引越しを考える時、最も気になるポイントは「住みやすさ」ですよね。
この記事では、交通・ショッピング・子育て・レジャー・自然・気候の観点から、名古屋の住みやすさを解説しています。
結論から言うと、名古屋はバランスの取れた住みやすい街です!
後半には、オススメのエリアも紹介しているので、転居の際に参考にしてくださいね。
ぜひこの記事を読んで、名古屋の住みやすさに魅力を感じてください!
アイキャッチ画像出典:https://www.pakutaso.com/20210920272post-36798.html
名古屋の住みやすさ【交通】
名古屋が住みやすい理由として、交通網が発達しており、市内や県外への移動が非常に便利な点が挙げられます。
交通の利便性に関して「市内の移動」と「県外への移動」に分けて解説します。
市内の移動
名古屋はJRや私鉄、地下鉄が整備されており利便性が高いです。
また、ビジネス街や繁華街、公共施設が駅の近くにあるため、鉄道を使えば簡単にアクセスできます。
主要な駅は「名古屋駅」や「栄駅」で、どちらの駅も周辺に様々な施設があるため、2つの駅に行くだけで用事を済ませることができます。
県外への移動
名古屋は地理的に日本の中心付近に位置しており、日本各地への移動がしやすい地域です。
また名古屋には中部国際空港(セントレア)があり、空路での移動も便利です。名古屋内の主要な駅からバスや電車を利用すれば、中部国際空港へ30分〜50分程度で行けます。
そのため自宅が空港から離れていても簡単に飛行機が使えるので、旅行や出張に行きやすいのです。
また2027年には、リニア中央新幹線が開通する予定です。
東京・品川まで約40分、大阪・新大阪まで約20分で移動できるようになり、さらに移動の利便性の向上が期待されています。
名古屋の住みやすさ【ショッピング】
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b-%e6%97%a5%e6%9c%ac-%e3%82%a2%e3%83%bc%e3%82%ad%e3%83%86%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%a3-1697559/
名古屋のショッピングモールは、名古屋駅と栄駅の主要な駅から徒歩で行ける場所が多く、手軽にショッピングに出かけられるところが魅力です!
名古屋駅周辺では、幅広い世代に対応した大型ショッピングモール「ジェイアール名古屋タカシマヤ」や、映画館や屋外展望台が併設したショッピングモール「ミッドランドスクエア」などがあります。
栄駅周辺では、施設内が緑で溢れていて特徴的なガラス屋根が有名な「オアシス21」や流行のブランドが揃う女性に人気の「名古屋三越 栄店」があります。
他にもショッピングができる場所が多くあるので、お買い物には困らないでしょう!
名古屋の住みやすさ【子育て】
名古屋は子育てに力を入れており、ファミリー世帯にとって住みやすい街です。
全国屈指の大都市として、豊富な財源を子育て世帯に分配しており、制度が充実しています。
具体的には、以下のような制度が実施されています。
- 子育てに役立つ情報アプリ「NAGOMii(なごみ)」
- 各所に多数配置されている幼児用広場「どんぐりひろば」
- 子育て世帯を応援する施設「758キッズステーション」
- ひとり親家庭を支援する制度「ひとり親家庭手当」
- 企業、地域、行政が連携して子育てを応援する制度「なごや未来っこ応援制度」
(参考:https://www.city.nagoya.jp/kurashi/category/8-14-0-0-0-0-0-0-0-0.html)
名古屋市内の区の単位でも支援を行っており、それぞれ特色のある制度を実施しています。
また、名古屋市のホームページによると、名古屋市は8年連続で待機児童数を0人としています(参考:https://www.city.nagoya.jp/somu/page/0000135407.html)。
昨今問題視されている待機児童問題を心配する必要がないのも魅力ですね!
名古屋の住みやすさ【レジャー】
出典:pakutaso.com/20220829221post-42060.html
名古屋は観光地として多くの人が訪れることもあり、子供から大人まで幅広い層の人たちが楽しめる施設が点在しています。
以下が、名古屋の主なレジャー施設です。それぞれ施設ごとに特徴と見どころを解説します!
- 大高緑地
- 天白公園
- 東山動植物園
- 名古屋港水族館
大高緑地
大高緑地にはゴーカートが走る交通公園や、バーベキュー・キャンプを楽しめるデイキャンプ場があります。
子供向けに恐竜広場やテニスコート、野球ができる運動場もあり、1日中遊べるレジャー施設です。
また大高緑地では「ディノアドベンチャー」というイベントを開催していて、イベントエリア内で22種類の恐竜に出会うことができます。実物大でリアルな恐竜なので、大人でも楽しめるスポットです!
