あなたは現在、「仕事がうまくいかないな…」と悩んでいませんか?
「仕事で失敗して上司に怒られる…」、「仕事がなぜか全然終わらない…」などなど、はじめはうまくいかないことが多いと思います。
しかし、なぜ仕事がうまくいかないのか漠然と考えているだけでは問題は解決しません。
この記事では、仕事がうまくいかない原因と対策、やってはいけないことなどについて解説していきますので、仕事がうまくいかない日々を脱却するために原因を明確にして対策していきましょう!
(アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20190736186post-21759.html)
まず仕事がうまくいかない原因を知ろう
なぜ仕事がうまくいかないのか考えたことはありますか?結果には必ず原因があります。
原因も分からずに解決策を見つけ出すのは非常に難しいことです。まずは原因を認識するようにしましょう。
- 経験不足
- コミュニケーション不足
- 仕事の優先順位が曖昧
- 準備・段取り不足
- 悩み事がある
- 今の仕事に向いていない
仕事がうまくいかない原因は主に6つあります。それぞれ詳しく解説していきます。
経験不足
何事も始めてすぐに出来るようにはなりません。仕事に必要な知識はあっても実際に経験してみてわかる事もあります。トライアル&エラーを繰り返す事で仕事のやり方がうまくなっていきます。
コミュニケーション不足
多くの場合、仕事は人と人とで行うため、コミュニケーション能力は必須です。
人見知りや内向的な性格だからといってコミュニケーションを取らずにいると相手からすると何を考えているか分かりません。
コミュニケーション不足は情報がうまく伝わらず仕事に支障をきたしたり、水面下の問題に気付かず対応が遅れたりする原因となります。
仕事の優先順位が曖昧
仕事の優先順位を把握していないと、今やるべき事が分からない為、とりあえず目の前の仕事をこなすといったことをやりがちです。
しかし、それでは納期がいつの間にかぎりぎりになって本来のパフォーマンスを出せずに仕事の質が低下する原因となります。
準備・段取り不足
事前準備の大切さを言い表した言葉で「段取り8分、仕事2分」という格言があります。
これは仕事をする前に、下調べや作業する手順、スケジュールの管理等をしっかりと準備しておけば仕事の8割は完了して後は効率的でスムーズに進めることができるということです。
要するに、何も準備せずにぶっつけ本番でやろうとすると大抵の場合、うまくいかないのです。
悩み事がある
仕事の知識、スキル、経験はあるけどなぜか仕事がうまくいかないという方はもしかしたらメンタル面での問題を抱えているのかもしれません。
基本的に人は何かを同時にするマルチタスクというものが苦手な傾向にあります。なので悩み事を抱えながら仕事に集中するのは難しく、作業効率の低下、ミスが増えるといった原因となります。
今の仕事に向いていない
何事も慣れとは言いますが、やはり人によって向き不向きがあるのが現実ですので、そもそも今の仕事に向いていないという可能性も考えられます。
自分が本当にやりたいことや自分に向いていることを一度、じっくりと考えてみるといいでしょう。仕事の適性検査や性格診断などをして自分を分析してみるのもありかもしれません。
仕事がうまくいかない時の対策【行動編】
仕事がうまくいかない主な原因を6つ上げましたが当てはまるものはありましたか?
