「仕事でストレスを感じていて、辞めたい。」「仕事を辞めたいけど、次の転職先はどうしよう」などと頭を抱えていませんか?
仕事は毎日出勤しなければならないので、仕事に行きたくないと感じているのに、いかなければいけないのは本当に大変ですよね。
この記事では、仕事をスッキリ辞めるためにどんな準備が必要か、どうやって次の転職先を選べば良いのかについてご紹介します。
仕事を辞めたいと考えているのであればこの記事が参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
(アイキャッチ画像出典:https://unsplash.com/photos/NbtIDoFKGO8)
仕事を辞めたい理由を紙に書き出す
早速ですが、仕事を辞めるにあたってはじめにして欲しいのが、自分の考えを整理することです。その方法として「紙に書き出す」ことをしてみましょう。
紙に書き出すことで、仕事を辞めたい理由が明確になります。そうすることで、自分が辞めたい理由をしっかりと分析することができ、次の進路に活かせます。
例えば、人間関係に不満があるのであれば、どういった点が不満なのか。仕事内容に不満があるのであれば具体的にどの内容が不満なのかを書き出します。コツは、思い浮かぶ内容をとにかく書き出すことです。
このように、辞めたい原因を書き出すことで、自分の辞めたい理由を明確にすることができます。心の中を書き出すことで、今後の対策も見えてくるでしょう。
仕事を辞めても後悔しないか、もう一度確認
現在の職場の待遇が良いのであれば、もう一度本当に辞めるべきか考えた方がいいです。なぜなら、今の職場は仮にもあなたが就職したいと一度は思った会社。
辞めたいと考えている間はネガティブな考えが頭を支配しているので、今いる会社のメリットを忘れてしまっているだけかも知れません。
また、転職すると収入が下がる可能性や職場が遠くなる可能性もあります。今の会社の良さを忘れて転職に踏み切ってしまうと、次の職場で新たなストレスを感じてしまうこともあります。
今の職場の待遇が世間的にみて良い職場なのであれば、一度考え直してみるのが良いです。その上で、やはり転職したいと感じるのであれば、自信を持って転職した方がいいです。
仕事を辞めたい時の適切な期間
仕事を辞める際にかかる期間を以下に記載していきます。最低でも1ヶ月ほどかかると思っておいた方が良いでしょう。
- 退職の意思表示(1~3ヶ月前)
- 退職願を提出(1ヶ月前)
- 仕事内容の引き継ぎ(退職願が受理されてから退職までの間)
1番仕事内容の引き継ぎが重要で、引き継ぎさえしっかりできていれば会社としてはありがたいと思います。
上記の流れで退職を進めると周りにも大きな迷惑はかけずに、退職することができるでしょう。
仕事を辞めたい時に準備するもの
仕事を辞める際に必要な準備を記載します。抜け漏れが無いかチェックしてみましょう。
- 退職届を提出
- 会社備品の返却
- 雇用保険被保険者証を受け取る
- 年金手帳を受け取る
- 源泉徴収票を受け取る
- 離職票を受け取る
- 退職証明書を受け取る
基本的に会社側から渡されるものなので、自分で役所に行って用意しないといけないというものではありません。
ただ、退職日までに会社側から渡されていないようであれば、一度確認するようにしましょう。
上記のものを受け取らないと、退職した後に取りに戻ることになる場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。
仕事を今すぐ辞めたいけど辞めれなかったら・・・
仕事を辞めたいと思っているけど、なかなか行動に移せないという方は少なくありません。会社を辞める旨を上司に言うのが怖く、ストレスを抱えたまま仕事を続けてしまう人は多くいます。
そのような人がかかる病と今すぐ辞めるための対策を以下の2つにまとめました。
- 適応障害にかかってしまう可能性がある
- 退職代行サービスの利用
思わぬ病にかかってしまう可能性もあるので今すぐ辞めるための対策を紹介していくので、悩んでいる方は見てみてください。
適応障害にかかってしまう可能性がある
ストレスを抱えてしまうと起こる病気です。適応障害はその中でも一番有名なものなのではないでしょうか。
この病気にかかってしまうと、常に不安を感じたり眠れない状態が続いたりします。その結果、心身ともに病んでしまいます。
なので、病んでしまい復活に時間をかけるより、職場にどうしても耐えられない場合はすぐに辞めましょう。
退職代行サービスの利用
どうしても辞められない時の対策としては、退職代行サービスを使うのも一つの手です。このサービスを使えば自分が会社とやりとりせずに退職することができます。
多少お金はかかりますが、前項でも述べたようにストレスを抱えたまま仕事を続けていると危ないので、退職代行サービスを使うのがオススメです。
仕事を辞めたい時どのように伝えればいい?
