「Wi-Fiルーターを購入しようと思ってるけど種類がありすぎてどれがおすすめなのか分からない」、「何を基準に選べばいいかわからない」と悩んでいる方はいませんか?
Wi-Fiはインターネットを使う上で非常に便利な規格ですが、種類の多さや専門的な用語ばかりで結局どれが自分にあっているのか分からず混乱してしまいますよね。
この記事では、Wi-Fiルーターの選び方やあると便利な機能の紹介、実際に自宅の環境にあったおすすめのルーターをわかりやすく紹介しています。
自分にあったWi-Fiルーター選びの参考に、ぜひ最後まで読んでくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24221761#goog_rewarded)
Wi-Fiルーターの選ぶ基準とは?3つの基準を紹介
Wi-Fiルーターを選ぶ際に基準となる項目を3つ紹介します。
- 自宅の環境から選ぶ
- 通信速度から選ぶ
- 接続可能な台数の上限で選ぶ
自宅の環境から選ぶ
戸建ての家で家族みんなで利用する場合や、ひとり暮らしのマンションで利用する場合など自宅の環境によって求められるWi-Fiの機能は異なってきます。
戸建てでも1階建てなのか2階建てなのか、ひとり暮らしでもワンルームなのか1LDKなのか等でも変わってきます。
ポイントは、自宅の環境よりも少し余裕のある製品を選ぶことです。
通信速度から選ぶ
通信速度はWi-Fiルーターの通信規格によって決まっており、主な特徴が以下のとおりになります。
規格名 | 新名称 | 周波数帯 | 最大通信速度 |
IEEE802.11ax | Wi-Fi6 | 2.4GHz 5GHz |
9.6Gbps |
IEEE802.11ac | Wi-Fi5 | 5GHz | 6.9Gbps |
IEEE802.11n | Wi-Fi4 | 2.4GHz 5GHz |
600Mbps |
上から順に新しい企画となり、通信速度もそれに伴って速くなっているので表を参考に選びましょう。
接続可能な台数の上限で選ぶ
Wi-Fiルーターにはそれぞれ同時に接続可能な台数の上限が決まっています。
そのため接続するスマホやパソコンなどの台数を前もって確認しておきましょう。
ポイントは実際に接続する台数よりも多くの台数に対応している製品を選ぶことです。接続台数が上限よりも少ないと通信速度に余裕が出るためストレスなく利用することができますよ。
今Wi-Fiルーターを選ぶなら「Wi-Fi6」がおすすめ!
今からWi-Fiルーターを選ぶなら現時点で最も新しい無線LAN規格の「Wi-Fi6」がおすすめです。
今までのWi-Fiよりも通信速度が速く安定しているので、オンラインゲームや動画ストリーミングサービスなどを利用する際もスムーズに楽しむことが可能になります。
発売当初は価格が高価で手を出しづらい傾向にありましたが、最近では8,000円前後で購入できるものもありますのでWi-Fi選びに迷ったら検討してみることをおすすめします。
あると便利なおすすめ機能4つを紹介
Wi-Fiルーターに搭載されていると便利な機能を4つ紹介します。
- 電波の安定性が見込める「ビームフォーミング」
- 複数端末で同時通信ができる「MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)」
- 周波数帯を自動で切り替えてくれる「バンドステアリング」
- 広い範囲に電波が届く「メッシュWi-Fi」
電波の安定性が見込める「ビームフォーミング」
ビームフォーミングとは、指向性の強い電波を使ってWi-Fiルーターから離れた場所や障害物が多い場所でも通信速度が届きやすくなる機能のことです。
ただ無線ルーターだけではなく接続する端末側にもビームフォーミング機能に対応していなければ利用することができないので注意が必要です。
複数端末で同時通信ができる「MU-MIMO」
MU-MIMO(マルチユーザーマイモ)とは、複数の端末を接続していても通信速度が低下せずに、広い範囲にわたって電波を送信することができるできます。
家族全員で利用する場合や普段から接続台数が多めの方におすすめの機能と言えますね。
ただ、ビームフォーミング同様にMU-MIMOに対応した端末でないと利用できないのであらかじめ確認しておきましょう。
周波数帯を自動で切り替えてくれる「バンドステアリング」
バンドステアリングとは、Wi-Fiルーターと接続する端末の電波状況に応じて周波数帯を自動で切り替えて切れる機能になります。
これにより手動で周波数帯を切り替える必要がなくなり、より快適な通信を行うことが可能です。
広い範囲に電波が届く「メッシュWi-Fi」
メッシュWi-Fiとは、網状にネットワークを張り巡らせ広い範囲に電波を届けてくれる機能です。
ですので、壁などの電波を阻む場合や遠くの部屋にも安定した速度で通信が行えるのです。
