フリーランスにとって、確定申告は避けて通れない年1回のイベントです。
「確定申告について勉強しても、来年には忘れてしまいそう!」「確定申告のせいで、事業の時間が奪われるのがイヤだ!!」と心配になっていませんか?
確定申告が面倒なら、税理士に依頼すれば簡単ですが、依頼費用は数万円から20万円程度かかります。
「確定申告は面倒だけど、20万円もかけるのは厳しい!」
そんなあなたへ、この記事では事業規模に合わせた確定申告アプリ・ソフトを紹介しています。
時間とお金を節約するために、早速記事を読み進めていきましょう!
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20141157318mba-1.html
フリーランスが使いたい確定申告アプリ・ソフトの選び方
フリーランスが使う確定申告アプリ・ソフトを選ぶ基準は以下の3つです。
- アプリかソフトか
- 有料か無料か
- 使いやすさ
今回ピックアップした確定申告アプリ・ソフトは、クラウド型のアプリか、インストール型のソフトかで分かれています。
また、永年無料で利用できるものや、有料でも「お試し期間」を設けているアプリ・ソフトのみをピックアップしています。
そのため、実際にいくつか利用して使いやすいものを選ぶことが大切です。それでは、詳しく解説していきます。
アプリかソフトか
確定申告を自分で簡単に行うためには、アプリ又はソフトを利用する必要があります。
その中でも、近年はスマートフォンとパソコンのどちらからでも利用できる、クラウド型のアプリ形式が主流です。
空いた時間に、スマートフォンでサクッと帳簿付けができるのがアプリ形式の特徴です。
インストール型のソフト形式は、アプリ形式のような便利機能は持ち合わせていません。
しかし、個人情報の紐づけが少ないため、セキュリティ面では安心して利用できるメリットがあります。
便利機能とセキュリティ面、どちらを重要視するのかで選びましょう。
続いて、確定申告アプリ・ソフトの「無料・有料どちらを選ぶのか」を解説します。
無料か有料か
確定申告アプリ・ソフトには、無料と有料のものがあります。選び方としては、事業規模やあなたの性格に合ったものを利用するようにしましょう。
無料版であっても最低限、確定申告書の作成は可能ですが、便利機能の利用は制限されている場合があるため、細かい作業が必要となります。
有料版の便利機能の特徴は「レシートを撮影するだけで帳簿付けをしてくれる機能」が無制限で利用できます。
さらに「電話で確定申告の相談」など、無料版よりも手厚いサポートが付属しているため、効率的に作業が可能です。
無料版を利用して、不便さを感じたら有料版を利用するのもひとつです。無料版または有料版が向いている人の特徴を表で紹介します!
無料版・有料版の特徴一覧表 |
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無料版 | 有料版 | |
固定費 | 0円 | 年間7,590円~43,780円 |
取引量 | 少ない人に向いている | 多い人に向いている |
取引先 | 少ない人に向いている | 多い人に向いている |
また、操作や帳簿付けが簡単にできることも重要ですので、続けて解説していきます。
使いやすさ
確定申告アプリ・ソフトを選ぶ上で、使いやすさは利用料金以上に重要なので、下記の2点を意識して選びましょう。
- 直感で帳簿付けができるか?
- 事業規模に見合っているか?
