仕事の合間にうっかりコーヒーをこぼしてシミになったことはありませんか?大切なお洋服にシミがついてしまって、落とし方がわからないと焦ってしまいますよね。
しかし、落とし方の正しい方法を知らないとキレイに落とせません!
この記事では、コーヒーのシミの種類や落とし方の対処法、おすすめの洗剤を紹介します。
最後まで読んで、シミの落とし方の正しい方法を理解して、ぜひ試してみましょう!
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20240117011post-47108.html
コーヒーの汚れの種類とは?
シミの種類には大きく分けて水溶性と油溶性に分類され、コーヒーのシミの種類は水溶性でジュースやスープ、汗が水溶性のものに含まれます。
油溶性は油やチョコレート、口紅があり、水を弾きやすいので水で落とすのは難しいですが、水溶性の汚れは水に溶けやすい性質があります。
そのため、油溶性に比べると比較的落としやすい成分です。
シミの落とし方で3つの注意点
シミの落とし方の注意点として、3つあります。
思わぬ場面でコーヒーをこぼした際に、シミを慌てて落とそうとしてゴシゴシ拭くとシミを伸ばしてしまうので逆に落ちにくくなります。
すぐにどうにかしたい状況であると思いますが、焦らず対処することが必要です。そのため、3つの注意点をしっかり確認してしっかりシミを落としましょう。
- 最初の対処法が大切
- 洗濯表示を確認する
- お湯ではなく水を使う
最初の対処法が大切
シミの落とし方で大切なのは最初の対処法です。汚れたシミをそのまま放置するのではなく、少しでも薄くする必要があります。
時間が経ってから落とそうとすると、洋服の繊維にまで浸透していて、洗濯をしてもずっと残ってしまう可能性があります。
その際は、ティッシュやハンカチを使用してシミをもみ出して広げないように薄くしましょう。
お店で出されるおしぼりは漂白剤を使用していることがあるので、使用しないようにしましょう!
洗濯表示を確認する
洋服のタグについている洗濯表示を確認して、水洗いが可能かどうかを確認しましょう。
水洗いができないのは、縮む素材(ウールやカシミヤ、麻など)や色落ちする素材(レザーやシルク)があります。
また、他にもできない素材があるので、必ず『新しい洗濯表示|消費者庁』で確認しましょう。
もし、水洗いができない場合はクリーニング店にお願いする必要があります。
お湯ではなく水を使う
お湯ではなく、水で落とすほうがシミはきれいに落とせます。
お湯のほうが汚れがよく落ちると言われていますが、お湯で落ちるのは皮脂汚れです。
そのため、ついたシミにタンパク質が含まれている場合、高温で洗うと成分が固まり落ちにくくなる可能性があるので、水を使って成分が固まらないように落とすことが大切です!
そしてコーヒー豆にも微量のタンパク質が含まれているため、お湯では落ちにくいので水で落とすようにしましょう。
シミの落とし方で2つの応急処置方法
シミの落とし方で最初の対処法が大切とお伝えしましたが、外出先でこぼしてしまった場合はすぐに洗濯ができません。
しかし、その場でできる応急処置方法があるのでぜひ覚えておきましょう。
- ティッシュを使った方法
- 中性洗剤を使う方法
ティッシュを使った方法
ティッシュを使った方法は、乾いたティッシュを衣服のシミの裏側に当てて、表から水で濡らしたティッシュで叩く方法があります。
裏からティッシュを支えたまま、表面のシミを抑えるようにして、濡らしたティッシュに移しとります。
最後に乾いたティッシュで水分をとりましょう。
ティッシュの代わりにハンカチでの代用も可能ですが、おしぼりには漂白剤が使われていることもあるので、使用するのは避けましょう。
中性洗剤を使う方法
中性洗剤を使う方法は、歯ブラシやタオルを使用して行いましょう。
まず、洋服を裏返して洋服の表面にタオルを当てます。
次に、できたシミに中性洗剤をかけて指で馴染ませたあとに、歯ブラシでシミの部分を軽く叩き、水ですすぎます。
すすいだ後は、水分をタオルに染み込ませて水分が生地に残らないようにしましょう。
コーヒーのシミの落とし方には洗濯前のひと手間が大切!
