あなたは「なんとなく確定申告という言葉は知っているけれどやり方がわからない・・・」と困っていませんか?
確定申告というと面倒で難しそうというイメージがありますよね。
ですが今は確定申告に役立つアプリやソフトがたくさんあるため簡単に確定申告を行えるのです。
そこで今回はフリーランスの確定申告に役立つアプリ・ソフトの選び方や、10種類のアプリやソフトを徹底解説します。
この記事を見ると確定申告に対する悩みが解消すること間違いありません。
アプリ・ソフト選びに失敗しないためにもぜひ最後まで読み進めていただき、自分に合ったアプリやソフトを実際に使ってみましょう。
アイキャッチ画像出典:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/251225/
フリーランスが使いたい確定申告アプリ・ソフトの選び方
選び方のポイントは以下の3つです。
- アプリかソフトか
- 無料か有料か
- 使いやすさ
他にも自分の仕事に必要なサポートがないとアプリやソフトを使用するメリットが感じられないため必要な機能が備わっているか、困った時のサポートが充実しているかも併せて選考基準にすると良いでしょう。
また、利用者の評価やサイト内のレビュー記事も参考にしながら自分に合ったものを選ぶといいですね。
次からは選び方のポイント3つを詳しく解説します。
アプリかソフトか
アプリはスマートフォンやタブレットなどで使用するものが多く、操作が直感的で使いやすいことが特徴です。
ソフトはパソコンにインストールしてオフラインで使用するのが一般的ですが、今では入力したデータがクラウド上に保存されるクラウド型のソフトがあり複数のデバイスで利用できるのが魅力です。
自分が使用するデバイスとの互換性や利用環境・必要な機能・利便性・セキュリティなどを考慮しましょう。
無料か有料か
できればお金をかけずに便利な機能を使用したいですよね。
ですがこの記事では有料のアプリ・ソフトをおすすめします。
なぜなら無料だと一部の機能が制限されているなど、複雑な経理計算ができないケースが多いからです。
その反面、有料だと電話やチャットによる専用のサポート機能があり、スマートフォンやパソコンなどデバイス間の連携ができ、確定申告までのデータ入力が楽に行えます。
「無料で使いたいのだけど・・・」という声が聞こえそうですが、無料で使用できる範囲で必要な機能が揃っていれば、有料のアプリ・ソフトを選択する必要はありません。
「いろいろなアプリやソフトを試してみたいけど、お金をかけたくない」という場合は、有料機能を一定期間無料で試せるものもありますので、自分のニーズや利用環境に応じて使いやすさを比較して選びましょう。
使いやすさ
アプリ・ソフトの使いやすさを見極めるポイントは以下の4つです。
- スムーズな操作が行えるか
- ガイドやチュートリアルがあり初心者にとってわかりやすいか
- 自動計算の機能が充実しているか
- エラーチェックや修正サポートがあるか
アプリやソフトの使いやすさは個人の好みや経験によっても異なります。
どれを利用していいか迷うときは試用版やデモを利用して操作感や使い勝手を確かめてから自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
フリーランスにおすすめの確定申告アプリ・ソフト10選
以下は10種類のアプリやソフトを比較した表です。
アプリ・ソフト | ポイント |
やよいの青色申告 | 見やすいデザインと使いやすさで初心者におすすめ |
やよいの白色申告 | 白色申告に特化している |
クラウド会計ソフトfreee(フリー) | 簡単操作で確定申告まで完結できる |
Money Forward(マネーフォワード)クラウド確定申告 | 家計簿アプリと連携したお金の管理が得意 |
円簿青色申告 | 広告が表示されるが完全無料で利用できる |
確定申告 Kaikei(カイケイ) | スマートフォン・ダブレット専用のアプリで有料版の中では料金が最安 |
Taxnote(タックスノート)」 | 無料でも使えるスマートフォン・ダブレット専用アプリ |
HANJO(ハンジョー)会計 | 飲食店に特化したソフトで面倒な経理作業をサポート |
