ウサギを飼おうと思った時に「飼育にいくらかかるのだろう」、「費用がよくわからないから最後まで育てていけるか不安」などと思ったことはありませんか?
ウサギは近頃、一人暮らしの人が飼いたいペットとして注目を集めています。
そこでこの記事では、ウサギをお店で買うときの価格についてや飼育する上でどのようなことに費用がかかるのかについて載せてあります。ぜひ最後まで読んでウサギを飼うときの参考にしてみてくださいね。
出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4464890?title=%E3%81%86%E3%81%95%E3%81%8E%20%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97&searchId=428559320
ウサギはペットショップで買うといくらかかるか
ウサギはペットショップで買うのか専門店で買うのかで値段が大きく変わってきます。
ペットショップでウサギを買った場合は3,000円~40,000円で迎えることができます。専門店に比べてペットショップの店舗数の方が多く気軽に行きやすいという特徴から、専門店より安価となっています。
稀に売れ残って大きくなってしまったウサギが半額以下で売られている場合がありますが、長い間ストレスを抱えて過ごしてきた可能性もありますので、安さだけで判断せず冷静に見極めましょう。
ウサギは専門店で買うといくらかかるか
専門店でウサギを買った場合は40,000~80,000円と高額になります。ペットショップと比べると「専門性」という部分が大きく、きれいで健康状態の良いウサギが揃っています。
また、ウサギの種類も豊富で、飼育に必要な道具はすべて揃えられます。
専門店の店員さんはウサギに詳しい人ばかりですので、飼育方法や飼育に必要なアイテム、普段のお手入れなどについて適切なアドバイスをもらうことができます。
ウサギの寿命はどのくらいか
ウサギの寿命は平均8年と言われており、衛生管理や様々な飼育状況の違いによって大きく左右されます。
ウサギは非常にデリケートな動物なので、体調が悪くても飼い主に隠そうとする習性があります。ですので、定期的な健康診断を受けることが長生きに繋がり効果的です。
また、ウサギの1年は人間の5、6年に相当し、5歳を超えたあたりからだんだん老化が始まります。病気にかかりやすくなったり、運動量の低下で肥満にもなりやすいので注意しましょう。
ウサギを迎える前に準備を!いくらかかるか
ウサギを迎える際の準備には20,000~30,000円ほどかかります。どのようなアイテムが必要か、またそれぞれ費用はいくらかかるのか以下に7つ挙げてそれぞれ説明します。
- ケージ
- トイレ容器
- フード入れ
- 牧草入れ
- 給水ボトル
- トイレシート、トイレの砂
- 部屋を散歩させるためのもの
ケージ
ウサギにとって最も安心できる場所となるのがケージで、一般的な価格は10,000円前後です。
長く使うものですので安さで買うのではなく、使い勝手が良いものを選ぶと良いでしょう。のちのち買い替える回数を減らせたりお手入れしやすいものの方がウサギと飼い主どちらにとっても使いやすいものとなります。
トイレ容器
ウサギのトイレ容器はプラスチック製であれば1,000円前後、陶器製であれば2,000~3,000円前後となっています。
ウサギによってはトイレのタイプにこだわる場合があります。飼う前にはわからないことですので、最初はプラスチック製の三角トイレを用意して様子を見ると良いでしょう。
フード入れ
ウサギのフード入れは陶器製やプラスチック製、木製など様々なものがありますが、いずれも500~1,000円前後となっています。
ウサギによっては食後にフード入れをひっくり返してしまうこともあるので、ケージに取り付けられるタイプの安定したフード入れで最初は様子を見ましょう。
牧草入れ
牧草入れは様々なタイプがありますが、どれも1,000円前後で手に入れられます。牧草入れの下にマットなどを敷いて、一度出してしまった牧草もなるべくたくさん食べられるように工夫しましょう。
給水ボトル
ウサギ用の給水ボトルは1,000円前後で手に入れられます。ウサギはよく水を飲むので、大きめの給水ボトルを用意すると良いでしょう。
特に夏場はのどが渇くので、300~500mlほど水が入るものだと安心ですね。
トイレシート、トイレの砂
トイレシートは20~40枚入った1パックで1,000円前後、トイレの砂は7リットルほどで1,000円前後となっています。
普段から頻繁に取り換えるものですので、たくさん用意しておくと安心ですね。
部屋を散歩させるためのもの
ウサギは部屋の中を散歩した際に、部屋のものをかじってしまうことがあります。
ですので、必要に応じて危険なものにはコンセントカバーやコードカバーなどを用意して安全対策をしっかりしましょう。
ウサギの飼育に毎月いくらかかるか
毎月どのくらい必要になるのかにもよりますが、牧草やペレットなどの食費、トイレシートやトイレの砂などの消耗品で月に3,000~5,000円ほどかかります。
また、体が大きくなればそれに合わせてケージの買い替えることもありますし、いざというときのためのペット保険に入っておくこともおすすめです。
ウサギも人間と同じ生き物ですので、急な出費もありえます。そのようなときでも対応できるよう備えておきましょう。
季節によっていくらかかるか
ウサギのための季節用品も様々なものがあります。快適に過ごすために、夏であれば冷却マットを用意して2,000~3,000円ほど、冬であればペットヒーターを用意して4,000~5,000円ほどかかります。
万が一、エアコンが使えなくなった場合や災害時のことを考えて、季節用品のほかに凍らせた保冷材やカイロなど対応調整に役立つものを普段から備えておくと良いですね。
季節の変わり目は体調を崩してしまうこともあるので、いつでも対応できるよう準備は欠かせませんね。
普段のお手入れで必要なものはいくらか
ウサギは1~2ヶ月に一度爪切りをする必要があります。自宅で行う場合のウサギ専用爪切りは1,000円以内で手に入れられるものもあります。
動物病院や専門店で爪切りをお願いする場合は、施設にもよりますが500~1,000円程度かかります。
また、日々のお手入れとしてグルーミングスプレーやブラシも必要です。グルーミングスプレーは2,000~3,000円ほど、ブラシは1,000円ほどで手に入れられます。
お出かけで必要なものはいくらか
動物病院に行くときや災害時のことを考えて、特にお出かけの予定がなくてもキャリーを一つ用意しておきましょう。
商品にもよりますが、3,000円~5,000円で手に入れることができます。ウサギにとって広さが十分にあり、使い勝手の良いものを選びましょう。
また、屋外に散歩をしに行くときはリードと体に合ったハーネスも必要です。リードとハーネスはセットで売られていることが多く、価格は大体2,000円~4,000円です。
ウサギにとって心地よい環境を整えるため必要な光熱費はいくらか
ウサギは環境の変化に弱く、温度変化の激しい季節の変わり目は体調を崩してしまうこともあります。
温度管理はウサギを飼う上で非常に重要なことですので、飼い主が外出していてもエアコンはつけたままにしておかなければなりません。
実質、ウサギの飼育にかかる光熱費は年間で24,000円ほどと言われており、犬や猫などのほかのペットを飼育した時の光熱費と比べて最も高くなるそうです。
余裕をもってウサギを迎えよう!
ウサギだけではなく、どのペットを飼うにしてもそれなりの費用がかかりますし、自分だけで生活していた時よりも光熱費などが増える覚悟をしておかなければなりません。
日々のウサギのお世話はもちろんですが、万が一病気にかかってしまう可能性もあるので治療費についても考えておきましょう。
費用がかかっても大切な家族の一員には変わりありませんから、飼い主も余裕をもってウサギを迎えて幸せな生活を送りましょう!