確定申告初心者でも、直感的に帳簿付けができるものを選ぶことが重要です。
確定申告の手間を軽減するためのアプリ・ソフトなのに、使い方の勉強をしていては手間が増えてしまいます。
使い勝手を確認するために「2つ以上のアプリ・ソフト」を利用してみましょう。
そして、事業規模が小さいのに有料版を利用しても、必要ない機能が多く利用料がもったいないです。
反対に、事業規模が大きいのに無料版を利用していては、便利機能の制限により効率が悪くなります。
このあとは、おすすめの確定申告アプリ・ソフトを10個ピックアップしています。実際に使ってみて、あなたの事業規模に合っているのかを確かめてみましょう。
フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフト10選
当記事では、完全無料タイプ・飲食店経営特化タイプ・多機能タイプまで、厳選した10個の確定申告アプリ・ソフトをピックアップしました。
以下のアプリ・ソフトを順番に詳しく解説していきます。
- やよいの青色申告オンライン
- やよいの白色申告オンライン
- クラウド会計ソフトfreee(フリー)
- Money Forwardクラウド確定申告
- 円簿青色申告
- 確定申告 Kaikei(カイケイ)
- Taxnote(タックスノート)
- HANJO(ハンジョー)会計
- CalQ Share(カルクシェア)
- aoiro(アオイロ)
やよいの青色申告 オンライン
まず1個目は、やよいの青色申告オンラインを紹介します。
やよいの青色申告オンラインのおすすめポイントは以下の6点です。
- 確定申告を理解しながら帳簿付けができる
- 2,500以上の外部データ(銀行やクレジットカード)との連携
- レシート読み取り機能が無制限で利用可
- インボイス制度対応済み
- 電子帳簿保存法対応済み
- クラウド型のアプリ形式
やよいの青色申告オンラインは、事業規模が大きく、取引件数が多いフリーランスに向いている青色申告専用のアプリです。
初心者にも使いやすい機能とデザインが特徴で、知識がなくても複雑な青色申告の申告書が簡単に作成できます。
また、確定申告を勉強しながら帳簿付けができるので、年々あなたのレベルは上がっているでしょう。
2,500以上の外部サービスと連携できるため、手動入力の手間がありません。さらに、スマートフォンでのレシート読み取りに制限がないのが特徴です。
まずはセルフプランで1年間無料で利用するのがおすすめです。サポートを充実させたいのであればプランを変更してみるのが良いでしょう。
やよいの青色申告オンライン プラン一覧表 |
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プラン名 | セルフプラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
キャンペーン中※1 | 1年間無料 | 年間7,590円(税込) | 年間13,200円(税込) |
次年度以降 | 9,680円(税込) | 年間15,180円(税込) | 年間26,400円(税込) |
サポート | なし | 操作質問 | 操作質問・業務相談 |
※1 キャンペーンコード特典の内容は予告なく変更される場合があります。
ホームページ:個人事業主向けクラウド青色申告ソフト – 弥生会計
やよいの白色申告オンライン
2個目は、やよいの白色申告オンラインを紹介します。
やよいの白色申告オンラインのおすすめポイントは以下の7点です。
- 永年無料でサポートサービス以外の全ての機能が利用可
- 2,500以上の外部データ(銀行やクレジットカード)との連携
- レシート読み取り機能が無制限で利用可
- やよいの青色申告オンラインへアップデート可能
- インボイス制度対応済み
- 電子帳簿保存法対応済み
- クラウド型のアプリ形式
やよいの白色申告オンラインは、事業規模が小さく、売上が少ないフリーランスに向いている白色申告専用のアプリです。
事業の黒字化が望めない場合は青色申告の「最大65万円控除」の恩恵はうけられません。
そのため、無料で利用できる「やよいの白色申告オンライン」を利用することをおすすめします。
このアプリでは、2,500以上の外部サービスと連携できる為、手動入力の手間がありません。さらに、スマートフォンでのレシート読み取りに制限がないのが特徴です。
やよいの白色申告オンライン プラン一覧表 |
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プラン名 | フリープラン | ベーシックプラン | トータルプラン |
キャンペーン中※1 | 永年無料 | 年間5,060円(税込) | 年間9,240円(税込) |
次年度以降 | 永年無料 | 年間10,120円(税込) | 年間18,480円(税込) |
サポート | なし | 操作質問 | 操作質問・業務相談 |