CalQ Share(カルクシェア) | 会社員の副業サポートに特化した完全無料のアプリ |
aoiro(アオイロ) | 便利な機能を有料で追加できる基本使用無料のソフト |
次からは上記のアプリ・ソフトを一つずつ解説します。
やよいの青色申告
初めて青色申告をする人におすすめのクラウド型のソフトです。
初心者にも使いやすく見やすいデザインで簿記の知識がなくても青色申告ができます。
銀行明細やクレジットカードなどの取引データを自動仕分けするため、会計業務が効率的に行えます。
プラン | 料金
(表示価格は全て”税込”です) |
セルフプラン | 初年度 ”無料”(次年度は9,600円) |
ベーシックプラン | 初年度 ”7,590円”(次年度は15,180円) |
トータルプラン | 初年度 ”13,200円”(次年度は26,400円) |
\初年度無料体験はこちらから/
【やよいの青色申告】
https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/aoiroshinkoku/
やよいの白色申告
白色申告をする人に特化したクラウド型のソフトです。
基本的な機能はずっと無料で使えます。
青色申告に切り替える場合は「やよいの青色申告」へのデータの取り込みが可能なため便利です。
ベーシック以上の有料プランに入れば電話サポートや業務相談のサービスを受けることができるため確定申告の作業がスムーズに行えるでしょう。
プラン | 料金
(表示価格は全て”税込”です) |
フリープラン | ”ずっと無料” |
ベーシックプラン | 初年度 ”5,390円”(次年度は10,120円) |
トータルプラン | 初年度 ”9,240円”(次年度は16,800円) |
\ずっと無料の白色申告ソフトはこちらから/
【やよいの白色申告】
https://www.yayoi-kk.co.jp/shinkoku/shiroiroshinkoku/
クラウド会計ソフトfreee(フリー)
簡単な操作で確定申告を完結させたい人におすすめのクラウド型のソフトです。
30日間の無料期間があるため気軽にお試しできます。
スマートフォンと連携が可能で⚪︎×形式の質問に答えるだけで必要な書類を作成できるのが特徴です。
口座番号やクレジットカード番号を連携すると明細を自動で取り込めるため、手間の削減と入力ミスの防止に役立ちます。
プラン | 料金
(表示価格は全て”税込”です) |
スターター | 年払い 1,078円/月(年間12,936円)
月払い 1,628円/月(年間19,536円) |
スタンダード | 年払い 2,178円/月(年間26,136円)
月払い 2,948円/月(年間35,376円) |
プレミアム | 年払いのみ 3,647円/月(年間43,780円) |
\30日間のお試しはこちらから/
【クラウド会計ソフトfreee(フリー)】
https://www.freee.co.jp/accounting/individual/
Money Forward(マネーフォワード)クラウド確定申告
明細データの仕分け作業の手間を減らしたい人におすすめのクラウド型のソフトです。
有料プランを1ヶ月無料でお試しできます。
家計簿アプリ「マネーフォワードME」と連携するとお金の管理に特化した運用ができます。
入力から確定申告まで必要な機能が揃っており、銀行口座やクレジットカードを連携すると明細データを自動で取得できます。
さらに取得したデータはAIが仕分けを行うため、作業の手間が省けます。
プラン | 料金
(表示金額は全て”税込”です) |
パーソナルミニ | 年払い 880円/月(年間10,560円)
月払い 1,078円/月(年間12,936円) |
パーソナル(おすすめ) | 年払い 1,078円/月(年間12,936円)
月払い 1,408円/月(年間16,896円) |
パーソナルプラス | 年払いのみ 3,278円/月(年間39,336円) |
\1ヶ月無料トライアルはこちらから/
【Money Forward(マネーフォワード)クラウド確定申告】