(参考:https://www.aichi-koen.com/odaka/)
天白公園
天白公園には広い芝生広場や全長30mあるローラー滑り台、大型アスレチックがあり、子供に人気の公園です。また、バーベキューができるデイキャンプ場もあるので、家族でも楽しめます。
幼児用の遊具エリアは柵で囲まれており、幼児でも安心して遊べるところもオススメのポイントです。
「てんぱくプレーパーク」という遊び場では、定期的に地域住民向けのイベントが開催されているので、家族で参加するのもいいですね!
(参考:https://www.nagoya-asoviva.com/top/playground-aichi/tenpaku/)
東山動植物園
東山動物園はイケメンゴリラ「シャバーニ」が有名な動物園です。入園料は大人500円、中学生以下は無料という破格の値段設定にも関わらず、園内は1日で回れないほど広い動物園です。
東山動植物園には、他の場所にはない見どころがあります。見どころの一部を紹介します!
- 人と鳥を隔てる柵がない「ウォーク・イン方式」が採用された、飼育されている鳥たちを間近で観察できる施設
- 小鳥やリスを放し飼いにした、森をモチーフにした施設
- 植物に囲まれた日本庭園
他の動植物園よりも動物や植物を近くに感じられるのが、東山動植物園の特徴です。
家族で観光すれば、忘れられない思い出を作れるでしょう!
(参考:https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/01_annai/)
名古屋港水族館
名古屋港水族館は、日本最大級のプールで行われるイルカショーや、多種多様な海洋生物が見れる魅力的な水族館です。
名古屋港水族館は北館と南館に分かれています。北館では、海の中に生物が生まれてから現在までの生物の進化を学べます。
大迫力の巨大な化石のレプリカや、クジラの骨格標本の展示が見どころです!
また、イルカやシャチを大きなガラス越しに観察できます。ショーでパフォーマンス中のイルカを水中から見れる貴重な体験ができるエリアです!
南館には「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」の5つのエリアがあり、それぞれ異なる生態系の生物が飼育されています。
日本の太平洋側を流れる黒潮や水深200m以上に生息する深海の生物、海外の生物まで多種多様な生物を観察できますよ!
(参考:https://nagoyaaqua.jp/)
名古屋の住みやすさ【自然】
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%81-%e5%85%ac%e5%9c%92-%e8%8a%b1-%e6%9c%a8%e8%a3%bd%e3%81%ae%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%81-5177709/
名古屋は自然環境の保全と緑化に力を入れており、自然豊かな街です。
理由の1つが、名古屋には自然が豊かな公園が多く点在しているためです。
名古屋が公表している「2022年緑の年報」によると、名古屋は東京や大阪などの大都市に比べて、一人当たりの公園面積が大きいとされています。(参考:https://www.city.nagoya.jp/ryokuseidoboku/cmsfiles/contents/0000155/155877/2022(3)midorinonenpou.pdf,5ページ目)
以下が、名古屋の代表的な公園です。それぞれの公園ごとに特徴と魅力を解説します!
- 大高緑地
- 天白公園
- 小幡緑地
大高緑地
大高緑地には、木漏れ日溢れる静かな散歩道である「竹林散策路」や、自然豊かな中をボートを漕げる「琵琶が池」があります。
また、大高緑地の花や植物は季節によって変わるので、四季を感じられる魅力的な公園です。
また大高緑地では、自然を生かしたイベントが定期的に開催されます。
2022年には「みどり・シティ・フェスティバル」と呼ばれる、地域の企業や団体、住民が参加する、自然の中で行われるお祭りが開催されました。
(参考:https://www.aichi-koen.com/odaka/)
庄内緑地公園
庄内緑地公園は、名古屋市を流れる一級河川・庄内川の遊水池を利用した公園です。自然豊かな芝生広場でピクニックをしたり、大噴水で水遊びをしたりできます。
100種類以上の植物を展示している温室もあるので、自然を感じながら一日中楽しめる公園です!
(参考:https://shonai-ryokuchi.jp/facility/facility04.html)
小幡緑地
小幡緑地は、本園・西園・東園・中央園の4つのエリアに分かれた、自然を生かした緑地です。
自然生態系の保全や再生、観察を目的に造られた水生園や、水生生物が多く生息する渓流広場や緑ヶ池があり、多様な生態系を観察できます。
本園にある「木の道」では、マイナスイオンを感じながら散歩をしたり、森林浴をしたりできます。
日々の疲れを癒すために、自然に囲まれた場所でのんびり過ごすのはいかがでしょうか。
(参考:https://www.aichi-koen.com/obata/)
名古屋の住みやすさ【気候】
名古屋の気候は比較的穏やかで、年間を通じて四季を感じられる、日本の一般的な気候です。
平均気温は16.8℃と平均的な値で、夏場は高温・多雨、冬場は小雨・乾燥の気候になります。
しかし夏は平均湿度が70%超で蒸し暑く、冬は「伊吹おろし」と呼ばれる冷たい季節風により気温がグッと下がります。季節によって厳しい面があるのが名古屋の特徴です。
また、台風の通り道となるため、夏場は台風の被害に注意してください。名古屋に転居する際は、事前に防災グッズの用意をしておきましょう。
名古屋のおすすめエリア3選:①千種区
住んだことのない街に引っ越すとき、どのエリアを選べばいいか悩んでしまいますよね。ここから名古屋のおすすめエリアを3つ紹介します。引っ越す際のご参考にしてください。
以下が、紹介する3つのエリアです。それぞれエリアごとの特徴と家賃相場を紹介します!