※1 キャンペーンコード特典の内容は予告なく変更される場合があります。
ホームページ:個人事業主向けクラウド白色申告ソフト – 弥生会計
クラウド会計ソフトfreee(フリー)
3個目は、クラウド会計ソフトfreee(フリー)を紹介します。
クラウド会計ソフトfreee(フリー)のおすすめポイントは以下の5点です。
- 確定申告書は〇✕形式で簡単に作成可
- 確定申告以外の便利機能が充実
- インボイス制度対応済み
- 電子帳簿保存法対応済み
- クラウド型のアプリ形式
クラウド会計ソフトfreee(フリー)は、日々の取引件数は少ないが売上が多く、青色申告をするフリーランスに向いているアプリです。
スタータープランでは、レシート読み取り機能に「月5枚まで」の利用制限があるため取引件数が多い事業には向いていません。
初心者でも、〇✕形式の質問に答えていけば確定申告書の作成ができる優れものです。
この会計ソフトは、フリーランスに寄り添って作成されています。
開業届がアプリ内で作成できたり、納品書・請求書の作成もできるので、複数のアプリやソフトを使用する手間が省けます。
クラウド会計ソフトfreee(フリー)プラン一覧表 |
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プラン名 | スターター | スタンダード | プレミアム |
年払い | 年間12,936円(税込) (1ヶ月無料) |
年間26,136円(税込) (1ヶ月無料) |
年間43,780円(税込) (1ヶ月無料) |
月払い | 月1,628円(税込) (1ヶ月無料) |
月2,948円(税込) (1ヶ月無料) |
年払いのみ |
サポート | チャット・メール | チャット・メール優先 | 電話 |
ホームページ::freee会計(確定申告) – やさしい確定申告ソフト freee
Money Forwardクラウド確定申告
4個目は、Money Forwardクラウド確定申告を紹介します。
Money Forwardクラウド確定申告のおすすめポイントは以下の6点です。
- レシート読み取り機能が無制限で利用可
- 2,400以上の外部データ(銀行やクレジットカード)との連携
- 確定申告以外の業務も簡素化
- インボイス制度対応済み
- 電子帳簿保存法対応済み
- クラウド型のアプリ形式
Money Forwardクラウド確定申告は、事業規模が大きく、取引件数が多い青色申告をするフリーランスに向いているアプリです。
このアプリでは、2,400以上の外部サービスと連携できる為、手動入力の手間がなく、スマートフォンでのレシート読み取りに制限がありません。
さらに、今回紹介しているアプリ・ソフト10個の中でいちばんの多機能タイプです。
アプリ内で請求書の作成から発送までできるので、請求書を発行する業務があるフリーランスにおすすめできます。
パーソナルミニのプランは、消費税申告書の作成ができないため、インボイス制度に未対応です。
Money Forwardクラウド プラン一覧表 |
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プラン | パーソナルミニ | パーソナル | パーソナルプラス |
年払い | 年間10,560円(税込) | 年間12,936円(税込) (1ヶ月無料) |
年間39,336円(税込) |
月払い | 月1,078円(税込) | 月1,408円(税込) | 年払いのみ |
サポート | チャット・メール | チャット・メール | チャット・メール・電話 |
ホームページ:確定申告ソフト | 個人事業主向け会計ソフト マネーフォワード クラウド
円簿青色申告
5個目は、円簿青色申告を紹介します。
円簿青色申告のおすすめポイントは以下の5点です。
- 完全無料で使い放題
- シンプルで余計な機能がない
- 個人情報漏洩の心配がない
- 電子帳簿保存法対応済み
- クラウド型のソフト形式
円簿青色申告は、完全無料で青色申告をしたい方や、取引件数が少ない事業者に向いています。
また、とてもシンプルなソフトのため、複雑な機能が苦手な方におすすめです。しかし、レシート撮影機能はないため、取引量が多い事業者には向いていません。
ソフトのインストール・個人情報の入力・ログインID作成が全て不要のため、セキュリティ対策は抜群です。
円簿青色申告はインターネットで円簿青色申告にアクセスして、自分のメールアドレスでログインすればすぐに利用できます。
円簿青色申告 プラン一覧 |
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料金 | 完全無料 |
サポート | なし |
ホームページ:円簿青色申告
確定申告 Kaikei(カイケイ)
6個目の確定申告 Kaikei(カイケイ)を紹介します。
確定申告 Kaikei(カイケイ)のおすすめポイントは以下の3点です。