https://biz.moneyforward.com/tax_return/price/
円簿青色申告
無料で使えるソフトを探している人におすすめのクラウド型の会計ソフトです。
会計作業に必要な基本機能がずっと無料で使えます。やよいの青色申告からデータ移行ができるため入力作業の面倒がありません。
クラウド上にデータを登録するためインターネット環境さえあれば外出先でも利用できます。
会計データは自動でバックアップを行い、2重保管で万が一のデータ紛失の心配がありません。
プラン | 料金 |
クラウド円簿 | ”ずっと無料” |
\無料で高性能な会計ソフトはこちらから/
【円簿青色申告】
https://www.yenbo.jp/service-info/aoiro.html
確定申告 Kaikei(カイケイ)
有料でもできるだけコストをかけたくないという人におすすめの会計アプリです。
iPhone、iPad、Androidとスマートフォンやタブレットで利用できます。基本料金が初年度は年額2,800円と業界最安値です。
大手会計ソフトとの連携機能があり、簡単操作でストレスのない帳簿管理が得意です。
確定申告の提出は大手会計ソフトで行い、帳簿の管理をこのアプリで行うなど使い分けるといいでしょう。
スタンダードプランに加えて便利な機能を追加するオプションも用意されています。
プラン | 料金
(表示金額は全て”税込”です) |
お試しプラン | 無料(一月の会計入力は16件まで) |
スタンダードプラン | 初年度 ”2,800円”(次年度は3,500円) |
オプション | 300円/月 |
\業界最安の会計アプリはこちらから/
【確定申告 Kaikei(カイケイ)】
https://kaikei.komorebi-apps.com/
Taxnote(タックスノート)
スマートフォンなどで手軽に確定申告をはじめたい人におすすめのスマートフォンやタブレット専用のアプリです。
基本使用無料ですが、月の会計入力が15件と制限があります。
有料版は年額3,500円で利用でき、便利な機能が使えるオプションは月額600円で追加できます。
上記の確定申告 Kaikeiアプリと同様、大手会計ソフトとの連携ができます。
会計ソフトに対応している数はTaxnoteの方が多いのが特徴です。
プラン名 | 料金
(表示金額は全て”税込”です) |
無料プラン | 無料(一月の会計入力は15件まで) |
Taxnoteプラス | 292円/月(年間3,500円) |
オプションサービス | 600円/月 |
\スマホで簡単帳簿アプリはこちらから/
【Taxnote(タックスノート)】
HANJO(ハンジョー)会計
飲食店の経理に特化したクラウド型の会計ソフトです。
レシートをスマートフォンで撮影するだけでAIが自動で文字認識から仕分けまで行います。
飲食店に関わる取引シーンを300以上の中から選べますので記帳がわからなくても安心です。銀行口座やクレジットカードの取引もインターネット経由で簡単に仕分けできます。
プラン名 | 料金
(表示金額は全て”税込”です) |
無料プラン | 登録月の翌月まで(実質2ヶ月間) |
有料プラン | 1,078円/月 |
\飲食店向けの会計ソフトはこちらから/
【HANJO(ハンジョー)会計】
https://tenpo.casio.jp/service/accounting_branch/
CalQ Share(カルクシェア)
完全無料で使える会社員の副業に特化した会計アプリです。
スマートフォンで帳簿を作成できるため副業をはじめたてのサラリーマンにおすすめです。
確定申告書の作成サポート機能があるため、専門知識がなくても安心して使用できます。副業の確定申告についてわかりやすく解説するマンガを閲覧できます。
プラン名 | 料金 |
アプリ | ”ずっと無料” |
\副業サラリーマン向けの無料会計アプリはこちらから/
【CalQ Share(カルクシェア)】
https://www.calq.jp/calqshare/
aoiro(アオイロ)
青色申告に特化してシンプルに使いたい人におすすめのソフトです。
他の会計ソフトやアプリとの連携ができませんが、青色申告に最低限必要な帳簿と決算書の作成が可能な完全無料のソフトです。