ひとり暮らしでそこまで広くない住居の方よりも、複数人や広めの住宅で利用される方におすすめの機能と言えます。
Wi-Fiルーターのおすすめ人気ランキング3選
Wi-Fiルーターのおすすめ人気ランキングを3選紹介します。
- 1位:Aterm WX5400HP PA-WX5400HP
- 2位:AirStation WSR-1800AX4S/DBK
- 3位:AirStation WSR-3200AX4S-BK
1位:Aterm WX5400HP PA-WX5400HP
Wi-Fiルーターのおすすめ人気ランキングの1位は「Aterm WX5400HP PA-WX5400HP」です。
Wi-Fiルーター売れ筋ランキングで1位を取り、圧倒的な口コミ数を誇る「Wi-Fi6」対応のルーターになります。
3階建の戸建てや4LDKのマンションなどの広い範囲にWi-Fiを張り巡らせる「メッシュ中継機能」やWi-Fiの端末ごとに適切な周波数帯に自動で切り替えてくれる「ハンドステアリング」が搭載されています。
他にも様々な搭載されており、Wi-Fi接続台数も36台とかなり多いので迷ったらこちらの製品を利用すれば困ることはないくらいハイスペックな商品と言えますね。
2位:AirStation WSR-1800AX4S/DBK
Wi-Fiルーターのおすすめ人気ランキングの2位は「AirStation WSR-1800AX4S/DBK」です。
国内で人気のPC周辺機器メーカーのバッファローが出している「Wi-Fi6」対応のルーターになります。
前述でも紹介した「ビームファーミング」や「ハンドステアリング」機能が搭載しており、TWTという機能でスマホのバッテリーを節約してくれるので端末の電池を長持ちさせてくれます。
ルーター設置時には動画内で手順を説明してくれるので、初めての方でも簡単に設定することが可能なのも嬉しいポイント。
3位:AirStation WSR-3200AX4S-BK
Wi-Fiルーターのおすすめ人気ランキングの3位は「AirStation WSR-3200AX4S-BK」です。
こちらも2位の製品同様でバッファローの「Wi-Fi6」対応のルーターになります。
大容量・多台数通信に強いルーターになっており、高画質な動画配信サービスを利用するときでも高速化された5GHzでどこでも快適に楽しむことができます。
前述でもお伝えした、あると便利な機能も一通り搭載しているので広いお家でも安定したネットワークを楽しめますよ。
戸建て対応のWi-Fiルーターならこれ!3選
戸建てに対応しているおすすめWi-Fiルーターを3選紹介します。
- Aterm WX3600HP PA-WX3600HP
- AirStation WSR-5400AX6S-MB
- TUF-AX5400
Aterm WX3600HP PA-WX3600HP
戸建てに対応しているおすすめWi-Fiルーターの1つ目は「Aterm WX3600HP PA-WX3600HP」です。
快適な複数台同時接続に加え最新のWi-Fiセキュリティ規格「WPA3」を搭載している「Wi-Fi6」対応ルーターです。
WPA3は無線通信における暗号化規格の最新版でインターネットからの不法侵入を防いでくれる安心のセキュリティ機能になります。
安定通信機能搭載や36台と多めの接続台数、セキュリティ面など文句なしの性能となっているのでおすすめです。
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AirStation WSR-5400AX6S-MB
戸建てに対応しているおすすめWi-Fiルーターの2つ目は「AirStation WSR-5400AX6S-MB」です。
こちらも大容量・多台数通信に強い「Wi-Fi6」のルーターで、従来規格Wi-Fi 5より約2.7倍高速化が可能となりました。
手軽にメッシュネットワークを実現する「Wi-Fi EasyMesh」機能が搭載されており、かんたんにセットアップできる他、最適な通信経路を自動で選択してくれるので快適な通信が行えます。
TUF-AX5400
戸建てに対応しているおすすめWi-Fiルーターの3つ目は「TUF-AX5400」です。
機能の良さで1位を誇る「Wi-Fi6」対応のデュアルバンドゲーミングルーターになります。
通信速度や安定性、耐久性はピカイチで、複数のルーターにをつなぎ合わせ広範囲にまで通信できるメッシュネットワークシステム「AiMesh」に対応しています。
他のルーターと比べ値段は張るもののそれに見合った性能であることは間違い無いでしょう。
一人暮らしにおすすめ!コスパ重視Wi-Fiルーター3選
コスパ抜群の一人暮らしにおすすめなWi-Fiルーターを3選紹介します。
- BUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WCR-1166DS
