自宅でWi-Fi接続をするためにはルーターを購入する必要がありますが、「ルーターの種類がたくさんあって選び方が分からない」と不安になりますよね。
しかし、ポイントを押さえれば、あなたに合ったルーターを簡単に選べるのです。
そこで、本記事ではルーターの選び方に対する不安を解消するために、下記の3点について解説します。
- ルーターの選び方のポイント8選
- ルーターの7つの便利な機能
- 間取り別のルーターの選び方とおすすめ機種
記事を最後まで読んで、ルーターの選び方について理解し、あなたに合ったルーターを選べるようになりましょう。
アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%A0-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A-%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-5436146/
ルーターの選び方のポイント8選
ルーターの選び方にはポイントがあります。ポイントを踏まえずに選ぶと、使い勝手が悪いルーターを買ってしまう可能性があるのです。
そこで、以下のルーターを選ぶ8つのポイントを紹介します。あなたに合ったルーターを見つけるために、ぜひ確認してくださいね。
- 使用環境(間取り)
- 接続可能な台数
- 通信規格
- アンテナの種類・本数
- 周波数帯域
- セキュリティ
- 初期設定のしやすさ
- 価格
使用環境(間取り)
自宅の使用環境である間取りによって、最適なルーターは異なります。
ルーターのパッケージに「戸建て2階建」や「3LDK」などの推奨環境が書いてあるため、選ぶときの参考にしましょう。
ただし、推奨環境はあくまで理論値です。間取りが推奨環境ギリギリの場合、ルーターから離れたり壁や天井などの障害物があったりすると、Wi-Fiがつながりにくい可能性があります。
そのため、ルーターを選ぶときは、実際の間取りよりも少し広めの推奨環境が書かれたルーターを選びましょう。
接続可能な台数
ルーターは同時に接続可能な機器の台数が決まっているため、あらかじめWi-Fiで使う予定の機器の台数を確認しておきましょう。
接続可能な機器の台数を超えて使用すると、通信速度が低下したり、接続が切れたりする可能性があります。
また、ルーターのパッケージに接続可能な台数が書いてあるため、選ぶときの参考にしましょう。
ルーターに接続できる機器の数に余裕があると通信速度が安定しやすいため、実際に接続したい機器の数よりも多くの台数に対応したルーターを選ぶといいですよ。
通信規格
Wi-Fiの通信規格により、最大通信速度や対応する周波数帯域が異なります。
Wi-Fiの規格名・新名称・周波数帯・最大通信速度は以下にまとめているため、ルーターを選ぶ前に確認しましょう。
Wi-Fiの規格名・新名称・周波数帯・最大通信速度まとめ |
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規格名 | 新名称 | 周波数帯域 | 最大通信速度 |
IEEE 802.11be | Wi-Fi 7 | 2.4GHz | 46Gbps |
5GHz | |||
6GHz | |||
IEEE 802.11ax | Wi-Fi 6E | 2.4GHz | 9.6Gbps |
5GHz | |||
6GHz | |||
IEEE 802.11ax | Wi-Fi 6 | 2.4GHz | 9.6Gbps |
5GHz | |||
IEEE 802.11ac | Wi-Fi 5 | 5GHz | 6.9Gbps |
IEEE 802.11n | Wi-Fi 4 | 2.4GHz | 600Mbps |
5GHz |
現在主流の通信はWi-Fi 6またはWi-Fi 6Eであるため、ルーターを購入するときは、通信規格がWi-Fi 6以上のものを選びましょう。
ただし、使いたい通信規格があっても、パソコンやスマートフォンなどの接続機器が通信規格に対応していなければ使えません。
例えば、パソコンがWi-Fi 5しか対応していない場合はWi-Fi 6やWi-Fi 7で接続できないのです。
そのため、ルーターを購入する前に、使いたい接続機器の対応する通信規格を確認してくださいね。
周波数帯域
ルーターには以下3つの周波数帯域があります。それぞれの周波数帯域に強みと弱みがあるため、確認しましょう。
周波数帯域と特徴まとめ |
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2.4GHz帯 | 5GHz帯 | 6GHz帯 | |
通信速度 | 遅い | 速い | 非常に速い |
他の電波干渉による通信不安定 | 不安定になりやすい | 不安定になりにくい | 非常に不安定になりにくい |
壁や天井などの障害物に対する強さ | 強い | 弱い | 弱い |
ルーターとの距離に対する電波の強さ | 強い | 弱い | 非常に弱い |
