あなたは「人間関係や仕事内容がうまくいかない。会社にいづらいなあ」と頭を抱えてはいませんか?
このままじゃダメだと思っていても、うまくいかない仕事を立て直すのは大変ですよね。
この記事はこういう人に読んでいただくために執筆いたしました。
- 人間関係や仕事内容が上手くいかず、このままじゃダメだと思っている人
- 転職することは選択肢にあるが、勇気が出ない人
- 今の環境で今の状態をよく出来る方法があれば、それを知りたい人
この記事では仕事に悩むあなたに知ってもらいたい、以下のことを紹介しています。
- うまくいかない仕事で試したいこと3つ
- あなたが頑張ってもうまくいかないケース3つ
- 転職のメリットとデメリット
ここで紹介したことを実行できれば、あなたの目に今とは違う未来が見えてくるはず。ぜひ最後までご覧ください。
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23042019#goog_rewarded
うまくいかない仕事は3ヶ月頑張って、ダメなら転職しましょう
これから書く内容を試すと、あなたは小さな成功体験を積むことができるようになります。
その成功体験があなたを変えるきっかけになり、あなたが変われば周りが変わる可能性も生まれます。
まずは3ヶ月意識してみましょう。うまく変わればいいですが、何も変わらない場合は転職も検討を。
- 人間関係を見直す
- メンタルを大事にする
- 期待値(目標)を下げる
できることとできないことがあると思います。できることから始めていきましょう。
うまくいかない仕事で試したいこと【その1】人間関係を見直す
仕事がうまくいかないとほとんどの人が悩む理由が「人間関係」です。
もちろんどうしようもないこともあります。ですが、一度挑戦してみていただきたいのがこの3つ。
- 味方になってくれる人を探す
- 苦手な人を避ける
- あいまいな話し方を避け、できるだけ断定する
正直、どれも難しい。人間関係は短期間で作られるものではありませんので、今までと同じやり方をしてしまいがちです。
味方になってくれる人を探す
信じられる人を探しましょう。相談相手がいないというのが一番辛い。
- 他人の悪口を言わない
- 話を聞くのが上手い
- 口が固い
まずは他人の悪口を言わない人。こういう人はあなたのいないところでもあなたの悪口を言いません。
次に話の聞き方が上手い人。話のいいタイミングで「うんうん」や「へぇ、それで?」などのあいづちを打ってくれます。
最後は「この話、誰にも言わないでね」とわざわざ言わなくても、デリケートな話題は誰にも話さずにいてくれる人。
こういう人が信頼できます。しかしこんな人を見つけるにはコミュニケーションが必要です。まずはこんな人を見つける努力を。
苦手な人を避ける
人間関係でうまくいかないと感じているなら、苦手な人がいるはずです。
しかもそういう人はそれなりのポジションにいたりして厄介なんですよね。私の場合は専務が苦手でした。
- 挨拶しても無視されるので、挨拶しない
- その人がいる空間にできるだけいないようにする
- どうしても相談事があるときは、置き手紙などの書面で
時間が経てばその苦手な人も普通に接してくれる時がくるかもしれません。耐えつつ待ちましょう。
結局私はその仕事を辞めてしまったんですが、あなたはうまくいきますように祈っています。
あいまいな話し方を避け、できるだけ断定する
あなたが話の中であいまいな表現を多用しているなら、あなたの自信のなさは相手にしっかり伝わっています。
「断定したら責任が発生するじゃないか」と思うかもしれません。ですが、その責任こそが誰かがあなたを信頼するための大事な要素になるんです。
人間関係は信頼関係です。断定して話すと言うことは、あなたがちゃんと責任を持って仕事をする人だと相手に教えていることになります。
あいまいな表現を避け、断定する話し方を心がけてみてください。
うまくいかない仕事で試したいこと【その2】メンタルを大切に
あなたのメンタルは本当に大事です。あなたのメンタルがあなたの仕事の成否を左右しています。
ここでは私流、崩れたメンタルを立て直す方法を書いていきます。
- ポジティブシンキングのトレーニングをする
- 睡眠時間だけはしっかり取る
- スポーツやレジャーなど、ストレス発散の方法を見つける
特にストレスの発散は大事。私の経験談も交えて書きますのでぜひ読んでください。
ポジティブシンキングのトレーニングをする
物事には必ず複数の側面があります。例えば「あなたが転職する」ということの側面はこんな感じ。
- 今いる会社をやめる
- 今いる会社から逃げ出す
- 新しい仕事を始める
- 新しいことに挑戦する
いい意味にも悪い意味にも表現できてしまうのがご理解いただけたでしょうか。
