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【コーヒーのシミの落とし方】外出時でも自宅でもできる対処方法  

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「お気に入りの服にコーヒーのシミができてしまった。綺麗にシミを消したいけど、どうすれば良いのだろう」とお困りではないですか?

「濃い色のコーヒーのシミは洗濯しても残ってしまいそう」と思いますよね?

コーヒーのシミは一見落ちなさそうに見えますが、実は正しい処置をすれば、落ちることが多いのです。

また外出先でコーヒーを服にこぼしてしまった場合も、応急処置をしておけばシミが残らずにすみます。

この記事はコーヒーのシミの落とし方について、以下のことについてお伝えします。

  • 外出時の応急処置
  • コーヒーのシミ抜きの注意点
  • コーヒーのシミの落とし方

コーヒーのシミへの正しい処置をして、お気に入りの服にシミを残さないよう、記事を読んで参考にしてください。

アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20210814214post-36023.html

すぐに応急処置!!外出時でのコーヒーのシミの落とし方

「出先でコーヒーを服にこぼしてしまった。今すぐ処置ができない……」ということがありますよね?その時に、とりあえずの応急処置だけでもしておくと、シミが残りにくくなります。

外出時に、服にこぼしてしまったコーヒーのシミに対する応急処置は以下の通りです。

  1. 乾いた布でコーヒーの水分を取る
  2. 別の布を用意し、手洗い石鹸などをつけた布でかるく叩き、コーヒーの汚れを布に移す
  3. 乾いた布で水分をふき取る
  4. 家に帰ってから、食器用洗剤で処置を行い、洗濯機で洗う

応急処置は、コーヒーをこぼしてから早く行うのがポイントです。洗剤や石鹸などもない場合は、一旦コーヒーの水分を別の布に移すだけでもしておきましょう。

コーヒーの水分を布に移しておけば、シミが目立たなくなり、後になってシミの対処をする時にシミが落ちやすくなります。

コーヒーのシミ抜き専用アイテムが便利

「出先でもしっかりとした処置をしておきたい!!」そんな時に便利なのがシミ抜きアイテムです。

シミ抜きアイテムは洗剤であり、コーヒーのシミだけではなく、ケチャップ・醤油・口紅・ファンデーションなどの汚れにも対応しています。

かなりコンパクトな作りになっているので持ち運びにも便利なアイテムです。

友人や知人に飲み物をこぼしてしまった時にも使えるので、いざという時のためにシミ抜きアイテムを携帯しておくのも良いでしょう。

コーヒーのシミの特徴

コーヒーのシミは、水に溶ける「水溶性のシミ」です。水溶性のシミは、シミの中では最も落としやすい性質のものに分類されます。

「シミって簡単に落ちなさそう…ワイシャツの襟とかのシミもなかなか落ちないし」と思う方もいるでしょう。
ワイシャツの襟につく黄ばみや茶色のシミは「油脂性のシミ」といって、人の皮脂が原因で起こるもので、洗濯しただけではなかなか落ちない種類のものです。

同じシミでも「水溶性のシミ」と「油脂性のシミ」で種類が違い、「水溶性のシミ」のコーヒーのシミは落としやすいシミと言えるでしょう。

ここだけ確認!!コーヒーのシミを落とす前にチェックすること

コーヒーのシミ自体を落とすのは簡単ですが、シミを落とす前に確認しておかなければいけないことがあります。

次の見出しでは、コーヒーのシミを落とす前に確認すべき以下2点についてお伝えします。

  • 衣類の洗濯マークを確認する
  • コーヒーにミルクをいれたかどうか確認する

衣類の洗濯マークを確認する

まずはコーヒーのシミがついてしまった衣類の洗濯タグを確認しましょう。

「洗濯タグってどこにあるの?」と思う方もいますよね。衣服の裏側にある以下画像のような白いタグが洗濯タグです。洗濯タグはその衣類にあった洗濯方法を記号で表したものを指します。

※筆者撮影
※筆者撮影

衣類の中には洗濯タグがなく、生地に直接印字されている物もあります。

コーヒーのシミは水洗いが不可欠なので水洗いマークがあるかどうかを確認しましょう。

水洗いマークは下の画像のような桶に水が入ったマークのことで、このマークがあれば水洗いが可能です。

※筆者撮影

水洗いマークがあればコーヒーのシミを自分で落とすことが可能なのですが、水洗い不可のものに関しては自分で対処しない方が良いので、クリーニング店に持ち込むことをおすすめします。