戸建てや間取りの広いマンションで、複数の部屋でWi-Fi接続をしたい場合は、障害物や距離に強い2.4GHz帯で接続できるルーターがおすすめです。
ワンルームマンションや、広い間取りでも一つの部屋でしかWi-Fi接続をしないという場合は、5GHz帯や6GHz帯で接続できるルーターを選ぶといいですよ。
ただし、使いたい周波数帯域があっても、パソコンやスマートフォンなどの接続機器が周波数帯域に対応していなければ使えません。
特に6GHz帯に対応した接続機器はまだ少ないため、ルーターを選ぶ前に、使いたい接続機器の対応する周波数帯域を確認しましょう。
アンテナの種類・本数
ルーターのアンテナには、内蔵型と外付け型の2種類があります。
以下にてそれぞれのメリットとデメリットをまとめているため、あなたに合ったアンテナのルーターを選びましょう。
ルーターのアンテナの種類・メリット・デメリットまとめ |
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内蔵型 | 外付け型 | |
メリット | コンパクトになるため、さまざまな場所に自由に置ける | 電波の向きを変えられるため、広い間取りの戸建てやマンションに適している |
デメリット | 電波の向きを変えられない | アンテナがある分、ルーターが場所を取る |
また、アンテナの本数が多いほど通信の速度や安定性が向上するため、アンテナの数が多いルーターを選びましょう。
アンテナの本数は、2本の場合はルーターのパッケージに「2×2」と、4本の場合は「4×4」と書かれているため分かりやすいですよ。
セキュリティ
ルーターにはセキュリティ機能があります。セキュリティ機能が高ければ、通信内容の盗聴や不正アクセスなどのリスクを防げるのです。
また、ルーターを選ぶときは、セキュリティ規格がWPA3のものを選びましょう。なぜなら、WPA3は最新のセキュリティ規格であり、安全性が高いからです。
安全にインターネット通信を行うために、セキュリティ規格がWPA3のルーターを選んでくださいね。
初期設定のしやすさ
初期設定のしやすさはルーターの使い勝手に大きく影響するため、購入前に確認しておきましょう。
初期設定がしやすいルーターは、専用のアプリやウェブサイトを使ってスマホから操作できたり、QRコードを読み取るだけで自動的に設定できたりします。
また、WPSボタンやAOSSボタンといった、ボタンをワンタッチするだけでWi-Fi接続ができる便利機能がついたルーターもあります。
Wi-Fi生活を快適に始めるために、初期設定のしやすいルーターを選びましょう。
価格
ルーターを選ぶときは、あなたのニーズに合った性能と価格のバランスを考えましょう。
一般的に、高性能のルーターは価格が高い傾向にありますが、高い性能が必要かどうかは間取りや使用用途などにより異なります。
例えば、自宅が広くない場合は通信範囲の広いルーターは必要ないため、低価格で通信範囲の狭いルーターでも必要な性能を満たせるでしょう。
ルーターの性能を比較した上で、あなたに最適な価格のルーターを選びましょう。
ルーターの7つの便利な機能
ルーターには、Wi-Fiを使ってインターネットを快適に利用するために便利な機能があります。
そこで、以下7つのルーターの便利な機能を紹介します。どの機能があなたの生活に役立ちそうか判断するために、ぜひ確認してくださいね。
- IPv6(アイ・ピー・ブイロク)
- MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
- MLO(マルチリンクオペレーション)
- ビームフォーミング
- バンドステアリング
- オートチャンネルセレクト
- トライバンド
IPv6(アイ・ピー・ブイロク)
IPv6は新しい通信規格で、従来の規格であるIPv4よりも通信速度が速くなります。
IPv6ではIPoE方式という新しい通信方式でインターネット接続ができ、IPv4に比べて通信速度が向上するのです。
また、IPv6はIPv4よりもセキュリティ機能が強化されていて、通信を暗号化して第三者から情報を抜き取られにくくなっているため、安心して通信できます。
高速な通信と高いセキュリティが期待できるため、IPv6に対応したルーターを選ぶことをおすすめしますよ。
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
MU-MIMOとは、複数の接続機器と同時に高速に通信できる機能です。
MU-MIMOに対応していないルーターは、一度に1台の接続機器としか通信できないため、複数の接続機器を使って同時に通信しようとすると通信速度が低下します。
しかしMU-MIMOに対応したルーターは、複数のアンテナを使って複数の接続機器と同時にデータを送受信できるため、通信速度や効率が上がるのです。
ルーターと接続機器の両方がMU-MIMOに対応していれば、家族や友人など複数人が同時にWi-Fi接続をしても快適に利用できますよ。
MLO(マルチリンクオペレーション)
MLOとは、接続機器が複数の周波数帯域でデータを同時に送受信できる機能で、Wi-Fi 7に対応したルーターと接続機器で利用できます。
