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【トカゲ初心者必見!】ペットに人気の5種類を紹介します!

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「人気のトカゲを飼ってみたいけど、初めてのペットで不安。」という気持ちになっていませんか?

大切に育てたいからこそ、大丈夫かな?と心配になりますよね。そんな方に向けて、初心者でも飼いやすい人気のトカゲ5選を紹介していきます!

この記事ではトカゲの種類、飼うときの注意点、必要なものも合わせて紹介しています。トカゲをペットとしてお迎えすることをイメージしながら読んでみてくださいね。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23616929)

人気のペットトカゲ:フトアゴヒゲトカゲ

フトアゴヒゲトカゲは、恐竜のようなかっこいい見た目の温厚な性格で、「ギャップがかわいい!」と人気の種類です。

その名の通り、アゴから全身にかけて柔らかいトゲが生えているのが特徴。体が丈夫で、昆虫や野菜を食べる雑食であるところも飼いやすさの理由です。幼いうちは昆虫メインですが、大人になると野菜メインになります。

生息地 ・オーストラリア
大きさ・特徴 ・全長40~50cm
・緑がかったクリーム色
性格・性質 ・昼行性
・温厚
食性 ・雑食
寿命 ・約8~10年
値段 ・約1~3万円
フトアゴヒゲトカゲの飼育方法
  • 飼育容器:90~120cmのケージ
  • 温度:ホットスポット部は40℃、低温部は25~30℃。昼間は32~36℃、夜間は21~24℃にする
  • 湿度:60~70%
  • 昼の照明:紫外線灯とバスキングランプ
  • 夜の照明:保温球
  • 床材:爬虫類用の砂漠の砂など
  • 餌:ヨーロッパイエコオロギ、フタホシコオロギなどの昆虫・小松菜、カボチャ、ニンジンなどの野菜

人気のペットトカゲ:アオジタトカゲ

短い手足に、大きな頭でずんぐりむっくりした体型のアオジタトカゲ。ツチノコのモデルとなったともいわれています!

その名の通り青い舌を持ち「あっかんべー」と威嚇をしますが、基本的には温厚で人慣れしやすいです。雑食性で昆虫や小動物、野菜、果物等何でも食べるので拒食の心配も少なく、人工フードもよく食べます。

生息地 インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア
大きさ・特徴 ・全長40~50cm
・舌が青い
性格・性質 ・昼行性
・温厚な性格だが、気性が荒い個体もいる
食性 ・雑食
寿命 ・15~20年
値段 ・約1~3万円
アオジタトカゲの飼育方法
  • 飼育容器:90~100cmのケージ
  • 温度:ホットスポット部は35~38℃、基本は20~28℃、夜間は15~20℃
  • 湿度:25~50%
  • 昼の照明:紫外線灯とバスキングランプ
  • 夜の照明:保温球
  • 床材:バークチップなど保湿性がないもの
  • 餌:水菜、ケール、小松菜などの野菜が中心。コオロギやミルワームは与えすぎないようにする。

人気のペットトカゲ:トゲオアガマ

カメのような丸い頭にぽてっとした可愛らしい体、トゲトゲのしっぽが名前の由来であるトゲオアガマ。

大人しくて人慣れしやすく、ハンドリングが楽しい種類です!雑食性ですが、草食寄りなので虫が苦手な人におすすめのトカゲです。

ハンドリングとは、トカゲに触れたり手に乗せたりすること。トカゲの真上から手をおろすと怖がってしまうので、おなかの横から手を入れて、すくいあげるように手に乗せましょう。

生息地 アフリカの北部~インド西部
大きさ・特徴 ・全長30cm程度
性格・性質 ・昼行性
・大人しく、物怖じしない性格
食性 ・草食に近い雑食
寿命 ・10~20年
値段 ・約1~3万円

 

トゲオアガマの飼育方法
  • 飼育容器:90~100cmのケージ
  • 温度:ホットスポット部は55~65℃、昼間は26℃、夜間は20℃が適温
  • 湿度:30~45%
  • 昼の照明:紫外線灯(メタルハライドランプ)とバスキングランプ
  • 夜の照明:保温球
  • 床材:爬虫類用のデザートソイル
  • 餌:小松菜、チンゲン菜、カボチャ、ニンジンなどの野菜がメイン。