洗濯タグには、アパレルメーカーが品質を保持するために衣類の素材を検査したものが記されています。

洗濯タグを無視した方法で洗濯を行うと、衣類のシワ・縮み・色落ちなど、品質が大きく低下する可能性があるので注意しましょう。

水洗い不可のマークは桶のマークにバツが表示されていますので、必ずチェックしましょう。

※筆者撮影

洗濯マークの確認はどんなシミを落とす際にも確認が必要なので覚えておいてくださいね。

コーヒーにミルクをいれたかどうか確認する

コーヒーのシミはブラックの場合「水溶性のシミ」に分類されるのですが、ミルクを入れた場合は「油脂性のシミ」に分類されます。

「水溶性のシミ」と「油脂性のシミ」は対処の仕方が違うので、コーヒーにミルクを入れたかどうか、確認しておきましょう。

コーヒーのシミを落とす際の2つの注意点

コーヒーのシミを落とす際には、以下2点の注意点があります。注意点を守ってコーヒーのシミ抜きを行えば、シミが綺麗に落ちる可能性が高くなります。

  • コーヒーのシミ抜きをする時に、軽く叩く
  • お湯ではなく、水で洗う

コーヒーのシミ抜きをする時に、軽く叩く

コーヒーのシミ抜きは、タオルで軽く叩くのがポイントです。

コーヒーのシミは強く叩いたり、こすったりすると繊維の内側まで色素が入ってしまい、かえって落ちにくくなることがあります。

衣類の下にタオルを敷いて、汚れをタオルに移していくイメージで行いましょう。

お湯ではなく、水で洗う

コーヒーのシミを落とす際はお湯ではなく、水を使いましょう。

コーヒーには、イメージがないかもしれませんが、僅かながらにたんぱく質が含まれています。

(文部科学省食品成分データベースより参照:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=16_16045_7)

お湯を使ってしまうと、たんぱく質が固まって落ちにくくなることがあるので、コーヒーのシミ抜きの際は水を使って作業をしましょう。

ミルク入りコーヒーも、ミルクにはたんぱく質が含まれていますので、お湯は使わないでください。

手洗いでのコーヒーのシミの落とし方

手洗いでコーヒーのシミを落とす場合は、以下3点をご用意ください。

  • 食器洗い用の中性洗剤
  • タオル
  • 歯ブラシ

下記に記載した①~⑥の手順にてコーヒーのシミを落としていきます。

  1. 衣類を裏返しにし、下にタオルをあてる
  2. シミの部分に食器用中性洗剤を垂らし、指で軽くなじませる
  3. シミの部分を歯ブラシで軽く叩く
  4. 水ですすぐ
  5. シミが残るようであれば、②~④を繰り返す
  6. 洗濯機にかける

ミルク入りコーヒーの場合は、手順②で用いる食器用中性洗剤を酸素系漂白剤の液体タイプに変えて、指でなじませず綿棒・割りばしなどで軽くなじませてください。

手順③「シミの部分を歯ブラシで軽く叩く」では、コーヒーのシミの部分を下に引いてあるタオルに汚れを移すイメージで行いましょう。

アルカリ性の酸素系漂白剤はタンパク質を溶かすので、直接手で触ると手荒れの原因になります。

もし酸素系漂白剤が手についてしまっても、素早く水で流せば問題ありません。

こぼしてしまったコーヒーがブラックかミルク入りかによって、使う洗剤を分けてください。

洗濯機を使ったコーヒーのシミの落とし方

「わざわざ手洗いでコーヒーのシミを落とすのは面倒」という方は、洗濯機を使ってコーヒーのシミを落とすことができます。

洗濯機を使う場合は、洗濯用のスポット洗剤をあらかじめ、なじませておきましょう。

家庭用の普通の洗剤は、全体の汚れを落とすための物なので、シミの部分が残ってしまう場合があります。洗濯用のスポット洗剤は部分汚れを落とすことに特化した商品ですので、洗濯機を使ってもシミの部分が落ちるのです。

洗濯機を使う場合は、スポット洗剤をつけておきましょう。

時間がたった時のコーヒーのシミの落とし方

ここまではコーヒーをこぼして間もない時の対処法を紹介しましたが、時間が経った時のコーヒーのシミの対処法も紹介します。

時間が経った時のコーヒーのシミには酸素系漂白剤を使用してください。

コーヒーのシミの部分に酸素系漂白剤を垂らし、軽くなじませてから、ドライヤー(50℃~60℃程度)で乾かしましょう。

その後洗濯機で洗ってシミが落ちたかどうか確認してください。

カーペットのコーヒーのシミの落とし方

「カーペットの様な丸洗いできないものはどうしたらいいの?」と思う方にむけて、カーペットのコーヒーのシミの落とし方を説明します。

コーヒーのシミがついたカーペットは、まずはコーヒーの水分をタオルで拭き取ってから、固くしぼったタオルでカーペットの毛の流れに沿って拭きます。

コーヒーのシミになった部分に水を数滴垂らしてから、乾いたタオルで叩いて汚れを取ってください。

もしシミがなかなか落ちない場合は、食器用の中性洗剤を使用して、カーペットの上から叩いてみましょう。

まとめ:正しい処置でコーヒーのシミを綺麗に落とす

出典:https://www.pakutaso.com/20150808223post-5878.html

今回は衣類についたコーヒーのシミを落とす際に確認すること、コーヒーのシミの落とし方についてお伝えしました。

コーヒーのシミの落とし方でまず一番始めに確認することは以下の通りです。

  • 水洗いが可能か、洗濯マークの確認をする
  • コーヒーがブラックかミルク入りか確認する

水洗いできない衣類であったなら、クリーニング店に持ち込みましょう。
水洗いができる衣類でも、こぼしてしまったコーヒーの種類と、経過した時間によって使う洗剤も分けてください。

コーヒーのシミはとにかく早く応急処置をすることがポイントです。

自分で処置できないものはクリーニング店へ持ち込み、自分で落とせる物は記事を参考にしてコーヒーのシミを落としてみましょう。

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