原因が分かると解決策が見えてきます。ここでは仕事がうまくいかない時は具体的にどうすればいいのか、まずは行動の中での対策方法をご紹介します。
- 上手くいかない原因を紙に書いてみる
- 仕事の優先順位を決める
- 整理整頓を心がける
仕事がうまくいかない時の対策【行動編】は主に3つあります。それぞれ詳しく解説していきます。
うまくいかない原因を紙に書いてみる
頭の中で何となくうまくいかない原因を考えても、なかなか整理できないため、うまくいかない原因を正しく認識することは難しいです。
紙にうまくいかない原因を書いてみることで、頭の整理になりますし、原因が視覚化されることで「意外と大したことないかも…」と原因に対するネガティブなイメージを払拭できる可能性もあります。
原因がすでにわかってる方も一度、書いてみたら新しい発見があるかもしれません。
仕事の優先順位を決める
仕事の優先順位を決める際には緊急度・重要度をそれぞれ縦軸と横軸にしたマトリクス図がよく使われます。
緊急度が高い | 緊急度が低い | |
重要度が高い | 重要かつ緊急な仕事
やらないと大きな損失がでる。 |
重要だが緊急ではない仕事
長期的な視点では自分にって有益なこと、自己啓発、自己投資など。 |
重要度が低い | 重要ではないが緊急な仕事
無駄な報告書などやらないといけないがあまり効果はない仕事。 |
重要でも緊急でもない仕事
本当はやらなくてもいいこと。 無駄な移動時間、待ち時間など。 |
上記のようなマトリクス図に今の仕事を当てはめてみて状況に応じて優先度を決めてみましょう。基本的には重要度・緊急度が高い仕事を優先します。
しかし、長期的なスキルアップを考えている場合は、重要だが緊急ではない仕事の割合を増やしましょう。
整理整頓を心がける
整理整頓という言葉は知っていても正しい意味を知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
- 整理とは「ものを減らすこと」
- 整頓とは「ものを配置すること」
つまり、整理整頓とは必要なものと不要なものを分けて不要なものを捨てて、必要なものを使いやすい所に配置することです。
整理整頓をしっかりしていると、気持ちよく仕事ができるだけではなく、資料を探す手間がはぶけるので作業効率が上がります。
仕事がうまくいかない時の対策【マインド編】
仕事がうまくいかない時の対策として行動編を紹介しました。仕事をする上ではマインド、つまり仕事に対する心構えというものも重要となります。
ここでは仕事がうまくいかない時の対策となるマインドをご紹介します。
- コミュニケーションは相手目線で考える
- 素直に相談する
- リフレーミングで物事の捉え方を変えてみる
仕事がうまくいかない時の対策【マインド編】も主に3つあります。それぞれ詳しく解説していきます。
コミュニケーションは相手目線で考える
日頃からコミュニケーションを取ることで話しやすい空気感を作り、相談しやすい、されやすい環境を作ることは仕事を円滑に進める上で重要です。
ビジネスにおいては、相手目線という考え方があります。例えば、「これをしたら怒られるかな?」、「相手に嫌われたくないからやめようかな?」という考えは自分に意識が向いている自分目線で考えている状態です。
これに対して、「これをやったら相手がもっと楽にできるんじゃないか?」、「これは是非、あの人に伝えたい」という考えは相手に意識が向いている相手目線で考えている状態と言えます。
学生時代は自分目線で考えることが多いと思うのではじめは難しいかもしれませんが意識してみるだけでも違うので是非、試してみてください。
素直に相談する
自分で考えても仕事がうまくいかない時は、うまくやろうと気合いで乗り切ろうとしてもうまくいく可能性は低いです。
そんな時は、仕事をうまくやれてる人に相談することが一番の近道です。相談するということは意外と勇気がいる行動だと思いますが、「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」と言います。
「報告・連絡・相談」という言葉の略称である「報連相」にも相談という言葉があるように困ったらすぐ相談するのは仕事の基本です。
リフレーミングで物事の捉え方を変えてみる
仕事がうまくいかないことが続くとネガティブな思考になって自信が無くなり、さらにうまくいかないという悪循環におちいる危険性を秘めています。
そんな時は、リフレーミングという思考法を使うとネガティブな思考もポジティブに生まれ変わります。
