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【初心者】おすすめの熱帯魚7種類と値段・飼い方をご紹介!

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なにか手軽に飼えるおすすめのペットを思い浮かべた時に、熱帯魚を浮かべる方も多いかと思いますが、飼い方が分からなかったり、何を準備すれば良いのか分かりませんよね。

この記事では初心者の方にでも分かりやすく熱帯魚の種類と飼い方についてまとめています。ぜひ最後までご覧になり、熱帯魚との新生活を迎える為のサポートにしてくださいね。

(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/3446064?title=%E3%83%84%E3%83%8E%E3%83%80%E3%82%B7)

初心者におすすめの熱帯魚を飼育する4つの基準

熱帯魚を飼育するにあたり、最低限の飼育基準が4つあります。下記のように順番に説明しますので、飼育を検討するなら最後までご覧ください。

熱帯魚の4つの飼育基準
  • 混泳の相性を考えて飼育する
  • 飼育する熱帯魚に水温を合わせる
  • ろ過フィルターの掃除頻度
  • 過密飼育をしない

混泳の相性を考えて飼育する

熱帯魚は色々な種類がいて体の大きさ、性格、餌に違いがあります。飼育環境が異なり混泳不可能な熱帯魚と混泳可能な熱帯魚がいるので覚えておきましょう。

混泳させてはいけない6種の熱帯魚とは?

熱帯魚の中には一匹狼みたいな性格や縄張り意識が強い魚種がいます。こういう性格の魚種は他の魚種との混泳は向いていません。

代表として、ベタ・アカヒレ・エンゼルフィッシュ・ブラックゴースト・スマトラ・セルフィンプレコ・の6種です。

大きい水槽で飼育して水草で小型の魚を隠す飼育方法もありますが、初心者向けではないのでおすすめできません。

混泳させても大丈夫な熱帯魚

性格が温厚だったり動きのスピードが同じぐらいの魚種は混泳可能です。動きのスピードが極端に違うと、餌を取られる事があるので注意しましょう。

混泳可能な熱帯魚は、ネオンテトラ・プラティ・グッピー・ゴールデンハニードワーフグラミーです。これらの魚種は温厚な性格だと言われています。

飼育する熱帯魚に水温を合わせる

熱帯魚は水温変化に弱いので夏は特に水温管理が大事です。熱帯地方に生息してるのに高温が苦手だというのは驚きますよね。

30度を超える高水温には耐えられないので、夏場は注意が必要です。水槽の適温が25〜26度なので、常にこの数値を保ちましょう。

5月中旬から外気温が上がってくるので、水温計を小まめに確認・エアーポンプでエアレーションの強化・冷却ファンの使用などの対策が必須です。

ろ過フィルターの掃除頻度

「フィルターは頻繁に掃除しなきゃいけない。」と思いがちですが、ろ過フィルターは汚れを濾し取りながら水質を安定させるバクテリアの住処としての機能を果たしています。

頻繁に掃除するとバクテリアが減少してしまうので、3ヶ月に1回か半年に1回を目安にすると良いでしょう。

過密飼育をしない

熱帯魚を飼育する基準として、過密飼育をしない為の計算があります。基本的に水量1リットルにつき体長1cmの魚を1匹飼育する事が理想です。

しかし水換えやろ過装置の性能を高めれば多めに飼育する事が可能なのですが、水換えを小まめにできない場合は水草を少し多めに入れましょう。

他の対策としては、エアレーションを取り付けると水中の酸素濃度を高められるのでオススメです。ただし流量を強くし過ぎると泳ぎ疲れてしまう魚種もいるので程々に調整してください。

安くて小さい、強靭な生命力を持つおすすめ熱帯魚のアカヒレ

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/5112720?title=%E7%86%B1%E5%B8%AF%E9%AD%9A%E3%80%80%E3%81%88%E3%81%95%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93)

