家にWi-Fiのルーターを置きたいけれど、おすすめのルーターは何か知りたい。Wi-Fiは毎日使うものですし、ストレスなく使いたいですよね。
どんなものを買えばいいかわからない方に向けて、おすすめのWi-Fiのルーターを条件別で紹介します。
マンションと戸建てでは、おすすめのルーターも変わってきます。理由やポイントについても解説しますね。
ぜひこの記事を読んで、あなたの家にあったルーターを見つけましょう!
アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1843422
Wi-Fiルーターのおすすめ
現在Wi-Fiのルーターは、様々な種類が販売されています。たくさんあると、どこをどう比較したらいいのかわかりませんよね。まずは、Wi-Fiのルーターで何を確認するべきか解説します。
- 値段
- 通信速度
- データ容量
- 最大接続台数
- 工事の有無
ひとつずつ、どのように検討していくべきか説明しますね。人それぞれ選ぶ基準も変わるので、どう使うかを考えた上で検討してください。
値段
1番気になるのは値段ですよね。月々のお支払いや、ルーター本体の値段も気になるところです。
値段はピンキリで、ルーターのスペックによって大きく前後します。安く済ませようとしたけれど、通信速度が遅くてイライラしたり、データ容量が少なくて低速になったりすることがあります。
安いからと決めるのではなく、ある程度必要なスペックの中からお手頃なものを選ぶようにしましょう。
コンセントを指すだけで使えるものもありますが、光回線を新たに通すとなると、別途工事費用がかかる場合があります。初期費用がぐんと高くなるので、トータルでどのくらいになるかも把握しておくといいでしょう。
通信速度
通信速度は、Wi-Fiを使う上で重要な項目です。低スペックのルーターだと動画の読み込みに数分かかることはもちろんのこと、途中で止まることもしょっちゅうあります。
ストレスフリーで使うためには、通信速度が100Mbpsあるものがおすすめです。ゲームもサクサクと動きます。30Mbpsあれば、高画質の動画もすぐ読み込めますよ。
あまりゲームをしなくても動画も見ない場合、10MbpsあればWebサイトをすっと読み込んでくれます。
使用用途に合わせて検討してみてくださいね。回線の速度を計測できるサイトもあるので、現在の速度を計測し、今の速度で十分なら同じくらいのものを、遅いと感じれば高スペックなものにするといいでしょう。
データ容量
Wi-Fiにもデータ制限があるものもあります。月で特定のGBのものや、4日で20GBといった制限のものもあります。制限なしのものも多くありますが、たくさん使わない場合は制限があってもいいでしょう。
逆に使い過ぎをわからすために、制限ありにする手もあります。私もスマホの使いすぎで怒られた時に、データ制限のあるWi-Fiに変えられました。容量を超すと低速になるので、あまりスマホを触らなくなりました。
テレワークがある方は低速になると困るので制限なしにするなど、使い方で決めてくださいね。
最大接続台数
Wi-Fiには、接続台数の制限があります。一人暮らしだとあまり気にしなくてもいいですが、家族みんなで使う場合や、多くの端末を持っている場合は最大接続台数を確認しておくといいでしょう。
スマホだけでなく、タブレットやパソコン、ゲーム機や家電もWi-Fiに繋ぐ時代です。友達が家に来た時に「Wi-Fi繋がせて」と言われる可能性もあります。
一度に多くの端末を繋げると速度が遅くなる場合もあるので、最大接続台数が多いに越したことはないでしょう。
工事の有無
Wi-Fiのルーターが使用する回線の種類によっては、工事が必要になる場合があります。光回線を新たに通すといった場合ですね。
