「名古屋が住みやすいと言われている理由が気になる」「名古屋は本当に住みやすいのか」と疑問を抱えていませんか。
名古屋は都心部のイメージが強いため「住みにくそう」と感じてしまいますよね。
しかし名古屋は交通の利便性が良くて、家賃も比較的安い都市です。また自然も多くて、1人暮らしからファミリーまで、さまざまな人が住みやすい街だと言えます。
この記事では、名古屋が住みやすいと言われる理由や注意点、おすすめスポットやエリアを紹介します。
転勤や進学などで引っ越し予定の方は、ぜひ最後まで読み進めて、名古屋の魅力を知って新しい生活の参考にしてください。
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20181050292post-18192.html
名古屋が住みやすい5つの理由
なぜ名古屋が住みやすい都市なのか、下記5つの理由から解説します。きっとあなたのイメージとは違った名古屋の魅力に気づけるでしょう。
- 交通手段の利便性が高い
- 通勤ラッシュが少ない
- ショッピングエリアが多い
- 自然豊かな場所が多い
- 都市部なのに物価が安い
交通手段の利便性が高い
1つ目の名古屋が住みやすいと言われる理由は「交通手段の利便性が高い」ことです。
名古屋はJRや名鉄線、近鉄の豊富な鉄道機関が存在します。さらに地下鉄やバス、新幹線などさまざまな移動手段を使って目的地へ向かえるでしょう。
地下鉄は本数が多くて、お得な1日乗車券も販売しているため、観光にも便利です。
また、新幹線では東京や大阪に2時間以内で行けるため、出張や旅行が多い方には嬉しいポイントですよね。
通勤ラッシュが少ない
2つ目の理由は、通勤方法が車と電車で分かれているから「通勤ラッシュが少ない」ことです。
電車の場合は、東京のような満員電車で出勤の可能性は少なく、車の場合も名古屋は道路が広く作られているため、朝の渋滞が緩和されています。
名古屋は自動車保有台数が全国でTopクラスに多い県です。また交通の利便性も高いため、電車の利用者も多く存在します。
そのため、車と電車の2つの通勤方法に分かれて、通勤ラッシュ時はスムーズに出勤ができるでしょう。
ショッピングエリアが多い
3つ目の理由は「ショッピングエリアが多い」からです。名古屋駅周辺は、大きなデパートやショッピングモール、商店街があるため買い物には困らないでしょう。
中心街の栄は地下街にショッピングエリアがあるため、雨の日でも買い物が楽しめます。
また、名古屋駅や中心街以外の駅から離れたエリアには、スーパーやドラッグストアの日用品を購入するお店が多いため、生活品にも困らずに過ごせるでしょう。
自然豊かな場所が多い
4つ目の住みやすい理由は「自然豊かな場所が多い」ことです。都心部のイメージが強い名古屋ですが、自然豊かな公園が名古屋市内の各地域にあります。
住宅街エリアには小さな公園だけでなく、敷地面積の広い大きな公園も多いため、ファミリーの方は子供の遊び場には困らないでしょう。
遠出をせずに近くに公園があるのは嬉しいポイントですよね。
さらに、繁華街や商業エリアの近くにも公園があるため、仕事中の息抜きに散歩も可能です。
都市部なのに物価が安い
名古屋が住みやすい最後の理由は「都市部なのに物価が安い」ことです。総務省が出している消費者物価指数を見てみると、名古屋は都市部の中では物価が安いことがわかります。
全国平均を100とすると、東京や大阪は100を上回っているのに対して、名古屋は100を下回っています。
そのため名古屋は、都市部でありながらも出費を安く抑えて生活ができるでしょう。
参考【消費者物価地域差指数】:https://www.stat.go.jp/data/kouri/kouzou/pdf/g_2021.pdf
名古屋の3つの注意点を把握しよう!
