxation-3156896/最初に、シミ部分を裏返し、タオルが汚れた部分に直接当たるように敷きます。
服についたシミを落とすには、歯ブラシでシミの裏側を軽く叩いて、汚れをタオルに移します。
汚れを裏側から押し出し、下に敷いたタオルで受け止めます。
白や淡い色のタオルを敷くと、タオルに移った汚れが分かりやすく、シミが落ちていることを実感しやすいです。
反対に、黒や大きな柄が入ったタオルは汚れが落ちたか判別しにくいです。汚れが判別しやすいタオルを、シミの真下に敷きましょう。
コーヒーのシミの落とし方③：シミの裏側から中性洗剤をかけて歯ブラシで叩く
出典：https://pixabay.com/photos/toothbrushes-hygiene-clean-1194942/シミの下にタオルを敷いたら、シミの裏側から中性洗剤をかけ、洗剤を指でなじませてから歯ブラシで軽く叩きます。
服についてすぐのシミなら、洗剤を指でなじませる段階で汚れが落ちることがあります。
歯ブラシで叩く時は、外側から内側に向かって叩きましょう。コーヒーのシミは、内側から外側に向かって叩くと広がってしまうので注意が必要です。
しばらく叩くとタオルに汚れがにじんでくるので、時々タオルをずらしてください。
シミをこすると繊維の奥に汚れが浸透したり、服の繊維を傷めたりするので、シミをこするのは避けましょう。
コーヒーのシミの落とし方④：すすぎをする
出典：https://pixabay.com/photos/water-wine-glass-water-splash-4230596/シミを落としたら、中性洗剤をきれいな水ですすぎます。すすぎをする時は完全に洗剤を落としましょう。
すすぎが不十分だと、服に洗剤の成分を残してしまい、臭いや肌荒れの原因になります。
すすぎが終わったら、いつも通り洗濯します。中性洗剤を使ったシミの落とし方はあくまでも応急措置です。より綺麗にシミを落とすために、放置せずに洗濯しましょう。
時間が経ったコーヒーのシミの落とし方
時間が経ったコーヒーのシミは「酸素系漂白剤」を使って落としましょう。コーヒーの色素が繊維の奥まで浸透すると、中性洗剤ではなかなか落とせないからです。
中性洗剤がシミを繊維から浮かせてはがすのに対し、漂白剤はシミの色素を分解するので、時間が経って服にこびりついたシミを落とすことができます。
漂白剤には、酸素系漂白剤と塩素系漂白剤の2種類があります。塩素系漂白剤はとても強力で色落ちしやすいので、色落ちを防ぐためには酸素系漂白剤を使いましょう。
自宅で落とせないシミはクリーニング店に依頼する
自宅でシミが落とせなかった場合は、クリーニング店にシミ抜きを依頼しましょう。ほとんどのクリーニング店はシミ抜きを行っています。
クリーニング店は専門の機材や洗剤を使うので、服を傷めることなくきれいにシミを落とすことが可能です。
しかし、服に付いてから時間が経ちすぎているシミは、クリーニングでも落とせないことがあります。
できるだけ早めにクリーニング店に依頼しましょう。シミ抜きにかかる料金は、以下の表の通りです。
| シミ抜きする部分 | 値段 |
| 5㎝以下の小さいシミ | 500円〜1,000円 |
| 脇や襟などの汚れやすい部分 | 2,000円〜4,000円 |
| 服全体 | 5,000円〜8,000円 |
【まとめ】コーヒーのシミは慌てず速やかに落とそう
出典：https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/AqLIkOzWDAkコーヒーのシミができても慌てずに、できるだけ早く落としましょう。
焦ってすぐに水をかけたり、タオルでこすったりすると、シミが落ちにくくなります。
今回紹介したコーヒーのシミの落とし方や、シミを落とす前に確認することをまとめました。
正しい方法でシミを落として、お気に入りの服をもう一度着られるようにしましょう。
外出先でコーヒーをこぼした時のシミの落とし方
外出先でコーヒーをこぼしてしまった時は、以下の対処方法を取りましょう。
- シミ部分の裏に、乾いたハンカチを当てる
- 濡らしたハンカチでシミを裏側から叩く
- ステップ②をシミが無くなるまで続ける
ミルク入りのコーヒーをこぼした場合、ステップ①の前に乾いたハンカチをシミの裏表から当てて、油分を吸い取りましょう。
ミルク入りのコーヒーのシミを水で濡らすと、汚れが固まって落ちにくくなります。
シミを落とす前に確認すること3つ
シミを落とす前に、次の3つについて確認しましょう。確認を怠ると、服が色落ちしたり、シミが落ちにくくなります。
- 水洗いできるか
- 色移りしないか
- コーヒーにミルクが入っているか
水洗いができない、または色移りしやすい服はクリーニング店でシミを落としてもらいましょう。水洗いができるかどうかは、服についている洗濯表示タグを見ると確認できます。
色移りは、服の目立たない所を洗剤を付けた白いタオルで軽く叩いて確認しましょう。
ミルク入りのコーヒーとブラックコーヒーは汚れの性質が違うので、シミの対処方法にも違いがあります。
正しく対処するには、シミを落とす前にミルクが入っているか確認する必要があるのです。
自宅でできるコーヒーのシミの落とし方
自宅で簡単にできるコーヒーのシミの落とし方は、以下の通りです。
- 中性洗剤・タオル・歯ブラシを用意する
- シミ部分を裏返して下にタオルを敷く
- シミの裏側から中性洗剤をかけて歯ブラシで叩く
- すすぎをする
- 洗濯機で洗う
ミルク入りのコーヒーのシミや、時間が経ったコーヒーのシミは「酸素系漂白剤」を使って落としましょう。
シミはこすらずに、外側から内側に向かって汚れを叩き出すと落としやすいです。
自宅で落とせないシミはクリーニング店に依頼する
自宅でシミが落とせなかった場合は、クリーニング店にシミ抜きを依頼しましょう。
クリーニング店は専門の機材や洗剤を使い、服を傷つけずきれいにシミを落とすことが可能です。
しかし、服に付いてから時間が経ちすぎているシミは、クリーニングでも落とせないことがあります。できるだけ早めにクリーニング店に依頼しましょう。
シミ抜きにかかる料金は、以下の表の通りです。
| シミ抜きする部分 | 値段 |
| 5㎝以下の小さいシミ | 500円〜1,000円 |
| 脇や襟などの汚れやすい部分 | 2,000円〜4,000円 |
| 服全体 | 5,000円〜8,000円 |