工事費用がかかりますし、Wi-Fiが使えるようになるのも工事が終わった後です。いち早くWi-Fiを使えるようにしたい場合は、工事不要のルーターにしましょう。
光回線は安定して早い通信速度を保てるので、高スペックのWi-Fiがいい方は工事を検討してもいいかもしれませんね。
Wi-Fiルーターの選び方
実際にどんなWi-Fiルーターがいいか見ていく前に、マンションや戸建てで選ぶべきルーターが変わることを解説しますね。また、一人暮らしやゲームをする人でも確認すべきポイントがあります。
- マンション
- 戸建て
- 一人暮らし
- ゲーム用
マンション
マンションの場合、多くの家庭がWi-Fiを置いていて、電波が混雑することがあります。Wi-Fi同士で干渉して繋がりにくくなる可能性もあるんです。
干渉して通信が不安定な場合、ルーターを置く場所を変えると直る場合があるので、移動できるコンセントに指すタイプのルーターがおすすめです。
他にも、コンクリートで部屋が区切られている場合、そこで電波が遮断されることもあります。部屋の間取りにもよりますが、高スペックのルーターがいい場合もあります。
戸建て
戸建ての場合、ルーターを置いている階とは別の階の部屋でWi-Fiを繋ぎたい時があると思います。電波の弱いWi-Fiルーターだと、部屋まで電波が届かない!となりかねません。
光回線がある場合は、光回線を使用したルーター一択です。マンションと違って、自宅ごとの契約なので回線を独り占めできます。その分早くて強いWi-Fiを使えるのでストレスフリーですよ。
私の実家ではコンセントに指すだけのホームルーターを使っていましたが、2階の部屋だと繋がりにくく、場所を移動させたらまた違う所で繋がりにくくなるというイタチごっこでした。
電波を中継する機械もあるので、家全体が安定して使えるようにしたいですね。
一人暮らし
一人暮らしの場合、ほとんどの方がマンションだと思います。ですが立派なルーターを置かなくても、ポケットWi-Fiで事足りることでしょう。
家族がいれば不用意にルーターを動かすと怒られてしまう可能性がありますが、1人だと誰にも文句は言われません。よく使うところにポケットWi-Fiを置いておいて、お風呂でも使いたいとなれば動かしましょう。
ゲームをガッツリする場合は速度が満足いかない可能性がありますが、動画をよく見るくらいならポケットWi-Fiでも十分ですよ。
ゲーム用
特にパソコンでゲームをする場合、少しのラグでも勝敗に大きな影響が出てきます。ゲームをする場合は、ゲーミングルーターをおすすめします。
ゲーミングルーターは、ゲームをする上で欠かせない高速かつ安定性の高い通信環境を兼ね備えています。
一般的なルーターよりもサイズが大きく、角度調節可能な複数のアンテナがついていることが特徴です。角度を変えて、より電波が届きやすくできるので、快適にゲームができるでしょう。
Wi-Fiルーターのおすすめ商品【マンション】
マンションにおすすめのWi-Fiルーターを紹介します。先ほど解説したように、コンセントで繋ぐタイプのホームルーターです。
WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L11
WiMAXは、ホームルーターの中でもトップクラスの速さです。さらに、データ容量が無制限です。速度制限もありません。
工事も不要なので、ルーターが届いたその日から使えますし、引っ越しの際の手続きも不要です。
SoftBank Air
SoftBank Airは5Gに対応しており、高速通信が可能となっています。5G対象エリアは順次拡大中で、エリア内であればぜひ検討してみてください!