極論「辞めます」の一言で問題ありません。ただ、上司はなぜ辞めたいのか100%で聞いてくると思います。
その理由はなるべく相手が引き止めづらい理由を用意しておくと、面倒なことはないでしょう。ダメなのは「辞めようか迷っている」というスタンスの理由だと引き止めにあってしまうので注意しましょう。
例えば「やりたい仕事が見つかった」「次のステップに進みたい」などです。このような前向きの理由を伝えれば、会社側も引き止めづらいので、辞めやすいでしょう。
仕事を辞めたい時に家族に報告すべき?
1人で決断できない場合は人生の先輩である両親などに相談してみるのも一つの手です。
ただし、結婚して家庭がある場合は夫もしくは妻に相談したほうがいいと思います。一緒に生活していく中であなたの給料のウエイトが高ければ高い程家族への負担が大きくなります。
限界が来ていて相談もする間もなく辞めたとしても、落ち着いてからしっかりと今後の話も含めて、話はしておいた方が良いかと思います。
転職活動のコツ
今の職場から退職する前に転職活動をするのがコツです。退職してからだと、ブランク期間ができてしまうからです。ブランク期間があることで、主に2つの問題が生じます。
- 休職期間を不審に思われる
- 経済面での問題
ブランク期間によって発生する問題2点について紹介していきたいと思います。
休職期間を不審に思われる
休職期間が短ければ特段問題にはなってきませんが、長くなると転職先の採用担当社にとっては「どこの会社も取らない人間なのでは?」と転職活動がうまくいっていないイメージを持たれる可能性があります。
前の職場でのトラブルも疑われる可能性もあるので、退職前に転職活動を進めて行くのが得策かと思います。
経済面での問題
転職活動には交通費、スーツ代、証明写真などなにかと費用がかかってきます。1つ1つの額は大きくなくても、まとまると意外に大きな額になります。
退職後は給料なしで出費だけがかさんでいくので経済的に苦しくなってしまうケースが考えられます。
なるべく不安要素を減らすためにも、在職中の転職活動をオススメします。
お金に余裕があるなら、時間を空けてもOK
お金に余裕があるなら休職期間を楽しむのも1つの方法でしょう。
自分のストレスが完全になくなる前に新しい環境に飛び込んでしまうと、余計にストレスがかかってしまいます。その結果。ストレス性の病気にかかってしまうことも少なくありません。
休職期間に旅行に行ったり、ゆったりと読書を楽しんだりと、自由な時間を最大限満喫することも考えてみてはいかがでしょうか?
このような、自己投資的な休職期間であれば面接で尋ねられても自信を持って答えることができるでしょう。
仕事を辞めてもなんとかなる!
どうしても耐えられないストレスを感じている場合は仕事を辞めてしまいましょう。
仕事を辞めたからといって人生が終わるわけではありません。何回でもやり直すことはできます。
最後にもう一度辞めるための適切な期間と準備することについて触れましたので、おさらいしておきましょう。
- 退職の意思表示(1~3ヶ月前)
- 退職願を提出(1ヶ月前)
- 仕事内容の引き継ぎ(退職願が受理されてから退職までの間)
- 退職届を提出
- 会社備品の返却
- 雇用保険被保険者証を受け取る
- 年金手帳を受け取る(会社に渡している場合)
- 源泉徴収票を受け取る
- 離職票を受け取る
- 退職証明書を受け取る
本記事を読んで、安心して退職、転職して現在より良い環境の職場に出会えることを願っています。