携帯料金が安くなる格安SIMとは一体何なのか疑問に思ったことはないでしょうか?
そして「格安ならば危険もあるのではないか」と思う気持ちもありますよね。
格安SIMが何故格安になるのかといいますと、大手キャリア「au」「softbank」などの回線のみを利用しているからなのです。
この記事では、何故安くなるのか、どのSIMを選択すればよいのかを紹介していきます。毎月の携帯料金が高いと少しでも思っている方はぜひ最後まで読んでいってくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1010201)
そもそもSIMとは?
SIMカードとは、スマホに絶対必要なICカードのことです。中身は、携帯利用者の電話番号や識別番号が入っております。それを元にしてメールに送信をしたりしています。
つまり、SIMカードがないと携帯でインターネットも電話もすることができないということになります。携帯の心臓といってもいいほど大切なものなのです。
データを移行する際にも必要となり、水没や破損に気を付けて安易にいじったりしないようにすることをオススメします。
格安SIMとは?
先述では、SIMカードについての役割を紹介してきましたが、ここではタイトルにもあります「格安」SIMカードを紹介していきたいと思います。
そもそも何故「格安」でSIMカードを販売できるのかというところから解説していきます。その理由は、大手携帯会社である「au」や「softbank」の回線を利用しているからなのです。
回線のみを利用することにより、維持費・人件費などを削減しているため「格安」でSIMを販売することを実現させています。
格安SIMのメリットとは?
ここでは、格安SIMにすることによりどのようなメリットがあるのかを4つ紹介していきます。
安くなるだけでなく他にどのようなサービスやお得な利益を得られるのかを知ることにより大手キャリアのSIMカードと格安SIMカードの違いをさらに詳しく知ることができます。
ただし一口に「格安SIMカード」といっても提供している会社によってサービス内容が異なりますので、取捨選択が後悔しないためにも大切となってきます。
- 料金が安くなる
- 安いのに年縛りがないものが多い
- 各会社独自のオプションがある
- GB料金プランが豊富
料金が安くなる
格安SIMの最大のメリットとも言えます「料金が安くなる」ことです。大手キャリアの場合、月額の平均料金が8000円ほどだとすると、格安SIMは平均料金が2700ほどとなります。
格安SIMに交換するだけで単純計算で年間約6万円ほど安くなることになります。
安いのに年縛りがないものが多い
よく2年縛り・3年縛りがあるプランがありますが、この格安SIMには年縛りがないプランが多いです。
しかし、縛りがあるプランもありますので条件をよく確認してから契約するようにして下さい。解約に手こずる恐れがあります。
各会社独自のオプションがある
例えば、通話の最初10分間は無料であったり、特定のアプリでは通信料をカウントしないオプションなど数々あります。
通話を頻繁に行ったりする方は、かけ放題のプランにするなどのオプションがあるものにしましょう。
GB料金プランが豊富
月にどれくらいGBを使用するのか大体把握しておけば、それに合ったGBプランを選択することができます。
なのでGBを無駄にすることなく、効率的に毎月使う分のみ使用することが可能です。
格安SIMのデメリット
先述では、格安SIMのデメリットを各種紹介してきましたがここからはデメリットを4つ紹介していきます。
デメリットを知ることにより、自身が損をしにくくなりメリット内容に比べて割に合っているのかが分かるようになります。
デメリットも多い物もありますが自身が求めている条件を満たし、不満がなければそれほど大きすぎるデメリットはあまりありませんので、基本的にはメリットの方が多いです。
- 大手キャリアのメールアドレスが使用できない
- 家族間や同じキャリア間での無料通話ができない
- LINEのID検索ができない
- サポートが受けづらい
大手キャリアのメールアドレスが使用できない
大手キャリアのメールアドレスといいますと「au」「softbank」などのメールアドレスを使わせてもらうことができますが、格安SIMの場合はキャリアメールは利用できなくなります。
しかし、Gmailなどの無料のメールアプリを使えば特に大きな問題はありませんので、どうしても大手キャリアメールが使用したい方以外は気にならないでしょう。
家族間や同じキャリア間での無料通話ができない
大手携帯会社の場合だと同じ会社間の繋がりであれば通話料が無料になることも多いですが、格安SIMはない場合が多いです。
しかし、LINEなどの無料で通話できるアプリを使用すれば特に問題にはならないでしょう。
LINEのID検索ができない
このLINEのID検索システムは、大手キャリアの年齢認証システムであり、格安SIMの場合だと検索ができなくなってしまいます。
ですが、「QRコード」「ふるふる」を利用すればLINEで友達追加する方法はありますので、大きな問題にはなりません。
サポートが受けづらい
何か問題が起きた際に実店舗での相談ができません。大手キャリアですと店舗でのサポートを直接受けることが可能となります。
ですが、基本的には格安SIMの場合それが不可能です。そのため、公式サイトなどに掲載されている解決方法を自身で検索して発見してから解決する必要があります。
インターネットを使って問題解決できる方は大きな問題にはなりませんが、慣れていない方にとっては難しい点となります。
格安SIMを選ぶ際のポイント
どの格安SIMを選択するのかは、自身とマッチしている条件のものを選択することが一番重要です。ここでは、3つの選ぶ際のポイントを紹介していきます。
データ量・通話料金・各種オプションなど様々なサービスが各会社によって提供されていますので、求めている条件を満たす格安SIMを選択するようにしましょう。
特に契約期間の縛りがなければすぐに乗り換えができますので、求めている条件が変わった際も変更しやすいです。なので、できるだけ年間縛りのないプランのものをオススメします。
- 料金で選ぶ
- オプションで選ぶ
- データ量
料金で選ぶ
とにかく安いものがいい!という方は月額料金が安いプランで選択するのがオススメです。
なので、条件や契約書は良く確認してから慎重に決めるように用心しましょう。
オプションで選ぶ
かけ放題が欲しい、GBが多い方が良いなど各種会社によりオプションが異なりますので、満足のいくオプションがついているSIMを選択しましょう。
数多くの会社がそれぞれ異なったオプション付きのSIMカードを販売していますから、きっと自身に合ったものが見つかるはずです。しっかりと確認することが大切です。
データ量
人により月に使用するデータ量は異なりますが、とにかくデータ量が多い方が多い方が良いという方と、2Gで十分といった方がいると思います。
なので、データ量を重要視する方は各会社のデータ容量区分をよく確認してから契約するようにして下さい。
格安SIMの入手方法
格安SIMを購入できる方法は、販売している会社のホームページや大型家電量販店などで手軽に入手することが可能です。
また、ネットで購入する際に必要なものはクレジットカード・本人確認書類・フリーメールアドレスなど様々ありますので用意を忘れないようにして下さい。
また、18歳以上の未成年で高校生以外の方は、親の同意と親の本人確認書類も必要となりますのでそのような点にも気を付けて下さい。
まとめ:格安SIMが安いのは大手の回線を使用しているから
格安SIMは大手携帯会社の回線を利用しているため、人件費や維持費がかからないことが主な理由となっています。
毎月の料金が少し高いと感じているのであれば一度格安SIMにしてみることも視野にいれてみてはいかがでしょうか。人によりますが月額料金が半額以下になる方もいます。
自分の求めている条件にあった格安SIMを選択できれば大幅な節約にもなりますので、上手に各社提供のサービスを選択して利用していきましょう。