人気のペットトカゲ:オニプレートトカゲ

長方形のゴツゴツとしたウロコがかっこいいオニプレートトカゲ。穴掘りが大好き!恐竜のような見た目ですが、動きがゆっくりで温厚です。

少し臆病でもあるので、ハンドリングはできますが触られることにストレスを感じやすく、基本的には観察を楽しむのが良いでしょう。

生息地 ・アフリカ
大きさ・特徴 ・全長40~50cm
・長方形のうろこを持つ
性格・性質 ・昼行性
・大人しい性格で、穴掘りが好き
食性 ・昆虫がメインの雑食性
寿命 ・10年ほど
値段 ・約5千円~1万円
オニプレートトカゲの飼育方法
  • 飼育容器:60~90cmのケージ
  • 温度:ホットスポット部は38~42℃、基本は24℃、夜間は20℃
  • 湿度:30~50%
  • 昼の照明:紫外線灯とバスキングランプ
  • 夜の照明:保温球
  • 床材:デザートサンド
  • 餌:コオロギ、デュピア、レッドローチなどの昆虫(生餌)、おやつにバナナや小松菜・ニンジンを与える。

人気のペットトカゲ:ローソンアゴヒゲトカゲ

ローソンアゴヒゲトカゲは、トゲトゲのヒゲを持ち迫力満点。かっこいい見た目とは裏腹に全長約30cmと小ぶりで、小さな恐竜のようです!

おとなしい性格で、基本的には人に慣れやすいためハンドリングしやすいトカゲです。雑食性で昆虫・哺乳類などがメインの餌にはなりますが、栄養バランスを考えて野菜や果物も一緒にあげましょう。

生息地 ・オーストラリア
大きさ・特徴 ・全長30cm
・まだら模様が入っていることが多い
性格・性質 ・昼行性
・おとなしく、人に慣れやすい
食性 ・肉食寄りの雑食性
寿命 ・10年ほど
値段 ・約5千円~2万円
ローソンアゴヒゲトカゲの飼育方法
  • 飼育容器:60~90cmの水槽など
  • 温度:ホットスポット部は40℃、低温部は26~30℃。夜間は21~24℃にする
  • 湿度:湿度管理は不要
  • 照明:紫外線灯とバスキングランプ
  • 床材:デザートサンド
  • 餌:コオロギ、ジャイアントミールワームなどの昆虫。小松菜、ニンジン、かぼちゃなどの野菜も同量程度与える。

トカゲの知っておくべき生態

(画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/2056796/)

 

トカゲとは、「有隣目トカゲ亜目」に属する爬虫類です。熱帯地方を中心に全世界の様々な環境で生息しており、4,500の種類があるといわれています。

日本では「ニホントカゲ」や「ニホンカナヘビ」が生息していて、草原などで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?そんなトカゲを飼育するうえで、知っておくべき生態が3つあります。

トカゲの知っておくべき生態
  • 変温動物であること
  • 定期的な脱皮があること
  • ストレスによる自切

生態を知ることで、飼育中の心掛けるポイントが見えてきます。それぞれ詳しく確認していきましょう。

体温調節が難しい変温動物である

トカゲは変温動物で、体温調節を自分ですることが難しい動物。外温がある程度以下になると調節の限界を超えて、代謝が低下するため活動力を失います。

そのため、バスキングライトといって体を温めるためのライトが必要です。

成長するために定期的に脱皮をする

トカゲは体を大きく成長させるときに脱皮をします。脱皮不全を防ぐために、空気が過度に乾燥しないように湿度管理をする必要があります。

種類によって最適な湿度は異なります。上記で紹介している、それぞれの「トカゲの飼育方法」に適切な湿度を記載しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

ストレスによる自切をしてしまうことも

自切とは、「尻尾切り」のことです。外敵から身を守るために行いますが、飼育下でもストレスなどによって自切をすることがあります。

その後再生しますが、自切・再生するためには体に負担がかかるため防げるように心がけましょう。

人気のペットトカゲを買える場所は?

「トカゲはどこで買えるんだろう?」と疑問に思いますよね。そんなときには、爬虫類専門店に探しに行きましょう。

また、爬虫類は対面販売が義務付けられているのでネットでの購入は基本的にできません。

ホームセンターでも販売していますが、信頼できる爬虫類専門店でお迎えするのがおすすめです。トカゲの種類も豊富ですし、飼育に詳しい店員さんがいるので分からないことがあれば相談にものってくれるでしょう。

ペットのトカゲを飼う前に考えておきたいこと

(画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/6708805/)

 

