「毎日しんどくて仕事辞めたい・・」「この仕事向いてないのかな…」などと仕事を辞めたい気持ちを抱えていませんか?
「仕事を辞める人ってどんな理由でやめるんだろう?」「仕事ってどうやって辞めるの?」といった疑問も出てくるかと思います。
この記事では、仕事を辞めた理由や仕事を辞める際にするべきこと、仕事の辞め方、辞めてもいい人、ダメな人などについて解説していきますので是非参考にしてみてください。
出典:https://www.pakutaso.com/20140620177post-4299.html
仕事を辞めたい理由は大きく分けると3つある
仕事を辞めたい理由は様々あるとは思いますが大きく分けると3つあります。
- お金
- 人間関係
- 仕事内容
仕事を辞めたい理由①「お金」
仕事をする上でやはり「お金」というものはモチベーションに大きく影響を与えるものでしょう。
多残業なのに手当が少ないなど労働時間に対して給料が見合っていないと感じる、自身の仕事内容に対して正当な評価をされていないと感じると辞めたい気持ちがでてくるようです。
仕事を辞めたい理由②「人間関係」
多くの場合、仕事はチームで行うものなので、一緒に仕事をしていく仲間との関係が悪いとストレスで精神的に疲弊してしまいます。
上司がパワハラをしてくる、職場の人からいじめられるなどで精神的に追い込まれてうつ病などになってしまう人もいます。
他にも職場内で悪口などが蔓延していて周囲を信じられなくなってしまったり、職場風土に馴染めなかったりすると日々のストレスが重なって仕事をやめたいと思うようです。
仕事を辞めたい理由③「仕事内容」
仕事は人生の大部分を占めるので仕事にやりがいや誇りを感じられないと「自分の人生このままでいいのだろうか…」と迷いを感じることもあるでしょう。
「仕事はお金を稼ぐためのもの!」と割り切って考えれる人はいいですが、仕事にやりがいを求めている人にとっては配属された時、希望していた仕事内容と違うとモチベーションが低下する原因となります。
また、仕事内容が自分の性格や能力に合っていなくて苦手な分野が多かったりすると仕事をやめたいという気持ちが強くなってしまうのかもしれません。
他にもある仕事を辞めたい様々な理由
他にも仕事を辞めたい理由として、家庭の事情などやむを得ない場合や今の仕事に不満は無くてもやりたいことがあるなど前向きな理由まで様々あります。
- 会社の将来性、安定性に不安がある
- 新しいことに取り組みたい
- 雇用形態や勤務時間に不満がある
- 家庭の事情
- 独立したい
- うつ病や適応障害など
仕事を辞めたいと決意するきっかけとは
仕事を辞めたいと考えたことがある人は多いとは思いますが、実際に辞める人は少ないです。では実際に辞める人はいつ仕事を辞めると決意するのでしょうか。
上司のあのパワハラがどうしても許せない、この仕事は間違いなく自分に向いていないなど明確な理由だけではなく、色々なことが積み重なって辞めると決意する人も少なくありません。
YouTubeで仕事を辞めたくなる理由としてコップ理論という例えで分かりやすく解説してある動画がありましたので是非、ご視聴してみてください。
補足
引用:https://youtu.be/X0nLsiJeiOg
コップ理論~転職理由をコップの水で例えた話。様々な理由でコップに水が溜まって溢れた最後の一滴が転職理由として注目されがちだが、実際はそれ以前にコップの水が溜まってた部分も転職理由に含まれている。
仕事を辞めたいと思った際にするべきこと
仕事を辞めたい気持ちが一時的なものなのか、本当の気持ちなのかをはっきりとさせるために、仕事を辞めたいと思った際にするべきことを解説します。
- なぜ辞めたいと思ったのか紙に書きだす
- 自分で解決できることと、そうでは無いことを分けてみる
- どうすれば辞めなくても良いと思えるのかを書き出してみる
- 仕事を辞めずに改善する方法がないか考えてみる
この手順で仕事を辞めたい理由と仕事を辞めずに解決できる方法を考えてみましょう。
ポイントは紙に書きだすことです。紙に書きだすことで気持ちが整理されて本当の自分の気持ちを知るための手助けになります。
せっかく就職した会社ですから辞めずに改善できればその方がいいとは思いますが、自分でしっかりと考えたならどんな選択でも後悔はしないでしょう。
仕事を辞めた方がいい人
仕事を辞めた方がいい人とはどんな人なのか、簡潔に特徴を解説します。
- 人間関係で悩んでいて改善の余地が感じられない
- 1年以上働いたが会社の風土や仕事内容が合っていないと感じる
- うつ病など精神的にも体力的にも限界がきた人、限界の一歩手前の人
人間関係でのいじめやパワハラ・セクハラは自分一人では解決できるものではありません。
人間関係が悪いのを我慢し続けると精神的に疲れてしまいます。うつ病などを患ってしまうと健康に戻るのに多くの時間がかかってしまうというリスクがあります。
また、人には得手不得手がありますから仕事がどうしても上手くできなかったり、必要以上にストレスを感じる場合も辞めた方が良い場合もあるでしょう。
仕事を辞めたらダメな人
次に仕事を辞めると後悔する可能性が高い仕事を辞めたらダメな人の特徴を解説します。
- 寿退社
- 親の介護
- 激務で疲れている人
- 給料に不満がある人
寿退社や親の介護といった選択は自身が無収入になるため生活面で苦労する、正社員への復帰が難しく職歴にブランクが生じるといったリスクがあります。
また給料に対する不満は多いと思いますが、仕事は人間関係、仕事内容など総合的にみるとやりがいを感じる職場もあるので、多角的に捉えて本当に辞めた方がいいのかを検討してみましょう。
また、一時的な激務で慢性的に疲れている場合は冷静な判断ができません。一度ゆっくり休養して考え直してみましょう。
仕事を辞めたいけど相談の仕方が分からない人へ
相談することで頭の整理になりますし、気持ちも軽くなり、時には考えもしなかったアイデアを貰えるかもしれません。しかし、退職となると相談できずにいる人が多いのではないでしょうか?
