Wi-Fiを使用していたら、急に繋がらなくなり、対処方法がわからなくて困ることはありませんか?
Wi-Fiを使用したくても、上手く接続できないとイライラして嫌ですよね。
本記事ではトラブルの際の解決方法を、今さら人に聞けないというWi-Fi初心者の方向けに解説していきます。
さあ、Wi-Fi初心者の方もこの記事を参考にトラブルを解決して、快適なWi-Fi環境を手に入れましょう。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e4%ba%8b%e6%a5%ad-%e6%8a%80%e8%a1%93-%e5%b8%82-%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3-%e9%9b%bb%e8%a9%b1-5475661/
Wi-Fi機能のON及び機内モードのOFFを確認する
Wi-Fiに繋がらない場合に考えられる理由として、Wi-Fi機能がOFFになっていることがあげられます。
使用端末のWi-Fi機能がOFFになっていたら、もちろんWi-Fiに接続できません。Wi-Fiが接続できない場合、まずはWi-Fi機能がONになっているかどうか確認しましょう。
またWi-Fi機能がすでにONになっている時でも、一旦OFFにしてから再度ONにすると、Wi-Fiに接続できる場合があります。
さらに、機内モードがONになっているとWi-Fiには接続できないため、機内モードがOFFになっているかどうかも確認しましょう。
ちなみに、設定を変更すれば、機内モードがONでもWi-Fiを使用できますよ。
WI-Fiに再接続してみる
仕様端末の設定アプリのネットワーク設定画面には、近隣のルーターが一覧表示されています。
その中から接続したいルーターのSSID(ルーター名)を探して選択し、暗号化キー(Wi-Fiのパスワード)を入力しましょう。
また、飲食店やコンビニなどのWi-Fiスポットでは、その施設のWi-FiのSSIDとパスワードを確認して入力しましょう。
ただし、接続設定がすでに完了していても、何らかの理由でルーターの設定が変更されていると接続できなくなります。
その場合、いったんルーターの接続設定を削除し改めて接続設定をしましょう。
周波数(2.4GHz・5GHz)を変更する
使用端末のWi-Fiルーターへの接続先には2.4GHz(ギガヘルツ)と5GHzの2種類がありますが、接続先を変更するとWi-Fiが繋がるようになることがあります。
以下に、それぞれの特徴を示したので参考にしてください。
周波数(2.4GHz・5GHz)の特徴 | ||
種類 | 障害物の影響 | 電波干渉の影響 |
2.4GHz | 受けにくい | 起きやすい |
5GHz | 受けやすい | 起きにくい |
上記の表に示した通り、2.4GHzは障害物の影響を受けにくく遠くまで届く性質がありますが、同じ周波数帯の電波を利用する家電が多いため電波干渉が起きやすいです。
逆に5GHzは障害物の影響を受けやすく、電波干渉が起きにくいです。
以上の特徴を踏まえ、状況に応じて周波数を変更しましょう。
*周波数:1秒間に繰り返す波の数のことで、周波数は周期の逆数で単位はHz
使用端末を再起動する
Wi-Fiが繋がらない時に、まず確認すべきことをまとめてみましたので、復習してみましょう。
- Wi-Fi機能がONになっているか
- 機内モードがOFFになっているか
- Wi-Fiに再接続してみる
- 周波数(2.4GHz・5GHz)を変更する
上記の内容を確認をしてもWi-Fiが接続できない場合は、スマホやパソコンなどの使用機器を再起動してみましょう。
この際、システムの詳細設定でソフトウェアのアップデートがあるか確認し、必要な場合はアップデートを行っておくことも大切です。
ちなみに、使用端末の再起動のメリットとしてシステム・アプリ・メモリの状態のリセットがあります。使用端末の再起動は仕様端末の動作安定にも必要です。
セキュリティーアプリやファイアウォールを一時的に無効化する
セキュリティーアプリやファイルウォールを一時的に無効化してみましょう。