アカヒレは低温や餌不足だったり、水質悪化にも強いコイ科の熱帯魚です。平均寿命は2〜3年ほどです。

価格相場は安くて1匹あたり100円前後で売られています。小さな見た目から想像できないくらい強靭な生命力があるので、初心者でも飼いやすいのです。

大人しい性格なのでメダカやネオンテトラと一緒に混泳させる事も可能ですが、餌を食べるスピードが早いので、ゴールデンハニードワーフグラミーなどの動きが遅い魚、大きい魚とは混泳させないようにしましょう。

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酸欠に強くて寿命が長い!ゴールデンハニードワーフグラミー

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4690147?title=%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%BC)

グラミー種の中でも小さく体長は最大5cmほどで平均寿命は3〜5年くらいです。温厚な性格で混泳に向いてますが動きが遅いので、他の魚に餌を取られてしまいがちです。別の水槽で飼育するのも良いでしょう。

価格相場は1匹あたり600円くらいで売られています。特徴としては、ラビリンス器官という呼吸器官をエラに持っていて空気中から直接酸素を取り込む事ができるので、酸欠に強い熱帯魚です。

また繁殖を簡単に楽しめます。泡巣を作って卵を生み、泡はこの熱帯魚の粘液と飼育水で出来ておりただ水面に浮かんでるだけなので、混泳させるなら他の熱帯魚や水流から守れるように工夫しましょう。

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初心者が飼いやすい熱帯魚の代表格であるネオンテトラ

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23838763?title=%E7%86%B1%E5%B8%AF%E9%AD%9A%E3%80%80148%E3%80%80%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%88%E3%83%A9%E3%80%807)

ネオンテトラは熱帯魚の代表と言ってもいいくらい熱帯魚を飼う中で選ばれやすいですくカラシン科で平均寿命は1〜2年ほどの小魚です。価格相場は1匹あたり90円前後です。

群泳する魚種なので飼うなら5匹くらいまとめて飼育する事をオススメします。基本は温厚ですが、小型なのに大食漢で餌を食べてる時に他の魚に攻撃的になる事も。太り過ぎないように餌の量を調整しましょう。

人気度が高いので人口繁殖が盛んに行われていてどこのショップでも必ず売っていますが、繁殖環境を整えるのが難しいので、一般家庭の水槽で繁殖させるのは厳しいです。

温厚な性格で水質に強い熱帯魚!初心者におすすめのグッピー

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/25155075?title=%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%B0%E3%83%83%E3%83%94%E3%83%BC)

グッピーもネオンテトラと同じく熱帯魚と言えば代表的な魚種です。カダヤシ科で日本のメダカに近く、平均寿命は1〜2年ほどです。国産だと1ペア1,300円〜、外国産だと1ペア280円〜くらいです。

非常に繁殖しやすくオスとメスを混泳させると気づいたら数十匹に増えてるなんて事もあるので、繁殖する気がなければオスとメスは別の水槽で飼育しましょう。

温厚な性格で水質変化にも強く初心者には飼いやすいのですが、アベニー・パファーのような肉食系、気性の荒い魚種との混泳はやめてくださいね。

ヒレが長くて小型なので素早く泳げません。他の魚に餌を食べられてしまいがちなので、ちゃんと給餌できてるか頻繁に観察しましょう。

低温に強くて生存力があり、人に慣れやすいプラティ

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/25615726?title=%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3)

グッピーと同じく繁殖しやすいのがこのプラティです。カダヤシ科で平均寿命は1〜2年ほどです。1匹あたり220円くらいです。環境下が悪くても生存力があり、餌不足でも耐えられる魚種です。

温厚な性格で混泳が可能なのと、人に慣れやすいそうです。低温に強く、冷房が効いてる部屋ではヒーター無しでも飼育できますよ。

品種改良が盛んに行われていて、尾ビレの付け根にミッキーマウスみたいな模様があるのはミッキーマウスプラティと呼ばれています。

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熱帯魚と言ったらこの魚!長寿で大きいエンゼルフィッシュ

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/481121?title=%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%BC%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%EF%BC%93)