- 千種区
- 中区
- 東区
1つ目は千種区を紹介します。千種区は閑静な住宅街が広がっていて、利便性の高さで人気のエリアです。
東山線で栄駅・名古屋駅へのアクセスがよく、通勤や通学、お出かけの時にも便利な場所です。スーパーやドラッグストア、公園、学校などの生活基盤施設も充実しています。
千種区は文教地区として定められており、パチンコ店やホテル、風俗店などの建設が規制されています。そのため治安が良く、子供の教育や文化活動をする上でオススメのエリアです!
家賃相場を以下の表にまとめています。アパートで築年数5〜10年、駅まで徒歩5〜10分の想定です。
間取りと家賃の相場表 | |
間取り | 家賃相場 |
ワンルーム | 50,000円〜60,000円 |
1LDK | 90,000円〜100,000円 |
2LDK | 90,000円〜100,000円 |
3LDK | 130,000円〜140,000円 |
名古屋のおすすめエリア3選:②中区
出典:https://pixabay.com/ja/photos/%e6%97%a5%e6%9c%ac-%e5%90%8d%e5%8f%a4%e5%b1%8b-%e5%9f%8e-6887875/
2つ目は中区を紹介します。中区の特徴は、交通の利便性が圧倒的にいいところです。
名古屋の主要駅である栄駅や金山駅があり、地下鉄・JR・名鉄など移動の選択肢が多く、どこへ行くにしても移動には困らないでしょう。
中部国際空港へのアクセスもよく、バスや電車を使って40〜50分程度で行けます。
また都心部であるので、徒歩圏内にスーパーやドラッグストア、公園、学校などの生活基盤施設が充実しているのも人気の理由です。
名古屋城や名城公園など歴史的な場所が多いので、歴史に触れることもできるエリアです。
家賃相場を以下の表にまとめています。アパートで築年数5〜10年、駅まで徒歩5〜10分の想定です。
間取りと家賃の相場表 | |
間取り | 家賃相場 |
ワンルーム | 50,000円〜60,000円 |
1LDK | 70,000円〜80,000円 |
2LDK | 90,000円〜100,000円 |
3LDK | 130,000円〜140,000円 |
名古屋のおすすめエリア3選:③東区
3つ目に東区を紹介します。東区は都心部の近くでありながら静かな住宅街で、交通機関も発達しており、利便性と治安が良い人気のエリアです。
都心部である栄まで電車1本で行けるため、通勤・通学、お出かけに便利です。
東区は文教地区として定められており、パチンコ店やホテル、風俗店などの建設が規制されています。そのため治安が良く、子供の教育や文化活動をする上でオススメのエリアです!
家賃相場を以下の表にまとめています。アパートで築年数5〜10年、駅まで徒歩5〜10分の想定です。
間取りと家賃の相場表 | |
間取り | 家賃相場 |
ワンルーム | 50,000円〜60,000円 |
1LDK | 70,000円〜90,000円 |
2LDK | 100,000円〜120,000円 |
3LDK | 120,000円〜140,000円 |
まとめ:名古屋はバランスのとれた住みやすい街
この記事では、名古屋の住みやすさとオススメのエリアを紹介しました。名古屋は交通や子育て、遊び、自然など多くの点で魅力的な街です。
今回紹介した名古屋の住みやすさを、以下の6点にまとめました。
- 交通面で便利
- ショッピングできる場所が多い
- 子育て世帯に心強い制度が充実
- 遊ぶ場所が多い
- 自然が豊か
- 気候が穏やか
またオススメエリアとして、以下の3地区を紹介しました。
- 千種区
- 中区
- 東区
名古屋は交通・教育・遊び・生活のあらゆる面で優れた街です。
また名古屋の中でも区によって特徴が異なります。名古屋に転居する際は、自分のライフスタイルに合った区を選択すると良いでしょう。
この記事を参考にして、快適な名古屋ライフを送ってください!
- 大城一輝
- 連絡先:leeogi.sea@gmail.com