普段スマホを使っていて、「格安SIMに乗り換えたいけどどうしたらいいのかわからない!」、「今の契約のままでいいのかな…」と不安に思ったことはありませんか?
毎月の出費のことを考えると格安SIMに乗り換えた方が良いということはわかっているけど、大手に比べて格安SIM会社は小さいイメージがあるので、慎重になりますよね。
この記事では、格安SIMに乗り換える方法だけではなく、メリット・デメリット、注意点などもあわせて載せています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/424009?title=SIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89&searchId=1961034474
格安SIMへ乗り換えるには
格安SIMへ乗り換えるには以下の2つの方法があります。詳しく見ていきましょう。
- 今契約しているスマホを使う
- スマホ本体ごと乗り換える
今契約しているスマホを使う
現在使用しているスマホをそのまま使う方法で、写真や電話帳などデータを引き継いだり再設定する必要がありません。
しかし、SIMロック解除の手続きが必要になる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
スマホ本体ごと乗り換える
格安SIMが入ったスマホを購入・契約することで乗り換える方法です。この場合、基本的な設定は格安SIM会社で行ってくれるので簡単に乗り換えができます。
スマホによってはデータ移行のためのバックアップが必要になることがあります。
今使っているスマホはどうなるのか
今契約しているスマホを使うとスマホ本体はそのまま、スマホ本体ごと乗り換えると新しい機種になります。
ただし、どちらの方法で他社の回線の格安SIMに乗り換えたとしても、今まで使っていた古いSIMカードは使えず、新しいSIMカードを申し込む必要があります。
しかし、乗り換え後も今まで利用していた回線と同じ回線を利用するのであれば、SIMロック解除が必要ないことがあります。
格安SIMに乗り換えるための費用
格安SIMに乗り換えるための費用を大まかに挙げると以下の4つになります。
- MNPの転出手数料…2,000円~3,000円
- 大手携帯電話会社の解除料金(更新月以外で契約解除した場合)…9,500円
- 端末残金
- 乗り換え先のMVNOに支払う登録手数料…約3,000円
上記の金額をもとに必要な費用を計算すると、更新月以外にMNPで格安SIMに乗り換え、端末残金がない場合でも約14,500円~15,500円となります。
なるべく費用を抑えてMNPに申し込むには、解除料金のかからない更新月で乗り換えるといいですね。
格安SIMに乗り換える手続きで必要なこと
格安SIMに乗り換える手続きで必要なことは以下の4つです。詳しく見ていきましょう。
- 現在使用している契約の更新月を確認する
- MNP予約番号を発行してもらう
- 本人確認書類を用意する
- クレジットカードを用意する
現在使用している契約の更新月を確認する
大手携帯電話会社のスマホを契約更新月以外に解約すると、多額の解除料金がかかる可能性があるので事前にしっかり確認しておきましょう。
MNP予約番号を発行してもらう
現在使用している電話番号を引き続き使用したい場合は、必ずMNP予約番号を発行してもらいましょう。
MNP予約番号は携帯ショップ、電話、インターネットで発行でき、有効期間は15日間となっています。
本人確認書類を用意する
本人確認書類は格安SIM会社によって異なりますが、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどで本人確認が可能です。事前に確認しておきましょう。
クレジットカードを用意する
格安SIM会社では、本人名義のクレジットカードで支払うことが基本です。銀行口座振替に対応している格安SIM会社は少ないので、クレジットカードを持っていない場合は事前に作る必要があります。
格安SIMへの乗り換え失敗あるある
格安SIMに乗り換えるときに失敗しやすい例を以下に2つ挙げました。
- インターネット、電話が使えない期間が発生した
- SIMロック解除を忘れて異なる回線で契約した
インターネット、電話が使えない期間が発生した
