「水草が揺れるきれいなアクアリウムを作りたいけど、やったことないからわからない」「初心者が育てられる水草はどれなんだろう」と悩んでいませんか?
最初から高難易度の水草を選んでしまって、すぐ枯らしてしまうのは避けたいですよね。
水草の中には初めてでも育てやすいものがあり、知識さえあれば必要最低限の設備でも枯らしてしまうことなく、美しいアクアリウムを作ることができます。
この記事では、アクアリウム初心者向けに、おすすめの水草や植え方などについて紹介していきます。ぜひ、一読してあなたのアクアリウム作りの参考にしてくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e9%ad%9a-%e6%b0%b4%e4%b8%ad-%e6%b0%b4%e6%97%8f%e9%a4%a8-%e5%8b%95%e7%89%a9-%e6%b0%b4%e6%b3%b3-6317026/)
アクアリウムに使われる水草は大きく6種類に分けられる
アクアリウムによく使われる水草は、形状で分けると次の6種類があります。
アクアリウムに使われる水草6種類 | |
有茎草(ゆうけいそう) | 茎があり、茎から葉が生えるタイプの水草。一番多く流通している。有茎水草とも言う。 |
ロゼット型水草 | 茎がなく、根元から葉が放射線状に生えるタイプの水草。 |
浮草 | 地面に根を張らなくても成長し、水面に葉を浮かべるタイプの水草。 |
スイレン科の水草 | 地面に根を張り、球根や根茎から蔦のような茎を伸ばして葉をつけるタイプの水草。水上に葉を浮かべるものもある。 |
シダ類の水草 | 茎に複数の細長い葉をつけ、葉の裏についている胞子のうから子株を生やすシダ植物の仲間である水草。 |
モス・コケ類の水草 | 細かい葉が密集しボリューム感を出しやすく、横に広がることが多いコケの仲間である水草。コケの仲間だが、水草や水槽内に発生するコケとは別物。 |
水草は主に、底床に植え付けたり、流木や石に活着(流木や石に水草を根付かせること)させたり、水に浮かべたりして水槽に配置します。
アクアリウムでは同じ種類の水草を使って茂みを作ったり、別の種類の水草をアクセントとして混ぜたりと水槽レイアウトを楽しむことができますよ。
水草によって水質や必要な光の量など適切な水槽の環境が違うので、複数の水草を同じ水槽で育てる際は、同じ環境で育つものを入れましょう。
アクアリウム初心者におすすめな水草の特徴
アクアリウム初心者におすすめな水草の特徴は次の通りです。それぞれ説明していきますね。
- 低光量、CO₂(二酸化炭素)添加がいらない
- 水質・水温の変化に強い
- 成長が遅い
- 葉が緑色
- 価格が安い
低光量、CO₂(二酸化炭素)添加がいらない
初心者には低光量、CO₂(二酸化炭素)の添加なしで育つ水草が一番おすすめです。水草を育成するには水、光量、CO₂、栄養が必要ですが、最初から蛍光灯やCO₂添加装置を用意するのは大変ですよね。
水草の中には水槽を日当たりのいい場所に置けば蛍光灯を必要としなかったり、CO₂の添加がなくても十分育ったりするものがあり、そういう水草は環境の変化に強く丈夫なものが多いです。
最初は低光量、CO₂の添加なしと書かれた水草を選ぶといいでしょう。
水質・水温の変化に強い
水草にとって水質や水温は、合わないとすぐ枯れてしまうこともあるほど重要なものです。
アクアリウム始めたてで水質や水温を管理するのは難しいので、最初は環境の変化に強い丈夫な水草を選ぶといいでしょう。
アクアリウムにおいて水質を保つにはpH、GH、KHの値に気を付ければ大丈夫です。
- pH:水素イオン濃度。水素イオンの量を0~14の値で表す。数値が小さいほど酸性に近づき、大きいほどアルカリ性になる。
- GH:総硬度。水に含まれるミネラル(カルシウムイオンとマグネシウムイオンの総量)の量を表わす。数値が低いと軟水、高いと硬水になる。
