「医療事務の給料ってどのくらいなの?」「医療事務の平均年収は高いの?」と頭を抱えてはいませんか?
これから医療事務を目指そうと考えている方は特に給料額や福利厚生がどのぐらいなのか気になりますよね。
そこで今回は、医療事務の給料やボーナス、福利厚生について解説いたします。
特にこれからなろうと考えている方は、仕事の具体的なイメージが湧き、後悔しない仕事選びが出来ますので、是非最後までお読みください。
アイキャッチ出典:https://www.pakutaso.com/photo/15441.html
医療事務の平均給料は?
まずは、平均給料について、どのくらいの額なのか詳しく見ていきましょう。
医療事務として働く方全体の平均年収を見ると約284万円です。
ただ給料に関しては勤務形態によって、大きく金額や待遇が異なるうえ、地域差による金額の差も大きいので平均年収はあくまで参考程度と考えてください。
また年代別での平均年収をまとめると下記の表にまとめたとおりです。
年代 | 平均年収 |
20代 | 約268万円 |
30代 | 約301万円 |
40代 | 約321万円 |
50代~ | 約332万円 |
出典:【163の職種別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)(https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/#anc_job_10)
医療事務の勤務形態による給料の違い
平均給料について解説する中でお伝えしましたが、勤務形態によって給料が大幅に違いますので、次は勤務形態ごとの給料の違いについて見ていきましょう。
勤務形態によって大きく変わる面が、毎月の給料額、ボーナスの支給の有無、福利厚生です。
医療事務の仕事の勤務形態は大きく分けて3種類に分けることができます。
勤務形態によって大きく違いがあるので、把握しておかないと給料面や待遇面で損してしまうので、必ずお読みください。
- 正職員
- 派遣職員
- パートタイムでの勤務
これらの3種類の勤務形態の給料額について、詳しく見ていきましょう。
医療事務の正職員の給料
まずは、医療事務の正職員の給料額について詳しく見ていきましょう。
正職員の平均給料は、新卒1年目の高卒で月々の給料が約13~16万円、新卒1年目の大卒で月々の給料が約15~19万円の手取り額です。
医療事務の派遣職員の給料
正職員の給料について解説しましたので、次に派遣職員の給料額を見ていきましょう。
派遣職員の給料は時給で1,000円~1,800円程度で、地域や勤務先によって金額に幅があります。
フルタイムで働く想定で月々の給料に換算すると16万円~27万円前後の月給なので、場合によりますが、正職員の初年度の給料を上回ることもあります。
医療事務のパートの給料
派遣職員の給料について解説しましたので、次はパートタイムの給料額を見ていきましょう。
パートタイムの平均時給は850円~1,000円で、実務経験や勤務年数によって、時給が上がる可能性があります。
【医療事務の働き方別】給料面のメリットとは?
勤務形態ごとの給料額について見ていきましたが、給料面や福利厚生にどんなメリットがあるのか気になりますよね。
そこで次は勤務形態別に給料面のメリットについて詳しく見ていきましょう。
医療事務の正職員のメリット
正職員のメリットは毎月安定して給料が貰えるだけでなく、派遣職員やパートタイムの勤務形態と比較すると、社会保険などの福利厚生も整っていて、有給や産休などの制度をフルに使える点です。
医療事務の派遣職員のメリット
派遣職員のメリットとしては、時給額に関して、パートタイムで勤務するよりも時給が高い傾向にあり、大規模な病院ほど時給額が高い傾向にあります。
また病院に直接雇用されているわけではないので、待遇面でも職場環境が合わない場合や別の病院に勤務したいときには、正職員よりも柔軟に異動できるのもメリットです。
医療事務のパートタイムのメリット
パートタイムのメリットとしては、未経験でも募集している病院も多いという点が挙げられます。
そのため未経験で医療事務として働き、実務での経験を積みたいと考えている人におすすめです。
【医療事務の働き方別】給料面以外のデメリットは?