Wi-Fi 6Eまでの技術では、2.4GHz・5GHz・6GHzのいずれか1つの周波数帯域でしか通信ができませんでした。
しかし、MLOでは2.4GHz・5GHz・6GHzの複数の周波数帯を同時に利用できるため、通信容量の拡大・通信速度の向上が期待できます。
Wi-Fi 7に対応した接続機器を使う場合、高速通信と接続の安定性を実現するために、MLOが利用できるルーターをおすすめしますよ。
ビームフォーミング
ビームフォーミングとは、ルーターが接続機器の位置を把握し、Wi-Fi電波を集中的に送る機能です。
ルーターが接続機器までの距離や方向を測定して、Wi-Fi電波を最適な角度と強度で送るため、接続が安定しやすくなります。
ルーターと接続機器の両方がビームフォーミングに対応していれば、家の中のどこでも快適にインターネットを利用できます。
バンドステアリング
バンドステアリングとは、ルーターが接続機器に最適な周波数帯を自動的に割り当てる機能です。
Wi-Fiには2.4GHz帯・5GHz帯・6GHz帯の3つの周波数帯がありますが、場所や通信状況によって、どの周波数帯がつながりやすいかが変わります。
バンドステアリングに対応したルーターは、接続機器の位置や通信状況に応じて最適な周波数帯で接続するように割り当てるため、接続が安定しやすくなります。
特に間取りが広い場合や多くの接続機器を使う場合は、バンドステアリングに対応したルーターがおすすめですよ。
オートチャンネルセレクト
オートチャンネルセレクトとは、ルーターが周囲のWi-Fiの状況を監視して最適なチャンネル(周波数)を自動的に選択する機能です。
Wi-Fiは同じ周波数帯域であっても複数のチャンネルに分かれていますが、近隣のWi-Fiと同じチャンネルを使うと干渉が発生し、通信速度や品質が低下します。
オートチャンネルセレクトに対応したルーターは、定期的に干渉の少ないチャンネルに切り替えるため、接続が安定しやすくなるのです。
特に集合住宅の場合、近隣の部屋にあるルーターの干渉を受けやすいため、オートチャンネルセレクトが役に立ちますよ。
トライバンド
トライバンドとは、3つの周波数帯域を同時に利用できる機能です。1つの周波数帯域で使う接続機器の台数を減らせるため、通信速度や接続が安定しやすくなります。
またトライバンドに対応したルーターでは、1つの2.4GHz帯・2つの5GHz帯、または1つの2.4GHz帯・1つの5GHz帯・1つの6GHz帯が利用できます。
複数の接続機器を同時に使いたい場合は、トライバンドに対応したルーターを選ぶといいでしょう。
ルーターの選び方とおすすめ機種①:戸建て編
2階建てや3階建ての戸建ての場合、家全体にWi-Fi電波が届くルーターを選びましょう。
例えば、外付けアンテナのルーターは電波の向きを変えられるため、階をまたいでWi-Fi電波を飛ばしたいときに便利です。
また、メッシュWi-Fiのように複数のルーターを使って網目状のネットワークを構築できる機器は、家の隅々にWi-Fi電波を飛ばせますよ。
戸建てにおすすめのルーターは下記の2つです。それぞれ価格や搭載された機能などが異なるため、あなたに合うルーターを探すためにもしっかりと確認しましょう。
戸建てにおすすめのルーターと特徴まとめ |
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製品名(メーカー) | WXR18000BE10P(バッファロー) | Deco BE85(TP-Link) |
価格(税込) | 56,114円~64,980円 | 69,800円(1台) |
通信規格 | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 | WPA3 |
接続可能な台数 | 63台 | 200台 |
便利機能 |
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参照:株式会社BUFFALO,WXR18000BE10P(https://www.buffalo.jp/product/detail/wxr18000be10p.html)
参照:価格.com,AirStation WXR18000BE10P [グラファイトブラック] 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001600809/)
参照:TP-Link,Deco BE85(https://www.tp-link.com/jp/home-networking/deco/deco-be85/)
WXR18000BE10P(バッファロー)
WXR18000BE10Pは、バッファローから発売されたルーターで、特徴は以下の通りです。
WXR18000BE10P(バッファロー)の特徴まとめ |
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価格(税込) | 56,114円~64,980円 |
