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格安SIMとは?安くなる理由と6つの疑問を解説します

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携帯料金が安くなるって聞いたけど、格安SIMとは一体なんでしょう?安くなると言われると興味が出てきますが、本当に安くなるのでしょうか?安くなるのは良いけど使いづらくなったりしないでしょうか?

そんな疑問でいまいち手が出せないでいる人のために乗り換えに必要なポイントをまとめました。この記事を読んでいただければ、格安SIMについての疑問が解決できると思います。

アイキャッチ出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4339943?title=%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B%E6%96%99%E9%87%91%EF%BC%88COST%EF%BC%89%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8&searchId=438823627

格安SIMとは?

出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/1245869?title=SIM%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E6%95%A3%E3%82%8A%E3%81%B0%E3%82%81%EF%BC%88%E6%A8%99%E6%BA%96SIM%E3%83%BBMicro%20Sim%E3%83%BBnano%20SIM%EF%BC%89&searchId=1448108769

まず「格安SIM」についてそもそも何かをいう説明をしたいと思います。

SIMとはICカードのこと

格安SIMの「SIM(シム)」は「SIMカード」とも言い、スマートフォンの中に入っているICカードのことを指します。みなさんが今持っているスマートフォンにもSIMカードが入っています。

格安SIMはMVNOが提供するSIMカード

「格安SIM」とは、MVNOと呼ばれる事業者が提供しているSIMカードのことを言います。MVNOはMobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の頭文字です。

MVNOで有名なのはY!モバイルやUQモバイル、mineo(マイネオ)などです。MVNOに対してドコモやソフトバンク、auは「大手キャリア」と呼ばれています。

格安SIMはなぜ安いの?

MVNOが格安SIMを提供できるのにはきちんとした理由があります。

通信設備を大手キャリアから借りている

MVNOは電波を届けるためのアンテナや基地局など、通信設備を大手キャリアから借りてサービスを提供しています。そのため、通信設備の維持管理にかかる費用をユーザーの料金に上乗せせずに提供できるのです。

固定費、人件費をカットしている

また実店舗を減らして対面でのサポートを減らすことで、店舗の固定費や人件費をカットするなど様々な工夫をして使用料金を下げています。

格安SIMってどのくらい安いの?

では格安SIMに乗り換えることで一体いくらぐらい安くなるのでしょうか?

私は現在auを使用していますが同系列会社のUQモバイルに乗り換えた場合、年間20,000円節約できる計算になります。プランや使用頻度は人それぞれですが、半額ぐらいになる人もいるようです。

MVNO各社のホームページで料金のシュミレーションをすることができます。気になっている会社がある場合は、一度シュミレーションしてみても良いかもしれません。

思ったより良い?格安SIMのメリットとは

格安SIMの主なメリットは次の2点です。順番に見ていきましょう。

メリット① 料金プランが豊富
メリット② 契約期間の縛りがゆるい

料金プランが豊富

大手キャリアは料金プランが少ないため必要ないものも含めたプランを契約している可能性があります。反対にMVNOはデータ容量ごとに細かくプラン分けされているため、自分に合った料金プランにしやすいです。

契約期間の縛りがゆるい

大手キャリアは契約期間が2年ごとに更新となっており、更新期間に解約手続きをしないと解約料(違約金)が発生します。MVNOは、最低1年以上利用すれば良いなど縛りが厳しくないのが特徴です。

ここはいまいち?格安SIMのデメリットとは

格安SIMのデメリットは次の3点です。これも順番に見ていきましょう。

デメリット① キャリアのメールアドレスが使えない
デメリット② LINEのID検索ができない
デメリット③ 対面でのサポートが受けづらい

キャリアのメールアドレスが使えない

大手キャリアはメールアドレスを作成して使用することができますが、MVNOにはメールアドレスがありません。なのでGmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使用することになります。

LINEのID検索ができない

普段の連絡をほとんどLINEでしている人も多いかと思います。しかしLINEのID検索は格安SIMでは使えません。理由は格安SIMでは年齢認証をすることができないからです。

対面でのサポートが受けづらい

格安SIMは対面サポートを減らすことで人件費をおさえ価格を安くしているため、「わからないからとりあえず行って聞きたい」ということが難しいです。設定なども基本は自分でやるという意識が必要でしょう。

格安SIMの疑問① 通信速度が遅いのでは?