新しいSIMが届くまでの間、古いSIMが使えなくなることがあります。SIMを乗り換えるときは、このような期間が発生しないか事前に確認しておきましょう。
SIMロック解除を忘れて異なる回線で契約した
スマホを購入した大手携帯電話と同じ回線を使う場合はSIMロック解除の必要はありません。
しかし、SIMロック解除をしないで他社の格安SIMを契約した場合は、SIMロック解除が完了するまでインターネットも電話も使えなくなります。
大手携帯電話会社の中でも、一定期間内であればSIMロック解除ができることもあるので、各大手携帯電話会社のサポートページを確認しましょう。
格安SIMへの乗り換え手順とは
格安SIMへ乗り換えるときの手順は、今契約しているスマホを使う場合とスマホ本体ごと乗り換える場合で異なります。それぞれの手順を見ていきましょう。
今契約しているスマホを使う場合
今契約しているスマホを使う場合は以下のような手順となります。
- SIMロックを解除する。
- SIMカードを新しく申し込む。
- スマホ本体とSIMカードが届いたらMNPを切り替える。
- スマホ本体に新しいSIMカードを挿入し、各種設定を行う。
スマホ本体ごと乗り換える場合
スマホ本体ごと乗り換える場合は以下のような手順となります。順番に見てみましょう。
- 購入したい機種を決めて申し込む。
- スマホ本体とSIMカードが届いたらMNPを切り替える。
- スマホ本体に新しいSIMカードを挿入し、各種設定を行う。
格安SIMへ乗り換えるメリット
格安SIMへ乗り換えるメリットを以下に3つ挙げました。それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 料金が安い
- データプランが細かく設定されている
- 解除料金の心配がない
料金が安い
格安SIMは大手携帯電話会社の回線を借りて通信サービスを提供しているので、料金が大幅に安くなっています。
プランにもよりますが、大手携帯電話会社の半分の料金で利用できるケースが多くなっています。
データプランが細かく設定されている
通信量ごとにプランが用意されているので、自分の使用する通信量に合ったプランを選択することができます。
解除料金の心配がない
格安SIM会社は最低利用期間さえすぎてしまえば、契約を解除しても料金がかからないことが多いです。
格安SIMへ乗り換えるデメリット
格安SIMへ乗り換えるデメリットを以下に2つ挙げました。それぞれ見ていきましょう。
- キャリアメールが使えない
- データ通信速度が安定しない
キャリアメールが使えない
格安SIMはキャリアメールが使えないので、GmailやYahoo!メールを使う人が多くいます。しかし、「~@icloud.com」、「~@me.com」は使用することができます。
データ通信速度が安定しない
格安SIM会社ごとに借り受けているネットワーク帯域やユーザーの数によって、大手携帯電話会社よりも通信速度が遅くなることがあります。
しかし、高画質での動画視聴などをしなければ、外出先でもメールやSNSのチェックなどは十分にできます。
格安SIMへ乗り換えるときの注意点
格安SIMへ乗り換えるときの注意点として以下に3つ挙げました。それぞれについて見ていきましょう。
- 解除料金がかかることがある
- SIMロック解除を忘れると使用できない
- 気軽にサポートが受けにくい
解除料金がかかることがある
大手携帯電話会社の場合、更新月以外で現在の契約を解除すると解除料金がかかることがあるので注意が必要です。
SIMロック解除を忘れると使用できない
SIMロック解除が完了するまでスマホが使用できないことがあるので気をつけましょう。大手携帯電話会社を解約する前に、携帯ショップなどでSIMロックを解除しておきましょう。
気軽にサポートが受けにくい
格安SIM会社は実店舗を持っていないことが多いので、故障などの急なトラブルに対応しにくい場合があります。
必要なことをしっかり確認して格安SIMに乗り換えよう!
格安SIMの手続きはオンラインで行うものが多く、実店舗を持っていない点に不安を感じることもあるかもしれません。また、SIMロック解除や申し込み、MNPの切り替えなど手間がかかる部分もあります。
しかし、月々の利用料金が安くなるのは格安SIMの大きな魅力です。手続きについても、事前に準備をしっかりしておけばそれほど難しくもありません。
格安SIM会社によってプランも様々ですので、この機会にぜひ格安SIMに乗り換えてみてはいかかでしょうか。