仕事に行くのが憂うつで仕事を辞めたいと考えてしまうことありませんか?
でも、みんな働いているし「辞めたい」と思ってしまうことが甘えだと不安に感じてしまうことも…。
この記事を読めば、仕事を辞めて転職した方がいいのか、今の職場を続けた方がいいのかの悩みを解決できます。ぜひ、最後まで読んでみてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/25291555)
仕事を辞めたいとなる理由
仕事をやめたいと感じてしまうのにはどんな理由があるのでしょうか?
- 人間関係
- 仕事内容が合っていない
- 労働時間
- 給料に対する不満
- 社員評価のやり方
- 社風が合っていない
この他にも、仕事で嫌な思いをした時や月曜日の朝なんとなくなど様々なことが原因で「仕事を辞めたい」と感じてしまうことがあるでしょう。
これらすべて甘えによって感じてしまうのか不安になってしまうこともあると思います。しかし、そんなことはありません。
仕事を辞めたい理由を具体的に考える
なんとなく仕事をやめたいと感じているだけでは、転職したとしても次の会社で問題を解決できずモヤモヤしてしまう可能性があります。
そこで、今あなたが抱えている仕事に対する不満をできるだけ具体的に書き出してみましょう。また、不満への解決策も同時に考えてみましょう。
可能であれば、信頼できる上司や同期に相談してみるのも1つの方法です。自分では想像できなかった解決方法が見つかるかもしれません!
仕事を辞めるのはNGな理由
辞めたい気持ちだけで仕事をやめてしまうと次の転職先でも問題を抱えてしまう可能性のある理由についてです。
- 自分のスキルが足りていない
- 今仕事にやる気を感じることができない
スキルが足りていないなど、自分が原因で勉強をするなど行動を起こせば解決できることを理由に辞めるのはNGなことが多いです。
次の職場に転職したとしても、同じようにスキルが足りず「辞めたい」と思ってしまうかもしれません。
まずはスキルを身につけるて問題を解決できるように努力をしてみることが先決です。
仕事を辞めてOKな理由
では、仕事をやめても大丈夫な理由とはどのような理由なのでしょうか。
- 心身に不調が出ている
- 今の会社での将来を想像することができない
- 社風が合っていないなど会社に原因がある
これらのように、自身の力では解決できないことが原因の場合は、転職しても大丈夫な理由です。
どうして不満に思うのかをより具体的に考えておくと次の転職活動時に、どんな会社を選べばいいのかを自身で考える参考にできるでしょう。
仕事を辞めたいが今の仕事を継続する場合
今の職場で辞めたい原因を解決できるように頑張ろうとされる方に実践してほしいことがあります。
- 今の環境が辛いときは部署移動をお願いする
- 周りの評価を気にしすぎない
- 失敗は成長の機会と考える
- 仕事が人生の全てではないと考える
職場の中でも部署によってカラーがあるように、今の場所から移動することで辛い気持ちを軽くできるようになるかもしれません。
仕事が生活の全てではありません。必要以上に仕事内容や先輩の目を気にする必要はありません。休みの日など仕事が終わった後はリラックス出来るようにしてあげましょう。
また、新しい仕事をすると失敗もします。失敗を解決できるよう努力して、何が原因で失敗したのか分析することで、次同じ失敗をしないようにすると大丈夫です!
辞めたい方の転職活動の時期
転職活動を始める時期としては、在職中と離職後と大きく2つあります。始める時期としてはそれぞれメリット・デメリットがあるので自分に合った方法を選択するのが良いでしょう。
- 仕事が忙しいと後回しになりがち
- 生活費のことを気にせず、納得いく職場を探すことができる
- 生活に対する不安から焦って職場を決めてしまう
- ゆっくり転職活動に集中して行うことができる
経済的な理由から転職できないと悩んでしまうこともあるので、どちらがいいのか迷いますよね。
仕事を辞めたい時に得られる経済的支援
仕事を辞めた後に得られる支援として「失業保険」があります。ハローワークが管轄のため最寄りのハローワークに求職の登録が必要になります。
- 雇用保険被保険者離職票
- 個人番号確認書類:マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票のうちいずれか1種類
- 身元確認書類:(1)のうちいずれか1種類、持っていない場合は(2)のうち異なる2種類
(1)運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・写真付き資格証明書など
(2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書、年金手帳など - 証明写真2枚:縦3.0cm×横2.5cm
- 印鑑
- 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
失業保険給付金は4週間に1度交付されます。求職中であるが就職できていない場合に申請できるので、直近4週間で行った就職活動内容を認定日になると報告しにハローワークに出向きます。
申請が受理されてから支払いがあるまではおおよそ1週間程度かかります。
失業保険を受けられる条件
失業保険を受けるためには条件が2つあり、それを満たしていないと受給できません。
- 就職しようとする前向きな意思があり、いつでも就職できる能力があるにも関わらず、職業に就くことができない状態にある人
- 離職前に一定期間、雇用保険に加入していること
必要な雇用保険に加入している期間は「自己都合による離職」と「特定理由による離職」で異なります。
自己都合による退職に必要な雇用保険に加入している期間
自己都合による退職は、離職の日以前に2年間、通算して12カ月以上雇用保険に加入している必要があります。
特定理由による離職に必要な雇用保険に加入している期間
特定理由離職者は、雇用保険に離職の日以前の1年間に通算して6カ月以上雇用保険に加入している必要があります。
円満に転職できるように
気持ちよく次の職場へステップアップできるよう円満な退職をするのには抑えるポイントがいくつかあります。
- 退職時期は繁忙期を避ける
- 最低1ヶ月前、できたら2.3ヶ月前には退職の相談を上司にする
- 退職理由は前向きなことを話す
- お世話になった方々には直接退職の挨拶をする
退職したら終わりではありません。あなたが退職した後も同僚や上司に迷惑がかからないよう丁寧に引き継ぎを行うと印象よく退職できます。
仕事を辞めたい原因は見つかりましたか?
仕事を辞めたいと漠然と思っているだけの時は「甘え」ではないかと不安で心細くなってしまうこともあると思います。
- 辞めたい原因は何なのか自分の気持ちを書き出す
- 辞めたい原因を解決できないか考える
- 周りの信頼できる人に相談する
上記の方法を試して少しでも辛い気持ちを取り除けるように行動してほしいです。
私自身、仕事が原因で体調を崩してしまい転職を2度しています。「仕事を辞める癖がついてしまう」と心配しましたが、転職することで今は元気に働くことが出来ています。
仕事は生活の一部から切り離すことのできない時間です。転職するメリットが大きく、悩みを解決でき、少しでも毎日を楽しいと思える時間にできるよう1歩踏み出してみませんか?