通信規格 | Wi-Fi 7 |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 |
接続可能な台数 | 63台 |
おすすめ機能 |
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大型の外付けアンテナが付いているため、電波を階上や階下へも届けられます。
また、MLOやビームフォーミングなどの便利機能が付いているため、複数の接続機器を同時に使っても接続が安定しますよ。
専用アプリを使用したり、QRコードを読み取るだけでWi-Fi接続できたり、初期設定もしやすいです。
参照:株式会社BUFFALO,WXR18000BE10P(https://www.buffalo.jp/product/detail/wxr18000be10p.html)
参照:価格.com,AirStation WXR18000BE10P [グラファイトブラック] 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001600809/)
Deco BE85(TP-Link)
Deco BE85は、TP-Linkから発売されたメッシュWi-Fiで、特徴は以下の通りです。
Deco BE85(TP-Link)の特徴まとめ |
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価格(税込) | 69,800円(1台) |
通信規格 | Wi-Fi 7 |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 |
接続可能な台数 | 200台 |
おすすめ機能 |
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接続機器の通信状態を学習するAI機能が付いているため、使用期間が長くなるほど接続が安定しやすくなります。
また専用アプリを使えば、初期設定だけでなくサポート窓口への問い合わせもできるため、機械の設定に不慣れな人でも利用しやすいです。
HomeShieldセキュリティという独自のセキュリティも付いているため、安心してインターネットを利用できるのも特徴です。
参照:TP-Link,Deco BE85(https://www.tp-link.com/jp/home-networking/deco/deco-be85/)
ルーターの選び方とおすすめ機種②:マンション編
マンションの場合、近隣の部屋から電波干渉を受けやすくなるため、電波干渉しにくい5GHz帯や6GHz帯の周波数に対応したルーターがおすすめです。
壁のような障害物には弱いものの通信速度が速く安定するため、快適なネット環境を構築できますよ。
また、セキュリティ機能が充実したルーターであれば、近隣の住民からWi-Fi電波を無断利用されるリスクを減らせるので安心です。
マンションにおすすめのルーターは下記の2つです。それぞれ価格や搭載された機能などが異なるため、あなたに合うルーターを探すためにもしっかりと確認しましょう。
マンションにおすすめのルーターと特徴まとめ |
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製品名(メーカー) | WRC-XE5400GS-G(エレコム) | WX11000T12(NEC) |
価格(税込) | 16,698円 | 39,350円~63,236円 |
通信規格 | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6E |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 | WPA3 |
接続可能な台数 | 40台 | 36台 |
便利機能 |
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参照:ELECOM,Wi-Fi 6E(11ax) 2402+2402+574Mbps Wi-Fi ギガビットルーター(WRC-XE5400GS-G)(https://www.elecom.co.jp/products/WRC-XE5400GS-G.html)
参照:Aterm Station,Aterm WX11000T12(https://www.aterm.jp/product/atermstation/product/warpstar/wx11000t12/)
参照:価格.com,Aterm WX11000T12 PA-WX11000T12 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001469088/)
WRC-XE5400GS-G(エレコム)
WRC-XE5400GS-Gはエレコムから発売されたルーターで、特徴は以下の通りです。
WRC-XE5400GS-G(エレコム)の特徴まとめ |