また、最大128台を同時接続でき、データ容量も無制限です。Wi-Fiに繋ぐ端末が多い方におすすめです。
二つを比較すると、以下の表の通りです。選ぶ時の参考にしてください。
WiMAX | SoftBank Air | |
値段 | 本体台 5,940円+「WiMAX +5G はじめる割」適用時、25ヶ月間税込4,268円(別途、登録料3,300円) | 本体代36ヶ月間毎月税込1,980円(分割回数で前後)+「Airターミナル5 GoGoキャンペーン」適用時、12ヶ月目まで税抜2,800円(別途、契約事務手数料3,300円) |
通信速度 | 下り最大2.7Gbps | 下り最大2.1Gbps |
データ容量 | 無制限 | 無制限 |
最大接続台数 | 30台 | 128台 |
工事の有無 | 無し | 無し |
Wi-Fiルーターのおすすめ商品【戸建て】
戸建てにおすすめのWi-Fiルーターを紹介します。先ほど解説したように、光回線を使用したルーターです。
WSR-1800AX4B
アンテナが合計で4本あり、電波の死角がありません。置き方も自由で、縦置き、横置きだけでなく、壁掛けもできてスペースがなくても大丈夫です。
Aterm WG2600HP4
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NEC独自の回路設計や「ハイパワーシステム」というチューニング技術により、無線の性能が高くなり、ルーターから遠い部屋でも安定して通信できます。
お子さんがいる家庭では、Wi-Fi接続できる時間を端末ごとに設定できるのでネットの使い過ぎを防げます。
WSR-1800AX4B | Aterm WG2600HP4 | |
値段 | 本体代8,000円前後+光回線代 | 本体代8,000円前後+光回線代 |
通信速度 | 最大1201Mbps | 最大1733Mbps |
データ容量 | 制限なし(光回線による) | 制限なし(光回線による) |
最大接続台数 | 24台 | 18台 |
工事の有無 | 光回線がなければ有り | 光回線がなければ有り |
Wi-Fiルーターのおすすめ商品【一人暮らし】
一人暮らしにおすすめのWi-Fiルーターを紹介します。先ほど解説したように、ポケットWi-Fiです。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi
5G対応のルーターで、5,000mAhの大容量バッテリー搭載のため、外出先でも安心して使えます。
スマホのような見た目をしているので、必要な情報をすぐ確認できます。背面にスタンドも付いているので、家に置くときも便利ですよ。
Rakuten WiFi Pocket 2C
スマホよりも小さいサイズで、お手軽に持ち運びができます。まさにポケットに入る大きさのポケットWi-Fiです。
また、画面にQRコードを出せて、そのQRコードを読み取るだけでWi-Fiを繋げられるのでお手軽です。
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | Rakuten WiFi Pocket 2C | |
値段 | 本体代 5,940円+「WiMAX +5G はじめる割」適用時、25ヶ月間税込4,268円 | 本体台7,980円(プランセット値引きやポイント還元有り)+最大月々2,980円 |
通信速度 | 最大2.2Gbps | 最大150Mbps |
データ容量 | 上限なし(スタンダードモード) | 上限なし(使わない月は安くなる) |
最大接続台数 | 11台 | 16台 |
連続通信時間 | 約1,000分 | 約10時間 |
Wi-Fiルーターのおすすめ商品【ゲーム用】
ゲーム用におすすめのWi-Fiルーターを紹介します。先ほど解説したように、ゲーミングWi-Fiです。
AX5400TUF-AX5400
ASUSのゲーミングルーターは、ゲーム用PCを特定のLANポートに接続すると、優先的に通信できるので、他の端末が繋がっていても不安定になりにくいです。
値段も他のゲーミングルーターに比べると安くなっており、ゲーミングルーターを初めて買う方におすすめです。
Archer AX11000
驚異的な通信速度を誇るゲーミングルーターです。8本のアンテナがあるので、より安定した通信が可能となっています。
Alexaと繋げることもでき、「アレクサ、TP-Linkを使ってパソコンを優先させて」というだけで優先的にパソコンと繋いでくれます。
AX5400TUF-AX5400 | Archer AX11000 | |
値段 | 本体代20,000円前後+光回線代 | 本体代45,000円前後+光回線代 |
