最近、何かと「格安SIM」という言葉を耳にする機会が増えていますが、「格安SIMとは一体なんなんだ？」っと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか？
そこで、格安SIMとは何なのか？なぜお得だと話題なのか？という疑問や、乗り換えを検討するにあたり知っておいて欲しい、格安SIMのメリットとデメリットについても紹介していきます。
今現在、大手携帯キャリアのスマホを使っていて、携帯料金に不満がある場合、格安SIMについて知ることにより、大幅に携帯料金を節約できる可能性があるので、ぜひ最後まで読んでください。
そもそもSIM(シム)ってなに？
出典：https://winnova.net/wp-content/uploads/2021/05/call-71168-2.jpg格安SIMと聞いて、そもそも”SIM”って何？と思う方は多いのではないでしょうか？
SIMとはスマホの中に入っている、ICカードのことです。このICカード(SIM)には、電話番号や加入者の情報などが記録されています。
つまり、このSIMカードをスマホに入れることによって、はじめて電話やモバイル通信機能を使うことができます。
SIMは契約した携帯電話会社から発行され、携帯電話の新規購入や機種変更の際のSIMの入れ替えは販売員の方が行います。その為普段はSIMを目にする機会はほとんどありません。
格安SIMの”格安”ってどんな意味？
出典：アイキャッチ画像：https://winnova.net/wp-content/uploads/2021/05/b146ee7cd14b179ed0cb44527b092968.jpg格安SIMの”格安”とはどのような意味を指すのかというと、言葉の通り、大手携帯キャリアよりも”利用料”が”大幅に安くなる”ため、格安SIMと呼ばれています。
ちなみに大手携帯キャリアとは、ＮＴＴドコモ、au、ソフトバンクの3社を指します。
これら大手携帯キャリア3社の一般的な月額料金プランと比べて、格安SIMは同じような通信サービス内容のプランで半額以下の料金に抑えることができます。
格安SIMが安い理由とは？
出典：https://www.pakutaso.com/20190615175post-21432.html格安SIMと大手携帯キャリアの大きな違いは、自社の通信設備を持っているかどうかです。
格安SIMは大手携帯キャリアから通信回線をレンタルすることにより、通信設備費が抑えられ、通信料を格安で提供できます。
また、店舗を持たないことによる人件費と固定費の削減や、大手携帯キャリアに比べて広告費を掛けていないことも安い理由です。
”格安”と聞くと、「なんか怪しい」や「粗悪品ではないのか？」などと疑いたくなりますが、上記のような理由により格安でサービスを提供していますので、決して怪しいものでも粗悪品でもありません。
格安SIMのメリットとは
出典：https://www.photo-ac.com/main/detail/2794131?title=CHECK%E3%80%80%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%80%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%80%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E7%B4%A0%E6%9D%90%E3%80%80%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89&searchId=3566543343大手携帯キャリアと比較したときの格安SIMのメリットについて３つ紹介します。
メリット１：料金が安い
”格安”というだけあり、大手携帯キャリアよりも料金が大幅に安いです。
大手携帯キャリアの月額利用料が一般的に6,000～9,000程なのに対し、格安SIMは900～3,000程度と、半額以下の料金で抑えることが可能です。
メリット２：料金プランが豊富
各「格安SIM」会社が、様々な通信料に応じた料金プランを提供しているため、自分のスマホの使い方に合ったプランを見つけることができます。
スマホをほとんど利用しない人向けの「１GB」プランや、映画や動画を外出先で見る人向けの大容量プラン。
また、特定のSNSやWEBサービスの通信利用料がかからない料金プランもあったりと、一言で格安SIMといっても様々なプランがあります。
メリット3：契約期間や解約金などの縛りが緩い
大手携帯キャリアの一般的な契約期間が２年ほどなのに対し、格安SIMは数か月や、そもそも最低契約期間が設けられていない業者もあり、気軽に契約することができます。
格安SIMのデメリットとは
出典：https://www.photo-ac.com/main/detail/4788803
続いて、大手携帯キャリアと比較したときの格安SIMのデメリットを３つ紹介します。
デメリット１：キャリアメールが使えない
大手携帯キャリアでは当たり前に提供しているキャリアメールですが、格安SIMでは当然使えません。キャリアメールのみ登録可能になっているようなサービスについては利用できないので注意が必要です。
デメリット２：通信速度が遅い時間がある
格安SIMは大手携帯キャリアから回線を借りている帯域に限界がある為、通信が集中する時間は通信速度が遅くなる傾向にあります。
一般的にスマホの利用が多くなる12時台や、夕方から夜にかけて遅くなります。
デメリット３：店舗を持たない業者が多い
大手携帯キャリアを契約している場合には、通信障害やスマホの故障などのトラブルが起こった際、大抵は店舗に行って相談すると思います。
しかし、格安SIMの業者は店舗数が少ない場合や、そもそも店舗を持たない業者もあります。そのため、スマホのトラブルが起こった場合には、電話対応やWEB上で解決する必要があります。
今までショップの店員さんに対面で相談するのに慣れている場合は、この点は少し不安に感じるかもしれません。
格安SIMが安い理由とメリット・デメリット
今話題の「格安SIM」が安い理由と、大手携帯キャリアと比較したときのメリット・デメリットについて紹介しました。
”格安”と聞いて、どこか怪しいイメージがあったかもしれませんが、本記事を読んでいただいたことにより、そんな怪しいイメージはなくなり、素晴らしいサービスであることはご理解いただけたかと思います。
今の携帯料金に不満がある場合は、様々なメリットがある格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。