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価格(税込) | 16,698円 |
通信規格 | Wi-Fi 6E |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 |
接続可能な台数 | 40台 |
おすすめ機能 |
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WRC-XE5400GS-Gはセキュリティ機能が充実しています。
接続機器間の通信を分断するセキュリティWi-Fi機能を使えば、私物のパソコンがウイルス感染しても他のパソコンは無事なため、仕事用のパソコンも安心して使えます。
また、5GHz帯や6GHz帯の周波数に対応しているため、近隣の部屋の電波干渉を受けにくいのも特徴です。
MU-MIMOやビームフォーミングなど、複数の接続機器を安定して接続できる便利機能が付いているのもおすすめポイントです。
参照:ELECOM,Wi-Fi 6E(11ax) 2402+2402+574Mbps Wi-Fi ギガビットルーター(WRC-XE5400GS-G)(https://www.elecom.co.jp/products/WRC-XE5400GS-G.html)
WX11000T12(NEC)
WX11000T12はNECから発売されたルーターで、特徴は以下の通りです。
WX11000T12(NEC)の特徴まとめ |
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価格(税込) | 39,350円~63,236円 |
通信規格 | Wi-Fi 6E |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 |
接続可能な台数 | 36台 |
おすすめ機能 |
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5GHz帯や6GHz帯の周波数に対応していたり、バンドステアリング機能やオートチャンネルセレクト機能が付いていたりと、近隣の部屋の電波干渉を受けにくいです。
また、プライベート用の機器と仕事用の機器とでネットワークを分離する機能もあるため、仕事用のパソコンがウイルス感染する可能性を減らせます。
QRコードを読み取ったり、WPSボタンを押したりするだけでWi-Fi接続できるため、初期設定がしやすいのも特徴です。
参照:Aterm Station,Aterm WX11000T12(https://www.aterm.jp/product/atermstation/product/warpstar/wx11000t12/)
参照:価格.com,Aterm WX11000T12 PA-WX11000T12 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001469088/)
ルーターの選び方とおすすめ機種③:一人暮らし編
ワンルームのマンションで一人暮らしをするのであれば、推奨環境や接続可能な台数は特に気にする必要はないため、通信規格とセキュリティ規格のみ意識しましょう。
また、ルーターを設置するスペースが限られるため、できるだけコンパクトな機種を選ぶといいでしょう。
一人暮らしにおすすめのルーターは下記の2つです。どちらも1万円前後で買えますが、必要な機能はしっかりと備わっているため、確認してみてくださいね。
一人暮らしにおすすめのルーターと特徴まとめ |
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製品名(メーカー) | Aterm WX1500HP(NEC) | WN-DEAX1800GR(I-O DATA) |
価格(税込) | 6,062円~10,330円 | 4,633円~10,880円 |
通信規格 | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6 |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 | WPA3 |
接続可能な台数 | 18台 | 20台 |
便利機能 |
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参照:Aterm Station,Aterm WX1500HP(https://www.aterm.jp/product/atermstation/product/warpstar/wx1500hp/)
参照:価格.com,Aterm WX1500HP PA-WX1500HP 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001420122/)
参照:I-O DATA,WN-DEAX1800GRシリーズ(https://www.iodata.jp/product/network/wnlan/wn-deax1800gr/index.htm)
