「不労所得を得たい」「老後のために資産を増やしたい」「コツコツ収益を上げたい」
賃貸経営では上記のような願望を叶えることが可能です。働きながら不労所得でお金をためて老後にちょっぴり裕福な人生も楽しめます。
この記事では賃貸経営の種類やメリット・デメリットなどを簡単にまとめたのでよければ最後までご覧ください。
(出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/106399/)
賃貸経営とは?
「賃貸経営」は一般的な言葉に置き換えると不動産投資と呼ばれる投資方法です。もちろん経営するわけなので、利益を得ることを目的として不動産に投資します。
具体的にはアパートやマンションなどを購入し、第3者に貸し出したり、売却したりして収益を得る方法です。
今回の記事では賃貸の経営なので購入した物件を第3者に貸して、収益を得ることについて深堀していきます。
賃貸経営の基本はアパートやマンションなどを買い取り貸す方法が主流なのですが、最近では戸建つまり一軒家の貸し出しもあるのでそちらも紹介していきます。
賃貸アパートの経営実際どうなの?
賃貸経営の王道と言ってもいいのがアパート経営です。イメージしづらい方がいらっしゃるかもしれませんが、簡単に言うと大家になることなので想像しやすいのではないでしょうか。
アパート経営の強みとしてはワンルームマンションを1部屋所有して貸し出すよりリスクを抑えられ、マンションを1棟買いするよりは初期費用が抑えられることです。
駅チカや大学の近くなどにアパートを建てると需要も多く、毎月安定した家賃収入を長期に渡って得ることができるます。
また生命保険代わりにもなります。自分に万が一のことがあった場合、団体信用生命保険というものに入っておけば、アパートを建てた際のローン返済がなくなるためご家族にアパートと土地を残すことができます。
賃貸マンション経営は初期投資が必要?
マンションの一棟買いは初期費用がかなり高額になる傾向にあります。その後の管理委託手数料や保険料、共有部の修繕費など大きな支出が出てしまいます。
その分リターンも大きいです。一度にたくさんの部屋貸すので毎月の収益はアパート経営の比ではありません。
また、マンション経営ではローンによるレバレッジ効果が期待できるので今ある資金の10倍以上の資金を金融機関から借りることができ、マンションを1棟買いできたりします。
もちろんマンションの1室だけを買い取って賃貸として第3者に貸すこともできるので、少額の初期費用で不動産投資を始めたい方にはお勧めです。
戸建で賃貸なんてできるの?
賃貸経営の場合、マンションやアパートが主流なのは間違いありません。しかし、賃貸ニーズの多様化により戸建の賃貸需要が増してきています。メリットを2つ挙げます。
競合が少ない
戸建を賃貸経営する方は本当に少ないため、空室リスクも少なく安定した賃貸経営が可能です。
もちろん戸建なのでマンション経営などと比べると利益は少ないです。
しかし戸建に住む方は長く住むことが多く、ニーズも高いのでコツコツと安定した収益を得ることができます。
将来売却しやすい
入居している方から「このまま購入したい」という申し出が出やすいのも特徴の一つです。
中古のマンションなどを貸し出している場合、住んでいる方が購入してくださることは少ないです。マンションが古くなってくると売却もできず空室が増え赤字になることもあります。
戸建の場合、売却もアピールしながら貸し出すことによって大きな利益を上げることも可能です。もし売れなかったとしても次の方にまた賃貸契約で貸せばいいので問題ありません。
賃貸経営をする際に一番大切なこと
マンションでもアパートでも不動産投資で一番重視しなければいけないのが物件の立地選びです。
みなさん物件を選ぶときに駅から徒歩10分圏内で近くにスーパーやコンビニがある家の方が良いですよね。
つまり好立地なところを選ぶほど空室になることもなく、毎月安定した収益を得ることができます。
なので不動産投資を始める際は、駅チカで大学やコンビニが近く、治安が良い場所を探しましょう。
賃貸経営は会社選びが明暗を分ける!
個人で不動産投資を始める場合、多くの場合において不動産投資会社を通じて投資物件を購入することになります。
不動産投資会社とは、不動産投資を始めるために必要な投資物件の購入手続きをサポートしてくれる会社です。
投資物件の紹介や収支計画書の作成とそのシュミレーションなどを行ってくれます。他にも物件の環境整備などもやってくれるので、大家は不労所得得ることができます。
つまり賃貸経営が少しの手間暇で収入を得ることができるのは不動産投資会社がいるからです。なので不動産投資会社によって投資の成功度合いが変わってきます。
賃貸経営のメリット
賃貸経営をすることで、他の投資に比べて大きな利益を上げられることが多く安定的なリターンを得られます。
まず、手間暇がほとんどかからずコツコツと資産形成ができます。賃貸経営は不動産投資会社がほとんどやってくれるので副業として収益を発生させることができます。
また節税効果も得られたり、保険代わりになったり、インフレに強かったりと賃貸経営のメリットはたくさんあるのでまとめておきます。
- 手間暇がかからない
- 節税効果を得られる
- 副収入を得られる
- インフレに強い
- 低リスク低リターンを長期で行える
- 資金計画を立てやすい
- 自己資金が少なくても始めやすい
- 保険代わりになる
- 年金対策にもなる
賃貸経営のデメリット
賃貸経営ももちろん赤字になることがあります。豪華なマンションを購入しても入居者がいなければ家賃収入は0になってしまいます。
他にも入居者とのトラブルで精神を削られることもあります。特に多いのが騒音トラブルです。音に対する許容度は人によって違いますし、自分が管理を手掛けている場合はクレーム対応などもしなければなりません。
また周辺の土地価値の低下で家賃を下げざるを得ない場合もあります。災害や大学の移転などで需要が低下してしまうこともあります。賃貸経営のデメリットをまとめておきます。
- 空室リスク
- 修繕リスク
- 売却価格の変動リスク
- 災害リスク
- 住人とのいざこざ
賃貸経営は老後の資産運用として人気がある
年金は原則2カ月ごとに支給され、一生涯受け取ることができます。賃貸経営も毎月家賃が入ってくるため安定的な収入につながります。
つまり賃貸経営は年金対策にも有効です。日本の少子化が進み、年金財政が厳しくなっているのが現状です。もしかしたら数年後年金政策がなくなってしまうことも考えられます。
老後に余裕のある暮らしをするためには、安定した長期のリターンが必要です。また老後は時間があるため、マンション管理などしやすくなるので賃貸経営に向いています。
まとめ
これまで賃貸経営についてよく理解できなかった方も具体的に想像できるようになったのではないでしょうか。
賃貸経営は空室リスクや災害リスクなどがありますが、それ以上に安定したリターンもある投資方法です。
老後を見据えて今から資産形成をするのに賃貸経営は非常に優れています。毎月安定して収益を発生させることができるのでかなりコスパの良い副業です。
しっかりとリスクを理解したうえで賃貸経営に挑む分には問題がありません。この記事を読んでくださった方が少しでも賃貸経営に興味を持ってくださったら嬉しいです。