「Wi-Fiを引きたいけど、違いがわからない」「Wi-Fiの選び方を知りたい」なんてことを思って悩んではいませんか?確かにWi-Fiは目に見えないものですし、よくわからないですよね。
ですので、今回はそんなあなたに【Wi-Fiルーターの選び方】を解説していこうと思います。この記事を読み進めることで、Wi-Fiルーターの違いについて理解できます。
ぜひ最後まで記事を読み進めて、あなたに適したWi-Fiルーターを検討してみてください!
(出典:https://pixabay.com/photos/wifi-wireless-device-wi-fi-1371030/#content)
Wi-Fiルーターとは?
Wi-Fiルーターとは、パソコンやスマートフォンにWi-Fiを飛ばすための機能を果たします。Wi-Fiを飛ばすためには、このWi-Fiルーターが必要になります。
このWi-Fiルーターがあるおかげで、無線でインターネットを利用することができています。
Wi-Fiルーターが劣化していると、通信が遅くなったり、繋がりにくくなったりします。そのような状況になった場合は、Wi-Fiルーターを買い替えることをお勧めします。
Wi-Fiルーターの選び方
Wi-Fiを引くためには欠かせないWi-Fiルーターですが、選び方は4つあります。それが以下の通りです。
- 間取りに適したものを選ぶ
- 通信速度と規格を見て選ぶ
- 同時接続数を見て選ぶ
- 今使っているメーカーに合わせる
それぞれについてしっかりと押さえておかないと、ちゃんと使えなかったり、無駄なお金を使うことになるのでしっかり把握をしておきましょう。
次の章から、ここで紹介した4つのWi-Fiルーターの選び方について、順番に説明していきます。
Wi-Fiルーターの選び方①:間取りに適したものを選ぶ
Wi-Fiルーターを選ぶ際には、間取りに適したものを選びましょう。例えば、一人暮らしをしている人と一軒家に住んでいる人では必要なWi-Fiルーターが変わってきます。
さらには、ルーターを置く場所も考える必要があります。一軒家やマンションだと、障害物も多いと思います。そんな場合には中継機を挟む場合もあります。
パッケージに「推奨環境」として使用人数や間取りの目安が記載されているので、参考にすると間取りに適したWi-Fiルーターを選ぶことができます。
Wi-Fiルーターの選び方②:通信速度と規格をみて選ぶ
間取りの次は、通信速度と規格を見て選ぶことを意識しましょう。Wi-Fiルーターのパッケージには基本的に2つの数値が示されています。それが「2.4GHz帯」の数値と「5.0GHz帯」の数値です。
2つのうち、基本的にみる数値は「5.0GHz帯」の数値です。この数値が高いほど、通信速度は早くなります。速さを求めたいなら、5.0GHz帯の数値が最低「1,300Mbps」のものを選ぶといいでしょう。
また通信規格というものも存在します。通信規格は以下の通りで上から順に新しい規格になります。
- IEEE802.11ax
- IEEE802.11ac
- IEEE802.11n
- IEEE802.11g
- IEEE802.11b
- IEEE802.11a
新しいものに対応しているほど、安定したWi-Fiルーターです。最低でも「IEEE802.11ac」に対応しているものを選びましょう。
Wi-Fiルーターの選び方③:同時接続数をみて選ぶ
次の選び方は「同時接続数を見る」ことです。Wi-Fiルーターによって接続可能な台数に違いが出てきます。
Wi-Fiをつなぐことができる機械はたくさんあります。あなたはどの機器につなぐ予定があるのかしっかりと数えてみてください。
- ゲーム機
- スマホ
- タブレット
- テレビ
- パソコン
- スマート家電
この数字を確認しないと、Wi-Fiが弱くなって思うように使うことができなくなります。機器の接続台数に合わせたルーターを選ぶようにしましょう。
Wi-Fiルーターの選び方④:今使っているメーカーに合わせる
最後の選び方は「今使っているメーカーに合わせる」です。Wi-Fiルーターには以下のようなメーカーが存在しています。
- バッファロー
- エレコム
- IODATA
- TP-Link
もしあなたが今、自宅でWi-Fiルーターを使っているなら、今と同じメーカーにしましょう。なぜなら、自宅環境とメーカーとの相性があるからです。
「バッファローが繋がりやすい」という人もいれば、「バッファローは全くつながらない」という人もいます。
ですので、ルーターが劣化するまでは普通に使えていたなら、今と同じメーカーにする方が無難です。
Wi-Fiルーターの機能の違いについて
上記で「Wi-Fiルーターの選び方」について述べてきました。以上の点を踏まえれば、あなたに適したWi-Fiルーターは見つかります。
しかし、ルーターによって機能が少し変わってくるものもあります。「こんな機能があったら便利だな」というものがあれば、機能を軸にしてルーターを選ぶのもありです!機能は以下のようなものがあります。
- バンドステアリング
- ビームフォーミング
以降の章では、それぞれの機能について詳しく解説していきます。
Wi-Fiルーターの機能その1:バンドステアリング
バンドステアリング機能とは、「電波状況に応じて使用する周波数帯を切り替える」機能です。
「Wi-Fiルーターの選び方②」でも述べましたが、Wi-Fiは主に2種類の電波を使っています。2種類の特徴は以下の通りです。
- 5GHz帯・・・障害物に弱いが、遠くまで届く
- 2.4GHz帯・・・障害物をすり抜けるが弱い電波
Wi-Fiをつなげたい機器の場所や状況によってこれらの電波を切り替える必要があります。バンドステアリング機能はこれらの切り替えを自動で行ってくれるため、安定してWi-Fiをつなぐことができます。
Wi-Fiルーターの機能その2:ビームフォーミング
ビームフォーミング機能は「特定の機器に向けて電波を飛ばす」機能です。
通常のWi-Fiルーターは全方向へ電波を飛ばします。それと比べて、ビームフォーミングは指向性の強い電波を使います。
特定の機器に電波を飛ばすことで、遠く離れた場所や、障害物が多い場所などの今まで届きにくかった場所にまで電波を届かせることができます。
この機能を使用するには、双方の機器が対応してないといけません。一部のスマートフォンなどがこの機能に対応しています。
Wi-Fiルーターの選び方:まとめ
今回は【Wi-Fiルーターの選び方】について解説してきました。ここで内容を振り返りましょう。
- 間取りに適したものを選ぶ
- 通信速度と規格を見て選ぶ
- 同時接続数を見て選ぶ
- 今使っているメーカーに合わせる
- バンドステアリング・・・「電波状況に応じて使用する周波数帯を切り替える」機能
- ビームフォーミング・・・「特定の機器に向けて電波を飛ばす」機能
基本的にはこれらを意識していただければ、あなたに適したルーターは見つかります!譲れない機能があれば、そちらを中心にし、あなたに適したWi-Fiルーターを選びましょう!