今、仕事がうまくいってなくても、それはあくまで「今うまくいってない」だけのこと。
それはつまり、「以前はうまくいっていた」「この先うまくいくようになる」という意味です。
小さなミスは改善点の発見です。少々のミスは当たり前。計画や会社そのものが倒れるような致命的なミスでない限り、気にする必要はありません。
睡眠時間だけはしっかりとる
睡眠時間は全てのパフォーマンスに影響します。あなたの仕事にミスが多いのは睡眠不足のせいかもしれません。
1日最低6時間は確保しましょう。これは絶対です。理想では7時間以上欲しいところ。
6時間未満が3日以上続くと感じませんか?朝から眠い。昼間も眠い。仕事に集中できない。
どうしても睡眠時間が取れない仕事なら、あなたはその仕事から立ち去るべきです。そんな業界は淘汰されなきゃいけません。
スポーツやレジャーなど、ストレス発散の方法を見つける
一番おすすめなのは筋トレです。筋トレをしているその時だけではなく、トレーニングの後にも影響を及ぼします。
- 今持ち上げているバーベルが何回目なのかを数える数字だけで頭がいっぱいになる
- 1週間でも成長が感じられる
- 苦しい感覚すら楽しいと思うことができるようになる
筋肉がついてくると、自然と考え方も変わって来ます。健全な精神は健全な身体に宿る。悩みは筋肉が解決してくれますよ。
- ムカつく奴はいつでもひねり潰せる。「お前が潰されていないのは俺からの慈悲だ」という謎の自信がつく。
- 周りの目線が、「こいつはここまで自分を変えた」という信頼の目になる
- シンプルに体が軽い。動きが軽快になる。
ああ、スポーツとレジャーを書きそこねてしまいした。筋トレ最強。
うまくいかない仕事で試したいこと【その3】目標を下げる
「目標が高過ぎる」のもうまくいかない理由の一つ。非現実な目標に向かって頑張っても報われません。現実的な目標を立てましょう。
- 断わる勇気を持つ
- 自分の経験値が足りないことを認める
- 完璧主義であることに気付く
断わる勇気を持つ
あなたはスーパーマンではありません。あなたにも限界がありますので、自分の容量以上に仕事を受けてはダメです。
仕事はチャンスです。それは間違いない。しかし増えすぎた仕事はミスを誘発し、生産性が下がります。
あなたがリーダーなら、結果を焦るあまりチームメンバーを疲弊させてはいませんか。メンバーに適切に休養を与えることが、チームの生産性を上げる方法です。
依頼を断れないのも、他人を頼れないのも、あなたの評価を下げます。断わる勇気を持ちましょう。あなたが断わることでみんながハッピーになるかもしれません。
自分の経験値が足りないことを認める
もしあなたに経験が足りなければ、仕事はうまくいきません。私が過去、経験不足でうまくいかなかった時の例がこちらになります。
- やりきっていない。まだ始めたばかり。あきらめが早過ぎる
- 我慢しすぎる
- 失敗を他人のせいにしてしまう
「うまくいかないな」とあなたが感じているその仕事に、あなたはプロフェッショナルだと断言できますか?
断言できないなら、まだやりきっていません。うまくいかなくて当たり前です。まだまだやるべきことがあるはず。
逆に我慢しすぎるのも良くありません。砂浜にいくら穴を掘っても、波がやってくると全て埋められてしまいます。意味のない仕事をやり続けてもダメです。
失敗を他人のせいにするのも経験不足です。部下のミスで全体がダメになったとしても、その部下のミスを予測できなかったのが原因だと考えると、あなたの成長につながります。
完璧主義をやめる
完璧主義は損をします。私もそうで、いまだにそのクセが抜けません。なんとかしたいなぁ。あなたはこんな特徴を持っていませんでしょうか。
- 出来栄えに満足できず、完成しない
- よかれと思って無駄な作業を増やす
- 手を抜く方法を知らない
あなたの仕事でのあなたの満足感は関係ありません。満足してもらうべきなのはお客さんです。お客さんではなく上司の時もあります。
可能であれば、30%できた時、60%できた時、上司やお客さんに方向性を確認しましょう。そして80%で提出するのです。
パレートの法則というものをご存じでしょうか。1週間で80%に到達したあと、残り20%を仕上げるのにあと4週間がかかるというような法則です。100%を目指してはいけないのです。
この残り20%こそが「よかれと思ってやること」だったり「手を抜くべきところ」なのです。提出は80%でやってしまいましょう。
あなたがいくら頑張ってもうまくいかないケース
あなたがどれだけ頑張っても、小さな成功体験すら満足に得られない職場があります。そんな職場は1日でも早く離れなければなりません。
- 一人当たりの業務量が多すぎる
- 職場そのものが未熟
- 上司・経営者に学ぶ意欲がない