エンゼルフィッシュも熱帯魚で代表的な魚種ですね。熱帯魚の絵を描くとしたらこの魚を描く方も多いでしょう。

平均寿命は5〜6年で、価格相場は国産だと1匹あたり700円〜です。ただし色々な種類がいるので、店頭でよく見て選んでください。

ややきつめな性格なので混泳させるにはコツが必要ですが出来れば混泳させない方が良いです。エンゼルフィッシュ同士で飼育するのがベストですね。

種類によっては最大30cm以上になるのもいるので、その場合は高さが45cmくらいある水槽を用意しましょう。

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ヒレが美しくて魅力的、一匹で飼うのがおすすめのベタ

(出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/22507794?title=%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E3%80%80%E3%83%99%E3%82%BF)

何ともヒレが魅力な熱帯魚で、オスは金魚のように大きなヒレを持つ淡水魚です。チョウセンブナ種で平均寿命は1〜3年ほどです。価格相場は1匹あたり550円〜ですが、アクアリウムショップだと数千円くらいです。

価格の差はグレードによりますが、コンテストに入賞するベタは数万円したりします。ヒレの形状が豊富で品評会が世界規模で行われるほど世界中から愛されています。

小さなボトルで飼育すると水質悪化が早まるので25cm以上の水槽で飼育しましょう。気性が荒くて同種でも性別関係なく攻撃したりどっちかが息絶えるまで闘う事も…。1匹を単独で飼育するのがベストです。

初心者が熱帯魚を飼う際に押さえる5つの注意点

熱帯魚の飼育には多くの注意点があります。以下に初心者が熱帯魚を飼育するときに押さえておくべき注意点を5つご紹介します。

初心者が熱帯魚を飼育する為の5つの注意点
  • 魚種の選定
  • 適した水槽の選定
  • 水質管理
  • 餌の与え方
  • 環境管理

魚種の選定

熱帯魚には様々な種類があります。初心者は、飼育しやすく病気に強い種類を選ぶ事をおすすめします。また、同じ水槽で飼育できる魚種を選ぶ事も重要です。

適した水槽の選定

熱帯魚を飼育するには適切な水槽が必要です。水槽の大きさは、飼育する魚種と数に応じて選びます。水槽内にはろ過装置を取り付け、定期的に水を交換する事が必要です。

水質管理

水質管理はとても重要です。熱帯魚はデリケートな生き物で、水質が悪いと病気にかかる事があります。

定期的に水質検査を行い、必要の応じて水を交換し、ろ過装置を掃除しましょう。

餌の与え方

餌の与え方も重要なポイントで、適切な量と頻度で餌を与える事が大切です。過剰な餌の与え方は水質の悪化を引き起こす事がある為、適量を守りましょう。

環境管理

熱帯魚は環境に影響を受けやすい生き物です。水槽の場所や周囲の環境を考慮し、適切な温度や照明を維持する事が必要です。

熱帯魚を飼う前に準備するおすすめのアイテム5選

熱帯魚を飼育しようと思った時に「何を用意すれば良いのかな?」と思う事もありますよね。今回は初心者向けに、最低限用意するアイテムの中で必須アイテムを5つご紹介します。

熱帯魚飼育の必須アイテム5つ
  • 一番重要な水槽
  • ろ過フィルター
  • エネルギー源のフード
  • ベストな水槽環境を!水槽用ヒーター
  • 熱帯魚と水草を美しく魅せてくれる照明器具

一番重要な水槽

熱帯魚飼育アイテムの中でも水槽は簡単に変える事は中々ないでしょう。最初にどれにするかが肝心ですね。水槽にはサイズが統一された規格水槽があります。

照明やろ過フィルターも規格水槽を基準に作られているので、アイテムを揃えやすいですよ。他には立方体のキューブ水槽があったり、大型水槽、かわいい小型水槽など種類があります。