セキュリティーアプリやファイアウォール(パソコンの場合)を一度停止して、Wi-Fiの接続が再開された場合はアプリの不具合が考えられます。
ただし、無効化するとウイルスに感染する恐れがあるので注意して行いましょう。
ちなみに、ファイアウォールは例えばWindouwsといったOSにもともと搭載されている機能であり、インストールの必要はありません。
LANドライバーのソフトウェアを再インストールする(パソコンの場合)
使用端末がパソコンの場合、LANドライバーのソフトウェアを再インストールしてみましょう。
LANドライバーが古いとWI-Fiに接続できない場合があるので注意が必要です。
新しいバージョンにアップデートしても利用できない場合は、ソフトウエアを再インストールすることで改善する場合もあります。
ちなみに、LANドライバーとはインターネットを接続する際に必要となるソフトウエアで、パソコンにあらかじめインストールされています。
Wi-Fiルーターの電源やLANケーブルなどを確認する
基本的なことですが、以下の点も確認しましょう。
- Wi-Fiルーターのランプは正常に点灯しているか
- Wi-Fiルーターの電源ケーブルの抜け・LANケーブルの抜け・断線ないか
- モデムのランプは正常に点灯しているか
- モデムのACアダプターの抜け・LANケーブルの抜け・断線はないか
- LANケーブル(壁のパネルから出ている)がルーターのWANポートに接続できているか
上記に記した内容が、確認すべき基本的なことですが、注意点が2つあります。
1つ目は、Wi-Fiルーターはソフトウェアが最新版でないと、不具合が発生する場合があるという点です。
不具合解消のほかに新機能の追加といったメリットもあることから、ソフトウェアの最新版への更新をおすすめします。
2つ目は、ケーブルを挿入した場合、通信が安定するまでに時間がかかるという点です。そのためインターネットに接続できるかを、しばらく試してみましょう。
以上の内容は基本的なことだからこそ、確認を一つ一つ確実にしていきましょう。
Wi-Fiルーターの場所を変える
Wi-Fiルーターが電波干渉を受けやすい場所にあると、Wi-Fiが接続できない場合があります。
言い換えると、Wi-Fiルーターの設置場所を電波干渉が受けにくい場所に変えることで、Wi-Fiが接続できるようになる可能性があるということです。
具体的には、テレビや電子レンジなどの家電やBluetooth機器が近くにない場所が電波干渉を受けにくい場所です。
Wi-Fiが繋がらない時の対処方法の1つとして、設置場所を変えるという手段も実践してみましょう。
回線やプロバイダー事業者の状況を確認する
通信契約している回線事業者やプロバイダーで通信混雑による通信障害が発生し、メンテナンスを実施している場合があるので、状況を確認しましょう。
もし、確認の仕方が分からない場合は、事業者に直接問い合わせしましょう。
また、利用料金が滞納になっているとWi-Fiが使用できなくなるので、支払い状況の確認も必要です。
【まとめ】Wi-Fiが繋がらない時の対処方法9選
この記事ではWi-Fiが繋がらない時の対処方法に関して、初心者の方向けに解説しました。
以下に、Wi-Fiが繋がらない時の対処方法9選のまとめを掲載したので再度確認しましょう。
【使用端末の確認事項】
- Wi-Fi機能がON及び機内モードのOFFを確認する
- Wi-Fiに再接続してみる
- 周波数(2.4GHz⇔5GHz)を変更する
- 使用端末を再起動する
- セキュリティーアプリやファイアウォール(パソコンの場合)を一時的に無効化する
- LANドライバーのソフトウェアを再インストールする(パソコンの場合)
【Wi-Fiルーターの確認事項】
- Wi-Fiルーターの電源やLANケーブルなどを確認する
- Wi-Fiルーターの場所を変える
【その他の確認事項】
- 回線やプロバイダー事業者の状況などを確認する
大切なのは、トラブルの元になっている原因を1つずつ確認していくことです。
以上で本記事は終了です。さあ、Wi-Fi初心者の方もこの記事を参考に快適なWi-Fi環境を手にいれましょう。
- 名前:セバス