愛犬を家族として迎えていっしょに生活をするためには「しつけ」は必ず必要になります
この「しつけ」いつからはじめればいいのか、効果的な時期はいつごろであるのか紹介していきます。
この記事では子犬を迎えてからどの時期にしつけを始めると効果が出やすいのか、しつけのタイミングや順番に注意ポイントを記載しています。
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子犬のしつけを始める時期はいつから?
子犬のしつけは、まだ幼いころから始めることが推奨されています。
最適な開始時期はおおよそ生後2か月ころから
犬の「しつけ」が最も吸収されやすい大切な時期「社会化期」にあわせてしつけをおこなうと物事やルールを飲みこみやすく良い時期とされています。
「社会化期」はおおよそ生後2か月~4か月の間と考えられています、家に迎えるときには生後どのくらいなのか正確に確認しておきましょう。
犬種や個性よって変わる
しつけをはじめる時期は犬種や、むかえた犬の個性によっても変わります。
しつけを開始しても反応悪い場合にはトレーナーや獣医師などにアドバイスをもとめることも検討してください。
犬のしつけを行うための準備
つぎに、しつけを行うための必要な準備について確認していきます。
ルールを統一しておく
犬のしつけをおこなうためには家族内でのルールの統一が大切です。
家族の中でだれかがルールを守らずに、犬を特別扱いや甘やかしたりしてしまうと何が正しくて何をしてはいけないのか混乱してしまいます。
覚えさせたいこと覚えさせたくないことをはっきりさせるためにはルールの統一が大切です。
飼育環境を整えておく
犬のしつけを行う前にはかならず飼育環境を整えておくことが大切です、どの場所がなんのための場所なのか設定できるようにしておきましょう。
具体的には小屋(ハウスやクレート)、トイレ、エサ入れなどが必要です。
誤飲するようなものや噛むと危険な電気コードなどは、子犬を活動させる場所からは取り除いて置くことも大切です。
子犬の初期のしつけを始めるのはいつから?
犬を家にむかえてからできればすぐ、もしくはなるべく早く始めたいしつけ(初期のしつけ)を確認していきます。
名前をおぼえさせること
まずは家族間の関係構築をおこなうために、飼い主とその家族や犬自身の名前を覚えてもらうことから始めます。
名前をおぼえさせる段階では呼び方を統一することがポイントです。
トイレトレーニング
トイレのしかたについても早い時期に覚えさせておきたいしつけです。
トイレのタイミングは生後2か月未満の時期にはコントロールできないこともあるので、あせらずにしつけていくことがポイントです。
犬が慣れてきてからはじめるしつけ
犬が住まいや家族での生活環境に慣れてきたタイミングではじめると良いしつけについて確認していきましょう。
ボディコントロール
子犬に体を触られることに慣れさせることも大切なしつけの一つです。
健康管理や手入れを行うためには犬の体に触ることが必要です、触られても嫌がらないように徐々にしつけていきましょう。
噛まない・甘噛みさせない
かならず子犬のうちにやめさせなければいけない行動が「噛む・甘噛み」です。
成犬になっても噛む癖が残っていると、周囲の人や物を傷つけてしまう可能性があります。
甘噛みをしたら、しっかり叱って子犬のうちの修正するようにしましょう。
子犬の基礎的なしつけはいつから?
つぎに、子犬に覚えさせておきたい基礎的なしつけをいつからおこなうのか、その内容を紹介します。
基礎的なしつけは、生後2か月~生活に慣れたタイミングで始めましょう。
待て
「待て」は子犬の集中力や自制を高めるためのに必要になるしつけです、自制心を高めることでトラブルの防止にもなるので必ず出来るようにしつけましょう。
アイコンタクト
「アイコンタクト」は子犬を飼い主に意識を向けて、注目できるようにするためのしつけです。
そのほかのしつけをスムーズに行うためや、日々の生活で意思疎通をとるためにには飼い主のことを注目させることが大切です。
子犬のしつけはいつから行うべきか注意するポイント
しつけは誤った方法や誤った時期におこなうと逆効果にもなります、しつけをはじめるときに注意を払うべきポイントについて確認していきましょう。
しつける時間は短時間にする
人間のこどもと同様に、犬も子犬の時期の集中力は長続きしずらいものです。
しつけを行う時間は短時間で集中して実施しましょう、1回のしつけ時間の目安は3分程度までと決めて毎日の習慣にすることが大切です。
失敗しても厳しく怒らない
しつけがうまくいかなかったり思い通りに行動してくれなかったとしても、大声で怒鳴ったり叩いてはいけません。
しつけはコミュニケーションの一部です、愛情をもってしつけをおこなうようにしましょう。
しつけがうまくいかないときには?
しつけがうまくすすまない、思い通りに行動してくれないときには悩んでしまうこともありますよね、しつけがうまくいかないときに飼い主が行う行動を確認していきましょう。
しつけの仕方を見直す
しつけがうまくいかない理由は、犬の個性や飼い主の接し方など様々な要因が関係します。
うまくいかない・しっくりこないと感じたときには、しつけの仕方を見直してみましょう。
専門のトレーナーや獣医師に相談する
どうしてもうまくいかない難しいと感じた場合には、専門のトレーナーや獣医師に相談して具体的なアドバイスをもらうことも検討してみましょう。
しつけそのものを依頼することも可能です、自分で解決できない悩みは専門家であれば適切な解答を貰えることがあります。
はじめての愛犬のしつけ方法についてまとめ
ここまで犬のしつけについての時期と順番について確認してきました。
子犬のしつけを始める時期は?
生後2か月~4か月の間「社会化期」にあわせてしつけをおこなうと良い時期とされています。
「社会化期」はいろいろなことに興味を持つ時期です、しつけの効果も大きくでる時期なので積極的に実施していきましょう。
しつけの順番は?
まずは名前を覚えさせることから始めていきましょう、つぎにトイレトレーニングなど生活に必要なことから順番におしえていきましょう。
うまくいかないときには、専門家のアドバイスなどを取り入れながら愛情をもってしつけを進めるようにしましょう。