「どのWi-Fiルーターを選べばいいかわからない。」「おすすめのWi-Fiルーターを知りたい。」と悩んでいませんか?
Wi-Fiルーターはたくさん種類があるので、比較したり一つに絞るのも一苦労ですよね…。
この記事ではWi-Fiルーターの選び方とおすすめのWi-Fiルーター(自宅用)(ゲーミング用)を紹介しています。ぜひご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/17HaOLLOXYM)
【なにをチェックするべき?】Wi-Fiルーター選ぶ基準5つ!
Wi-Fiルーターを店頭に見に行くとかなりの数があり、比べるだけでも一苦労です。Wi-Fiルーターを比較する際にはぜひこちらを参考にして頂ければと思います。
- 間取り
- 利用台数
- 規格・周波数
- セキュリティ
- アンテナ
間取り
まずは間取りです。とにかくWi-Fiルーターのイメージを掴みたい方はこちらを参考に探してみるのが一番早いです。商品のパッケージや検索した際に間取りが記載されているので確認してみましょう。
利用台数
次に接続したい端末の台数です。スマホやPC、タブレットや最近では家電製品でもWi-Fiを必要とする場合があります。
接続したい端末の台数をはっきりさせることでWi-Fiルーターを選びやすくなるので、確認しておきましょう。
間取りと利用台数がはっきりとわかるのであればWi-Fiルーターの目星がつくと思うので、なにもわからない状態でも大丈夫です。さらに言うと自宅の間取りと利用台数よりも少し余裕のある製品を購入しましょう。
規格・周波数
3つ目に規格・周波数です。こちらは通信速度に関係してきます。最新の規格は「Wi-Fi6」です。規格が新しいほど通信速度が速くなります。
そして周波数が2つありそれぞれ特徴があります。2.4GHz帯は障害物に強く電波を遠くまで届けることができます。しかし5GHzに比べると少々速度が遅くなります。
5GHz帯は離れた部屋まで電波が届きにくいと言うデメリットはありますが、高速通信をすることができます。
規格名 | 名称 | 最大通信速度 | 周波数 |
IEEE802.11ax | Wi-Fi6(最新) | 9.6Gbps | 2.4GHz帯/5GHz帯 |
IEEE802.11ac | Wi-Fi5 | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
IEEE802.11n | Wi-Fi4 | 600Mbps | 2.4GHzt帯/5GHz帯 |
セキュリティ
Wi-Fiルーターのセキュリティをしっかり保護できるものを選びましょう。古い規格のものを使い続けていると、攻略され通信内容の盗聴や、クレジットカードなどの個人情報が特定されてしまう可能性があります。
Wi-Fiルーターのセキュリティには最新の「WPA3」や「WPA2」・「WPA」・「WEP」があります。もちろん最新の規格のものは新しい認証技術で最高峰のセキュリティになっています。
Wi-Fiルーターを比較する際にはこちらのセキュリティもしっかりと確認しましょう。
アンテナ
Wi-Fiルーターのアンテナにも種類があります。「内蔵タイプ」と「外付けタイプ」の2種類です。
「内蔵タイプ」とはWi-Fiルーターの見た目がスッキリとしていて、部屋に馴染みやすい形をしています。電波が広範囲に広がるのでワンフロアや家の中心に置くのにオススメです。
「外付けタイプ」はその名の通りアンテナが外についているタイプのため個性的な形をしています。アンテナの調整ができるので電波の出力方向を自由自在にできます。2階~3階建ての一軒家におすすめです。
Wi-Fiルーターおすすめ機能!