トカゲはペットとして飼いやすい生き物ですが、お迎えする前に考えておかなければいけないことがあります。

ペットを飼う以上、「命を預かる」ということをしっかり頭においておかなればいけません。飼育するために把握しておくべきことは何か一緒に確認しましょう。

トカゲが病気になったときに連れていく病院が近くにあるか

「トカゲをペットにお迎えできてうれしい!」という気持ちで、つい忘れがちになるのが「家の近くに連れていける病院があるか?」という点。

今回紹介した5種類のトカゲは、比較的丈夫で飼育しやすい種類です。しかし、怪我・消化不良・脱皮不全など飼育していくなかで起こるトラブルに、早急に対処しなければ寿命が縮んでしまう恐れもあります。

犬や猫と比べて、爬虫類の治療ができる病院は多くないため家の近くに病院はあるのか、すぐに対応してもらえるのかなど事前に確認しておきましょう。

エサの種類に抵抗がないか

トカゲには種類ごとに決まった食性があります。紹介しているトカゲは全て雑食ですが、草食に近いトカゲもいれば生きている昆虫をメインに食べるトカゲもいます。昆虫が苦手な方にとってはエサやりが苦痛ですよね。

苦手な種類のエサを扱わないといけない場合、お迎えするときに人工フードに慣れている個体を選ぶと良いでしょう。人工フードは栄養をバランスよく配合してあるので、昆虫を与えずとも健康的に育てることが出来ます。

ただし、突然好みが変わることも珍しくなく、今まで食べていたエサを全く食さなくなることもあります。いろいろな種類のエサを与えて、何を食べてくれるのか試す必要があることも。

状況によっては、苦手なエサを与えないといけないことも知っておきましょう。

トカゲを飼う前に知っておきたい注意点

(画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/2-751694/)

 

トカゲの飼育が初めてだと、分からないことも多いですよね。飼育していくなかで、様子を見て試行錯誤しながら適切な環境を見つけていくことも大切です。

しかし、事前に知っておくことで避けられるトラブルもあります。早急に対処しなければ命に関わるトラブルもあるため、お迎えする前に知っておきましょう!

脱皮の失敗を放置しない

トカゲの種類にもよりますが、4日以上経っても古い皮が残っているときは脱皮の失敗である「脱皮不全」を起こしている恐れがあります。古い皮膚が乾燥して食い込むため血行障害が起きて、最終的に壊死します。

対処が遅れると命に関わる恐れも。ピンセットなどで脱皮のお手伝いをする方法もありますが、飼育に慣れていない場合は動物病院で診てもらいましょう

脱皮不全の原因は、飼育容器内が乾燥している、皮をひっかけるシェルターがない、ストレスを感じているなどが考えられます。飼育環境の見直しをして、過ごしやすい空間作りを心掛けてくださいね。

脱皮不全の原因
  • 飼育容器内が乾燥している
  • 皮をひっかけるシェルターがない
  • ストレスを感じている

温度・湿度についてチェックしておく

種類によって適切な環境はちがいますが、飼育しているトカゲに合った温度、湿度に調節しましょう。体調不良やトラブルの原因になるため、毎日チェックしておきましょう。

考えられるトラブル
  • 温度が低い:代謝や消化機能が落ちて、消化不良の原因に。食べ物が腸に詰まる恐れがある。
  • 湿度が低い:脱皮不全の原因に。血行障害により最悪の場合、壊死する恐れがある。

拒食について知っておく

トカゲを飼育していると、エサを食べなくなる「拒食」に直面することがあります。脱皮中であれば、エサを食べないことが普通なので気にしなくても特に問題はありません。

しかし、それ以外の場合は飼育環境の見直しや、体調不良を疑いましょう。

トカゲが餌を食べない原因
  • 飼育環境が合っていない
  • ストレス
  • 与えている餌が好みが変わった
  • 脱皮中の場合
  • 病気や体調不良

トカゲは数日エサを食べなくても生きていけますが、数週間にわたって拒食が続いている場合は餓死してしまう可能性が高まります。飼育に慣れていない場合は、その原因が何であるか判断するのが難しいでしょう。

異変を感じたら放置せずに、動物病院で診てもらってくだいさいね。

トカゲは初心者にもおすすめのペット!

(画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e7%88%ac%e8%99%ab%e9%a1%9e-%e8%87%aa%e7%84%b6-%e5%8b%95%e7%89%a9-%e9%87%8e%e7%94%9f%e5%8b%95%e7%89%a9-3110174/)

 

この記事では、初心者におすすめのトカゲを紹介しました!生き物なので、健康的に飼育するための心掛けは必要ですが、初めてでも無理なく飼うことができます。

どの種類でも10年以上の寿命があり、慣れていくうちに触れ合いなどもできるようになります。一緒に過ごしていくうちに、かけがえのないパートナーになっていくでしょう!

長生きしてもらうためにも、初めは飼育しやすい種類のトカゲを選んでみてくださいね。