メリットについて見ていきましたので、次は勤務形態別にどんなデメリットがあるのか気になりますよね。
そこで次は勤務形態別に給料面のデメリットについて詳しく見ていきましょう。
医療事務の正職員のデメリット
正職員のデメリットは、派遣職員やパートタイムと異なり、勤務時間に融通が利きにくく、繁忙期には残業があるという点です。
医療事務の派遣職員のデメリット
派遣職員のデメリットは、正職員と異なり、時給額で計算するので、毎月の給料が安定しないという点と、病院によってはボーナスが支給されないことがあります。
医療事務のパートタイムのデメリット
パートタイムのデメリットは正職員や派遣職員と比較したときに時給が一番低く、毎月の給料も安定しないうえに、ボーナスが支給されない点です。
医療事務のボーナス平均額は?どのくらいもらえる?
勤務形態ごとのメリットとデメリットについて見ていきましたが、ボーナスの支給額についても気になりますよね。
そこで次は医療事務のボーナスの支給額について見ていきましょう。
医療事務のボーナス額は給料額の3か月分~4か月分を支給されることが多いです。
ただし、ボーナスは正職員でも、その時の勤務先の経営状態によっては支給されないこともあり、診療所などの小規模な病院や勤務先ではボーナスが支給されないところも多いので、注意しましょう。
医療事務は残業が多い?残業代は支給されるの?
ボーナス事情について見ていきましたが、給料面だけでなく残業時間と残業代の支給についても気になりますよね。
正職員の場合、患者が多い時や、月末のレセプト業務など、繁忙期があるため残業をしなければいけないときがあります。
派遣職員やパートタイムは決められた勤務時間のみで原則残業はありません。
残業代の支給の有無に関しては、大規模な病院等であれば基本的に支給されますが、病院によっては繁忙期に多少のサービス残業を強いられる場合もあります。
医療事務の福利厚生は充実?社会保険は?
医療事務の残業代について解説しましたが、他に気になるのは医療事務の福利厚生についてですよね。
正職員であれば、通常の会社員と同様に社会保険や有給、産休等が整っていることがほとんどですが、勤務先によって異なるため事前に確認しておきましょう。
派遣職員やパートタイムの場合、社会保険に入れなかったり、正職員と福利厚生の内容が異なりますので、こちらも勤務先に事前に確認が必要です。
給料が増える!医療事務の仕事に必要な資格は?
福利厚生について解説しましたので、実際に医療事務を目指す上でどのような資格が必要になるのか気になりますよね。
医療事務の仕事は医者や看護師と異なり、特別な資格は必要ありませんが、関連する資格を持っておくと、採用されやすいです。
医療事務に関連する資格試験として1番有名な試験が医療事務技能審査試験で、医療事務についての基本的な知識を身につけることができるので、合格しておくと、医療事務の仕事に直結して活かせます。
また資格を持っているだけでも、毎月の給料に加算されたり、パートタイムでも時給が上がることがあるので、医療事務の資格は取っておくべきです。
医療事務の資格を取るならユーキャンがおすすめ!
医療事務の資格について解説しましたが、即戦力の知識を身につけたり、給料額を上げるために資格を取りたい方におすすめの取り方をお伝えします。
今回おすすめするのが、ユーキャンの資格講座で、スマホでも学ぶことができる手軽さがあるので、忙しい方でも移動時間などのスキマ時間に勉強できるのが非常に魅力的です。
やはり専門的な用語や知識が必要な医療事務の資格を取る際には独学よりもプロからのサポートがあると、知識を簡単に身につけることができます。
未経験でも最速で4か月で資格を取ることのできるため、これから目指す方は特にユーキャンの医療事務講座をおすすめします。
まとめ:医療事務の給料はどのくらい?
今回は医療事務の平均給料とボーナス、福利厚生について解説しました。
- 医療事務全体の平均年収は約284万円
- ボーナスは3~4か月支給されることが多いが、勤務先によって大きく異なる
- 正職員は残業はあるが福利厚生は整っていることが多い
- 派遣職員やパートタイムは正職員よりも給料面に劣るが、残業がない
- 必要な資格はないが、給料額にも影響するので医療事務の資格を取っておくべき
これから医療事務を目指そうと考えている方はぜひ今回の記事を参考にしていただき、後悔しない仕事選びをしていきましょう。