1つずつ解説していきますが、心当たりのある人はすぐに転職活動を始めましょう。あなたは人生を搾取されています。
一人当たりの業務量が多すぎる
周囲のスタッフのほとんどが残業していて、それでも業務が終わらないのなら業務量を疑いましょう。
そんな環境では上司も疲弊しています。あなたに何か相談事があったとしてもまともに取り合ってくれません。そしてあなたの業務が滞り、勝手に進めて被害が拡大します。
スタッフが足りないのも同じことです。スタッフの数と業務の量をコントロールするスキルが責任者にないのです。
業務の量が多過ぎる場合は、あなたがどれだけ頑張ってもうまくいきません。
職場そのものが未熟
未熟な職場もうまくいかない原因です。過去にうまくいっていたことがあるはずですが、それがなぜうまくいってたのかわかっていないのです。
- 人材育成のマニュアルがない(あっても役に立たない)
- 苦手な作業をさせられる(得意を活かせない)
- 「つい、うっかり」が起きやすい
- ハラスメントが横行している
会社自体が新しく、これから成長していく見込みがあるなら我慢する意味もあります。
ですが、会社が設立10年以上経っていて、それでもまだ上記のような特徴があるのは転職を考えましょう。
上司や経営者に学ぶ意欲がない
「そんなこと誰もやっていない」「我が社のやり方はそうじゃない」と言われて提案を断られることはありませんか。
新しい知識や新しい技術を取り入れないチームに発展はありません。緩やかに自滅していきます。
特にチームマネジメントについて無知な上司は最悪です。あなたがなぜうまくいかないのかを理解しないだけでなく、あなたの悩みを聞こうとすらしないでしょう。
転職の前に配置換えを検討しよう
これは配置換えできる他部署があることが大前提です。企業規模の小さい、部署と呼べるようなものがない会社では、ここを飛ばして転職を検討しましょう。
配置換えを申し出るときは、あなたの希望をきちんと伝えましょう。
- 自分が得意なことは
- 挑戦してみたいこと
- 今の職場で苦しんでいること
良心のある上司なら、あなたの希望をきちんと聞いてくれるはずです。業務量が多すぎたり、会社全体が未熟なら話にならないこともあります。
転職すると決めたら知っておきたいデメリット・メリット
3ヶ月間頑張ったけどやっぱりうまくいかない。会社がそもそもダメみたい。そんな人は1日でも早く転職しましょう。
転職のデメリット
あなたが転職に踏み切れないのはこんな理由からではないでしょうか。考えられるデメリットを挙げてみます。
- 職場環境・労働時間・収入が良くなるとは限らない
- 新しい人・職場・業務に慣れなければならない
- 退職金が少なくなる
退職金は勤務年数で決まる企業が多いです。それも年数に比例するわけではなく、勤務年数が長い方が有利(長くなればなるほど増加額が増える)になっています。
10年ずつ3つの企業に勤めるよりも、1つの企業に30年勤める方が退職金が多くなりやすいのです。
とはいえ絶対ではありません。それに、退職金のために働くわけでもありませんから。今の生活を大切にしていきましょう。
転職のメリット
今度は転職のメリットです。あまり多くを語る必要はないかと思いますが、まとめていきます。
- 合わない上司、合わない社風とさよならできる
-
新しい人・職場・業務に挑戦できる
- 職場環境・労働時間・収入が良くなる「かもしれない」
「新しい人・職場・業務に挑戦できる」はデメリットにもあった要素ですが、見方を変えるとメリットになります。考え方を変えて、挑戦していきましょう。
転職すると決めたらまずやるべきこと
転職エージェントに登録しましょう。あなたの希望や状況に合わせて企業を探してくれます。
転職エージェントに登録したからといってすぐに転職が決まるわけではありません。転職すると決めたなら、実際に会社を辞めてしまう前に登録しましょう。
ただ、エージェントも商売です。こちらの希望を重視してくれるかどうかはエージェント次第なので、合わないなと思ったら断わることも大切です。
どのエージェントがおすすめかはこちらの記事を。詳しく説明しています。
うまくいかない仕事も3ヶ月頑張って、ダメなら転職しましょう
仕事がうまくいかないからなんとかしたいと思っているなら、まずはあなた自身を変えましょう。今いる職場で人間関係を見直して、自分の生活も見直して、目標(期待)が高すぎないか見直しましょう。
そして、業務量が多すぎたり職場そのものが未熟な場合は、あなたに職場全体を変えることはできません。あなたにできることは限りがあります。
職場全体にムリがある場合、私は転職をおすすめします。全てが良くなるとは限りませんが、新しいこと・新しい環境に挑戦できるのは大きなメリットだと思っています。
何よりも、あなたの人生の中で「仕事」は重要な位置にあります。仕事も含めて幸せな人生を生きて行きたいものですね。