洗濯をする前に、ティッシュや中性洗剤を使ってシミを薄くしてから洗濯するようにしましょう!
洗濯前のひと手間があることで洗濯後のシミの落ち方が変わるので、とても大切です。
なにもせず、そのままにしておくと生地も痛めてしまい、時間が経てば経つほど、シミは落ちにくくなってしまうのです。
そのため、必ずそのまま洗濯するのではなく、シミを薄くしてから洗濯するようにしましょう!
コーヒーのシミを簡単に落とせる3つのおすすめ洗剤
洗濯前のひと手間が大切とお伝えしましたが、それでもとり切れない場合は、洗濯前にもみ洗いやつけ置きで対応できます。
ここで、コーヒーのシミを落とすのにおすすめの洗剤を3つ紹介します。それぞれ特徴や注意点、使用方法が異なるので一つ一つ確認してみましょう。
- ワイドハイター
- オキシクリーン
- ウタマロリキッド
ワイドハイター
ワイドハイターは酸素系漂白剤で除菌や抗菌、消臭効果もあります。種類も豊富なので、ご自身が使用しやすいのを選びましょう。
使用方法は、タオルやハンカチなどでシミを浮き上がらせたあとに、ワイドハイターを直接シミに塗ります。
そのままつけ置きせずに、洗濯機へいれていつも通り洗濯します。ただし、色落ちや漂白剤が使用できない衣類がありますので、必ず洗濯表示を確認しましょう。
ワイドハイター公式サイト:https://www.kao.co.jp/widehaiter/
オキシクリーン
オキシクリーンは洗濯だけでなく、さまざまなシーンで使えるので、家中の掃除に使用できる便利な商品です。
ワイドハイターとは違い、「オキシ漬け」と言われており、つけ置きで使用します。
4Lに対して、スプーン1杯が目安で、40〜60℃のお湯に溶かして20分程度を目安につけ置きしてから洗濯しましょう。
液体タイプや泡タイプが販売されていますので、用途に応じて選べます。
オキシクリーン公式サイト:https://www.oxicleanjapan.jp/
ウタマロリキッド
ウタマロリキッドは、主洗浄成分はアミノ酸系洗浄成分なので、手肌にも優しい商品です。
中性、無けい光で色柄物やおしゃれ着にも使えるので、化粧汚れや食べこぼしの汚れもすっきり落とし、簡単おうちクリーニングができる優れモノです。
使用方法は汚れた部分を水で十分に濡らして、キャップにとったウタマロリキッドをつけて、もみ洗いしてから洗濯機で洗濯します。
ウタマロ石鹸もありますが、弱アルカリ性で蛍光増白剤が配合されているので色柄物に色落ちや変色の可能性があるので、ウタマロリキッドがおすすめです。
ウタマロリキッド公式サイト:https://www.e-utamaro.com/products/liquid
まとめ:コーヒーのシミは落とせる!
この記事では、下記について紹介しました。
- コーヒーのシミの落とし方
- こぼしてすぐの対処法
- 洗濯前のひと手間
- おすすめの洗剤や漂白剤
コーヒーのシミは水溶性ですのでついたと思ったら、応急処置でしっかりとタオルやハンカチにもみ出して、薄くしましょう。早めの対応でシミはキレイに落とせます。
また、こぼしてすぐのシミを薄くする方法やシミの落とし方についての洗濯の方法を知っていれば、難しいと思っていたおうちクリーニングがご自宅で簡単にできます。
早めの対処法が大切なので、おすすめの洗剤や漂白剤を使い、ぜひこの記事を参考に洗濯してみましょう!
- 名前:サキ香
- 連絡先:y0pipi3939@gmail.com