これからマンション購入の流れを説明していきますが、マンション購入のタイミングは様々です。
しかし何から手を付けたら良いのか分からない方がほとんどです。あなたの理想の暮らし、どんな感じでしょう?どんな環境で生活したいですか?
ここではマンション購入の流れを詳しく解説していきます。あなたに合ったマンション購入の流れが把握出来ると思いますので最後までお読み下さい。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/24605267
マンション購入の流れ①資金計画を立てる
マンションの購入を考えたら、先ずは予算を決めましょう。具体的に頭金はいくら払えるのか?毎月の返済はいくら負担出来るのか?収入や支出、今後の人生設計を考慮し、自己資金額や、借入額を決めましょう。
マンションに住み始めたあとは、管理費や修繕積立金、固定資産税なども支払う必要があります。一般的には、住宅ローンを借入れたあとは、20~30年かけて返済していくのが一般的です。
親族などからの資金援助を受けて自己資金を増やし、借入額を減額し、返済負担を減らすことも出来ます。マンションに住み始めたあとは、管理費や修繕積立金、固定資産税なども支払う必要があります。
文頭にもお伝えしたように、今後のあなたのライフプランが資金計画を大きく変動する事が分かります。2021年の三井純友信託銀行による興味深い意識調査の資料を是非ご参考下さい。
全体的には3割の世帯が「何らかの検討をしたことがある」、7割の世帯は「検討したことはない」と回答
マンション購入の流れ②物件情報の収集・絞りこみ
先ずはエリア。交通アクセスや築年数、耐久性も大切です。簡単に買える物ではありませんし、今後、一生のお付き合いになる可能性もありますのでじっくり考えましょう。
あなたの将来のライフスタイルや家族の状況で、職場までの距離や教育環境やなど、結婚をしていれば、お互いの実家までの距離等。坂道の有無等、思い当たる条件は全て書き出してみるのも良いでしょう。
全て条件は出ましたか?そうしましたら、今あなたが思う条件の譲れない物から順に並び変えてみましょう。徐々にあなたの理想がイメージされてくるでしょう。
マンションを購入の流れ③物件見学
マンションを購入するために物件の見学は必須です。あなたがそこに住んいるイメージをしてみましょう。
モデルルームは、実際のお部屋と同じ間取りやデザインで、家具や家電も配置されています。設置してある家具に触れたり、ソファー部座ってみた時の見渡せる範囲なども確認してください。
あなたはそこにいて居心地は良いですか?モデルルームの扉や家具は、自由に開け閉めをしても問題ありませんのであなたのイメージを膨らませる為に是非試してみましょう。
マンションを購入の流れ④住宅ローン事前審査
金融機関の審査では、住宅ローンのを借入れる人の収入や職業、他の借入状況から、返済能力があるのかを確認されます。
本審査の前に事前審査があり、抑えておくポイントとしては、教育ローンや自動車ローンなどの他での借り入れを忘れない様にし、返済能力の見込みがあることを証明します。
もし申告を忘れてしまうと、本審査に通過できないかもしれませんのでそのような事にならないよう気を付けましょう。
マンション購入の流れ⑤重要事項説明・売買契約
重要事項説明は文字の通り、マンション購入の際にはとても大切な流れのつです。しかしながら、内容はとても難しく、本当に理解できているのか不安を感じる人も多くいます。
宅地建物取引しにより、書類を用いて買主であるあなたに記載されている対象の物件の細かい説明をしていきます。
不動産は高価な買い物です。後悔をしない為にも重要事項説明は必要です。株)マンションマーケットの記事にかなり詳しく説明されてましたので是非、抑えるポイントを確認してみましょう。
不動産を取り引きする時に説明を受ける大切な書類。理解がとても難しいのでここだけ押さえれば大丈夫というポイント
マンション購入の流れ⑥住宅ローン本審査
重要事項説明と売買契約が済みましたら、住宅ローンの本審査です。住宅ローンの本審査で落ちてしまう事が無いよう、落ちる要因を1つずつ潰しておきましょう。要因としては以下の4項目にご注意下さい。
- 勤続年数が足りない
- 適用金利で試算た際、返済能力が無いと判断された
- 車のローンをすでに組んでいる
- 使わないクレジットカードを契約している
勤続年数が足りない
勤続年数の観点から、勤続年数が短いと、返済不能と判断されて落ちるケースもあります。
摘要金利で計算した際、返済能力が無いと判断された
住宅ローン審査時の金利は通常より高く3~4%の金利で計算ますので注意が必要です。
車のローンを既に組んでいる
車のローンも含めた毎年の借入額が返済負担率の基準に引っかかることがあります。
使わないクレジットカードを契約している
消費者金融系のローンからの借り入れがある場合などが該当されます。
マンション購入までの期間は?
マンション購入から、引き渡しまでの期間のとしては1~3ヵ月で、新築の場合は3~6か月です。ここまでの流れを把握しておくと、マンションの購入時は慌てる事が無くなるので、覚えておきましょう。
情報収集から申し込み、審査を経て契約。更に住宅ローンの本審査等、多くの方が手順や必要書類の難しさを感じています。そのような場合は手続きから契約までを丁寧にサポートしてくれる不動産会社を選びましょう。
マンション購入のメリット
マンション購入のメリットと言えば、通勤、通学、買い物などの日常生活に密着した利便性の良い場所にマンションは多く、周辺の環境にもよりますが高層であれば眺望や風通しの良さもメリットと言えるでしょう。
マンションの殆どが鉄筋のため気密性も高く、冷暖房の効率が良く光熱費の節約にもなります。
セキュリティーの面でも、管理設備が整っているマンションが多く、入り口での管理人の目や、オートロックなどの設備も整っているのが主流です。
マンション購入のデメリット
デメリットと感じる内容は個人差がありますが、デメリットとしてよく聞かれる内容としては、間取りや内装、設備を自由に選べない。壁紙や素材を選べず満足できない場合があります。
最近ではペット可のマンションも増えましたが、物件によってはペットを飼うことが出来ないので、現在ペットのいる方やこれから何か飼おうと考えている方にはデメリットと言えるでしょう。
鉄筋とはいえ、隣と隣接しているマンションでは、上下階や隣の音の問題をよく聞きます。椅子などを引く音や物を落とす音、楽器などの音も通気口より伝わりやすいので考慮が必要です。
マンション購入までの流れについてのまとめ
マンション購入についてお話してきました。先ずは資金を把握し、あなたのイメージに合った条件の物件を探しましょう。直ぐに見付かるとは限りません。後悔の無いようじっくり吟味しましょう。
マンション購入には色んなタイミングで資金や書類の準備が必要です。物件によっても違いがありますのでその都度不動産会社に確認して進めましょう。
マンション購入には、住宅ローンの審査に通ることが必須です。こちらも準備を確実にしていきましょう。お話しした流れをもとに、あなたに合った理想の住まいを手に入れて下さいね。