- KH:ミネラルとCO₂によりできる炭酸水素イオン(HCO₃)の量を表わす。アルカリ度とも呼ばれ、数値が高いほど緩衝力が強くpHが急変動するのを防ぐ。アクアリウムでのKHは、化学で使われる炭酸塩硬度のKHとは別ものなので注意。
水草によって値は前後しますがだいたいの目安として、水質はpH6~7、GH1~3、KH1~3にし、水温は20~28℃を保つと多くの水草は元気に育ちますよ。
成長が遅い
成長が速いと水槽の景観を保つことが難しくなり、伸びすぎた分を頻繁にカットしなければいけなくなります。
葉をカットする回数が多くなれば、水草が傷んで枯れてしまう可能性も高くなるので、最初は成長が遅い水草を買うと育てやすいでしょう。
葉が緑色
水草の中にはオレンジや赤色の葉を持つものがありますが、赤系の水草は栽培が難しいものが多く初心者には向いていません。
最初は葉が緑色の水草を育てて、慣れてきたら赤系の水草にも挑戦してみてください。
価格が安い
価格が高い水草は光量やCO₂の量に気を付けなければいけなかったり、環境の変化に弱かったりと栽培が難しいものが多いです。
欲しい高価格の水草があっても最初は我慢して、なるべく1,500円までの安い水草を買って育て方の要領を掴むようにしましょう。
アクアリウム初心者におすすめの水草
アクアリウム初心者におすすめの水草は次の5つです。それぞれ紹介していきますね。(※商品の価格は配送料や手数料を抜いた料金です。)
- アヌビアスナナ
- ウィローモス
- アマゾンチドメグサ
- アマゾンソード
- スクリューバリスネリア
アヌビアスナナ
アヌビアスナナはサトイモ科アヌビアス属の一種で、アフリカに自生しているシダ植物です。低光量、CO₂添加不要でとても丈夫なため、よく初心者向けの水草として紹介されています。
アヌビアスナナ | |
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特徴 |
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価格 | 1本約850~1,300円(水上葉) |
大きさ | 高さ約10cm |
成長スピード | 遅い |
水温 | 22~30℃ |
水質(pH・GH・KH) | pH5~7、GH0~8、KH0~8 |
CO₂(二酸化炭素) | なしでも可 |
光量 | 弱くてもOK |
植える場所 | どこでもOK。流木や石に巻き付けて活着させるのがおすすめ |
ウィローモス
ウィローモスはハイゴケ科ヴェシクラリア属の一種で、温帯~熱帯に生息するモス・コケ類の水草です。魚の隠れ場所や産卵場所になるので、エビや小型魚と一緒に飼うのに向いています。
ウィローモス(ウィロモス) | |
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特徴 |
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価格 | 1パック約1,100~1,500円(水中葉) |
大きさ | 高さ3~4cm |
成長スピード | 遅い |
水温 | 18~28℃ |
水質(pH・GH・KH) | pH5~7、GH0~6、KH0~6 |
CO₂(二酸化炭素) | なしでも可 |
光量 | 弱くてもOK、強い照明だと色が鮮やかな緑色になる |
植える場所 | 流木、岩、石 |
アマゾンチドメグサ
アマゾンチドメグサはウコギ科チドメグサ属の一種で、南米熱帯部に自生している有茎草です。CO₂を添加するとどんどん大きく成長するので、大型水槽にも向いています。
アマゾンチドメグサ(チドメ) | |
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特徴 |
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価格 | 1本あたり約200円~300円(水中葉) |
大きさ | 高さ約10~最大50cm以上 |
成長スピード | 少し速い |
水温 | 22~28℃ |