Wi-Fiルーターを購入する際には様々な機能がついていると思います。こちらではあると便利な機能を紹介していきます。
- ビームフォーミング
- MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)
- IPv6対応
- バンドステアリング/オートチャンネルセレクト
- ワンタッチ接続
- 引継ぎ
ビームフォーミングはWi-Fiの電波を使っている端末に狙い撃ちできる機能です。対応している機器のみ使うことができます。MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)は複数端末をつないだ時に速度低下を防ぎます。
IPv6は最新の方式のIPアドレスで従来よりもストレスなく通信できます。バンドステアリング/オートチャンネルセレクトは混雑してない周波数に自動で切り替えるシステムのことで快適に通信することができます。
ワンタッチ接続は初心者にオススメの機能で端末をルーターにタッチすることで簡単に接続することができます。引継ぎ機能は複数の端末をルーターに接続している場合にスムーズに引継ぎができる機能です。
【悩んでしまったときは】間取り別、Wi-Fiルーター価格目安
Wi-Fiルーターを選ぶ際には住んでいる環境や使う端末の台数が重要になってきます。
ワンルーム・1Kであれば数千円~1万円程度で、用途に合わせて選ぶべきです。1LDK・戸建て1階建てであれば、1万円~2万円程度で複数の端末を同時接続することが多いのでトライバンド製品だと快適です。
2階建て・マンション2LDKであれば間取りや建材によって電波を遮断しやすいのでメッシュWi-FiやWi-Fi中継器を使っていきます。3LDK・3階以上になってくるとメッシュWi-Fiが望ましいです。
Wi-Fiルーターおすすめのメーカー
Wi-Fiルーターには有名なメーカーがあります。それぞれ得意な分野がありますが性能差は少なくなっています。今回はWi-Fiルーターを購入する際に迷ってたらこちらのメーカーから選ぶことをオススメします。
- BUFFALO(バッファロー)
- NEC(エヌイーシー)
- ASUS(エイスース)
- TPLINK(ティーピーリンク)
- ELECOM(エレコム)
- IODATA(アイ・オー・データ)
Wi-Fiルーターは国内のメーカーが多いです。上記の6社うち4社は国内のメーカーです。TPLINKは中国のメーカーですが、Wi-Fiルーターでは世界ナンバーワンシェアを誇っています。
購入の際に迷ってしまったら、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?
Wi-Fiルーターおすすめ(自宅)
自宅で使うのにオススメの製品を紹介します。Wi-FiルーターはWi-Fi5が主流なのですが、今後はWi-Fi6に対応していくことを考えると、次に購入する場合はWi-Fi6対応のモデルがいいでしょう。
最近では1万円台で買えるモデルも増えてきたので、是非Wi-Fi6に対応している製品を検討してみてはいかがでしょうか?
バッファロー「AirStation WSR-3200AX4S」
見た目がコンパクトで置く場所に困りません。2色展開でWi-Fi6対応のモデルです。4×4のアンテナ搭載により、戸建て3階・マンションの4階まで対応します。ビームフォーミング対応しています。
NECプラットフォームズ「Aterm WX3000HP」
シンプルなデザインで壁掛けや縦置きが出来ます。戸建て3階・マンション4LDKの広範囲で接続可能で端末は最大36台まで接続できます。バンドステアリング機能とIPv6により高速通信ができます。
TP-Link「Archer AX20」
こちらは「外付けタイプ」のWi-Fiルーターです。対応規格はWi-Fi6です。目安としては戸建て3階、マンション4LDK対応で最大接続数は36台です。この製品はスマホのアプリで簡単に設定が出来ます。
Wi-Fiルーターおすすめ(ゲーミング)
ゲーミングルーターはゲームをする方にオススメのWi-Fiルーターです。ゲーム中のラグを少なくするための機能が搭載されています。さらに見た目もかっこいいものが多いです。
ゲームをしない方でも動画やホームページの閲覧をするには問題がありません。