丁寧な操作マニュアルが用意されており経理初心者の方でも安心して利用できます。
また便利な機能が利用できる有料版があり、定額サービスではなく買い切りで提供されています。
プラン名 | 料金
(表示金額は全て”税込”です) |
スタンダード・エディション
(Windows版) |
ずっと無料 |
プレミアム・エディション
(Windows版) |
3,900円
(一度購入したらずっと使える永久ライセンス) |
プレミアム・エディション
(macOS版) |
3,900円
(一度購入したらずっと使える永久ライセンス) |
” ※ 諸般の事情により macOS 版は有料のプレミアム ・ エディションのみ配信させていただいています。” 備考文の引用:https://aoiro.app/premium.html
\青色申告の無料ソフトはこちらから/
【aoiro(アオイロ)】
無料の確定申告アプリ・ソフトを選ぶときの注意点
フリーランスにおすすめの確定申告に役立つアプリ・ソフトがどんなものがあるのか、それぞれの選び方や特徴がわかったと思います。
ここからは無料のアプリやソフトを選ぶときに注意したい3つの点をおさらいします。
- サポートが受けられない場合もある
- 制限されている機能がある
- トライアル期間が設けられている
せっかく使い始めたアプリやソフトが「思っていたものと違う」「こんなはずではなかった」と失敗しないようにしっかりと確認していきましょう。
サポートが受けられない場合もある
無料のアプリやソフトはサポートを受けることができない傾向が多いと言えます。
操作方法や申請書の作成が不安な場合は、はじめからサポートが受けられる有料版を使用することをおすすめします。
なぜなら有料プランは電話やメールでの手厚いサポートが提供されていることが多く、初心者でも安心して使用できるからです。
制限されている機能がある
無料のアプリやソフトには複雑な会計処理に対応していない場合や、他の会計ソフトとの連携ができないなど、機能に制限が設けられている傾向にあります。
無料だからといって機能が制限された状態で使い続ける方が非効率だとも考えられるため、自分に必要な機能を把握して最適なものを選びましょう。
トライアル期間が設けられている
多くのアプリやソフトには有料版の機能を試せる「無料トライアル期間」が設定されています。
無料で使えても一定期間が経過すると有料プランでしか利用できなくなります。
無料トライアル期間があることをよく確認しないと、ある日突然有料プランへの移行案内があり、「有料のつもりはなかった。これから別の無料アプリ・ソフトを使いたいけど、これまで登録していたデータが引き継げずに困った・・・」などと想定外の事態に陥りかねません。
実際に使用することで機能や使いやすさを実感できる点はメリットですが、アプリやソフトを利用する場合は、無料トライアルが設定されているか、その期間はいつまでかをよく確認してから利用するようにしましょう。
【まとめ】アプリやソフトを使ってフリーランスの確定申告を楽にしよう!
ここまでフリーランスにおすすめのアプリ・ソフトや選び方を紹介していきました。
あなたがこれから確定申告をする際に役立つアプリ・ソフトは見つかりましたか?
「確定申告は思ったほど難しくないかも」と感じたのではないでしょうか。
最後にここまでご紹介した内容をまとめます。
- 確定申告は難しいイメージがあるが便利なアプリ・ソフトがたくさんある
- 有料版はサポート機能が充実しているため1人でも安心して利用することができる
- 無料版は機能が制限されていたり他のアプリ・ソフトとの互換性がないことに注意する
- 選ぶときは有料機能を試せる無料トライアル期間で相性を確認できる
はじめて確定申告を手続きする場合や、慣れていない場合はこの記事をもう一度確認して自分の収入やスタイルに合ったアプリ・ソフトを見つけてみてください。
まずは無料トライアルを利用してアプリ・ソフトを実際に使ってみましょう!
- 名前:はいゔ
- 連絡先:t.kenta3467m@gmail.com
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