通信速度 | 最大4804Mbps | 最大10756Mbps |
データ容量 | 制限なし(光回線による) | 制限なし(光回線による) |
最大接続台数 | 70台 | 120台 |
工事の有無 | 光回線がなければ有り | 光回線がなければ有り |
Wi-Fiルーターの接続方法
Wi-Fiのルーターを買ったものの、接続方法がわからない場合もあると思います。ホームルーターやポケットWi-Fiは、コンセントをさすか充電すれば使えますが、光回線はケーブルを繋ぐ必要があります。
以下のステップに沿って、光回線とWi-Fiのルーターを繋ぎましょう。ルーターとスマホの繋げ方が知りたい場合は、③端末と繋ぐからご覧ください。
- LANケーブルを繋ぐ
- ルーターの電源を入れる
- 端末と繋ぐ
LANケーブルを繋ぐ
光回線は、OUNという機械にケーブルを繋ぐことで使えます。光回線の工事が済んだら製品が貸出されます。
ルーターに同梱されているLANケーブルをOUNにさします。もし同梱されていない場合は自分で購入する必要があるので用意しましょう。
LANケーブルは両端とも同じ形をしているので、どちらをさしても構いません。どこにさすかはメーカーによって異なるので、取扱説明書で確認してください。
ルーターの電源を入れる
コンセントにさし、電源を入れます。このとき、長さが不安な場合は無理に繋がず、置く場所を変えるようにしましょう。
基本コンセントをさせば自動で電源が入ります。電源を切りたい場合は、逆にコンセントを抜いてください。
端末と繋ぐ
電源が入れば、端末と繋ぎましょう。今回はスマホを例にあげて説明します。パソコンやゲーム機との繋げ方は、それぞれ取扱説明書を確認してくださいね。
スマホの設定画面を開き、Wi-Fiをタップします。購入したルーターのSSIDを探して接続します。SSIDは、ルーターに直接書いていたり、同梱されている取扱説明書に書いていたりします。
接続すると、パスワードを要求されるので、SSIDと同じようにルーターや取扱説明書を確認して入力してください。
スマホ上部に、Wi-Fiのアイコンが出ていれば接続は完了です。問題なく使えるか確認したり、部屋を移動しても繋がるか初めに確認しておきましょう。
Wi-Fiルーターが繋がらない時は
Wi-Fiルーターが繋がらない時は、いくつかの原因が考えられます。ひとつずつ確認していきましょう。
- ルーターの電源が入っていない
- 接続先が間違っている
- スマホの不具合
- ケーブルが抜けている
- 電子レンジの影響
ルーターの電源が入っていない
ありがちなミスとして、ルーターの電源が入っていないことがあります。特にポケットWi-Fiだと、充電切れになっている可能性があるので確認しましょう。
接続先が間違っている
住宅街やマンションだと、多くのWi-Fiが飛んでいます。同じメーカーだとSSIDも似ているので、間違って接続している可能性があります。
パスワードを入力しても繋がらない時は、自分のルーターのSSDIを確認してくださいね。
スマホの不具合
Wi-Fiが繋がらない時は、ルーター側の不具合を疑いがちですが、スマホの方が不具合を起こしている時もあります。
一度Wi-Fiを切る、Wi-Fiの設定を消して繋ぎ直す、再起動させるといった方法を試してみてください。
ケーブルが抜けている
光回線の場合、LANケーブルを繋いで使いますが、何かの拍子にケーブルが抜けてしまっている可能性があります。
ルーター側、OUN側、OUNと壁を繋ぐLANケーブルが外れていないか確認してください。
電子レンジの影響
電子レンジも、電波を飛ばしています。ルーターとスマホの間に電子レンジがあり、電子レンジが動いている場合は電子レンジの電波が原因かもしれません。
場所を移動したり、電子レンジを使っている時は使わないかルーターの近くに行くなどして対策しましょう。
Wi-Fiルーターは選び方が大事
Wi-Fiルーターのおすすめや選び方について紹介してきました。もう一度内容を確認して、あなたの使い方に合ったルーターを選びましょう!
- Wi-Fiのルーターは、値段、通信速度、データ容量、最大接続台数、工事の有無を比較して選ぶ
- Wi-Fiのルーターは、マンション、戸建て、一人暮らし、ゲーム用といった住んでいる環境や用途でも選び方が変わる
- マンションでは、ホームルーターがおすすめ
- 戸建てでは、光回線がおすすめ
- 一人暮らしでは、ポケットWi-Fiがおすすめ
- ゲームをする人は、ゲーミングルーターがおすすめ
- Wi-Fiルーターが繋がらない時は、ルーターの電源や接続先、スマホの不具合や電子レンジの影響がないか確認する
以上のことを踏まえて、お気に入りのルーターを見つけてください!