- 優柔不断 → 慎重に判断できる
- 作業が遅い → 丁寧に作業している
- 失敗が多い → 挑戦が多い
- 上司に怒られる → 上司に期待されている
などなど、捉え方次第でポジティブに考えることができ、気持ちも楽になります。ちなみに「仕事がうまくいかない」ということは「成長するチャンス」と捉えることもできます。
仕事がうまくいかない時にやってはいけないこと
誰しも仕事がうまくいかない時はあるかと思います。度重なるミスが重なったりすると「どうして自分はこんなにダメなんだろう…」と卑屈になってしまう時もあるかもしれません。
そうしてストレスが溜まってくるとストレス解消をしたくなるかと思いますがストレス解消のためでもやってはいけないNG行動があります。
- 暴飲暴食をする
- 自分を責めるor他人のせいにする
- 自暴自棄になる
仕事がうまくいかない時にやってはいけないことも主に3つあります。それぞれ詳しく解説していきます。
暴飲暴食をする
暴飲暴食をすることをストレス解消とすると、嫌なことがあるたびに健康のリスクを脅かされることになります。
生活習慣病の引き金にもなりかねません。不健康な体へなっていくことで自分に対する自信が無くなっていくことにもなりえます。
自分を責めるor他人のせいにする
真面目な人ほど、自分を悪者にしがちですが、自分を責める必要はありません。自己批判は自己肯定感などを失う原因にもなります。失敗は誰でもするものと割り切り、失敗から学べることに目を向けましょう。
また、他人のせいにすることもよくありません。他人のせいにすることで、自分に非はないと思い込み、成長するチャンスを逃すことにもなります。
自暴自棄になる
うまくいかないことが続くと、「どうせ自分なんか…」と自暴自棄になってしまうこともあるかもしれません。しかし、良いことが続かないように悪いことも続くとは限りません。
一時的な感情で、自分にとってよくないことをすると後悔することになるでしょう。
仕事を辞めることのメリット・デメリットとは?
ここまで読んでも、仕事をうまくやれる気がしないという方は仕事を辞めるという選択も真剣に考えてみるのもいいかもしれません。
仕事を辞めることは、精神的もしくは肉体的にきつい状態から開放されストレスフリーな生活に対する期待感を感じるかもしれませんが不安なことも多いと思います。ここでは退職するメリット・デメリットを解説します。
退職するメリット
仕事を辞めたいと考えている人にとっては仕事辞めることによるメリットがたくさんあると思います。まずはメリットを解説していきます。
- 仕事のストレスから解消される
- 人間関係に悩まされることがなくなる
- 時間に余裕が生まれる
- 新しいことにチャレンジするきっかけになる
- 収入は無くなるが失業給付金をもらえる
退職するデメリット
仕事を辞めたあとのデメリットをきちんと把握していないと、退職した際に後悔する原因となります。しっかりとデメリットを把握した上で結論を出しましょう。
- 収入が無くなるので貯金がすぐに減っていく
- 社会的な信用がなくなる為、ローンが組めない
- 生活リズムが乱れやすい
- 次の仕事が決まらず、収入源がないと精神的に焦る
以上が、退職する上でのメリット・デメリットでした。退職というものは気軽にできるものではないので、冷静に判断できる時にしっかりと考えて勢いで退職することのないようにしましょう。
仕事がうまくいかない人に読んで欲しい本
現代では多くのビジネス本が出版されています。ビジネス本というものはネットの断片的な知識ではなく基本的にその分野についての専門家の方の知識を体系化して書かれているので全体像をつかむには良いと思います。
仕事がうまくいかない原因としてマインドというものは全ての基本となりますので重要な要素のひとつです。なので仕事の本質的なマインドについて書かれている「七つの習慣」をおすすめの本としてご紹介します。
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まとめ
この記事では、仕事がうまくいかない原因や対策、やってはいけないことなどについてご紹介しました。
誰しもうまくいかない時はあります。大事なのは失敗した時に、「なぜ失敗したのか?」「次はどうすればうまくいくか?」と常に考える姿勢です。
それでもうまくいかなければ転職という選択もあります。多様化した現代社会なのできっと自分にあった仕事というものはあると思います。
諦めずに試行錯誤を繰り返して仕事をうまくできる自分になりましょう!