水槽はガラス製、プラスチック製、アクリル製の3種類が存在し、違いが分かりにくいのですがガラス製は透明度が高く、傷つきにくいしアクリル製より安価で主流です。

プラスチック製はガラス製より安価で軽量で、ベタの飼育や稚魚用、病気時の時に使用されています。アクリル製は軽量で頑丈ですが傷つきやすく3種類の素材の中で一番高価です。

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ろ過フィルター

水槽の水はお魚のフードの残りやフン、水草の枯れ葉が原因で有害物質であるアンモニアなどを発生し、汚れてしまいます。

水中モーター式フィルター、外掛け式フィルター、上部式フィルター、外部式フィルター、底面式フィルター、スポンジフィルター、オーバーフローの7種類に大別されます。

初心者向けに使いやすいのが外掛け式フィルターで、水槽の縁に掛けるだけという手軽な設置で使用できます。音が静かで流量を調整できて多くの熱帯魚に対応しています。

エネルギー源のフード

熱帯魚のフードは大きく分けて3種類ですがそれぞれ特徴があり、水槽や魚種によってフードが違います。

人工フード・生エサ・活きエサの3種類です。人工フードはその名の通り改良された物で、栄養バランスに優れた物や水の汚れを抑える物、色揚げ用の物があります。

生エサは冷凍の赤虫や冷凍ミミズがメインで嗜好性が高く、常温保存ができません。嗜好性が高いので沢山食べてくれます。水質悪化の注意が必要です。

活きエサは生きた赤虫や金魚、コオロギがメインです。栄養価が高いのでお魚も好みます。魚種によっては欠かせません。

ベストな水槽環境を!水槽用ヒーター

元々熱帯魚が住んでる地域は日本みたいに四季がありません。体温調節ができない熱帯魚にとって、寒い季節、朝晩の水温の変化は身体に負担がかかります。

それを防ぐのが水槽の水を程良く加熱して維持する水槽用ヒーターです。種類は大別して2種類です。水中に設置し、コンセントに差し込むだけで水を温められて設定温度に調節できるオートヒーター。

二つ目はダイヤルで温度設定ができるダイヤル式ヒーターがあります。ヒーターとサーモスタットが一体化になっていて、サーモスタットの制御機能で温度の上下を防いでくれます。

1℃単位で調節できるので生体に合わせた水温設定が可能です。ただし一体化なのでヒーターかサーモスタットのどちらか故障した場合は丸ごと買い替えなければいけないのがネックですが初心者向けのヒーターです。

熱帯魚と水草を美しく魅せてくれる、照明器具

水槽に欠かせないアイテムである照明器具をご紹介します。照明器具の光が生育に重要で、2種類あります。

現在の照明器具で最も使用されているのがLEDで、魚種に合わせた色に調節でき、明るいのに寿命が長く安価でコストパフォーマンスも抜群です。最近の物の中には水草の生育が可能なのもあるので検討してください。

二つ目は蛍光灯です。水草の生育に重要視するなら蛍光灯が良く水草の成長に必要な光合成をLEDより促せるのが利点です。安価で複数本を導入してみても良いですね。寿命は半年から一年程度なのがネックです。

どこに重点を置くかで購入した物が違ってきますね。熱帯魚を飼育したいと思ったときはこういうアイテムもよく調べてみましょう。

 

【まとめ】初心者におすすめの熱帯魚と飼い方とは?

初心者向けにおすすめの熱帯魚と飼育のポイント、必須アイテムをご紹介しました。最初は「熱帯魚を育てるのって難しそう」って思う方も多いでしょう。

ですがこの記事を最後まで読んで飼育してるイメージが少しでもできたかと思います。

あなたにはどの熱帯魚が合っているか、お部屋のインテリアの雰囲気に合わせて魚種を選んでみるのも楽しいでしょう。

普段の生活を一味違くする為にも、熱帯魚を飼育するか検討してみてください。ぜひ、熱帯魚ライフを楽しめますように!