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原則は大手キャリアと同じ通信設備を使用しているので速度は同じです。ただしMVNOは会社によって借りている回線量が異なります。回線量が少ないと使用が集中する時間帯で速度の低下がおこる可能性があります。

特にYouTubeなどの動画を頻繁に見る人は、速度が不安定になるとストレスを感じると思います。格安SIMだと不安定になる可能性があることを理解しておいた方が良いでしょう。

格安SIMの疑問② 電波が悪くなるのでは?

これも原則でいうと、大手キャリアと同じ通信設備を使用しているので対象エリアは変わりません。格安SIMだから電波が届かなくてイライラするということはありませんので大丈夫です。

ただし、キャリアごとに対象エリアは異なるので、対象エリアは確認しておくと良いでしょう。現在使用しているキャリアと同じ通信設備を利用しているMVNOであれば、電波の問題は気にしなくて大丈夫です。

格安SIMの疑問③ 電話番号は変わるの?

MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)という制度を利用することで、電話番号を引き継ぐことができます。これはドコモからソフトバンクに乗り換えるなど、大手キャリア間で乗り換えするときと同じです。

大手キャリアからMVNOに乗り換えをする場合でも、MVNO間で乗り換えをする場合でも、電話番号を変えずに乗り換えることができます。手続きの方法も同じですので心配ありません。

格安SIMの疑問④ 災害時に使えないのでは?

災害時にはアクセスが集中して回線が混雑すると思いますが、基本的には大手キャリアもMVNOも違いはありません。回線量で違いが出てくるのは疑問①でお伝えしたとおりです。

ただし、格安SIMでは大手キャリアが提供する「災害用伝言板」が使用できません。緊急地震速報やJアラートは格安SIMというより端末によって使用できるかどうかが決まるようです。

格安SIMにする場合は、災害時にどういう行動をするのか、どの機能が必要かを家族も含めて検討しておいた方が良いでしょう。

格安SIMの疑問⑤ 家族割りは使える?

MVNOでも家族割りを提供している会社があります。家族で2台以上使用したとき、2台目以降の料金に割引がかかるものが多いようです。

ただし、3大キャリアには「家族間通話無料」というかけ放題サービスがありますが、MVNOにはありません。

普段メールがほとんどだったり、LINEで通話するなど電話をあまり利用しないのなら問題ありませんが、家族間でよく電話する人は注意した方が良いでしょう。

格安SIMの疑問⑥ 子どもに持たせても大丈夫?

子どもにスマートフォンを持たせる場合は、悪質サイトへのアクセスを防ぐフィルタリング機能や、迷子にならないようにするGPS機能などが必要になります。格安SIMでもこれらの機能が使えるものがあります。

子ども用の機能を充実させているMVNOもありますので、家族で格安SIMを利用するのに、子どもの分だけ必要な機能がなくて利用できないということは心配しなくて大丈夫です。

まとめ:きちんと理解すれば格安SIMでも大丈夫

大手キャリアを使用していると、やはり格安SIMを検討した時に「ほしい機能がない」と思うことも出てくるかもしれません。

しかし、今はその機能を補うアプリもありますし、通話はLINEでするとか家族間でルールを決めて格安SIMを使用すると、節約できて、そのお金を他のことに使えます

きちんと理解して代わりの方法を知っていれば、格安SIMにはメリットがいっぱいです。この記事を読んで乗り換えを検討したいと思った方は、ぜひ自分に合った格安SIMを探してみてください。

ABOUT ME
たかっぴ
一級建築士 × Webライター。社会人歴20年。人生100年時代を意識し、自己成長のためにWebライティングを勉強中。 「思考の言語化」で抽象的なことを深堀りしていきます。