- BUFFALO 無線LAN親機 WMR-433W2-BK
- NEC Aterm PA-WG1200CR
BUFFALO WiFi 無線ルーター WCR-1166DS
コスパ抜群の一人暮らしにおすすめなWi-Fiルーターの1つ目は「BUFFALO WiFi 無線ルーター WCR-1166DS」です。
手のひらサイズでありながら、11acデュアルバンド対応で高速・安定通信が可能です。
「ビームフォーミング」で安定した通信が出来る上、接続可能台数は6台と一人暮らしには十分な性能と言えますね。
コンパクトだから狭い場所でも置くスペースに困らず、初期設定も簡単なのでかなりおすすめのルーターになります。
BUFFALO 無線LAN親機 WMR-433W2-BK
コスパ抜群の一人暮らしにおすすめなWi-Fiルーターの2つ目は「BUFFALO 無線LAN親機 WMR-433W2-BK」です。
持ち運びが可能でその重さは単三電池よりも軽い19gとなっており、ホテルやフリーWi-Fiなどに無線で中継接続ができるので外出先でも快適に通信が行えます。
不正アクセスを防止するワイヤレスWAN内蔵でセキュリティ面も安心して利用ができます。
今回紹介するルーターの中でも一番コスパがいいので、一人暮らしの方やそこまで機能は重視してない方におすすめですよ。
NEC Aterm PA-WG1200CR
コスパ抜群の一人暮らしにおすすめなWi-Fiルーターの3つ目は「NEC Aterm PA-WG1200CR」です。
3LDK対応なのでちょっと広めのお家に住まわれている方におすすめのルーターです。
オンラインゲームを楽しもう!ゲーミングルーター3選
オンラインでよくゲームをする方におすすめのゲーミングルーターを3選紹介します。
- TUF Gaming AX5400
- RT-AX86S
- RT-AX82U GUNDAM EDITION
TUF Gaming AX5400
おすすめのゲーミングルーター1つ目は「TUF Gaming AX5400」です。
最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」であり、これまでの高速Wi-Fiルーターと比較しても約2.7倍高速です。
ゲーミングLANポートに接続されたデバイスはゲーム時に優先的にパケットを処理してくれるのでスムーズなプレイが可能になります。
設定の方はアプリを使って容易に設定することができ、全体的にハイスペックな性能のゲーミングルーターになります。
RT-AX86S
おすすめのゲーミングルーター2つ目は「RT-AX86S」です。
こちらも最新のWi-Fi規格「Wi-Fi6」であり、従来より通信速度が3倍速になりました。
「悪質サイトブロック」「脆弱性保護」「感染デバイス検出/ブロック」の3つのセキュリティ機能により外部の脅威から強力保護してくれるのも安心できるポイント。
少々高価ではあるものの、その分ゲーミングルーターとしての機能性はかなり高い製品となっていますよ。
WN-DAX3000QR
おすすめのゲーミングルーター3つ目は「WN-DAX3000QR」です。
最新規格Wi-Fi6対応のルーターになっており、非常に早い処理速度をもつ「クアッドコアCPU」を搭載しているため安定したゲームプレイができます。
複数同時接続でも安定した電波を届けてくれる「MU-MIMO」やフィッシング詐欺、ウィルス配布サイトなどをブロックしてくれる「ネットフィルタリング」機能も搭載されています。
比較的コスパが良く、機能面も申し分ないので手軽にゲーミングルーターを購入したい方におすすめですよ。
Wi-Fiルーターのおすすめの設置場所はどこがいい?
Wi-Fiの電波は家具や壁などの障害物に弱く、水辺などの湿気が多い場所も電波を弱くしてしまう傾向にあります。ですので以下のポイントを抑えましょう。
- 部屋の中心に置くのが理想的
- 床から1〜2m離れた場所
- ルーターを布等で覆わない
- 家電製品や湿気の多いところから離れた場所
Wi-Fiルーターの機能を最大限に活かすためにも自宅の環境にあった最適な場所にWi-Fiルーターを設置しましょう。
Wi-Fiルーターはどう選べばいい?まとめ
Wi-Fiルーターを選ぶときはまず自宅の間取りや広さ、接続台数や用途に応じて選ぶことをおすすめします。
自分にあったWi-Fiルーターを見つけることでネットワークを最大限に活かして楽しむことができますよ。
ちなみに今から選ぶなら「Wi-Fi6」対応ルーターがおすすめです。安定性の高い高速通信や複数の同時接続でも電波が届きやすいのでストレスのないネットワークを楽しむことができます。
最近では比較的お手頃な値段の「Wi-Fi6」対応製品も出てきているので、前述でおすすめしているWi-Fiを参考にしながらぜひ自分にあったルーターを探してみてくださいね。