- 確定申告経験者の帳簿付けアプリとして便利
- カレンダーで家計簿のように利用できる
- クラウド型のアプリ形式
確定申告 Kaikei(カイケイ)は、事業規模が小さく、売上が少ない白色申告をするフリーランスに向いています。
白色申告での確定申告の際に、帳簿付けをスマホで済ませ、まとめたデータを申告書に記入するための帳簿付け専用のアプリです。
青色申告の複式簿記の場合はご自身で書類を用意する必要があるため、事前知識が必要となってきます。あくまで帳簿付けアプリとしてご利用ください。
※無料プランの場合、ひと月に16件までしか収支データを登録できないため、取引の数が多い方は有料版の利用をおすすめします。
※スマートフォン専用の確定申告アプリです。
確定申告 Kaikei(カイケイ) プラン一覧 |
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プラン | 無料版 | 有料版(初年度) | 有料版(2年目以降) |
年額 | 永年無料 | 年間2,800円(税込) | 年間3,500円(税込) |
サポート | なし | なし | なし |
ホームページ:確定申告アプリ Kaikei
Taxnote(タックスノート)
7個目のTaxnote(タックスノート)を紹介します。
Taxnote(タックスノート)のおすすめポイントは以下の4点です。
- 他社会計ソフトへデータ出力が可能
- 確定申告経験者の帳簿付けアプリとして便利
- 「爆速の会計アプリ」がうたい文句で帳簿付けが簡単
- クラウド型のアプリ形式
Taxnote(タックスノート)は、事業規模が小さく、売上と取引件数が少ないフリーランスに向いているアプリです。
確定申告の際に、帳簿付けをスマホで済ませて、まとめたデータを申告書に記入したい方へ向けた帳簿付けのアプリとしておすすめします。
さらに、大手会計ソフトのやよいの青色申告・やよいの白色申告・freee・Money Forwardクラウドへデータ出力が可能なので、確定申告書の作成も困りません。
白色申告・青色申告共に対応しており、無料プランの場合ひと月の入力制限は15件までのため、取引件数が多い方は有料版の利用をおすすめします。
※スマートフォン専用の確定申告アプリです。
Taxnote(タックスノート) プラン一覧 |
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プラン | 無料版 | 有料版 |
年額 | 永年無料 | 年間3,500円(税込) |
サポート | なし | なし |
ホームページ:確定申告はTaxnote – 青色申告・白色申告に使える会計アプリ
HANJO(ハンジョー)会計
8個目はHANJO(ハンジョー)会計を紹介します。
HANJO(ハンジョー)会計のおすすめポイントは以下の6点です。
- レシート読み取り機能が2,500枚まで利用可
- 外部データ(銀行やクレジットカード)との連携も可
- 月額1,078円(税込)で電話サポートがある
- 飲食店特化ソフトのため、勘定科目が飲食店向け表記
- 電子帳簿保存法対応済み
- クラウド型のアプリ形式
HANJO(ハンジョー)会計は飲食業に特化した会計ソフトのため、飲食業で青色申告をする方に向いています。
飲食業ならではの疑問をQ&A形式でわかりやすく解説し、経営NAVIが繁盛をサポートしてくれます。
飲食店特有の取引シーンやキーワードを入力するだけで、難しい勘定科目も自動でセットされ、勘定科目が分からなくても簡単に帳簿付けが可能です。
さらに、確定申告だけではなく、飲食店経営に関するお役立ちノウハウや統計資料まで学ぶことができるアプリです。
無料プランもありますが、過去月データの入力・編集・閲覧ができないので、除外しています。
HANJO(ハンジョー)会計 プラン一覧 |
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プラン | 有料版のみ |
月額 | 月1,078円(税込) (最大2ヵ月無料) |
サポート | 電話 |
ホームページ:クラウド会計ソフト「HANJO 会計」(飲食店向け)~経理業務の …
CalQ Share(カルクシェア)
9個目は、CalQ Share(カルクシェア)を紹介します。
CalQ Share(カルクシェア)のおすすめポイントは以下の3点です。
- 永年無料で利用可能
- 副業を始める人へ向けたガイドがある
- クラウド型のアプリ形式
CalQ Share(カルクシェア)は副業として事業を始める方専用の確定申告アプリのため、青色申告用の複式簿記には対応していません。
日々の帳簿付けから確定申告書の作成までスマホ1台で完結できて、副業初心者にもわかりやすいように解説マンガも掲載されています。
確定申告の際に、帳簿付けをスマホで済ませ、まとめたデータを申告書に記入したい方へ向けた帳簿付けアプリです。