ここまで住みやすい理由を紹介しましたが、名古屋に住むときは下記3つの注意点も知っておきましょう。
これから引っ越し予定の方は、安全に暮らすためにも、注意点を把握して住みたいエリアを探すときの参考にしてください。
- 車の運転が荒い「名古屋走り」
- 治安が悪いエリアがある
- 名古屋駅周辺は家賃相場が高い
車の運転が荒い「名古屋走り」
名古屋では、運転マナーの悪い「名古屋走り」に気をつけましょう。名古屋走りとは、下記のような内容です。
- 信号無視
- 速度超過
- 方向指示器を出さない
- 車間距離を詰めてくる
- ウィンカーを出さずに車線変更
- 早曲がり
- 歩行者を優先しない
運転マナーだけでなく、歩道上や交差点への駐車方法も問題になっています。そういったマナーの悪い運転が多いため、交通死亡事故が多いのも名古屋の特徴です。
あなた自身が車を運転する場合や歩行者のときでも、名古屋走りのような運転の荒い車には注意しておきましょう。
治安が悪いエリアがある
名古屋は交通マナーだけでなく、エリアによっては治安が悪い場所があるため気をつけましょう。
名古屋駅周辺や栄の繁華街エリアには、夜のお店も多くて賑わっているため、酔っ払いや客引き、ガラの悪い人もいてトラブルにまきこまれる可能性が出てきます。
比較的どのエリアも治安よく過ごせる名古屋ですが、繁華街が多い地域には注意して、安心して暮らせる地域かは事前に確認しておきましょう。
名古屋駅周辺は家賃相場が高い
名古屋駅周辺は、中心街のため生活に便利なことから、家賃相場が高い傾向です。具体的には中村区や中区、西区などの駅に近い地域です。
1人暮らし向けのワンルームで探した場合、名古屋駅周辺は5~6万円越えの家賃に対して、他エリアでは4万円代で借りられる家が多く存在します。
名古屋駅から1~2駅離れるだけでも家賃相場は下がりますので、駅へのアクセスの良い地域の家賃を見比べてみてくださいね。
住みやすい名古屋のおすすめスポット6選
住みやすい名古屋は、観光地としても人気なスポットが多数存在します。今回は厳選した下記6つのスポットを紹介しますので、お住まいのさいは足を運んでみてください。
- 名古屋城
- オアシス21
- ジブリパーク
- 東山動植物園
- 大須商店街
- 名古屋市美術館
名古屋城
名古屋のおすすめスポット1つ目は、名古屋のシンボルの「名古屋城」です。国の特別史跡に指定されていて、全国入城者数ランキングも上位の観光地です。
地下鉄で名古屋城駅から徒歩5分の場所にあり、駐車場が完備されていて車でも訪れられます。
さらに、お城だけでなく庭園内は自然が多くあり、桜の名所としても人気のお城です。
参考【特別史跡名古屋城】:https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/
オアシス21
名古屋のおすすめスポット2つ目は「オアシス21」です。ガラス張りの屋根が印象的な「水の宇宙船」をイメージしている施設です。
地下鉄栄駅を出てすぐに位置していて、地下鉄だけでなくバスターミナルもあり、交通拠点としても活躍しています。
また、飲食店や物販などのお店があるため、ショッピングも可能です。
さらに夜はライトアップされていて、四季ごとに色が変わるため、名古屋の街並みと共に綺麗な夜景を楽しめるでしょう。
参考【オアシスOASIS21】:https://www.sakaepark.co.jp/
ジブリパーク
名古屋のおすすめスポット3つ目は「ジブリパーク」です。愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内にあり、スタジオジブリ作品の世界を表現した施設です。
ジブリパークは、電車で東部丘陵線(リニモ)にて愛・地球博記念公園駅を降りた場所にあります。
施設内には、実寸大で作られたジブリ作品の展示物があるため、映画の世界に入り込んだような体験ができるでしょう。
参考【ジブリパーク】:https://ghibli-park.jp/
東山動植物園
名古屋のおすすめスポット4つ目は「東山動植物園」です。地下鉄で東山公園駅から徒歩3分の場所にあり、動物や植物を見るだけでなく、子供向けの遊園地もある施設です。
動物園内は、大きなゾウから小さなメダカまで約450種類の動物たちに出会えて、小動物にエサをあげたり、触れ合えたりするイベントも定期的に開催しています。
植物園は約7,000種類の植物を保有しており、四季によって変わる、さまざまな草花を楽しめるでしょう。
参考【東山動植物園】:https://www.higashiyama.city.nagoya.jp
大須商店街
名古屋のおすすめスポット5つ目は、人通りの賑やかな「大須商店街」です。
大須観音駅と上前津駅の、2駅に挟まれた場所にあります。エリア内には家電やグルメ、古着など約1,200のショップが立ち並んでいて、食べ歩きをしながら散策が可能です。
また定期的にいろいろなイベントを行っていて、日本で最初に行われた大道芸イベントの「大須大道町人祭」は40年以上の歴史をもつお祭りです。
そのため、年齢や性別、国籍を問わず楽しめるエリアでしょう。
参考【@大須】:https://osu.nagoya/ja/
名古屋市美術館