ASUS 「TUF-AX3000」
こちらは「外付けタイプ」です。Wi-Fi6対応です。接続の主な目安としては戸建て3階、マンション4LDK対応で同時接続数は64台です。ゲーミングルータですがテレワークや動画の閲覧も問題ありません。
TP-Link 「Archer AX73」
こちらは今回紹介する中で最大の80台接続可能です。戸建て3階・マンション4LDKの広範囲対応です。オンラインゲームと動画閲覧を同時にこなすことができます。アプリで設定可能で初心者の方にオススメです。
BUFFALO 「WXR-6000AX12S」
こちらは「外付けタイプ」でかなり個性的な外見でルーターのスペースが必要です。戸建て3階・マンション4LDK対応で36台接続可能です。バッファロー史上最速のWi-Fi6対応ルーターと言われています。
【繋がりやすい!】Wi-Fiルーターおすすめの置き場所
「Wi-Fiルーターをどこに置けばいいのかわからない。」「Wi-Fiが途切れることがないように快適に使いたい!」と購入した際に思うと思います。Wi-Fiルーターは置く場所がかなり重要です。
この置く場所によってWi-Fiが快適に使えるか使えないかが決まってきます。しかも一度置いてしまうと場所を変えることはほぼ無いと思います。
なのでWi-Fiを置くべき場所と置いてはいけない場所もまとめましたので参考にしていただければと思います。
置く場所
Wi-Fiルーターを置くべき場所として推奨しているのはこちらの場所です。
- 高い場所(最低でも床から1m~2m)
- なるべく家の中心
Wi-Fiルーターは本体を中心として360°、球体上に電波が飛ぶように設計されています。高い場所に置くことで障害物を避けることができ、安定して電波を届けることができます。
さらに家の中心に置くことでさらに電波が届きやすくなります。ただし家の形や家具の置き方によっては中心に置く必要がないこともあります。一番利用する部屋にWi-Fiルーターを置くことがオススメです。
置いてはいけない場所
Wi-Fiルーターを置いてはいけない場所があります。電波はかなり障害物の影響を受けやすいのでWi-Fiルーターのまわりには障害物を置かないことが基本です。なにが電波の障害になるのか紹介します。
- 金属
- 水
- 湿気のあるもの
- コンクリート
- 家電製品の近く
- 窓際・部屋の隅
例えば、水槽の近くやコンクリート製の壁の近く、ラックの中やテレビ台の中においてしまうとWi-Fiの電波の広がりをかなり制限してしまいます。
さらに電子レンジやIHヒーター、Bluetoothなどの家電製品はWi-Fiルーターと同じ2.4GHzの周波数を利用しているので近くに置いておくと繋がりにくくなります。
Wi-Fiルーターに寿命はある??
Wi-Fiルーターに寿命などはあるのでしょうか?実は本体・規格・セキュリティそれぞれに寿命があります。
- Wi-Fiルーター本体→4年~6年
- 規格→2年~6年
- セキュリティ→2年~5年
Wi-Fiルーター本体(4年~6年)
本体の寿命がくると、通信速度の低下や接続が不安定になります。
規格(2年~6年)
寿命の年数にかなり差がありますが、これは新しい規格のものは定期的に登場しているからです。最新のものはかなり早い通信速度に対応しています。
最新のものにこだわりがなければ、特に気にすることはありません。
セキュリティ(2年~5年)
あまり古い暗号化方式のものを使い続けていると、解析されてしまう恐れがあります。
PCに入っているクレジットカードなどの個人情報が流出する可能性があるので今使っているWi-Fiルーターを改めて確認してみましょう。
Wi-Fiルーターの購入は下調べを大切に!
Wi-Fiルーターがあれば家じゅうのどこにいても手軽に通信ができます。Wi-Fiルーターの需要が増えてかなり種類がでてきて、比較が難しくなりました。
早急にWi-Fiルーターを必要としている場合は、間取りと接続予定の端末の数を確認するとかなり早く目星がつきます。
さらにWi-Fi5が主流ですが、今後Wi-Fi6が普及することを考えるとWi-Fi6の購入を視野に入れるべきです。
Wi-Fi6は最新の規格で値段も少々張りますが、1万円台で買える製品も出てきているので是非参考にしてみてください。