完全無料のため、帳簿付けの流れを確認するために利用されるのもおすすめします。
CalQ Share(カルクシェア) プラン一覧 |
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プラン | 無料版のみ |
サポート | 操作説明のみ |
ホームページ:会社員の副業に特化した完全無料の会計・確定申告アプリ – カルク
aoiro(アオイロ)
10個目は、aoiro(アオイロ)を紹介します。
aoiro(アオイロ)のおすすめポイントは以下の5点です。
- 無料又は買い切りのためリーズナブル
- シンプルに設計で使いやすい
- インボイス制度対応済み
- 電子帳簿保存法対応済み
- インストール型のソフト形式
aoiro(アオイロ)は、青色申告ができる程度の売上があるフリーランスに向いています。
スマートフォンでのレシート読み取り機能がないため、取引量が少ない事業におすすめです。
パソコン専用のインストール型の会計ソフトのため、スタートエディションは完全無料で利用ができます。
さらに、プレミアムエディションの有料版も買い切りのため、その後の月額料金はかかりません。
余計な機能は一切なく、シンプルに帳簿付けから確定申告書の作成のみを行いたい方に向けた会計ソフトです。
ソフトのアップデートも随時行われるため、有料版でも使い続けることが可能です。
aoiro(アオイロ) プラン一覧表 |
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プラン | スタンダードエディション Windows 版 |
プレミアムエディション Windows 版 |
プレミアムエディション macOS 版 |
販売価格 | 完全無料 | 3,900円(税込) | 3,900円(税込) |
サポート | なし | なし | なし |
ホームページ:フリーランスのための会計アプリ aoiro
無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点
初めて確定申告のアプリ・ソフトを選ぶときは、しっかりとそのアプリ・ソフトの特徴を理解してから使い始めましょう。
アプリ・ソフトはお金のかからない無料版で完結できるのがベストです。
しかし、アプリやソフトにより「青色申告専用」と「白色申告専用」と分かれているものがあります。
無料だからといって適当に決めないようにしましょう。
無料版のアプリ・ソフトを利用するときの注意点を、以下3つピックアップしていますので、それぞれ詳しく解説していきます。
- サポートが受けられない場合がある
- 制限されている機能がある
- トライアル期間が設けられている
サポートが受けられない場合もある
サポートが受けられないアプリ・ソフトを使っている場合、分からない事は自分で調べなくてはいけません。
「インボイス登録したけど帳簿の付け方が分からない!」「電子帳簿保存法って何を保存するの?」このように、初めての帳簿付けや確定申告は不安だらけです。
しかし、有料版は電話やチャット、メールでのサポートが受けられます。
不安であれば初年度のみ有料版を購入してみるのもいいでしょう。
制限されている機能がある
無料のアプリ・ソフトの場合、便利機能の使用制限がかかります。
例えば「レシート撮影での取引登録が1か月〇〇枚まで」や「月次レポートが見れない」などです。
さらに有料版では確定申告だけではなく、日々の業務をサポートしてくれる機能があるため、全体的な業務効率化が望めます。
しかし、無料版でも問題なく確定申告書の作成はできるので、取引件数や事業規模で無料か有料かを選ぶことをおすすめします。
トライアル期間が設けられている
トライアル期間とは「お試し期間」のため、期間終了後は有料になるので注意が必要です。
また、利用中のものが有料版にアップデートができればいいのですが、他社アプリ・ソフトに変更する場合、過去のデータ移行ができない場合があります。
データが移せなかった場合は、もういちどデータ入力をしなくてはいけません。
そのため、有料版にアップデート可能なものや、データ移行可能なものを選ぶとよいでしょう。
【まとめ】フリーランスの確定申告はアプリでグンと楽になる!
アプリ・ソフトを使用すれば、確定申告は簡単に終わらせることができます。
そのためには、あなたの事業に合ったアプリ・ソフトを使う事と、日ごろの帳簿付けを真面目に行うことがとても重要になってきます。
「どの確定申告アプリ・ソフトを使っていいのかわからない」「毎日の帳簿付けがめんどうなんだよな」といった問題もこの記事を読んで解決できたでしょう。
「スキマ時間で帳簿付け」を習慣付ければ、今まで確定申告に使っていた時間を業務やプライベートに使うことができるようになります。
今年の確定申告は「不安で大変な作業」から「簡単な作業」へと変えていきましょう!
- 名前:勝野高広