名古屋のおすすめスポット6つ目は「名古屋市美術館」です。
地下鉄大須観音駅から徒歩7分の場所にあり、白川公園内に建てられています。
美術館は「常設展」と期間限定の「特別展」に分かれていて、常設展には約6,000の展示物が飾られています。
さらに、名古屋出身の建築家によって設計された建物は、日本の伝統的な手法と色彩が盛り込まれているため、展示物だけでなく建物全体も楽しんでみてください。
参考【名古屋市美術館】:https://art-museum.city.nagoya.jp/
名古屋の住みやすい地区おすすめ6選
ここからは名古屋の住みやすい下記6つの地区の、平均家賃や特徴を紹介します。各エリアのさまざまな特徴によって、あなたに合った地区が見つかるでしょう。
- 【中区】1人暮らし向け
- 【名東区】ファミリー向け
- 【東区】商業施設が多く買い物に便利
- 【千種区】多くの大学があり活気に溢れる
- 【天白区】交通と生活の利便性が高い
- 【緑区】自然を多く感じられる
参考【SUUMO(スーモ)】:https://suumo.jp/chintai/soba/aichi/
【中区】1人暮らし向け
中区でワンルームを探した場合の平均家賃は約6万円です。
名古屋の中心部として栄える中区は、名古屋駅も近くて交通の面で充実しています。
そのため名古屋に転勤で来た人や、車を持っていない社会人の1人暮らしに向いています。
また、繁華街や大須商店街が区内にありますので、休日のショッピングも楽しめるでしょう。仕事だけでなく休日も楽しみたい方におすすめします。
【名東区】ファミリー向け
ファミリー向けの名東区を紹介します。家賃相場は2LDK以上で探すと約7~9万円代です。
名古屋市内の東部に位置しており、主要駅付近は大学に向かう若者の利用地点として栄えています。
名東区には公園数が100箇所以上あるため、子供たちと遊べる場所には困らないでしょう。
また、子育て支援センターが子育て講座を定期的に開催していて、子育てに熱心なエリアだと言えます。
【東区】商業施設が多く買い物に便利
東区は商業施設が多く買い物に便利で、1人暮らしで探した平均家賃が約6万円です。
JR本線や地下鉄まで、交通網が充実しており、名古屋駅へも乗り換えなしで行けてアクセスも良好です。
中区の繁華街に近い街ですが、住宅街が多くて静かで住みやすい地区だと言えます。
さらに、エリア内には商業施設やスーパーマーケットも充実していて、買い物に困ることはないでしょう。
【千種区】多くの大学があり活気に溢れる
千種区は名古屋市の北東部に位置し、1人暮らしで探した平均家賃は約5~6万円です。名古屋大学や愛知工業大学などの、教育機関が多くあり若者が賑わいをみせる街です。
エリア内は西に繁華街があり、中央部は住宅街、東には平和公園の緑溢れる敷地が広がっています。
そのため、都会的な面と自然の豊かさを持った区だと言えます。
【天白区】交通と生活の利便性が高い
天白区の家賃はワンルーム約3万円代で、他エリアと比較すると安価なエリアです。
名古屋駅や栄の繁華街まで、電車で約30分と離れているので静かに生活ができるでしょう。
しかし離れてはいるものの、名古屋駅までは乗り換えなしで行ける地下鉄や、区内を走る市バスも充実していますので交通の利便性は高いと言えます。
また、大型のショッピングモールやスーパー、グルメのお店も充実していますので、生活面は困らないでしょう。
【緑区】自然を多く感じられる
緑区は、名古屋の東南部にあり、1人暮らしの平均家賃は約4〜5万円代です。
電車は名鉄名古屋本線と地下鉄が区内を通っており、どちらも名古屋駅まで乗り換えなしで行けるためアクセス良好です。
また緑区は公園が多くて、中でも大高緑地公園は広大な敷地の中にプールやテニスコートなど、さまざまなスポーツができるエリアに分かれています。
そのため、運動が趣味の方や緑が多い地区で暮らしたい方におすすめします。
名古屋の住みやすい情報は不動産屋に確認!
ここまで名古屋の住みやすさについて紹介しましたが、より詳しい情報を知るために、プロである不動産屋に相談しましょう。
エリアの詳しい家賃相場や治安、細かな情報を教えてくれますよ。
しかし実際に不動産屋に行く時間がない場合は、チャットやLINEでオンライン型不動産サービスを利用しましょう。
気軽に相談できるため、まずは気になるエリアの家賃情報から質問してみてくださいね。
【まとめ】名古屋は住みやすいから安心して暮らせる!
今回は名古屋の住みやすさについて紹介しました。改めて住みやすい理由を下記で確認してみましょう。
- 交通手段の利便性が高い
- 通勤ラッシュが少ない
- ショッピングエリアが多い
- 自然豊かな場所が多い
- 都市部なのに物価が安い
名古屋は都会の便利さや、自然の豊かさを持っていて住みやすい土地だと言えます。さらに、三大都市でありながらも物価や家賃が安くて、リーズナブルに暮らせるでしょう。
また、魅力的なエリアが多いため、あなたに合った引っ越し先が見つかります。
まずは当記事で気になった名古屋の街やエリアを、スマホやパソコンにメモして、住んでみたいエリアを探してみましょう。
- 名前:Daizo
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