「最終面接で内定を獲得したい」「転職活動での最終面接の対策は何をすればいいのか?」「最終面接で注意・把握しておくべきことは何なのか?」、などとお考えではありませんか?
書類選考から通過してきて、最終面接に通ってなんとしても内定をもらいたいですよね。
今回、最終面接で内定を獲得するための対策について、記事にしましたので是非最後まで読んで参考にしください。
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【転職】最終面接の通過率!まだ安心してはいけない
最終面接の通過率は、50パーセントと言われており、一次面接と二次面接に通過したからといって安心してはいけません。
最終面接での面接官は、募集部署の責任者や社長、役員などの上層部の人が一般的には行い、自社愛が強く、企業の強みや業界を理解が求められます。
基本的には、一次面接と二次面接は実務能力を確かめるために行われ、最終面接は入社意欲やキャリアビジョンをどのように描いているか、社風に合っているかなどを確かめられます。
最終面接で、一次面接・二次面接と話す内容を変えない
一次面接・二次面接で話した内容と、一貫性を持って話すことが大事です。
「転職理由」や「転職の軸」など、よくある質問はブレずに同じ趣旨の答えを話すようにしましょう。
もし複数の企業を選考している場合、企業によって話す内容が違うこともあると思いますので、間違えないよう企業ごとに話した内容をまとめとおくとよいでしょう。
一次面接・二次面接とで話が相違していた場合、不採用になる可能性が高くなります。
自分を良く見せようとし過ぎない!自然体でコミュニケーション
自分を良く見せようと話を盛り過ぎたり、嘘をついてはいけません。
本当のことを話しているかは、会話をしていて表情を見れば分かるので面接官に見分けられて、不採用になる可能性が高いです。
自分を繕って話してしまわないためにも、話す内容を事前に準備して話することが大事となり、面接官は質問に自然な受け答えができる人物であるかという点も見ています。
そのため、準備してきたことが尽きた時に、スムーズに自然体でコミュニケ―ションがとれかを見極めており、応募者としては踏ん張りどころとなるでしょう。
最終面接で求める!リーダーシップ・マネジメント力があるか?
企業は、将来に数十人以上をマネジメントして、引っ張っていけるリーダーシップがあるかを見ています。
企業の上層部の人たちは、会社を成長させていきたいため、売り上げに貢献してくれる人物を求めているのです。
そのため、リーダーシップやマネジメント力をアピールできれば高評価が得ることができます。
前職で周囲を引っ張って、業務の改善・提案に努めたエピソードを話せるといいでしょう。
最終面接で見極めている!変化に対応できる人物か?
会社が成長していくためには、ずっと同じやり方で同じ業務をしているわけにはいかず、変化していかなければいけません。
入社してから職場に馴染むことや、部署を異動すること、管理職に就くといった場面で、新たな環境や立場に対応できる人物であるかどうかを、最終面接では見られています。
転職活動の最終面接の中で、変化する場面に対応できて成長していけることを話せるといいでしょう。
【転職】最終面接で抑えておきたい3つの質問
中途採用で、最終面接時に、必ず押させておきたい3つの質問をご紹介します。
「自己紹介をお願いします」
自己紹介は、緊張をほぐすためにされ、コミュニケーション力や職務の概略、その経験が当社に役立つのかを見極めております。
挨拶や自己紹介など、初めに話す5分間で印象やどのような人物かを判断されます。
「志望理由を教えてください」
志望理由を一次面接と二次面接で話したとしても、最終面接で聞かれる可能性は高く、更に熱意を持って話しましょう。
企業は目標や考え方が合致する応募者を採用したいと考えているため、志望理由を通じて当社と応募者とのマッチングをしているのです。
「同業他社ではなく、どうして当社に応募したのですか?」
当社と同業他社との違いを理解しているか、確かめるための質問です。
企業研究をし、企業理念や事業に共感して、同業他社より優れている箇所を伝えられるといいでしょう。
最終面接で逆質問は必ず考えておくべし【転職】
逆質問をしなければ、「弊社に本当に興味があるのか?」と思われてしまい、質問をしないと不採用になってしまう可能性は高くなります。
逆質問は、3つ以上考えておくようにしましょう。なぜなら、面接をしている中で、事前に考えていた質問内容についての会話をする可能性があるためです。
面接中に質問を思いつくこともあるとは思いますが、逆質問を何度求めてくるかも分からないため、逆質問は3つ以上準備しておきましょう。
最終面接での逆質問4つの例【転職】
中途採用の最終面接で、「何か聞いておきたいことはありますか?」と聞かれた時の解答例を4つご紹介します。
- 会社を経営される上で、最も大切に考えていることは何ですか?
- ○○様(面接官)から見て、御社の一番の魅力は何ですか?
- 入社までに少しでもスキルを高めたいのですが、勉強しておいたほうがいいことや準備しておいた方がいいことはありますでしょうか?
- ○○様(面接官)が仕事をしていてやりがいを感じる瞬間はなんですか?
転職活動に苦戦している方!一度目が最終面接である企業について
中途採用で最終面接まで通過するには新卒採用より難しく、苦戦しているという方のために、最終面接に早く通過する企業選びの方法を紹介します。
中途採用では、一度目の面接が最終面接で内定を出す企業があり、欠員を増員するために募集をかける場合が多く、採否を早く決定したいと考えています。
他の理由として、面接では実際の判断は難しい為、面接はあまり重要視していないという場合もあり、もし一度目が最終面接の企業を避けているのでしたら勿体ないです。
面接が一度しかしない会社はブラック企業であると、考えてしまってる人もいるかもしれませんが、必ずしもブラックというわけではない為、見極めて面接が一度の企業を選んでも問題ありません。
【転職活動】最終面接に内定を得るための対策「まとめ」
「落ちてしまうのではないか」と消極的に考えるのではなく、十分に準備を行い自信を持って最終面接を受けましょう。
自分を繕って話すのではなく自然体で話すことで、「一緒に気持ちよく働ける人物」であると思ってもらえるように話し、入社後をイメージしてキャリアビジョンを描き、高い入社意欲を伝えましょう。
最終面接の面接官目線で考え、よくある質問の答えをしっかりと準備して、あなたと企業の相性が良いということを伝えることで、好印象を与えられます。