水質(pH・GH・KH) | pH6~7、GH0~6、KH0~6 |
CO₂(二酸化炭素) | なくてもOK |
光量 | 弱くてもOK、大きく育てる場合は強光量(2,000~3,000lm、蛍光灯2灯以上)が必要 |
植える場所 | ソイル◎、砂・大磯○ |
アマゾンソード
アマゾンソードはオモダカ科エキノドルス属の一種で、南米に自生している有茎草です。とても丈夫で一度根が張ると抜けにくいため、水草を抜いてしまう魚と一緒に飼うのに向いています。
アマゾンソード | |
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特徴 |
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価格 | 1株あたり約330~700円(水上葉) |
大きさ | 高さ約15~最大約50㎝以上 |
成長スピード | 遅い |
水温 | 20~30℃ |
水質(pH・GH・KH) | pH5~8、GH0~6、KH0~6 |
CO₂(二酸化炭素) | なしでも可 |
光量 | 弱くてもOK |
植える場所 | ソイル◎、砂○ |
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スクリューバリスネリア
スクリューバリスネリアはトチカガミ科セキショウモ属の一種で、東南アジアに生息しており日本にも自生している有茎草です。最大50㎝ほどの高さまで成長するので大型水槽にも向いています。
スクリューバリスネリア(ネジレモ) | |
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特徴 |
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価格 | 1本あたり約150~300円 |
大きさ | 高さ約10~50cm |
成長スピード | 速い |
水温 | 16~28℃ |
水質(pH・GH・KH) | pH6~7.5、GH4~10、KH3~6 |
CO₂(二酸化炭素) | なしでも可 |
光量 | 強く(2,000~3,000lm、蛍光灯2灯以上)長く(10~12時間)必要 |
植える場所 | 砂利◎、ソイル○ |
アクアリウムの水草に必要なもの
アクアリウム初心者が水草を育てる際に用意すべきものは次の通りです。
【最初はこれだけでいい】アクアリウム初心者が用意するもの | |
水槽 | 水草を入れる水槽。好みの大きさのものを用意しよう。材質はガラスで、水質が安定しやすい幅30㎝以上のものがおすすめ。 |
水 | 水槽に入れる水。基本的に水道水でOKだが、魚やエビなどの生体もいる場合水道水は中和剤でカルキ抜きしないといけない。 |
底に入れる土または砂 | 水草を植えるために水槽の底に敷く底床。砂利や大磯砂、ソイル(アクアリウム用に細かく丸まった土)など。底床に水草を植える場合は、栄養が豊富に入っているタイプのソイルがおすすめ。 |
ピンセット | 水草を植えるときに使うもの。 |
糸 | 水草を流木や石に活着させるための糸。アクアリウムショップに置いてある糸やビニタイ、釣り糸など。 |
トリミング用のハサミ | 伸びすぎた水草の葉をカットするときに使うもの。 |
肥料 | 水草に必要な栄養を補うための肥料。浮き草なら液体肥料、根から栄養を吸収する水草なら固形肥料がおすすめ。底床に栄養のあるソイルを敷くなら肥料は入れなくていい。 |
水草によって変わってきますが、CO₂添加や強い光量がいらない水草なら、上記のものだけで十分水草を育てることができます。
育成難易度の高い水草を育てる場合や、水草を綺麗に育てたいときは次のものも用意してください。
- 照明:水草が光合成するために必要な光を与えるための照明。蛍光灯やLEDライトなど。
- CO₂添加装置:水草が光合成するために必要なCO₂を水槽に添加するためのもの。高圧ボンベ、発酵式、タブレット式などがある。