相手別に相談する際の注意するポイントについて解説していきますのでご参考ください。
上司や同僚に相談する際に注意するポイント
信頼関係が築けており、悩みを相談できる人だと思えるならば相談してもいいですが、会社の仲間だから親身になっているだけかもしれないということは頭に入れておいた方がいいでしょう。
中には会社を辞めることを快く思わない人もいますし、相談した内容を周りに言いふらす人がいるかもしれません。面倒ごとを避けたいなら相談する相手は慎重に選びましょう。
妻・夫などパートナーに相談する際に注意するポイント
嫁ブロックという言葉があるくらいに妻に相談すると反対される可能性は高いです。
給料が下がる、転勤の可能性があるなど様々な理由はありますがパートナーの心境としては、突然切り出されると「なんで相談しないで勝手に…」と反発してしまう気持ちがあるようです。
まずは自分の気持ちや今後どうしたいかを相談ベースで話して共感を得ておくといいでしょう。
両親に相談する際に注意するポイント
20代であれば両親から反対されてしまうことは十分に考えられますが、反対の理由が子供を想う親心ではなく世間体を気にしているだけの可能性もあります。
親の反対を理由に辞めてしまっては後悔する原因にもなりますし、20歳をこえていれば立派な大人なので自分の人生は自分で決めるようにしましょう。
ですが親を納得させたい、関係を悪くしたくない人は辞めたい理由を論理的に話せて共感性も感じる説明ができるようにしておくといいでしょう。
退職する流れに合わせて退職後に向けて準備しよう
退職する流れを把握しておくことでやるべき事が見えてきますので簡単に解説します。
- 退職の意思を直属の上司に伝える
- 退職交渉をする
- 退職願い・退職届を出す
- 業務などの引継ぎをする
- 挨拶周りをする
退職の交渉で本当に辞めるのか、辞めるとしたらいつ辞めるのかを決定します。引継ぎなどを含めると退職には2~3か月ほどかかるようです。
仕事をしながら転職活動をするのがおすすめ
経済面での心配がなく、職歴にブランクが生じないといった理由から仕事をしながら転職活動をすることをおすすめします。
もし思うような仕事が見つけられなくても再検討することができます。また、転職先が決まると退職を申し出る際に慰留を断りやすいといったメリットもあります。
しかし、仕事が忙しいと時間がとれなかったり、面接対応や入社時期などが柔軟に対応できないといった問題もあります。
仕事を辞めてから転職活動などをしても問題はない
退職後は時間に余裕があるため企業研究や面接の準備などをしっかり行って転職活動に専念することができます。
心身をリフレッシュして自分を見つめ直す時間もとれて、新しいスキルや資格の勉強時間も確保しやすいといったメリットがありますが、収入が無くなるため最低3か月分の貯金はしておかなければなりません。
また、所定の手続きをすることで失業手当や早期再就職支援金などを受けられます。
デメリットとしては自己管理が甘いと、自堕落な生活になりがちで転職活動が長引くと職歴にブランクが生じてしまいます。
就職をしないという選択肢もある
中には就職をしないでアルバイトやフリーランス、起業といった選択肢もあります。
就職しない場合も、転職する場合と同様に退職する前に準備をしっかりとしておくと退職後の苦労を減らしておけるでしょう。
収入が安定しない、再就職したくなった際に、職歴の空白期間をうまく説明できなければ再就職が難しくなるといったデメリットには注意です。
仕事をストレスなく辞めたい人へ
ブラック企業にいる人にとっては、円満退職どころの話ではないかもしれませんが、大抵の場合は今までお世話になった会社、職場の人とは後腐れなく気持ち良く辞めたいものですよね。
そこで仕事をストレスなく辞めるためにするべきことをまとめましたのでご参考ください。
- 退職日を決めて、その日に合わせて転職活動を計画的に進める
- 退職日の1~3か月前を目安に直属の上司に相談する
- 引継ぎをスムーズにするために手順書などを作成しておく
- 退職日付近にはお世話になった人へ直接、挨拶回りをしておく
退職理由は前向きな内容を話すようにして、できるだけ迷いは見せないようにしましょう。会社への不満、自分の能力不足を理由にすると改善策をもちかけられてずるずると引き留められる可能性があります。
もう仕事場に行きたくないくらい今すぐに辞めたい人は
職場の人間関係がとても悪かったり、精神的に疲弊しきってしまったりすると仕事場へ行く気力もないかもしれません。
まだ会社に未練があるならば長期的な休養をとり様子を見るべきですが、そうじゃない人は退職代行サービスというものを使ってみるのもいいでしょう。
退職代行サービスを使うと退職の意思を依頼者に代わって伝えてくれるだけではなく、退職の手続きなども変わって対応してくれます。
【まとめ】後悔のないように今できることはやっておこう
この記事では、仕事を辞めたい理由、辞めたいと思った際にするべきこと、どんな人が辞めても大丈夫なのか、退職する流れなどについて紹介しました。
仕事を辞めたいという気持ちは誰しもが経験するものだと思いますが、衝動的に辞めるようなことをすると後悔する原因となりますし、仕事を辞めるにしても在職中にできることもあります。
なぜ辞めたいと思ったのか、どうすれば辞めずに解決できるのか、辞める場合に今しておくべきことは何なのかをしっかりと考えて将来、後悔しないために今できることをやりましょう!