参照:価格.com,WN-DEAX1800GR 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001315508/)
Aterm WX1500HP(NEC)
Aterm WX1500HPはNECから発売されているルーターで、特徴は以下の通りです。
Aterm WX1500HP(NEC)の特徴まとめ |
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価格(税込) | 6,062円~10,330円 |
通信規格 | Wi-Fi 6 |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 |
接続可能な台数 | 18台 |
おすすめ機能 |
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Aterm WX1500HPは高さが15cmほどのコンパクトな作りであるため、ワンルームのマンションでも設置場所に困りません。
また、オートチャンネルセレクト機能が付いているため、近隣の部屋にある機器からの電波干渉を受けにくいのもおすすめポイントです。
QRコードを読み取ったり、WPSボタンを押したりするだけでWi-Fi接続できるため、初期設定もしやすいですよ。
参照:Aterm Station,Aterm WX1500HP(https://www.aterm.jp/product/atermstation/product/warpstar/wx1500hp/)
参照:価格.com,Aterm WX1500HP PA-WX1500HP 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001420122/)
WN-DEAX1800GR(I-O DATA)
WN-DEAX1800GRはI-O DATAから発売されているルーターで、特徴は以下の通りです。
WN-DEAX1800GR(I-O DATA)の特徴まとめ |
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価格(税込) | 4,633円~10,880円 |
通信規格 | Wi-Fi 6 |
推奨環境 |
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セキュリティ | WPA3 |
接続可能な台数 | 20台 |
おすすめ機能 |
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外付けアンテナが付いており、ビームフォーミング機能やバンドステアリング機能もあるため、ルーターを部屋のどこに設置しても接続しやすいです。
また、付属の設定情報シートに読み込み用のQRコードやパスワードが書かれているため、ルーターが近くになくても簡単にWi-Fi接続できるのもおすすめポイントですよ。
参照:I-O DATA,WN-DEAX1800GRシリーズ(https://www.iodata.jp/product/network/wnlan/wn-deax1800gr/index.htm)
参照:価格.com,WN-DEAX1800GR 価格比較(https://kakaku.com/item/K0001315508/)
【まとめ】あなたに合ったルーターを選んで快適なWi-Fi生活を送ろう!
本記事では、ルーターの選び方のポイント・便利機能・間取り別のルーターの選び方・おすすめ機種を紹介しました。
ルーターの選び方のポイントは以下の8点です。ルーターを購入するときは、ポイントを押さえたうえでルーターを選びましょう。
- 使用環境(間取り)
- 接続可能な台数
- 通信規格
- アンテナの種類・本数
- 周波数帯域
- セキュリティ
- 初期設定のしやすさ
- 価格
また、ルーターには以下の7つの便利な機能があります。あなたの利用環境に応じて、必要な機能が備わったルーターを選びしましょう。
- IPv6(アイ・ピー・ブイロク)
- MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
- MLO(マルチリンクオペレーション)
- ビームフォーミング
- バンドステアリング
- オートチャンネルセレクト
- トライバンド
以下に、本記事で紹介したルーターの公式サイトをまとめたので、選ぶときの参考にしてください。あなたに合うルーターを購入し、理想のWi-Fi生活を送ってくださいね。
- WXR18000BE10P(バッファロー)公式サイト
- Deco BE85(TP-Link)公式サイト
- WRC-XE5400GS-G(エレコム)公式サイト
- WX11000T12(NEC)公式サイト
- Aterm WX1500HP(NEC)公式サイト
- WN-DEAX1800GR(I-O DATA)公式サイト
- 名前:小川路 孝博
- 連絡先:ogaogawajiwaji@gmail.com