- ろ過装置、フィルター:水槽内が汚れないように水を循環させて水質を保つ装置。
- 水質テストキット:水槽内の水質を測るためのもの。
- 水温計:水槽内の水温を測るためのもの。
- 水槽用ヒーター・サーモスタット:水槽内の温度を一定に保つためのもの。
アクアリウム初心者が水草を買うときに気を付けること
アクアリウム初心者が水草を買うときに気を付けることは、次の2つです。
- 元気そうな株(葉振りがいい、茎が太い、根が傷んでいないもの)を選ぶ。
- 水上葉か水中葉か確認する。
元気そうな株を選ぶ
水草を買うときはなるべく元気そうな株を買いましょう。実物が見られる場合は、葉が黄色になっていたり、根が柔らかかったりして傷んでしまっている水草は避けてください。
ネットで買う場合は、口コミで届いた時の水草について言及されていることがあるので、口コミがないか確認してから買うようにしましょう。
水上葉か水中葉か確認する
水草の中には、陸上用の水上葉と水中用の水中葉の2種類の形態をもつものがあり、同じ水草でも陸上か水中かによって生える葉が変化します。
- 水上葉…水上や陸上で生える葉。大抵の水草は見た目が変わらず水中より硬い葉になるが、水草の種類によっては水中とは全く異なる形状の葉が生えるものもある。
- 水中葉…水の中で生える葉。水上葉が生えている状態で水中に入れた際、一度水上葉を枯らして数日から数週間で新しく水中葉が生えてくる。水草の中には水中葉しか持たないものもある。
葉の生え変わりを「水槽に入れたらすぐ枯れてしまった」と勘違いして焦らないように、ショップで水草を購入するときは水上葉と水中葉、どちらが生えている状態なのか確認しましょう。
アクアリウム初心者は、水中葉が生えている水草を買うのがおすすめです。
水上葉が生えている水草は、新しく水中葉を生やす際にエネルギーを使うことで、ちょっとした環境の変化にも適応できず通常より枯れやすくなる場合があります。
水上葉が生えている状態の水草の方が安価で手に入りますし、ネットだと水中葉の状態の水草が全然売られていないものもありますが、できるなら水中葉と書かれた水草を買うようにしましょう。
アクアリウムの水草を買うなら店舗に行くのがおすすめ
水草を買うなら、ホームセンターやアクアリウムショップのような店舗で買うのがおすすめです。
店舗に行けば実物を見て選べますし、アクアリウムに必要な道具も一緒に買うことができます。アクアリウムショップなら水草に詳しい店員さんに、わからないことを直接聞くこともできますよ。
また、店舗の方が配送料がかからず水草の価格が安いことも多いです。ネットだと届くまでに時間がかかり、届いたときに水草の状態が悪くなっていたり、季節によっては保温代がかかったりすることもあります。
元気な水草を手に入れるためにも、買うなら近くのホームセンターやアクアリウムショップに行ってみてください。
アクアリウムの水草を買ったらまずは下処理をしよう
ここからは、水草を手に入れた後の水槽への植え方について紹介していきます。
水草は植える前に下処理が必要です。買ったばかりの水草にはコケや貝の卵、農薬が付いていて何もせず水槽に入れてしまうと、コケや貝が繁殖してしまったり、農薬で水草が枯れてしまったりしてしまいます。
ですので、水草を買ったら水槽に入れる前に必ず洗いましょう。洗い方は次の通りです。
- バケツに水を溜める。
- 水草についている重りやスポンジを取り外す。(根を傷つけそうなら、重りやスポンジが付いている根ごとカットしよう)
- 溜めた水の中で水草をやさしく振って卵やゴミを落とす。
- 落ちなかった卵やゴミを手で取る。
- 使った水を流し、新しく水を溜める。
- 時々水を換えながら、水草を2,3日つけておく。
水草を洗うときはついでに、折れてしまっている茎や黒ずんでいる葉など既に傷んでしまっている部分を取り除いておきましょう。
アクアリウムの水草の植え方
下処理が終わったらいよいよ水草を植えていきます。水草の植え方は底床に植える場合、流木や石に巻き付ける場合、浮かべる場合に分けて紹介していきますね。
水草によって向いている植え方が異なるので、どう植えたらいいかわからない時は「〇〇(植えたい水草の名前) 植え方」で検索して調べてみましょう。
また植え付けに時間がかかる場合は、時々霧吹きや水につけて水草が乾かないように気を付けてくださいね。
底床に植える場合
水草を底床に植える場合はピンセットを使います。植える手順は次の通りです。
- 根の先端を切って5㎝ほどに長さを揃える。
- 複数株植える場合、一本ずつバラバラにする。
- 根に近いところに生えている葉をもぎ取る。
- 水草用のピンセットで根の下部をつまみ、底床に差し込む。(有茎草は斜めに差し込むといい)
底床が薄いと水草が抜けやすくなってしまうので、3~5cmほどの厚みを持たせるようにしてください。また、水草を植える際、新芽や根茎を傷つけないように気を付けましょう。
水草の中には一度植えた後に別の場所に植え替えしてしまうと根付かなくなってしまうものもあるので、場所を決めてから植えるようにしてくださいね。
水草を植えるのは、水槽に水を入れる前がおすすめです。水草を植えやすいうえに、立ち上げたばかりの水槽内の豊富な栄養を水草が吸収するのでコケ防止にもつながります。
水槽に水を入れる際は、植えた水草が浮かび上がらないように、底床の上にラップを敷いたり、小さいカップを置いてその上に水を注いだりして注ぐ水が直接底床に当たらないようにしましょう。
また、根付くまでは水草が浮いてきてしまうことがありますが、重りは付けずに浮かんでこなくなるまで根気強く植えてあげてくださいね。
流木や石に活着させる場合
水草を流木や石に活着させる場合は、アクアリウムショップにある溶ける糸やナイロン製の糸、ビニタイなどを使います。手順は次の通りです。
- 大きい葉や、巻き付ける際に邪魔になりそうな葉をもぎ取る。
- 根がある場合、2㎝ほど残して短めに切り揃える。
- 水草を糸で流木や石に巻き付ける。(複数箇所に植える場合は、3~5㎝ほど隙間を開けて巻き付けると成長しやすい)
- 水草を巻き付けた流木や石を水槽に配置する。
あまりきつく巻き付けてしまうと根茎を傷めてしまうので、水草が外れない程度に巻き付けましょう。巻き付けた水草は1~2カ月、種類によっては10日ほどで活着します。
巻き付けるのが難しそうだと感じるなら、既に巻き付けてある水草を購入するのも一つの手ですよ。
浮かべる場合
水草を浮かべる場合は簡単で、下処理をしたら水面に浮かべるだけで大丈夫です。多すぎると光が水槽内に入らなくなってしまうので、入れすぎに注意しましょう。
アクアリウムの水草を育てる際の注意点
アクアリウムの水草を育てるときは、次の2つに注意してください。
- 2週間に一度は水換えをしよう。
- 肥料を与えすぎないようにしよう。
水換えは水草に必要な栄養素の補給や、水槽内に勝手に生えるコケの防止などの役割があります。最初は10日に一度、水草が水槽の環境に慣れていてコケがあまり生えない状況なら2週間に一度水換えをしましょう。
水換えは水槽内の水をすべて換えるのではなく、コケを落とした後に8割の水を換える方が水質の変化が小さくなり水草にいいです。
水槽の壁のコケはスポンジで軽く擦って落とし、水草や土に付いたコケはピンセットでつまんで取ります。取れない場合はコケが付いている部分ごと取り除いてください。
また、肥料の与えすぎもコケが繁殖する原因になってしまうので、注意しましょう。
水草を買って自分好みのアクアリウムを作ろう
アクアリウムの水草について、初心者におすすめのものや植え方などを紹介してきました。最後にまとめを載せます。
- 最初は育てやすい水草から挑戦しよう。
- 初心者に最もおすすめの水草は低光量、CO₂添加なしの水草!
- 水草を買うなら店舗に行こう。
- 水草を植える前の下処理を忘れずに!
- 10日に一度は水槽の水換えをしよう。
- 肥料の与えすぎに気を付けよう。
ぜひ水草を買って、自分好みのアクアリウムを作ってみてくださいね。最後まで読んでくださりありがとうございました。